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本編
俺が勘違いされる話
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王都を出て5日目には、更に隣の国に入った。
ペース的には予測通り。魔馬達のペースが落ちたのでなく、魔物の出現率が高くなった。
戦闘が始まったら、俺は魔馬と一緒に留守番。念の為結界の魔道具を設置しておく。
一回レベルの低い魔物(エル達談)に襲われそうになった。
エル達は遠くで戦っていたから、俺が襲われそうになって慌ててこっちに来てくれたが、間に合いそうもない。
しかしその時、魔馬が後脚でドガッて蹴りを入れて、魔物を倒してくれた。
なんていい子なの!
それからは結界の魔道具を渡されて使うようになった。魔馬達もさり気なく、俺の周りにいてくれる。俺がこの中で一番最弱だからな!威張って言うことではないが。
戦いを見ているだけは暇なので、野菜を刻む。
アイテムボックスに小さなテーブルを入れられるようになったので、野営でも包丁を入れられる場所が確保できた。
切れ端は馬達は食べてもらう。切れ端で野菜出汁を作ってもいいが、時間がかかるからまたの機会に。
戦いから戻ってきた3人から肉をもらう。
今日は何しようか?毎日の献立が面倒くさい。世の主婦、主夫の方々はすごいと思う。
「なんかね、魔物を倒していたら旅の商人が襲われていてね。よくわからないうちに助けていたみたい。助けてもらったお礼を街でしたいって言われた。どうする?」
「エル達に任せるよ。」
アイテムボックスにテーブルをしまいながら答える。
「なら、今日は街で一泊しよう。」
道沿いで商人一行が待っていてくれた。
恰幅の良いチョビ髭のおじさんが会頭のようだ。
護衛はつけていたが、魔物の数の方が多かったらしく、押されていたところにエル達の援護でことなきを得たらしい。まさか、肉欲しさに魔物に突撃して行ったとは言えまい。
「本当にありがとうございます。お礼に我が家にお泊まり下さい。」
と、誘われた。エル達も無碍には出来ず、宿でなく、会頭のお屋敷に泊まることになった。
『おれは戦ってもいないのに、いいのかな?』と思っていたら、会頭が俺の存在に気がついて聞いてきた。
「うちの大事な料理人です。」
と、にっこりとエルが答えてくれた。
会頭は『そうですか』との訝しげな返事だった。
商人一行に付いていくと、結構大きな街に着いた。
王都と違って華やかな感じはないが、結構賑わっていた。
「職人の街らしい。」
俺がキョロキョロ周りを見ていると、後のジークが教えてくれた。
「へぇ。」
「あの商人は、布を扱っているって言っていた。」
「ふーん。」
職人の街か。珍しい調理器具とかあるかな?そう言えば、カセットコンロの話ってどうなったんだろ?
会頭の家は貴族並みの大きなお屋敷だった。出てきた執事が会頭から説明を聞き、客室に通される。そして何故か俺には隣の部屋の従者用の部屋を案内される。
会頭が説明した時に俺の方をチラッと見ていたから、まあそうだろうな、と思っていたが、これにはエル達が怒りだした。
「ユーリは従者でなく、仲間なんだ!」
真っ先にそう言ってくれたのはロドリーで、エル達も続いて文句を言う。
ロドリーが俺を仲間と認めてくれていたことに感動してしまう。
戦闘は全くできないお荷物と思われても仕方ないのに、みんなからの優しさが嬉しい。
「ここには泊まれない!」
エルが言うと2人は同意する。執事はオロオロしだす。
唖然としている俺の肩をジークに抱かれて、4人で部屋から出て、玄関に向かう。
広い屋敷なのに、真っ直ぐに玄関に着く。みんな記憶力良すぎ!
何故か玄関の外には魔馬達もいた。馬小屋に連れられていかなかった?
