4 / 76
第四筆 燃えよギアドラゴン!
しおりを挟む
研究を開始した龍にとっては衝撃の内容だった。
覚えきれない長文タイトル、似たようなストーリー構成、淡白なテキスト文体、説明不足の描写などなど。
ネットで調べるとこういうお決まりの展開、パターンの作品群は『ストギル小説』と呼ばれているようだ。
龍は激しく思った。何でこんな作品が人気なのであろうかと。
自分とてWeb小説家の端くれ、同じ創作者の作品にケチをつけたくはないが納得がいかなかった。
「多様性のない世界は息苦しくないか? みんな本当にこれでいいのか!」
龍はこの時、中学校の頃にやらされた『朝の読書運動』を思い出した。
最初は「めんどくせえ」と思いながらも本を読んだ。
夏目漱石、芥川龍之介など文豪達の作品、コナン・ドイルや江戸川乱歩、横溝正史などのミステリー作品。
強制的にやらされたものであったが、龍は読書を通して本の世界の素晴らしさを知った。
クソ長く、登場人物が多すぎる水滸伝を読破した時はフルマラソンを完走したような感動すら覚えた。
その多様で色鮮やかな物語に比べてストギル内の作品はどうだ。
同じような作品ばかりだ。
これでは醤油をつけない刺身、塩をかけていないフライドポテトではないか。
味がない、こんな料理を認めるわけにいかん! なんでこんなもんが人気なのだ!
龍はだんだんと怒りのボルテージが上がり始めた。
「ぬおおおっ! スマホ召喚!」
と龍は叫び真っ赤なスマホを取り出した。
それはまさしく赤い鱗を持つレッドドラゴン。
赤き龍の召喚である。
「俺のこの指が真っ赤に燃える! 怒りを示せと轟き叫ぶッ!」
どこかで聞いたようなことを述べる龍。
彼はあまり著作権の概念がないようだった。
仕方がない、なんせ元々は二次創作畑の人間だったのだから。
「俺の気持ちよ! 誰かに届けッ!」
龍はスマホのアプリを起動させた。
その名も『DX』。
所謂一つのSNS、ソーシャル・ネットワーキング・サービスである。
アカウント名はギアドラゴン、Web小説で使用するペンネームと同じである。
アイコンは劇画タッチの男だ。
これは『マスターカラテ迅』の主人公、霧島迅のイラストである。
龍は無断で使用していたのだ。
「ハイ! ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!」
秒速で文字を打ち込む龍、以下がその内容である。
ギアドラゴン:ストギル小説を改めて読んでみた。主人公が無敵すぎて逆に退屈になることが多いと俺は思う。ストーリー展開もご都合主義で緊張感ゼロ。初めて知ったがこれがテンプレってヤツなのか? もっと工夫された設定や緊張感のあるストーリーが欲しい!
偽りなく真実の言葉を問いかける龍。
しかし、いつの時代も何かを叫ぶ者は石を投げられるものだ。
「ぬゥ! コ、コイツはッ!?」
ポストしてから暫くして、龍がお茶を飲んで一息入れると引用がされていた。
まるぐりっと@「塩対応令嬢」書籍化決定!:よくストギル小説がご都合主義とか言われるけど、それも楽しみ方の一つだと思う。ストレスフリーで読めるし、夢中になれる設定が魅力。私が書いてる塩対応も「意外な展開やキャラの成長が面白い」と編集さんから言われたのよね。だいたいこの人さ、作品見たら低ポイントばっかりじゃないw
まるぐりっと、アイコンが西洋人美少女のラノベイラストだ。
それは龍がクソだと思った、あの『塩対応令嬢』の作者であった。
ストギルのトップランカーであり、フォロワー数も五千人を越える人気作家である。
「え……書籍化……」
それよりも、龍が注目したのはアカウント名だ。
まるぐりっとは別として、あの塩対応令嬢が書籍化決定しているようだった。
「バ、バカな……あのテキスト構文が書籍化だと!?」
ショックだった。
あの塩対応令嬢が書籍化するというのだ。
だが、驚くことでもない。
なんせ、ストギルのランキングトップを走り続ける作品なのだ。
出版社が目をつけて拾い上げるのも無理もない。
そして、龍の不幸はこれで終わらなかった。
「ぬわあああああッ!」
まるぐりっとの引用から暫くして、次々と龍のアカウントに通知が入った。
それは龍に対する罵倒のマシンガン打線であった。
ランサルセ:またこの系統の批判か。テンプレでも色んなバリエーションあるんですけどね。
彩雲 零:ストギル小説は無限の可能性が詰まった宝箱。批判する人は、中身をきちんと読もうともせずに文句ばかり。
ドムコーソ:こいつワナビじゃんw 負け惜しみ乙w
中には、龍の意見に同意するものもあったがほんの僅か。
多くは龍を批判し、酷いものには人格否定や作品を罵倒するものもいた。
ここまでくれば読者諸君も理解したであろう。
そう、龍はまるぐりっとに犬笛を吹かれ『炎上』してしまったのだ。
燃えよギアドラゴン! 怒りの叫びだ!
