2 / 33
日常業務
しおりを挟む
目を覚ますとそこはギルドホールの壁際にあるベンチだった。丁寧に毛布が掛けられている。
「いてててて……」
こめかみに鈍い痛みを感じる。そんな飲み過ぎたっけな?
「おはよう、ギル」
「ああ、おはよう。ローリア」
なんとなく彼女の胸元に目が行くが、すぐに引きはがす。
「ん?」
キョトンとした表情でこちらを見てくる。無表情に見えるが、ちょっと目元が緩んでいることがわかるのは、付き合いの長さのなせる業か。
ローリアから受け取った今日の仕事内容に目を通す。
「ふむ、ああ、あの辺は確かにそろそろ補修が必要だったな」
「そうなの。ちょっと手が足りてなくて、2人で行けそう?」
「今日の相棒は誰だ?」
ローリアが差し出してきた書類を見る。
この前ギルドに入ったばかりの新入りだった。
「なんとか行けるだろ」
「うん、いつも無理行ってごめんなさいね」
「何、それが俺の仕事だからな」
詰め所に行くと、必死に図面を読み込む新入りと図面の見方を教えるベテランの姿があった。
「おつかれさん」
俺が入ってくるのを見ると、新入りがガタっと立ち上がって挨拶してくる。
「ギルバートさん! お疲れ様です!」
「おう、熱心だな。今日はよろしく頼む」
「はいっ! 先月ギルドに配属されたクリフです。よろしくお願いします!」
連れだって外に向かう。エントランスから裏口に向かい、用具庫から今日使う道具を取り出す。
「よし、今日使う道具はそろったな?」
「はい!」
「んじゃ行くぞ」
クリフと二人、現場に向けて歩く。今日の仕事は3か所。近場からこなしていくことにした。
「いよっと」
土埃が舞う中でスコップを振るう。と言っても大したことをしているわけじゃない。馬車が何度も通ってえぐれてしまっている道に土をかぶせて固める。
この場所はカーブしていて、馬車などが曲がるとき、片輪に重心がかかる。そのためえぐれやすくなっているのだ。
特にへこみがひどいところを補修ついでに強化していこう。
「んー……」
土を盛った地面に手をあてて魔力を流す。
砂と石は大きさが違うだけで本質的には同じだ。石が砕け、細かくなれば砂となる。
「圧」
一言、呪を紡ぐ。ベースは飛礫の呪文だ。エーテルを土属性で編み上げ、礫として飛ばす。
そこにアレンジを加え、今補修している道の表面の砂を礫に替え、さらにそれを圧縮する。
やろうとすれば一枚の石板のようにできるのだが、表面が滑らかすぎて滑ってしまう。後、雨が降ると水浸しになってしまうのだ。
だから、ひと手間増えるがこうやって小石を組み合わせた後に圧縮してやることで適度な隙間を作ってやる。
こうすれば水はけもいいし、結局耐久性も上がるのだ。
「ええええ……」
俺の魔法を見てクリフが目を見開いていた。普段から閉じたような目つきをしているので、ちょっとびっくりだ。
「どうした?」
「いえ、術式は何とか理解できました」
「ほう?」
単純に見えて一言のキーワードで発動させるこの術は実際それなりに複雑だ。事前に説明していたとはいえ、それを理解できるとかなかなかの逸材ではないか?
