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精神疾患の社会制度を…
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こんばんわ
今回も私の話も含めて精神疾患患者の社会制度をお話ししたいと思います。
自立支援制度は知っていますか?
社会保険には皆さん入ってますよね?もしくは国保。
それで3割負担。
精神科の医療費、皆さんは、幾らだと思いますか?
精神科にいけば薬代もかかります。幾らほどかかるでしょうか?
私は一時期ノー保険でしたので、
10割負担でした。
毎月1回の受診をしていました。
(交通費が勿体なくて月2回を1回にまとめていた。本来の回数をいけるのが◎です)
それで薬代合わせて、2万弱でした。
毎月2万飛びます。
それに婚約者との同棲のため、居住地を実家から変えたため、交通費で往復2千円以上。
(精神科は相性があるので、あまりコロコロ変えないのが◎。
変える場合も元行ってるところを予約しつつ、他の病院を予約しましょう。
なにせ精神科は予約制が多数。一ヶ月待ちは当たり前。大きい病院だと半年待ちですので、その間通ってない方が危険です)
あっという間にお金は飛びます。
30日分の薬代は高いです…
受診を予定通りしていれば、受診費がもう少しかかりますのでもうすこしかかりますね
1万5千円は薬代です。
毎晩飲む薬だけで、です。
頓服や
その時々の症状の緩和(胃薬など)
を合わせると…考えたくもない。
3割だけでも随分とありがたいと身に染みました…。
ですが!!!
私以上に払ってる方はたくさんいると思います。
私はなるべく少なく、また、ジェネリック(後発品)を使っています。なので抑え抑え。
頓服も貰ったり貰わなかったり。
受診日に合わせて薬を調整することもしばしば。
(本当はダメ。用法容量回数は守ってください!絶対!自己中断、自己スキップだめ!)
そこで、自立支援制度のお話です。
これは
《私は精神疾患患者です》
と認めるというハードルを超えなければなりません。
私は抗精神病薬、抗うつ薬、眠剤を毎晩飲んでいます。
それでも、
「自分は精神疾患患者ではない」
と思い続けてきました。
お話ししてる通り、私は看護師です。
看護師なので、知識があり、健常者であろうと障害者であろうと差別はしません。
卑下をするつもりはなかったのです。
でも、どこかで、
「自分は違う」
と思わないと、立っていられませんでした。
婚約者は学生時代の一番大荒れの時代を知っていますので、理解というか実感してくれていました。
が、まずは親への理解。
全てを話し、
自分が
「健常者ではない」
ということを納得してもらう必要。
特別にサポートが必要な状態であると話しました。
親が私を「精神疾患患者」と認識したのは、
私がやはり仕事をドタキャンする事態となり、自殺願望に囚われている場面を直で見た時でした。
それまではぼんやりだったのだと思います。
「やればできる」子
そう、言われてきましたので。
仕事のドタキャン事態はまたお話しするとしましょう。
そして今、全く仕事ができていません。勿論、コロナのパンデミック関係なくです。
そこで問題お金。
病気で働けない。
病気で治すには治療がいる。
矛盾です。
流石に20代後半の婚約者にニート一人を養うだけの給料はありません。
(毎月20万の手取りでは田舎でも二人での生活は困難です)
お金が苦しい理由は他にもありますが、それはまた症状で追加でお話しします。
なんとか婚約者の学生時代の蓄え(奨学金)で生活していますが、
すでに1年で100万の赤字です。
驚いて良いですよ。
そこで私は焦り始めるのです。
薬をやめなければ、と。
通院を減らさなければ、と。
違う!!
と叫ぶ看護師の私。
今時点では私は父の扶養に入り保険に入っていますので3割負担。
でも私に削れるのはそこしか思いつかなかった。
そして冷静な時に看護師の私が思い出すのです。
社会制度の一つ、自立支援制度を。
これは、継続的に治療が必要な患者の治療負担を減らす制度です。
正確には
自立支援医療
そしてそこにも3つ分岐し、
精神通院医療
というのが精神疾患の患者では使えます。
3割負担が1割負担になります。
1割です!!
