その日突然失った

のりべん。

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リコ視線

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君との何気ない会話が楽しくて、嬉しくて、幸せで、、、

君の話が面白くて、幸せそうで、羨ましくて、、、

ごめんね……




学校の帰り道、私は友達のキリとコルと帰っていた。
学校での話や家族の話、たまにネタが尽きて無言になることもあるけど、居心地が悪くなるわけじゃない。
気楽に自分の気持ちが言い合える、そんな関係だった。
私はそれがとても嬉しくて、二人のことが大好きだった。

そんなある日の夜、違う学校の友達から連絡がきた。
ーーーーーーーー
私は信じることが出来なかった。
信じられなかった。
しばらく思考が停止してぽかんと口を開けていた。
(どういうこと………?)
訳が分からず、それでも誰にも連絡出来なくて次の朝を迎えた。

次の日の朝
とある学校で事件が起きた。
『中学生が計5人謎の死をつげた』という事件だった。
(えっ、なんで…)
やっぱり私は信じられなかった。
その日の授業の内容は、頭に入ってこなかった。
帰り道でも「うん。うん。」と相づちをうっていたが、心は上の空だった。
その日の夕方、事件のニュースが流れていた。
夢じゃないんだな……そう思った。
夜に電話がかかってきた。
かかってくるはずのない電話番号からで、思わず出てしまった。
ーーーーーーーー
あぁ……そういうことね。
現実味のない内容で、自分でもなんだか分からなかったが『自分が明日死ぬ』という事だけは理解出来た。
……でもなんで私なんだろう。
ーーーは、他にも沢山いるのに…。
嫌な気持ちが込み上げてきて、必死に飲み込んだ。
「ブブブッ!」スマホから着信音がなった。
ふっ、とスマホの画面を見つめると、キリからメールがきていた。
(りこ~!明日一緒に行けないかも!先行ってくんない?)
…こちらにしては好都合だ。
キリから連絡が来なかったらきっと私が連絡してただろう。
   一緒に行けない、ごめんね
って……。
私はすぐに(わかった)と返信した。
すると、キリから
(ありがと❤大好き(^з^)-☆)
と返信が来た。
「ふふっなんだよ…。」
思わず笑ってしまった。
…ポタッ…ポタッ
あれ?おかしいな…。
涙が出てきた。
拭いても拭いても止まらないや。
「ハハハハハハッ…」
死にたくないなぁ…。


しばらくたって、涙が枯れた。
キリに返信しようか迷った。
なんて返せばいいかわからなくて
(私も大好きだよ)
ってうって、やっぱり消した。
柄でもないことは言わない方がいい。
そう思った。
はぁ…と深いため息をついて私は…最後は自分の好きなことをしようと思って、絵を書いたり、音楽を聴いたり、ご飯を食べたり…。
その度に涙が溢れてきて声を出しながら泣いた。
そうだ、コルにメールにしてみよう。
コルならいつものおふざけとして受け取ってくれるかもしてない。
そう思いながらメールをうつ。
(こる~?)
既読がつくかまった……しばらくしても既読がつかないので、ハートを持っている可愛いスタンプを送った。
そして
「バイバイ」
と呟いて、スマホの電源を切った。
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