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本編
俺が魚を見つけた話
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ロドリーを待つこと10日が過ぎる。
「ねぇ、いつまでもこんな高級宿に泊まっていたら、宿代結構な額にならない?」
と、俺が言ったところ、2人はキョトンとした。
「何言ってんの?」
「ユーリの料理で宿代タダだよ。しかも、レシピ代もきちんともらっているし。」
「!ちょい待て。俺聞いてない、レシピ代とか聞いていない。」
「言ってなかったのか?」
「あっ、言ってなかったね。忘れていたわ。ちゃんとユーリの口座に入っているよ。」
「なら良し!…エル中抜きしてないよな?」
「するわけないでしょ!宿から直接入れてもらっているから!」
「守銭奴。」ぼそっ。
「ジークなんか言った?」
「なにも。」
と、今日は口座を確認がてら、市場に行く。エル達も今日は休むって言っていたから、『市場に行きたい』ってお願いをしていた。
どういう訳か、この世界には銀行がある。
王族、貴族、平民みんなが使える。
しかも生まれた時に必ず登録をする。
戸籍の管理も兼ねているんだろうか?
通帳なんてなく、カードだけなんだけど。
そのカードも普段は耳環になっている。銀行に設置してある石板の前で片手を置いて反対の手で耳環を触るとカードになり、カードを置くと、明細が出てくる。ATMみたいだけど、金の出し入れはできない。明細が他の人に見えないように個室になっている配慮があるのに、お金だけは窓口でカードを見せて出し入れをする。
銀行から出ると、カードは耳環になって、また耳に戻る。
作者様、貴方の設定は本当にどれも中途半端過ぎて、ハイテクなのかローテクなのかわからないよ!
エルからと宿からの入金を確認した。
おお!結構な額で。ありがたや、ありがたや。
「お待たせ。確認してきたよ。」
「ちゃんと入っていたでしょ?」
「うん。俺、料理頑張るね!」
グッと拳を握る。
「こっちもね。」
エルは自分の唇を人差し指でトントンと叩く。
「…水頑張るね。」
テンションを下げて俺は言う。
「うわっ、ユーリ、あからさま過ぎない。」
「いやいや、最近仕事以上のことをされているので。」
最近はエルとのキスの時に、あちこち触られる。主に尻なんだが。
むにむに揉んだり、ツーって指で撫でられたり、いかにも尻狙っています!って触られる。痴漢か?
「で、市場回るんだろ?」
「うん、連れてって!」
「ほらはぐれんなよ。」
ジークは左手を出した。
「うん。」
俺はジークの左手に右手を重ねて握る。
「エル、魚がある。」
「この街、海近いからね。」
「海近いんだ。」
「なら、お刺身なんてあるかな?」
「おさしみ?」
「魚を生のまま食べるの。」
「ユーリ!生はダメだ!蟲がいる!あれは内臓を食い散らかすから、絶対ダメだ!」
「え゛!そんな怖いのいるの?!うん、生では食べないよ。」
俺はサーっと顔を青くした。この世界、寄生虫は規格外だった。
魚が手に入れば、ポワソン(魚料理)が作れるから、フルコースが作れるな。まだ、アミューズやオードブルを料理長に教えていないけど。デセールは、…パティシエを雇ってもらうしかないか。
しかし、前世記憶でも見たことがない魚ばかりで、美味いかどうかわからない。
「おっちゃん、これ美味いの?」
鰤っぽい、鯖っぽい魚を指して聞いた。
「おう、坊主。美味いぞ。塩をかけて焼くだけでも美味い。」
「1匹買うから、ここで捌いていい?」
「坊主、捌けるのか?」
「もちろん。」
まな板と包丁を借り捌いていく。
頭を落とし、腹を切り込みをいれ、内臓を出す。骨に沿って包丁を入れて、三枚に下ろす。
赤身でも青魚でもなく、白身魚だった。
ハジの方を切り、火魔法で炙って食べる。
味は鯛によく似ていた。
鯛なら、ポワレだな。生食できたなら、カルパッチョもできたのに。しゃぶしゃぶにするのも1つの手かも?
