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お礼のおまけ話
第八話 旅の終わり
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翌日、ミリアリアとジークフリートは、室内着で温水プールの人工砂浜を歩いていた。
ジークフリートが従業員に確認したところ、ムームーやアロハシャツでもビーチを利用してもいということだった。
ただし、足を付けるだけで、プールにそのまま入ることは出来なかったが。
そう言う訳で、いまだに肌の印が消えないミリアリアを連れて、室内着で温水プールの砂浜を歩いていたのだ。
そして、従業員から提案されたボール遊びをすることにしたのだ。
空気の入った軽いボールを地面に落とさないようにする遊びだと説明されたが、ミリアリアが楽しそうに砂浜で遊ぶ姿を見るだけでジークフリートは満足だった。
ただし、ミリアリアは運動があまり得意ではないので、ミリアリアがあまり動かなくていいようにボールをコントロールするジークフリートは流石だと言えた。
しかし、砂浜とミリアリアのドジが連携したことで、何度か後天的に得たジークフリートの専用スキル【ラッキースケベ】が発動したのはご愛敬だろう。
そんな訳で、息を乱して頬を染めて遊ぶミリアリアを楽しむという斜め上の楽しみ方をしたジークフリートと、ジークフリートのイケメンオーラ全開の爽やかな汗をかく姿に胸をときめかせたミリアリアは、お似合いの夫婦だと言えよう。
そしてその日の夜は、最終日ということで豪華なディナーがスイートルームに用意されていた。
ミリアリアの気に入ったサシミをはじめ、焼き魚などが用意されていた。
そして、フルーツの沢山盛りつけられた氷菓もあり、ミリアリアとジークフリートは、最終日のメニューを心ゆくまで堪能したのだった。
そして翌日、施設玄関に迎えに来た馬車に乗り切れないほどの土産に、二人がこの旅を心から楽しんだことを理解したシューニャと騎士たちは、微笑みつつも慌てて追加の馬車の手配をすることになったのだった。
そして、移動の馬車の中で、揺れの所為なのか他の要因なのか敢えて聞くことのないシューニャは、ジークフリートの膝に頭を乗せてすやすやと眠るミリアリアの愛らしい寝顔を見て、今回の計画を立てて本当によかったと思うのだった。
しかしながら、ミリアリアの細く華奢な首元に散る朱い痕に眉をひそめてから、ショールを取り出してミリアリアに掛けたのだった。
そして、ジークフリートに呆れたように言ったのだ。
「皇帝さん……。はぁ、お姫様のこと好きなのは分かるけど、もっと手加減してくれないかな……」
「ん?」
「はぁ。旅先でいろいろ開放的になるのは分かるし、好きな人との旅ってテンション上がるのも分かる。でもな、でもなんだよ! せっかく珍しい温水プールやら温泉をほとんど楽しめなかったんじゃないのか? はぁ……」
そう言われたジークフリートは、視線を泳がせた後に開き直ったかのように言ったのだ。
「ミリアリアが可愛いのが悪い。男なら仕方ない。だが、ミリアリアがあそこを気に入ったようだったから、また遊びに行くさ。もう、予約の手配はしてきたからな。今度は、お前も連れて行ってやるよ」
「なっ? へ? はぁーーー!!」
「静かにしろ。ミリアリアが起きてしまう」
「あぁ……。悪い……。って、あんたなぁ。俺の体のこと知ってんだろ? あそこは俺には不向きだ」
そう言って、自分の体の欠損についてシューニャが言うと、ジークフリートは、それを鼻で笑ったのだ。
「大丈夫だ。後で知ったのだが、体のラインが見えないような水着もある。それに、温泉には温泉着を着て入るから問題ない。お前の秘密が知られることはないから安心しろ」
そう言われたシューニャは、ため息を吐きながらもジークフリートの意外な気遣いに苦笑いを零したのだった。
そして、それから一年後、本来五年待ちのところをどういったコネを使ったのか、ジークフリートは再び、ミリアリアとそして今度は、宣言通りシューニャ連れて『スーパーリゾート☆テイハーセンター』に訪れていたのだった。
おわり
ジークフリートが従業員に確認したところ、ムームーやアロハシャツでもビーチを利用してもいということだった。
ただし、足を付けるだけで、プールにそのまま入ることは出来なかったが。
そう言う訳で、いまだに肌の印が消えないミリアリアを連れて、室内着で温水プールの砂浜を歩いていたのだ。
そして、従業員から提案されたボール遊びをすることにしたのだ。
