異世界創造NOSYUYO トビラ

RHone

文字の大きさ
233 / 366
本編後推奨あとがきとオマケの章

番外編短編-5『嫁にキてもいいですか』

しおりを挟む
裏ページ □ ○date : ナッツさんは公認、心の嫁 □から分岐しました

番外編短編-5『嫁にキてもいいですか』

 お互い示し合わせていた訳じゃないんだけど、たまたま上京予定が次期的に同じで、久しぶりに会ったら一緒に上京しようって事で意気投合になった。
 慣れない環境で一人暮らすのは心もとないのは誰だって同じだ。

 そうやって東京に出てその年のクリスマス、クリスマスだという事をゲーム画面の中で味わっている俺は、一応成り行きでケーキと酒という最悪な食い合せをやらかしながら…………ヤトん家にいた。

 困った事に男ばかりの二人きりクリスマスだ。
 いや、クリスマスというのは関係なく、こうやっていつもの通り一緒にネットゲームしてただけなんだけど……。
 たまたま俺は会社の付き合いで良い酒を手に入れたので持ち寄り、ヤトもバイト先で予約させられたというクリスマスケーキを持って……仮想世界でクリスマス一色に飾り付けられた様子を空しく眺めながら、いたしかたなくクリスマスというものを認識せざるを得なくなっていたりして。

「お前は特に誰かと予定とか、なかったのかよ」
 自然と話はそーいう方向になってしまう。
 俺たちはただのゲームバカだけど一応、男だし。
「無い、今日の定例がクリスマス特例で無くなったのに嫉妬の炎をたぎらせてるトコだ」
 ケーキ半分にぶったぎったのをもくもくと食べながらヤトはぶっきらぼうに答え、ひたすらゲーム画面を眺めている。
「何当然の事聞いてんの」
「この所忙しくて、定例が休みになったの分かってなかっただけだよ」
 MMORPGゲームをするに、よく俺はヤトん家に上がりこんで一緒に定例と言われるゲーム内の集まりに参加している。
 決まった曜日に行っているものなんだけど、今回たまたまクリスマスにぶつかり、クランの仲間達はクリスマスに用事があるとかで欠席が相次いだ。それで、クランリーダーのコピさんがキレてクリスマス一時解散宣言が出ている。
 コピさんはキレついでにクリスマスシーズン、オンしないとまで宣言しちゃってね、クラン仲間うちでは冗談交じりに封印期間とされて、クラン仲間達のオンライン率がやや低い。
 コピさんがキレる気持ちは分かる方だけどさ、しょうがないだろう。ウチのクランは妻子持ちや旦那持ちのプレイヤーも結構いるんだからさ。
 家庭サービスで参加出来ない時だってあるだろ?
 まぁ、俺も一人さびしいクリスマスが嫌でヤトん家に来てるわけだけど。
「……あえて聞いてなかったけど、今年正月どうすんだ?」
 俺は持ってきた焼酎を開けながら尋ねる。
「実家帰るのか?」
「いや、帰らないけど。……久し振りに自宅でゆっくりするつもり」
「あ、じゃぁ久しぶりに俺がお前ん家行ってもいいか?」
「……俺は久しぶりに自宅でゆっくりしたいんだが」
「つまり俺ん家に遊びに来てくれないって事だろ?」
 確かに、寂しいからいつでも遠慮なく来て、というこいつのお言葉に甘えこうやって入り浸っているとはいえ……男二人、いつまでもこれはいけないと思うんだけどなぁ。
 さびしいんだよ、と遠慮なく甘えてくる親友のおでこを叩いてやる。
「引っ付くな!」
「あ、俺にも一杯」
 空のコップを差し出してくるヤトに、俺は……少しだけ注いでやる。度数高いんだけど、まぁ今日は別に他とパーティーは組まないし……酔っぱらって寝落ちになってもいいか。
 量の少なさにケチといいつつ、うわツヨ、とかいいながら舐めるようにおっかなびっくり飲んでいるヤト。
 俺は結構酒に強いと自覚するけど、ヤトはそうでもないからな。というか、俺のペースに合わせて飲もうとして潰れてしまう事が結構ある。
 潰さないように俺がセーブすればいいんだけど……どうにもあるとガンガン飲んでしまう俺。
 焼酎1本くらい、とか俺は思っているが、一緒に飲んでいる方はそうでもない。