「こ、この『アニメアイコンども』がアアアアアッ!」
その瞬間、隣の部屋から『ドン』と音が鳴った。
「す、すみません」
龍はビビり、その言葉と同じく「すみません」というポストを送信する。
それが龍に出来る精一杯の鎮火作業であった――。
覚えきれない長文タイトル、似たようなストーリー構成、淡白なテキスト文体、説明不足の描写などなど。
ネットで調べるとこういうお決まりの展開、パターンの作品群は『ストギル小説』と呼ばれているようだ。
龍は激しく思った。何でこんな作品が人気なのであろうかと。
自分とてWeb小説家の端くれ、同じ創作者の作品にケチをつけたくはないが納得がいかなかった。
「多様性のない世界は息苦しくないか? みんな本当にこれでいいのか!」
龍はこの時、中学校の頃にやらされた『朝の読書運動』を思い出した。
最初は「めんどくせえ」と思いながらも本を読んだ。
夏目漱石、芥川龍之介など文豪達の作品、コナン・ドイルや江戸川乱歩、横溝正史などのミステリー作品。
強制的にやらされたものであったが、龍は読書を通して本の世界の素晴らしさを知った。
クソ長く、登場人物が多すぎる水滸伝を読破した時はフルマラソンを完走したような感動すら覚えた。
その多様で色鮮やかな物語に比べてストギル内の作品はどうだ。
同じような作品ばかりだ。
これでは醤油をつけない刺身、塩をかけていないフライドポテトではないか。
味がない、こんな料理を認めるわけにいかん! なんでこんなもんが人気なのだ!
龍はだんだんと怒りのボルテージが上がり始めた。
「ぬおおおっ! スマホ召喚!」
と龍は叫び真っ赤なスマホを取り出した。
それはまさしく赤い鱗を持つレッドドラゴン。
赤き龍の召喚である。
「俺のこの指が真っ赤に燃える! 怒りを示せと轟き叫ぶッ!」
どこかで聞いたようなことを述べる龍。
彼はあまり著作権の概念がないようだった。
仕方がない、なんせ元々は二次創作畑の人間だったのだから。
「俺の気持ちよ! 誰かに届けッ!」
龍はスマホのアプリを起動させた。
その名も『DX』。
所謂一つのSNS、ソーシャル・ネットワーキング・サービスである。
アカウント名はギアドラゴン、Web小説で使用するペンネームと同じである。
アイコンは劇画タッチの男だ。
これは『マスターカラテ迅』の主人公、霧島迅のイラストである。
龍は無断で使用していたのだ。
「ハイ! ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!」
秒速で文字を打ち込む龍、以下がその内容である。
ギアドラゴン:ストギル小説を改めて読んでみた。主人公が無敵すぎて逆に退屈になることが多いと俺は思う。ストーリー展開もご都合主義で緊張感ゼロ。初めて知ったがこれがテンプレってヤツなのか? もっと工夫された設定や緊張感のあるストーリーが欲しい!
