理乃碧王

理乃碧王

バロンの称号を持つもの也。【受賞歴】MOFIC主催「10話連載コンテスト」佳作受賞。(韓国Web小説プラットフォーム)
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キャラ文芸 完結 長編
諸君は『ワナビ』という言葉をご存じだろうか。 所謂『ラノベ作家志望者』に対して使われるネットスラングである。 その語源は「私は~になりたい」という「I want to be~」から来ているという。 書籍化していないWeb作家に対して使われる言葉で『あまり良い意味を持たない』。 「ブ、ブクマが剥げやがった!」 そんな『ワナビ』がここにいた。 彼の名前は『阿久津川 (あくつがわ)龍太郎』という青年。(齢二十五歳) 小説投稿サイト『ストーリーギルド』に作品を投稿するWeb小説家である。 ペンネーム『ギアドラゴン』で活動しているがパッとしない。 龍の作風は、ラノベ好みの転生も追放も悪役令嬢も出ない。 血と汗、涙が前面に押し出される熱い作風。 そんな作品が受けるはずもなく、低ポイント、ランキング外なのだ。 応募するコンテストも一次選考に通過したこともない。 そう、書籍化を夢見ながらも龍は結果を出していなかった。 「ここで終わるわけにはいかんのだッ!」 この物語は熱くも悲しい『底辺Web小説家(ワナビスト)』のブルースである。 イラスト:DELL-E3
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小説 212,246 位 / 212,246件 キャラ文芸 5,201 位 / 5,201件
文字数 242,847 最終更新日 2025.07.21 登録日 2025.06.28
ライト文芸 完結 長編
「願いなんて、叶わない」 明るいながらも心に鍵をかけた少女・星里奈。 大切な父を失った痛みの中で、彼女を支えていたのはプロ野球チーム『東京ヒーローズ』だった。 ある春の日、シーズン開幕戦。 観戦に訪れた球場で、彼女は神と名乗る奇妙な青年・神翔琉と出会う。 神は自らをこう名乗った。 「神様だよ」 と――。 冗談のようでいて、なぜか忘れられない重みを持ったその言葉。 それを境に、星里奈の目に映る野球はただのスポーツではなくなっていく。 選手の所作、響く打球音、マウンドに立つ者の沈黙。 そこには、形にならない想いと祈りが確かにあった。 グラウンドの片隅でマスコット『グービル』を演じていた元選手・伊能寿志。 その弟であり、孤独を背負う現役エース・伊能次郎。 交わることなくすれ違い続けてきた兄弟の想いが、一つの季節の終わりに向かって交差していく。 その姿を見つめながら、星里奈もまた問い直す。 祈りとは何か。 信じるとはどういうことか。 誰かのために、何かを信じ続ける強さを持てるのか。 そして、星里奈がずっと避け続けていたその場所――。 祈ることをやめてしまった神社で再び祈る。 イラスト:DELL-E3
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小説 212,246 位 / 212,246件 ライト文芸 8,756 位 / 8,756件
文字数 201,983 最終更新日 2025.05.18 登録日 2025.03.31
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