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本編
俺にGPSがつけられた話
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魚は別種類を何匹か購入して、宿で試食することにした。あのままあそこにいたら、魚を捌く羽目になっていたし。
俺が捌いただけで、周りから歓声が上がった。意味わからんし。鮪の解体ショーみたいなパフォーマンスなんてした覚えがないのに。
一通り市場を見て回った。
食材だけでなく、色々あって面白かった。
久しぶりに屋台で買い食いもする。
泥麦も格安で売っていたので買っておいた。俺のアイテムボックスに入りきらないから、エルに頼んだ。精米はジークに頼もう。この2人が食べるんだから、たまには手伝わせよう。
その後、エル達に引っ張られて、何故か宝石店に連れて来られた。誰かにプレゼントかな?
「俺、外で待ってようか?」
「いやいや、ユーリにプレゼントだから。」
「?」
と、店の人がピアスを奥から出してきた。
真ん中に赤と青の宝石が埋め込まれていて、宝石の周りは細かい細工がされている菱形の2対のピアスだった。
「俺、穴開けてないよ?」
「大丈夫、開けてあげるから!」
「大丈夫の意味がわからねぇ。」
「まぁあれだ。お前が誰のモノかすぐわかるようなるだけだから。」
「俺は物ではないが?」
「お金に困ったら、高く売れるよ?」
「…なら仕方ない。」
「やっぱり守銭奴。」ぼそっ
「ジーク、何か言った?」
「いや、なにも。」
「でも、赤と青の2つを片耳ずつに付けたら、重くない?」
「違うよ。右が青、左が赤だね。」
「残りは?」
「僕とジークが付けるから。」
「これで所有者が誰かわかるだろ?」
「はぁ、やっぱり俺は物扱いなのね。」
穴を開けられる時は恐くて喚いたりしたが、ピアスを両耳につけてもらった。
お店の人にはご迷惑をお掛けします。
前世含めて初めてのピアスで、ウキウキしながら鏡で何度も確認した。
「ユーリ、気に入った?」
「うん、かっこいい!ありがとう!」
ニコニコしながらお礼を言った。
エルが赤を右耳に、ジークが青を左耳につけた。
同じものをつけても、美形がつけるだけで高級品に見えるのが不思議だ。
…自分で自分を貶めているから考えるのはやめよう。
宝石店の奥では、
「あのピアス、宝石は魔宝石でなくて、ファイヤードラゴンとアイスドラゴンの心臓だって。」
「台座がオリハルコンて聞いたわよ。」
「あの数の付与なら納得だわ。普通の魔宝石では精々2つくらいまでだし。」
「何の付与かわかった?」
「防御結界、位置情報がわかったくらいだな。あとは知らない魔法だった。」
「まだあるんだ。他が気になる。」
「しかも、男の子にピアス付けたら、外せないようにキャッチ部分を溶接していたよね?」
「…それって。」
「「……。」」
従業員達は、もし誰か聞かれても、付与魔法については、何も知らないを通すことになった。
ユーリにGPSがつけられたのは、本人だけが知らなかった。
付与魔法付きピアスとわかるのは、ずっと後のことで。
俺が捌いただけで、周りから歓声が上がった。意味わからんし。鮪の解体ショーみたいなパフォーマンスなんてした覚えがないのに。
一通り市場を見て回った。
食材だけでなく、色々あって面白かった。
久しぶりに屋台で買い食いもする。
泥麦も格安で売っていたので買っておいた。俺のアイテムボックスに入りきらないから、エルに頼んだ。精米はジークに頼もう。この2人が食べるんだから、たまには手伝わせよう。
その後、エル達に引っ張られて、何故か宝石店に連れて来られた。誰かにプレゼントかな?
「俺、外で待ってようか?」
「いやいや、ユーリにプレゼントだから。」
「?」
と、店の人がピアスを奥から出してきた。
真ん中に赤と青の宝石が埋め込まれていて、宝石の周りは細かい細工がされている菱形の2対のピアスだった。
「俺、穴開けてないよ?」
「大丈夫、開けてあげるから!」
「大丈夫の意味がわからねぇ。」
「まぁあれだ。お前が誰のモノかすぐわかるようなるだけだから。」
「俺は物ではないが?」
「お金に困ったら、高く売れるよ?」
「…なら仕方ない。」
「やっぱり守銭奴。」ぼそっ
「ジーク、何か言った?」
「いや、なにも。」
「でも、赤と青の2つを片耳ずつに付けたら、重くない?」
「違うよ。右が青、左が赤だね。」
「残りは?」
「僕とジークが付けるから。」
「これで所有者が誰かわかるだろ?」
「はぁ、やっぱり俺は物扱いなのね。」
穴を開けられる時は恐くて喚いたりしたが、ピアスを両耳につけてもらった。
お店の人にはご迷惑をお掛けします。
前世含めて初めてのピアスで、ウキウキしながら鏡で何度も確認した。
「ユーリ、気に入った?」
「うん、かっこいい!ありがとう!」
ニコニコしながらお礼を言った。
エルが赤を右耳に、ジークが青を左耳につけた。
同じものをつけても、美形がつけるだけで高級品に見えるのが不思議だ。
…自分で自分を貶めているから考えるのはやめよう。
宝石店の奥では、
「あのピアス、宝石は魔宝石でなくて、ファイヤードラゴンとアイスドラゴンの心臓だって。」
「台座がオリハルコンて聞いたわよ。」
「あの数の付与なら納得だわ。普通の魔宝石では精々2つくらいまでだし。」
「何の付与かわかった?」
「防御結界、位置情報がわかったくらいだな。あとは知らない魔法だった。」
「まだあるんだ。他が気になる。」
「しかも、男の子にピアス付けたら、外せないようにキャッチ部分を溶接していたよね?」
「…それって。」
「「……。」」
従業員達は、もし誰か聞かれても、付与魔法については、何も知らないを通すことになった。
ユーリにGPSがつけられたのは、本人だけが知らなかった。
付与魔法付きピアスとわかるのは、ずっと後のことで。
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