エビとかイカとか貝があれば、パエリアも作れるのに。…サフランがないから、やっぱり無理か。
俺はどう料理をしようかと悩み出した。
「ユーリ、僕も食べたい!」
「……聞いてないな。」
「ねぇ、いつまでもこんな高級宿に泊まっていたら、宿代結構な額にならない?」
と、俺が言ったところ、2人はキョトンとした。
「何言ってんの?」
「ユーリの料理で宿代タダだよ。しかも、レシピ代もきちんともらっているし。」
「!ちょい待て。俺聞いてない、レシピ代とか聞いていない。」
「言ってなかったのか?」
「あっ、言ってなかったね。忘れていたわ。ちゃんとユーリの口座に入っているよ。」
「なら良し!…エル中抜きしてないよな?」
「するわけないでしょ!宿から直接入れてもらっているから!」
「守銭奴。」ぼそっ。
「ジークなんか言った?」
「なにも。」
と、今日は口座を確認がてら、市場に行く。エル達も今日は休むって言っていたから、『市場に行きたい』ってお願いをしていた。
どういう訳か、この世界には銀行がある。
王族、貴族、平民みんなが使える。
しかも生まれた時に必ず登録をする。
戸籍の管理も兼ねているんだろうか?
通帳なんてなく、カードだけなんだけど。
そのカードも普段は耳環になっている。銀行に設置してある石板の前で片手を置いて反対の手で耳環を触るとカードになり、カードを置くと、明細が出てくる。ATMみたいだけど、金の出し入れはできない。明細が他の人に見えないように個室になっている配慮があるのに、お金だけは窓口でカードを見せて出し入れをする。
銀行から出ると、カードは耳環になって、また耳に戻る。
作者様、貴方の設定は本当にどれも中途半端過ぎて、ハイテクなのかローテクなのかわからないよ!
エルからと宿からの入金を確認した。
おお!結構な額で。ありがたや、ありがたや。
「お待たせ。確認してきたよ。」
「ちゃんと入っていたでしょ?」
「うん。俺、料理頑張るね!」
グッと拳を握る。
「こっちもね。」
エルは自分の唇を人差し指でトントンと叩く。
「…水頑張るね。」
テンションを下げて俺は言う。
「うわっ、ユーリ、あからさま過ぎない。」
「いやいや、最近仕事以上のことをされているので。」
最近はエルとのキスの時に、あちこち触られる。主に尻なんだが。
むにむに揉んだり、ツーって指で撫でられたり、いかにも尻狙っています!って触られる。痴漢か?
「で、市場回るんだろ?」
「うん、連れてって!」
「ほらはぐれんなよ。」
ジークは左手を出した。
「うん。」
俺はジークの左手に右手を重ねて握る。
「エル、魚がある。」
「この街、海近いからね。」
「海近いんだ。」
「なら、お刺身なんてあるかな?」
「おさしみ?」
「魚を生のまま食べるの。」
「ユーリ!生はダメだ!蟲がいる!あれは内臓を食い散らかすから、絶対ダメだ!」
「え゛!そんな怖いのいるの?!うん、生では食べないよ。」
俺はサーっと顔を青くした。この世界、寄生虫は規格外だった。
魚が手に入れば、ポワソン(魚料理)が作れるから、フルコースが作れるな。まだ、アミューズやオードブルを料理長に教えていないけど。デセールは、…パティシエを雇ってもらうしかないか。
しかし、前世記憶でも見たことがない魚ばかりで、美味いかどうかわからない。
「おっちゃん、これ美味いの?」
鰤っぽい、鯖っぽい魚を指して聞いた。
「おう、坊主。美味いぞ。塩をかけて焼くだけでも美味い。」
「1匹買うから、ここで捌いていい?」
「坊主、捌けるのか?」
「もちろん。」
まな板と包丁を借り捌いていく。
頭を落とし、腹を切り込みをいれ、内臓を出す。骨に沿って包丁を入れて、三枚に下ろす。
赤身でも青魚でもなく、白身魚だった。
ハジの方を切り、火魔法で炙って食べる。
味は鯛によく似ていた。
鯛なら、ポワレだな。生食できたなら、カルパッチョもできたのに。しゃぶしゃぶにするのも1つの手かも?
エビとかイカとか貝があれば、パエリアも作れるのに。…サフランがないから、やっぱり無理か。
俺はどう料理をしようかと悩み出した。
「ユーリ、僕も食べたい!」
「……聞いてないな。」
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