空気の入った軽いボールを地面に落とさないようにする遊びだと説明されたが、ミリアリアが楽しそうに砂浜で遊ぶ姿を見るだけでジークフリートは満足だった。
ただし、ミリアリアは運動があまり得意ではないので、ミリアリアがあまり動かなくていいようにボールをコントロールするジークフリートは流石だと言えた。
しかし、砂浜とミリアリアのドジが連携したことで、何度か後天的に得たジークフリートの専用スキル【ラッキースケベ】が発動したのはご愛敬だろう。
そんな訳で、息を乱して頬を染めて遊ぶミリアリアを楽しむという斜め上の楽しみ方をしたジークフリートと、ジークフリートのイケメンオーラ全開の爽やかな汗をかく姿に胸をときめかせたミリアリアは、お似合いの夫婦だと言えよう。
そしてその日の夜は、最終日ということで豪華なディナーがスイートルームに用意されていた。
ミリアリアの気に入ったサシミをはじめ、焼き魚などが用意されていた。
そして、フルーツの沢山盛りつけられた氷菓もあり、ミリアリアとジークフリートは、最終日のメニューを心ゆくまで堪能したのだった。
そして翌日、施設玄関に迎えに来た馬車に乗り切れないほどの土産に、二人がこの旅を心から楽しんだことを理解したシューニャと騎士たちは、微笑みつつも慌てて追加の馬車の手配をすることになったのだった。
そして、移動の馬車の中で、揺れの所為なのか他の要因なのか敢えて聞くことのないシューニャは、ジークフリートの膝に頭を乗せてすやすやと眠るミリアリアの愛らしい寝顔を見て、今回の計画を立てて本当によかったと思うのだった。
しかしながら、ミリアリアの細く華奢な首元に散る朱い痕に眉をひそめてから、ショールを取り出してミリアリアに掛けたのだった。
そして、ジークフリートに呆れたように言ったのだ。
「皇帝さん……。はぁ、お姫様のこと好きなのは分かるけど、もっと手加減してくれないかな……」
「ん?」
「はぁ。旅先でいろいろ開放的になるのは分かるし、好きな人との旅ってテンション上がるのも分かる。でもな、でもなんだよ! せっかく珍しい温水プールやら温泉をほとんど楽しめなかったんじゃないのか? はぁ……」
そう言われたジークフリートは、視線を泳がせた後に開き直ったかのように言ったのだ。
「ミリアリアが可愛いのが悪い。男なら仕方ない。だが、ミリアリアがあそこを気に入ったようだったから、また遊びに行くさ。もう、予約の手配はしてきたからな。今度は、お前も連れて行ってやるよ」
「なっ? へ? はぁーーー!!」
「静かにしろ。ミリアリアが起きてしまう」
「あぁ……。悪い……。って、あんたなぁ。俺の体のこと知ってんだろ? あそこは俺には不向きだ」
そう言って、自分の体の欠損についてシューニャが言うと、ジークフリートは、それを鼻で笑ったのだ。
「大丈夫だ。後で知ったのだが、体のラインが見えないような水着もある。それに、温泉には温泉着を着て入るから問題ない。お前の秘密が知られることはないから安心しろ」
そう言われたシューニャは、ため息を吐きながらもジークフリートの意外な気遣いに苦笑いを零したのだった。
そして、それから一年後、本来五年待ちのところをどういったコネを使ったのか、ジークフリートは再び、ミリアリアとそして今度は、宣言通りシューニャ連れて『スーパーリゾート☆テイハーセンター』に訪れていたのだった。
おわり
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更新お疲れ様です!お礼のおまけ話、尊かったです!眼福でした!
Maksy様
お読みいただきありがとうございます。
お礼のおまけ話を楽しんでいただけたみたいで良かったです(*´ω`*)
いつも更新ありがとうございます。もうほっこりして、永遠に読んでいられます。これからも楽しみにしています。
jokurumi様
お読みいただきありがとうございます。
楽しんでいただけていると聞くと、とても励みになります(*´ω`*)
リート様にも、バレたꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)リート様悶々としながら、ミリーを起こさぬように抱きしめて朝を迎えそして……ねぇ( ̄▽ ̄;)
そして、そんな格好で待っててくれたのは嬉しかったが、風邪ひいては困るから寝間着はちゃんと着なさいというんだろうね(^_^;)
夢梨様
コメントありがとうございます。
ジークフリートは、据え膳食わぬは男の恥をしてしまうのかそれとも鋼の精神で紳士を貫けるのか乞うご期待です('◇')ゞ