 ……。
 気がついたらヤトのゲーム操作が大変怪しい事になっている。
 チャット打つに盛大に誤爆したり、間違ってシャウトしたり、マクロボタン押し間違えたり。
 戦闘中に寝てて気がついたら敵いっぱいリンクさせててタコ殴りにされて死んでたり。
 ゲームにならないからオチろと言ったら、ぐだぐだ文句言い始めるし。

 酔いを覚まさせるために、寒い外に連れ出す事にした。
 ケーキをつまみにしたのは不味かった。どうにも口がさびしくなったのでコンビニで買い出し行ってくるって言ったら、俺を一人にしないでくれとか何とか、ああもぅ。

「寒いなぁ」
「ちょっと、お前何薄着で来てるんだよ。風邪ひくぞ」
「大丈夫大丈夫」
 そういって遠慮なく抱きついてくる、この酔っ払い。
「おおい、重くて歩けないぞ」
「寒いんだよぅ」
「だから、上着着て来いって言っただろ」
 とはいえ、ここから家に戻すと……そもそもちゃんと戻れるのか、途中で倒れて寝たりしないか、家の戸をあけっぱなしにしたりするんじゃないのか、とにかく諸々心配だ。
 ……俺が心配するのもどーかとも思ったけどほおっておけない、そんな自分にため息を漏らす。
「離れろってば、人から見られたら恥ずかしいだろ?」
「なんで?」
「なんでって、おい、いい加減しゃっきっとしろよ!」
 人通りがある通りに出る前になんとかヤトを引きはがそうとするが、まだアルコールが存分に回っているらしく奴め、楽しそうに俺をからかい始める。
 引きはがそうとするとパッと離れ、油断した俺の背後からがっちり掴みかかったり……お前、ほとんどマトモな意識ねーだろ?
 そのように暴れていたらぐん、と一層背後にしがみつく重さが増す。
「何やってんだお前ら」
 そう言って俺の腰にしがみついてたヤトを引きはがし、遠慮なく壁に叩きつけ抑え込みながら立っているのは……クランリーダーのコピさんだ。

 僕らより10歳ほど年上だったりする、商社勤めのサラリーマンなんだけど……真面目な勤務の裏ではとんでもない本性を持つ、元ネトゲ廃人。今は一応昼間はちゃんと会社勤めしているらしいが、その本性は見事に隠しているのだろうな。
 一見真面目そうな姿をしているけれど、とんでもない!
 この人、とんでもない人なんだよ!
「あ、久しぶりですね」
 ゲーム内ではほぼ毎日チャットしているけど、リアルで会うのは月数回くらい。
「おぅ、定例一時解散だから遊びに来てやったぞ。どーせお前らは俺と同じでヒマだろうからな」
 そう言って、足でヤトの背中を抑えてビルの壁に貼り付けたままコピさんは……暴れているヤトを見やる。
「なんだ?何飲ませた?」
「……焼酎を少々」
「弱ぇなぁ相変わらず。おらヤト、しっかりしろよ」
 そう言って……襟首つかんで引きよせて遠慮なく頬を殴打。
「ん?コピさん?」
「目ぇ覚めたか」
「……そのコート暖かそうだなぁ」
 ……覚めてないね。
 モコモコした羽毛コートを着た、ドSなピコさんにがっちりしがみつく。
 ……いい度胸だ。
「寒いのか?」
「うん、ちょっと……ね」
「しゃぁねぇな、コート貸してやるから一旦離れろ」
 素直に離れたヤトに、コピさん命令。
「じゃ、まずそこに座れ。正坐」
 なぜか素直にその通りにしてしまう……ヤト。条件反射かもしれない。
「背筋伸ばせ」
「寒いよコピさん~コートくださいよぅ」
「誰もあげるとはいってねぇ、貸してやるだけだ」
「じゃぁ早く貸してくださいよ、貸してくださいコピ様」
 そう言って、土下座が必要なのだろうと日頃叩きこまれている習性に基づき冷たいコンクリの床に座っているヤトだ。
 ……会うたびに、どっちかっていうとドMなヤトはこうやってドSなコピさんに苛められているんだね。で、その時に叩き込まれた作法がしっかりしみついてるみたい。
「まぁまて、今からあったかくしてやっからよ、」
 そう言って、正坐して組んだ上から足を乗っけて行動を制限しておいて、遠慮なく……ヤトの上着を引っぺがすコピさん。
 あーあぁ~……。
 知らないぞ俺は。コピさんおっかないから俺は、逆らったりしないんだからな。