偽りなく真実の言葉を問いかける龍。
しかし、いつの時代も何かを叫ぶ者は石を投げられるものだ。
「ぬゥ! コ、コイツはッ!?」
ポストしてから暫くして、龍がお茶を飲んで一息入れると引用がされていた。
まるぐりっと@「塩対応令嬢」書籍化決定!:よくストギル小説がご都合主義とか言われるけど、それも楽しみ方の一つだと思う。ストレスフリーで読めるし、夢中になれる設定が魅力。私が書いてる塩対応も「意外な展開やキャラの成長が面白い」と編集さんから言われたのよね。だいたいこの人さ、作品見たら低ポイントばっかりじゃないw
まるぐりっと、アイコンが西洋人美少女のラノベイラストだ。
それは龍がクソだと思った、あの『塩対応令嬢』の作者であった。
ストギルのトップランカーであり、フォロワー数も五千人を越える人気作家である。
「え……書籍化……」
それよりも、龍が注目したのはアカウント名だ。
まるぐりっとは別として、あの塩対応令嬢が書籍化決定しているようだった。
「バ、バカな……あのテキスト構文が書籍化だと!?」
ショックだった。
あの塩対応令嬢が書籍化するというのだ。
だが、驚くことでもない。
なんせ、ストギルのランキングトップを走り続ける作品なのだ。
出版社が目をつけて拾い上げるのも無理もない。
そして、龍の不幸はこれで終わらなかった。
「ぬわあああああッ!」
まるぐりっとの引用から暫くして、次々と龍のアカウントに通知が入った。
それは龍に対する罵倒のマシンガン打線であった。
ランサルセ:またこの系統の批判か。テンプレでも色んなバリエーションあるんですけどね。
彩雲 零:ストギル小説は無限の可能性が詰まった宝箱。批判する人は、中身をきちんと読もうともせずに文句ばかり。
ドムコーソ:こいつワナビじゃんw 負け惜しみ乙w
中には、龍の意見に同意するものもあったがほんの僅か。
多くは龍を批判し、酷いものには人格否定や作品を罵倒するものもいた。
ここまでくれば読者諸君も理解したであろう。
そう、龍はまるぐりっとに犬笛を吹かれ『炎上』してしまったのだ。
燃えよギアドラゴン! 怒りの叫びだ!
「こ、この『アニメアイコンども』がアアアアアッ!」
その瞬間、隣の部屋から『ドン』と音が鳴った。
「す、すみません」
龍はビビり、その言葉と同じく「すみません」というポストを送信する。
それが龍に出来る精一杯の鎮火作業であった――。
16
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
れすとあ ─モンキーガール、風になる─
海凪ととかる
キャラ文芸
中学女子の100㍍走の記録保持者で、天才スプリンターとして将来を嘱望されていた大倉香奈 《おおくらかな》はスポーツ特待生として陸上強豪校への進学が決まっていたが、競技中の怪我で引退を余儀なくされ、燃え尽き状態で日々を過ごしていた。
香奈のクラスメイトで同じ中学出身である宮本佑樹《みやもとゆうき》は母子家庭で、パン屋に勤める姉の紗羅《さら》、不登校である小学生の妹の咲良《さくら》と一緒に暮らしている。ミニバイク『モンキー』を姉共々愛しており、整備を一手に引き受け、高校にもモンキーでバイク通学している。
ある日、登校直前までモンキーを整備していた佑樹は、学校の玄関で電車通学している香奈と会い、オイルで汚れた手を見られ、バイクの整備ができることを明かす。その時は特にバイクに関心はなかった香奈だったが、その日の放課後、偶然に紗羅の勤めるパン屋に寄り、そこにあった沙羅のモンキーに一目惚れしたことで、モンキーに乗るために二輪免許を取ることにする。
すでに廃番となっている旧車のモンキーをどうやって手に入れたらいいか佑樹に相談した香奈に、佑樹は自宅にある壊れた廃車のモンキーを自分の手で再生《レストア》してみることを提案する。自分の目でそのモンキーを目にした香奈は、自分の足で走れなくなった自分自身と乗り手に見捨てられたモンキーの境遇を重ね、再び一緒に走れるようにモンキーのレストアに着手していく。
これは、自分の足で前へ進めなくなって俯いていた少女が新たな足を得て再び顔を上げて前へ踏み出すまでの"再生"の物語。
これは、乗り手から見捨てられて朽ちつつあった旧車のバイクが新たな乗り手によってレストアされて再び走り出す"再生"の物語。
※この物語の本文にはAIは使用していません。表紙イラストおよび作中挿絵はAI生成です。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる