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6 落とし穴を掘って落ちるのを眺めようーマーガレットの落とし穴
ꕤ୭*リリアーナ視点
私はラマと『懲らしめたい者達』の処分を何日も語り合った。死を直接願ったら自分の身に返ってくる。ならば、間接的ならどうだろうか?
「例えばさ、世の中には落とし穴がたくさんあるよね? そこにはまるのを黙って見ているだけなら死は願っていないよね?」
「えぇ、そうね」
「だとしたら?」
「ふっ。あのフェンスを取り払い外出しやすくし、落とし穴だらけのお花畑に行ける乗り合い馬車を頻繁に通らせましょうか」
ーー私はなにも直接手はくださない。全ては神のお心のままにw。
ꕤ୭*マーガレット視点
「こんな気持ち悪い虫ばかり出てくる離れなんて住んでいたくないなぁ」
「全くだわ! リリアーナは全然私達の言うとおりにしないし・・・・・・」
そう、あいつは全く身の程知らずでまだ本邸にのさばって暮している。私は息子のジョナサンを産んでやったのにお祝いのパーティもしない。
「そこでだ、ついこのあいだからぴかぴかの乗り合い馬車が目の前の道を一日に10回も通るのを発見したんだ。一緒に乗って気分転換に遊びに行こうぜ!」
「いいわねぇーー! 賛成!」
私とラモントは楽しい遊びを見つけるのが得意。市井で美味しい物でも食べてお散歩でもすれば良い気分転換になるわ。
『あなたもすぐに当主になれる! 家督争い完全勝利するための黄金のセミナー』
『貴女の素晴らしい容姿で、すぐにトップモデルになろう!』
『一攫千金ツアー受付中! これであなたも大富豪』
『富くじ当選祈願のまじないー幸明先生の驚異のパワーハンド!』
たくさんの旗が商店街にひるがえっている宝の街! 初めて来るこの通りは、びっくりするくらい夢に溢れていた。
「うわぁーー! すっごい天使が歩いてる! どうです? お嬢さん、モデルになりませんか?
貴女はホントは天使なのでしょう?」
「え? 私? 天使ですって・・・・・・いやだぁ~~ホントのことを~~うっふふ。その通りよ!」
「そちらのハンサムさんは、何をお探しですか? モデル? 一攫千金? 当主の地位? それとも騎士団長様になりたいのかなぁ? ここは夢が実現できる魔法の街ですよ」
ラモントは別の男に話しかけられて嬉しそうに笑っていた。
ーこんな楽しいところ、もっと早く来れば良かったわ!
私は『貴女の素晴らしい容姿で、すぐにトップモデルになろう!』の講座を今から受けましょうと誘われた。
「お金を持ってきてないわぁ~~残念」
私は可愛く上目づかいでピンクの唇をキュートに尖らせた。
「あぁーー! 大丈夫です。あなたのその唇は全世界が待っている魅惑の誘惑・・・・・・おっといけない・・・・・・世界のファッションショーで引っ張りだこになるほど売れっ子になるでしょう!」
「ふふふ。ただなら行くわ。よろしくお願いしまぁす」
そして、私は今レッスンとしてトップモデルになる為のしごきをうけている。でも、なぜ衣装がスケスケなのかは謎だし色っぽい踊りを踊るのはダイエットにいいらしいから腰を振る。
ーーでも、ここはステージで観客は男ばかり・・・・・・
なにかがおかしいと気がつき帰ろうとしたけれど、はじめに署名した書類があだとなり逃げることもできなかった。
『貴女の素晴らしい容姿で、すぐにトップモデルになろう!』のお申し込みはキャンセル料が1,000万フランです。
これを返さない限りはキャンセルできず、ずっとこの実習を受けなくてはなりません。なお、講義中にかかる衣装代や食費は別途請求されますが、講義そのものは無料で受けられますので安心して学びましょう!
ーーこれって・・・・・・もしかして一生ただ働き?・・・・・・そして借金が増える?・・・・・・これ奴隷契約なんじゃぁ・・・・・・
気づいた時にはもう遅い。荒くれ者がそのストリッパー劇場の出入り口を見張り、外には一歩も出られない。
「話しが違うわよ! これってストリッパーの仕事だわ」
「うん! ここの踊り子はモデルって呼んでるんだよ! それに最初に天使ですか?って聞いただろ? この店の名前『天使の花園』っていうんだ」
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃
すいません、最終話になりませんでした。
もう少し続きます。
定番のオチになってしまいました
(•́ε•̀;ก)💦・・・・・・
1フラン=1円
私はラマと『懲らしめたい者達』の処分を何日も語り合った。死を直接願ったら自分の身に返ってくる。ならば、間接的ならどうだろうか?
「例えばさ、世の中には落とし穴がたくさんあるよね? そこにはまるのを黙って見ているだけなら死は願っていないよね?」
「えぇ、そうね」
「だとしたら?」
「ふっ。あのフェンスを取り払い外出しやすくし、落とし穴だらけのお花畑に行ける乗り合い馬車を頻繁に通らせましょうか」
ーー私はなにも直接手はくださない。全ては神のお心のままにw。
ꕤ୭*マーガレット視点
「こんな気持ち悪い虫ばかり出てくる離れなんて住んでいたくないなぁ」
「全くだわ! リリアーナは全然私達の言うとおりにしないし・・・・・・」
そう、あいつは全く身の程知らずでまだ本邸にのさばって暮している。私は息子のジョナサンを産んでやったのにお祝いのパーティもしない。
「そこでだ、ついこのあいだからぴかぴかの乗り合い馬車が目の前の道を一日に10回も通るのを発見したんだ。一緒に乗って気分転換に遊びに行こうぜ!」
「いいわねぇーー! 賛成!」
私とラモントは楽しい遊びを見つけるのが得意。市井で美味しい物でも食べてお散歩でもすれば良い気分転換になるわ。
『あなたもすぐに当主になれる! 家督争い完全勝利するための黄金のセミナー』
『貴女の素晴らしい容姿で、すぐにトップモデルになろう!』
『一攫千金ツアー受付中! これであなたも大富豪』
『富くじ当選祈願のまじないー幸明先生の驚異のパワーハンド!』
たくさんの旗が商店街にひるがえっている宝の街! 初めて来るこの通りは、びっくりするくらい夢に溢れていた。
「うわぁーー! すっごい天使が歩いてる! どうです? お嬢さん、モデルになりませんか?
貴女はホントは天使なのでしょう?」
「え? 私? 天使ですって・・・・・・いやだぁ~~ホントのことを~~うっふふ。その通りよ!」
「そちらのハンサムさんは、何をお探しですか? モデル? 一攫千金? 当主の地位? それとも騎士団長様になりたいのかなぁ? ここは夢が実現できる魔法の街ですよ」
ラモントは別の男に話しかけられて嬉しそうに笑っていた。
ーこんな楽しいところ、もっと早く来れば良かったわ!
私は『貴女の素晴らしい容姿で、すぐにトップモデルになろう!』の講座を今から受けましょうと誘われた。
「お金を持ってきてないわぁ~~残念」
私は可愛く上目づかいでピンクの唇をキュートに尖らせた。
「あぁーー! 大丈夫です。あなたのその唇は全世界が待っている魅惑の誘惑・・・・・・おっといけない・・・・・・世界のファッションショーで引っ張りだこになるほど売れっ子になるでしょう!」
「ふふふ。ただなら行くわ。よろしくお願いしまぁす」
そして、私は今レッスンとしてトップモデルになる為のしごきをうけている。でも、なぜ衣装がスケスケなのかは謎だし色っぽい踊りを踊るのはダイエットにいいらしいから腰を振る。
ーーでも、ここはステージで観客は男ばかり・・・・・・
なにかがおかしいと気がつき帰ろうとしたけれど、はじめに署名した書類があだとなり逃げることもできなかった。
『貴女の素晴らしい容姿で、すぐにトップモデルになろう!』のお申し込みはキャンセル料が1,000万フランです。
これを返さない限りはキャンセルできず、ずっとこの実習を受けなくてはなりません。なお、講義中にかかる衣装代や食費は別途請求されますが、講義そのものは無料で受けられますので安心して学びましょう!
ーーこれって・・・・・・もしかして一生ただ働き?・・・・・・そして借金が増える?・・・・・・これ奴隷契約なんじゃぁ・・・・・・
気づいた時にはもう遅い。荒くれ者がそのストリッパー劇場の出入り口を見張り、外には一歩も出られない。
「話しが違うわよ! これってストリッパーの仕事だわ」
「うん! ここの踊り子はモデルって呼んでるんだよ! それに最初に天使ですか?って聞いただろ? この店の名前『天使の花園』っていうんだ」
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃
すいません、最終話になりませんでした。
もう少し続きます。
定番のオチになってしまいました
(•́ε•̀;ก)💦・・・・・・
1フラン=1円
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