 そんなこんなするうちにどうやら酔いは冷めたようだ。


 明るいコンビニ店内に、ヤトは借りたコートをきっちり上までチャックを絞め……蒼白な顔で入店。ニヤニヤ笑っているコピさんに背中を無理やり押されながら、籠を持つように言われ苦しい表情を浮かべようとして、笑えよと頬をなでられている。

 ……実はコートの下、上半身裸にされたあげく着ていた服で簡易緊縛されてんのな。

 籠を持つ手が震えているのは体勢がキツいからだろう。かといって、体を曲げたら決して長くはないコートの背中がめくれて背中丸出し、縛られているのが丸見えになってしまうのだ。
 胸の前でそろえている両手は、実は巧妙に隠されているがしっかり縛られている。その両手で握るカゴに、遠慮なくビールやら重いものをぶちこむコピさん。

 この人のドSっぷりは半端ないからな……。

 おしおきはまだ続く。

「よぅし、レジのお姉ちゃんが空いたから、そっちに並ぼうか」
 こそっと背後から囁き、動けないでいるヤトの尻を叩く。
「あと、おにぎりはあったかくして貰えよ」
 そう言って万札を動かせない右手指の隙間にねじ込む。
「おつりはしっかり返してもらうからな」
 そういって……俺の腕を強引に掴み、俺達は外で待ってるぞと……かわいそうな状況のヤトを中に放置。