びっくらぽんです。
ただし、この制度を使うには指定医の診断書が必要になります。
継続的治療が必要な理由
です。
ここで向き合う必要があります。
この支援を受ける
イコール
精神疾患だと明記される
ということです。
扶養に入っていれば、被扶養者の所得に応じて年間自己負担多額の上限が決まりますので、勿論通達が行きます。
しかし、身近な人への説明のみで済みます。
仕事をしている方、職場への報告義務はありません。
雇用形態、変わりません。
安心してください。
自己負担などの詳しいことは検索してみてください。
主治医の診断書
世帯所得が確認できるもの
健康保険証
マイナンバーのわかるもの
が必要になります。
あとは役所で診断書などを元に申請書を記入します。
ただし、どこの病院でも大丈夫というわけではないのです…。
《指定医療機関》
である必要があります。
なので受診してる病院によっては、紹介状を書いてもらい、別の病院に変わる必要が出てきます…。
また、毎年更新が必要です。
自動更新ではありません。
受給者証が届くまでも時間がかかるため、一時的に3割負担のままの期間が出てきます(後で受給者証と領収書で差額返金してもらえますよ!なので領収書置いときましょう!)
お金って心に負担がかかる大きな問題の一つだと思います。
お金で心は軽くもなるし、重くもなるし、
思考さえも奪います。
少しでも治療を円滑に進められるように、
病識を越えて、一つ、主治医に相談してみてください。
市町村によると思いますが、
私の役所は優しい対応をしてくださいました。
こわごわ行きました。
婚約者は平日日中は仕事なので私が動ける日に1人で。
よく聞くのが、
生活保護を渋られる
というのがありますよね。
お金の負担肩代わりできるやつはいねぇのかーとか、もっと頑張れねぇのかーとか。
そんなのは一切言われませんでした。
「申請ですね、はい。申請書を記入してください」
って感じですね。
否定も、探りもなく。
一人で来れてるじゃんいらなくない?
とか
元気そうだね働けば?
とか
そんなこと言われるかとビクビクしましたが、なかったです。本当です。
気になった方は調べてみてくださいね
今回も私の話も含めて精神疾患患者の社会制度をお話ししたいと思います。
自立支援制度は知っていますか?
社会保険には皆さん入ってますよね?もしくは国保。
それで3割負担。
精神科の医療費、皆さんは、幾らだと思いますか?
精神科にいけば薬代もかかります。幾らほどかかるでしょうか?
私は一時期ノー保険でしたので、
10割負担でした。
毎月1回の受診をしていました。
(交通費が勿体なくて月2回を1回にまとめていた。本来の回数をいけるのが◎です)
それで薬代合わせて、2万弱でした。
毎月2万飛びます。
それに婚約者との同棲のため、居住地を実家から変えたため、交通費で往復2千円以上。
(精神科は相性があるので、あまりコロコロ変えないのが◎。
変える場合も元行ってるところを予約しつつ、他の病院を予約しましょう。
なにせ精神科は予約制が多数。一ヶ月待ちは当たり前。大きい病院だと半年待ちですので、その間通ってない方が危険です)
あっという間にお金は飛びます。
30日分の薬代は高いです…
受診を予定通りしていれば、受診費がもう少しかかりますのでもうすこしかかりますね
1万5千円は薬代です。
毎晩飲む薬だけで、です。
頓服や
その時々の症状の緩和(胃薬など)
を合わせると…考えたくもない。
3割だけでも随分とありがたいと身に染みました…。
ですが!!!
私以上に払ってる方はたくさんいると思います。
私はなるべく少なく、また、ジェネリック(後発品)を使っています。なので抑え抑え。
頓服も貰ったり貰わなかったり。
受診日に合わせて薬を調整することもしばしば。
(本当はダメ。用法容量回数は守ってください!絶対!自己中断、自己スキップだめ!)