まるで俺たちを待っていたみたいだ。本当にいい子達だ。
馬に跨がろうとした時に、屋敷から会頭が走ってきた。
ペース的には予測通り。魔馬達のペースが落ちたのでなく、魔物の出現率が高くなった。
戦闘が始まったら、俺は魔馬と一緒に留守番。念の為結界の魔道具を設置しておく。
一回レベルの低い魔物(エル達談)に襲われそうになった。
エル達は遠くで戦っていたから、俺が襲われそうになって慌ててこっちに来てくれたが、間に合いそうもない。
しかしその時、魔馬が後脚でドガッて蹴りを入れて、魔物を倒してくれた。
なんていい子なの!
それからは結界の魔道具を渡されて使うようになった。魔馬達もさり気なく、俺の周りにいてくれる。俺がこの中で一番最弱だからな!威張って言うことではないが。
戦いを見ているだけは暇なので、野菜を刻む。
アイテムボックスに小さなテーブルを入れられるようになったので、野営でも包丁を入れられる場所が確保できた。
切れ端は馬達は食べてもらう。切れ端で野菜出汁を作ってもいいが、時間がかかるからまたの機会に。
戦いから戻ってきた3人から肉をもらう。
今日は何しようか?毎日の献立が面倒くさい。世の主婦、主夫の方々はすごいと思う。
「なんかね、魔物を倒していたら旅の商人が襲われていてね。よくわからないうちに助けていたみたい。助けてもらったお礼を街でしたいって言われた。どうする?」
「エル達に任せるよ。」
アイテムボックスにテーブルをしまいながら答える。
「なら、今日は街で一泊しよう。」
道沿いで商人一行が待っていてくれた。
恰幅の良いチョビ髭のおじさんが会頭のようだ。
護衛はつけていたが、魔物の数の方が多かったらしく、押されていたところにエル達の援護でことなきを得たらしい。まさか、肉欲しさに魔物に突撃して行ったとは言えまい。
「本当にありがとうございます。お礼に我が家にお泊まり下さい。」
と、誘われた。エル達も無碍には出来ず、宿でなく、会頭のお屋敷に泊まることになった。
『おれは戦ってもいないのに、いいのかな?』と思っていたら、会頭が俺の存在に気がついて聞いてきた。
「うちの大事な料理人です。」
と、にっこりとエルが答えてくれた。
会頭は『そうですか』との訝しげな返事だった。
商人一行に付いていくと、結構大きな街に着いた。
王都と違って華やかな感じはないが、結構賑わっていた。
「職人の街らしい。」
俺がキョロキョロ周りを見ていると、後のジークが教えてくれた。
「へぇ。」
「あの商人は、布を扱っているって言っていた。」
「ふーん。」
職人の街か。珍しい調理器具とかあるかな?そう言えば、カセットコンロの話ってどうなったんだろ?
会頭の家は貴族並みの大きなお屋敷だった。出てきた執事が会頭から説明を聞き、客室に通される。そして何故か俺には隣の部屋の従者用の部屋を案内される。
会頭が説明した時に俺の方をチラッと見ていたから、まあそうだろうな、と思っていたが、これにはエル達が怒りだした。
「ユーリは従者でなく、仲間なんだ!」
真っ先にそう言ってくれたのはロドリーで、エル達も続いて文句を言う。
ロドリーが俺を仲間と認めてくれていたことに感動してしまう。
戦闘は全くできないお荷物と思われても仕方ないのに、みんなからの優しさが嬉しい。
「ここには泊まれない!」
エルが言うと2人は同意する。執事はオロオロしだす。
唖然としている俺の肩をジークに抱かれて、4人で部屋から出て、玄関に向かう。
広い屋敷なのに、真っ直ぐに玄関に着く。みんな記憶力良すぎ!
何故か玄関の外には魔馬達もいた。馬小屋に連れられていかなかった?
まるで俺たちを待っていたみたいだ。本当にいい子達だ。
馬に跨がろうとした時に、屋敷から会頭が走ってきた。
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