 外に出て、コピさん満足そうに笑う。
「くははは……あいつ、恥ずかしくて耳まで真赤になって出てくるぜ!」
「相変わらず容赦ないですねぇ……」
「ふん、俺が容赦なくなったらこんなもんじゃすまねぇよ」
 ガードレールに腰かけて、コピさんは俺を横目で窺う。
「お前が止めてなきゃあいつは今頃、俺の行きつけの地下クラブで心身ともどもズタボロになってんじゃねぇの?いいかデイト、人間の格付けってのはあるんだ。何度も言うようだがあいつはクズだ」
 コピさんは吐き捨てて、コンビニ店内で手が動かせず苦労しているヤトを……少し睨む。
「地下で生きてる奴らにはそれなりの意義や理由がある。それを何一つ持たない奴はクズになるしかねぇ、最低な奴らがいきつく先は破滅だ。俺はクズ野郎は大嫌いだ、どうしてもイジめたくなっちまう。……あいつに社会勉強させてやるつもりだったんだぞ。なんで止めた」
 うん、止めた事があるね。
 東京出てきて初めてネット友人のコピさんとリアルで会ってみて、楽して大金稼げるバイトを所望したヤトにいいとこ案内してやんよとコピさんが寄ってきたのを……。
 俺は、マトモなトコじゃないからやめておけって止めたんだよな。
「……コピさんが言うとおり、多分ヤトは潰れちゃうよ」
「クズなら潰れちまってもそれまでだろうな、とは思っていたがな。居ても迷惑なだけだ。そう思うだろ」
「コピさんはいいじゃないか。強いからそうやって誰かを踏みにじる事が出来るんだろ。俺は……たぶん、全面的にアイツの事こきおろせないから」
「くくく……弱いものを隣に置いてないと安心できねぇ、二流が」
「ほんと容赦ないや」
 ……否定は出来ない。
 俺は、多分ダメな親友を隣に感じる事で、自分はダメじゃない事を確認しているのかもしれない。
「ところで、俺は別にサドを極めるつもりないんだけど」
「何トボケてやがるんだか。お前がいなきゃあれは、俺が貰ってたんだぞ」
 コピさんはゲイなのかって?違うよ、単純に男に対しても女に対してもドSなだけ。苛める対象の性別は問わないというもっぱらの話だから……性癖的には両刀なのかな? 
「で、お前らどこまで行った?」
「ああ、一応前回落としたレベル分は挽回したけど、調整がキツいかなぁ。絶対この前の調整はおかしいから、そのうちまた修正入ると思うんだけど、それ待ってたらダメかな?」
「何の話をしている」
「何って、……ゲームだろ?」
「ちげぇよ、お前らどうやら夫婦らしいともっぱらの噂じゃねぇかよ」
「コピさん、噂で動いても何もウマい事はないと思うよ」
 俺は、にっこり笑って慌てず騒がず対処する。
 ここで取り乱してはコピさんのペースにはまってしまう事をよぉく知っているからね。隙を見たらば誰であろうと、ひたすらイジメようとするんだよこの人。
 ヤトを隣で見ているからこそ、ああはなってたまるかという意識が俺には、あるよ?
「何言ってやがる、クリスマスに路上で抱きあってる奴らが」
「路上で脱がせて緊縛SMおつかいプレイするような人から言われたくないです」
「ナッツぅううう!」
「ぐわっ!」
 胸の前から動かせない両手に、重い袋とお釣りをなんとか握りしめたヤトからタックルを決められ、コピさんからの言葉攻めに対処してた俺はバランスを崩し、枯れて葉の落ちたツツジの生垣に倒れてしまう。
「いたた、いた、どいてって!」
「待って、あたた、動けないんだってば俺!ちょっとナッツ、ちゃんと受け止めてよ俺の事!」
「バカ言うな、突っ込んでくると分かってれば避けてるよ!」
「ひどいよナッツさん~!」
「おいおいヤト、せっかくあっためて貰ったおにぎり潰すんじゃねぇよ」
 身動きできないヤトを背後から掴みあげ、取り除いてくれてなんとか俺は起き上がる。
「お釣りもばら撒きやがって、ほら、拾え、残さず拾え。デイト、手伝うな、ヤトにやらせろ」
「ひでぇよコピさん、」
「文句垂れるな、酔っぱらって前後不覚になってたのはどこのどいつだ?デイトが居なかったら危うく俺から誘拐監禁されてるところだぞ?」
「冗談も程ほどにしろよ!てか、屈めないんですが!解いてもらわないと拾えないんですが!」
「違う、解いてくださいだろう。最近の奴らは礼儀がまずなってねぇ。土下座しろ、頭を地面にこすりつけながら俺の靴を舐めろ」
「いい加減にしろよホント、ああ、なんで俺こんな事になってんだよ!」
 ようやく本当に酔いが覚めてきたらしい。
 俺はため息を漏らし、コピさんから舌打ちされながらもヤトの腕を解いてやった。
 もぅ、きつく縛るなよな……。
 よれよれになった服を着て、ヤトはコピさんを警戒し俺の背後にしがみついている。
「なんなんだよ、なんでアンタがここにいるんだ?」
「何、どうせ独り身でゲームしているだろうお前にクリスマスらしい飾り付けてもしてやろうかと思ってな。そしたらなんだ、二人でいちゃつきやがって」
「いちゃついてなんかいねーよ!」
 バカだなぁ、反抗したらますます面白がって苛められるぞヤト。
「どうだ、暖まっただろう」
「バーカ!コピさんのバーカ!ドエス野郎!」
「そんな褒めたらご褒美やりたくなるじゃねぇか」
 と、言って拳を両手で握って鳴らすコピさん。
「帰ろうぜナッツ、寒いよマジで」
「薄着で出てくるお前が悪いんだろ?」
 その通りだと、ヤトはバツが悪そうな顔をしている。
「とにかく、俺先帰ってるから!」
「じゃ、後でゆっくり旦那と一緒にうかがうぜ」
 そういって、コピさんわざとらしく俺の首に手を回す。
「ああ?……何言ってるんだ、コピさんはうちに出入り禁止!鍵かけてやる」
「じゃぁ、デイトも入れないな……。よぅ、たまには一緒に飲みにでも行くかデイト?」
「いいね、そうしようかな」
 コピさんも結構酒強いらしいけど、俺も結構強い自信あるからね?一度酔いつぶしてなんとかこの人の弱みを握るのもいいかもしれない。
「えええ~」
 一人寂しいのヤダというのを露骨にヤトが非難の声を上げる。
 コピさん、ニヤニヤ笑って目を細めた。
「旦那取られてやきもちか?」
「旦那って何だよ、わけわからん」
「お前デイトん家に嫁に行くんだろ」
 ヤト、酒は抜けきったと思うんだけど。
「え?嫁に行ってもいいの?」
 ……それってわざと惚けたのか?それとも、素なのか?
 俺は素で返すけどな。
「男の嫁は要りません」
「冗談の通じねぇ奴だなぁ」
 と、コピさんはヤトに言ったと思うのだけど。
「だよな、こいつカタすぎると俺も思う」
「ほほぅ、そいつは初耳だ。やる事はやってんじゃねぇか」
「俺はいたってノーマルなだけですよ!」
「いいじゃねぇか、男だったらどーんと構えていりゃいーんだよ」
「ぶっちゃけ、俺、ナッツん家なら嫁に行ってもいいけどな」
「……だから、お前ら話かみあってないから!」