そこで、自立支援制度のお話です。
これは
《私は精神疾患患者です》
と認めるというハードルを超えなければなりません。
私は抗精神病薬、抗うつ薬、眠剤を毎晩飲んでいます。
それでも、
「自分は精神疾患患者ではない」
と思い続けてきました。
お話ししてる通り、私は看護師です。
看護師なので、知識があり、健常者であろうと障害者であろうと差別はしません。
卑下をするつもりはなかったのです。
でも、どこかで、
「自分は違う」
と思わないと、立っていられませんでした。
婚約者は学生時代の一番大荒れの時代を知っていますので、理解というか実感してくれていました。
が、まずは親への理解。
全てを話し、
自分が
「健常者ではない」
ということを納得してもらう必要。
特別にサポートが必要な状態であると話しました。
親が私を「精神疾患患者」と認識したのは、
私がやはり仕事をドタキャンする事態となり、自殺願望に囚われている場面を直で見た時でした。
それまではぼんやりだったのだと思います。
「やればできる」子
そう、言われてきましたので。
仕事のドタキャン事態はまたお話しするとしましょう。
そして今、全く仕事ができていません。勿論、コロナのパンデミック関係なくです。
そこで問題お金。
病気で働けない。
病気で治すには治療がいる。
矛盾です。
流石に20代後半の婚約者にニート一人を養うだけの給料はありません。
(毎月20万の手取りでは田舎でも二人での生活は困難です)
お金が苦しい理由は他にもありますが、それはまた症状で追加でお話しします。
なんとか婚約者の学生時代の蓄え(奨学金)で生活していますが、
すでに1年で100万の赤字です。
驚いて良いですよ。
そこで私は焦り始めるのです。
薬をやめなければ、と。
通院を減らさなければ、と。
違う!!
と叫ぶ看護師の私。
今時点では私は父の扶養に入り保険に入っていますので3割負担。
でも私に削れるのはそこしか思いつかなかった。
そして冷静な時に看護師の私が思い出すのです。
社会制度の一つ、自立支援制度を。
これは、継続的に治療が必要な患者の治療負担を減らす制度です。
正確には
自立支援医療
そしてそこにも3つ分岐し、
精神通院医療
というのが精神疾患の患者では使えます。
3割負担が1割負担になります。
1割です!!
びっくらぽんです。
ただし、この制度を使うには指定医の診断書が必要になります。
継続的治療が必要な理由
です。
ここで向き合う必要があります。
この支援を受ける
イコール
精神疾患だと明記される
ということです。
扶養に入っていれば、被扶養者の所得に応じて年間自己負担多額の上限が決まりますので、勿論通達が行きます。
しかし、身近な人への説明のみで済みます。
仕事をしている方、職場への報告義務はありません。
雇用形態、変わりません。
安心してください。
自己負担などの詳しいことは検索してみてください。
主治医の診断書
世帯所得が確認できるもの
健康保険証
マイナンバーのわかるもの
が必要になります。
あとは役所で診断書などを元に申請書を記入します。
ただし、どこの病院でも大丈夫というわけではないのです…。
《指定医療機関》
である必要があります。
なので受診してる病院によっては、紹介状を書いてもらい、別の病院に変わる必要が出てきます…。
また、毎年更新が必要です。
自動更新ではありません。
受給者証が届くまでも時間がかかるため、一時的に3割負担のままの期間が出てきます(後で受給者証と領収書で差額返金してもらえますよ!なので領収書置いときましょう!)
お金って心に負担がかかる大きな問題の一つだと思います。
お金で心は軽くもなるし、重くもなるし、
思考さえも奪います。
少しでも治療を円滑に進められるように、
病識を越えて、一つ、主治医に相談してみてください。
市町村によると思いますが、
私の役所は優しい対応をしてくださいました。
こわごわ行きました。
婚約者は平日日中は仕事なので私が動ける日に1人で。
よく聞くのが、
生活保護を渋られる
というのがありますよね。
お金の負担肩代わりできるやつはいねぇのかーとか、もっと頑張れねぇのかーとか。
そんなのは一切言われませんでした。
「申請ですね、はい。申請書を記入してください」
って感じですね。
否定も、探りもなく。
一人で来れてるじゃんいらなくない?
とか
元気そうだね働けば?
とか
そんなこと言われるかとビクビクしましたが、なかったです。本当です。
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