              END






 そして、懺悔を読む というオマケがありました 

 再び分岐の為、読みたい方はおまけ裏裏ページに移動してください
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

神様の忘れ物

mizuno sei
ファンタジー
 仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。  わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。

おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ

双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。 彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。 そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。 洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。 さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。 持ち前のサバイバル能力で見敵必殺! 赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。 そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。 人々との出会い。 そして貴族や平民との格差社会。 ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。 牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。 うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい! そんな人のための物語。 5/6_18:00完結!

精霊に愛された錬金術師、チートすぎてもはや無敵!?

あーもんど
ファンタジー
精霊の愛し子で、帝国唯一の錬金術師である公爵令嬢プリシラ。 彼女は今日もマイペースに、精霊達と楽しくモノ作りに励む。 ときどき、悪人を断罪したり人々を救ったりしながら。 ◆小説家になろう様にて、先行公開中◆ ◆三人称視点で本格的に書くのは初めてなので、温かい目で見守っていただけますと幸いです◆

帰国した王子の受難

ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。 取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。

ホスト異世界へ行く

REON
ファンタジー
「勇者になってこの世界をお救いください」 え?勇者? 「なりたくない( ˙-˙ )スンッ」 ☆★☆★☆ 同伴する為に客と待ち合わせしていたら異世界へ! 国王のおっさんから「勇者になって魔王の討伐を」と、異世界系の王道展開だったけど……俺、勇者じゃないんですけど!?なに“うっかり”で召喚してくれちゃってんの!? しかも元の世界へは帰れないと来た。 よし、分かった。 じゃあ俺はおっさんのヒモになる! 銀髪銀目の異世界ホスト。 勇者じゃないのに勇者よりも特殊な容姿と特殊恩恵を持つこの男。 この男が召喚されたのは本当に“うっかり”だったのか。 人誑しで情緒不安定。 モフモフ大好きで自由人で女子供にはちょっぴり弱い。 そんな特殊イケメンホストが巻きおこす、笑いあり(?)涙あり(?)の異世界ライフ! ※注意※ パンセクシャル(全性愛)ハーレムです。 可愛い女の子をはべらせる普通のハーレムストーリーと思って読むと痛い目をみますのでご注意ください。笑

処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ

シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。  だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。 かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。 だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。 「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。 国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。 そして、勇者は 死んだ。 ──はずだった。 十年後。 王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。 しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。 「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」 これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。 彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。

奪う人たちは放っておいて私はお菓子を焼きます

タマ マコト
ファンタジー
伯爵家の次女クラリス・フォン・ブランディエは、姉ヴィオレッタと常に比較され、「控えめでいなさい」と言われ続けて育った。やがて姉の縁談を機に、母ベアトリスの価値観の中では自分が永遠に“引き立て役”でしかないと悟ったクラリスは、父が遺した領都の家を頼りに自ら家を出る。 領都の端でひとり焼き菓子を焼き始めた彼女は、午後の光が差す小さな店『午後の窓』を開く。そこへ、紅茶の香りに異様に敏感な謎の青年が現れる。名も素性も明かさぬまま、ただ菓子の味を静かに言い当てる彼との出会いが、クラリスの新しい人生をゆっくりと動かし始める。 奪い合う世界から離れ、比較されない場所で生きると決めた少女の、静かな再出発の物語。

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

処理中です...