「よし、じゃあ、あちら側のへこみはお前やってみろ」
「わかりました!」
クリフはへこんでいる部分に土を盛り、スコップでぺしぺしと叩いて均した。
右手と左手に別々に魔力を集約していく。二重詠唱(ダブルキャスト)ができるのか。大したものだ。
「礫よ!」
右手の魔力を地面に向けて流す。土が固まって小石になる。
「地霊の槌よ!」
パーンと叩きつけられた魔力は先ほど砂利を作った場所にきれいに水平に叩きつけられた。表面はしっかりと均され、同時に砂利を少し砕いて隙間を埋めてある。
「うん、大したもんだ」
「ありがとうございます!」
ただ、若干見積もりが甘い。
俺がクリフの均した場所でどんと足踏みをすると、地面が少しへこんだ。
「あれ!?」
「少し隙間を作りすぎたな。あ、もちろん魔力を使って踏みしめたからへこんだんであって、普通の人間なら十分重さを支えられるぞ」
「は、はい」
「けどな、ここがへこんじまった理由を考えようか?」
「……あ、荷馬車」
「そう、荷物を満載した馬車だ。もう一遍調整してみろ」
「はい!」
クリフがやり直した場所は、同じように踏みしてめてもびくともしなかった。
「そう、それでいい」
「ありがとうございます!」
こうして、何箇所か街道を修繕した後、歩哨小屋に立ち寄る。ここには帝国兵と、ギルドの魔導士が駐留することになっていて、治安維持体制の一環である。
「おつかれっす」
顔見知りの歩哨に声をかけると、何やら困り顔をしていた。
「ああ、お疲れ様です。ギルバートさん」
「うん、なんかあったか?」
「それが、屋根に穴が開いたみたいでね、雨漏りするんですよ」
「オッケー、任せろ」
軽いやり取りだったが、本来ここの管轄は帝国軍だ。ただ、魔物討伐などで余力が少なく、こういった場所は優先順位が低いこともままある。
足に魔力を集め、屋根に飛び上がると、板が一部朽ちていたので応急処置に薄い石板を作ってかぶせた。
「応急処置はしといた。あとで報告上げとくよ」
「いつもすまんね」
「ちと休ませてもらうよ」
「ああ、ゆっくりして行ってくれ」
小屋に入ると、クリフが若干へばっていた。
「現場に出るのは初めてだったか?」
「いえ、マスターと2回ほど……」
「ああ、あのオッサン、なんだかんだ腕は確かだからな」
弁当に持ってきていた保存を利かすためにカチカチに焼き上げたパンをかじる。小屋の飲料水を拝借し、バッグから塩を取り出して舐めた。
クリフも同じようにパンをかじっている。
「クリフ。お前さんほどの魔法の技術があればもっと別の勤め先があったんじゃないか?」
「そうですか? いや、だとしても僕は今の仕事が気に入ってます」
「そうか、まあ頑張ってくれ」
「はい。けどそういうことを言うならギルバートさんは帝国魔法大学を優秀な成績で卒業されてますよね?」
「……そう、だな」
俺の返答にクリフは若干ばつの悪そうな表情を浮かべた。確かに聞かれて愉快は質問じゃないからな。
それにしても顔に出してしまうあたり、まだまだわだかまりは解けてないってことを自覚する羽目になった。
胸に湧き上がる苦い思いと一緒に、コップのぬるい水を飲み下した。
一休みして、帝都の方面に戻ることにした。
城門に向けて歩くと、何やら人だかりができている。どうも馬車が立ち往生しているようだった。
「いてててて……」
こめかみに鈍い痛みを感じる。そんな飲み過ぎたっけな?
「おはよう、ギル」
「ああ、おはよう。ローリア」
なんとなく彼女の胸元に目が行くが、すぐに引きはがす。
「ん?」
キョトンとした表情でこちらを見てくる。無表情に見えるが、ちょっと目元が緩んでいることがわかるのは、付き合いの長さのなせる業か。
ローリアから受け取った今日の仕事内容に目を通す。
「ふむ、ああ、あの辺は確かにそろそろ補修が必要だったな」
「そうなの。ちょっと手が足りてなくて、2人で行けそう?」
「今日の相棒は誰だ?」
ローリアが差し出してきた書類を見る。
この前ギルドに入ったばかりの新入りだった。
「なんとか行けるだろ」
「うん、いつも無理行ってごめんなさいね」
「何、それが俺の仕事だからな」
詰め所に行くと、必死に図面を読み込む新入りと図面の見方を教えるベテランの姿があった。
「おつかれさん」
俺が入ってくるのを見ると、新入りがガタっと立ち上がって挨拶してくる。
「ギルバートさん! お疲れ様です!」
「おう、熱心だな。今日はよろしく頼む」
「はいっ! 先月ギルドに配属されたクリフです。よろしくお願いします!」
連れだって外に向かう。エントランスから裏口に向かい、用具庫から今日使う道具を取り出す。
「よし、今日使う道具はそろったな?」
「はい!」
「んじゃ行くぞ」
クリフと二人、現場に向けて歩く。今日の仕事は3か所。近場からこなしていくことにした。
「いよっと」
土埃が舞う中でスコップを振るう。と言っても大したことをしているわけじゃない。馬車が何度も通ってえぐれてしまっている道に土をかぶせて固める。
この場所はカーブしていて、馬車などが曲がるとき、片輪に重心がかかる。そのためえぐれやすくなっているのだ。
特にへこみがひどいところを補修ついでに強化していこう。
「んー……」
土を盛った地面に手をあてて魔力を流す。
砂と石は大きさが違うだけで本質的には同じだ。石が砕け、細かくなれば砂となる。
「圧」
一言、呪を紡ぐ。ベースは飛礫の呪文だ。エーテルを土属性で編み上げ、礫として飛ばす。
そこにアレンジを加え、今補修している道の表面の砂を礫に替え、さらにそれを圧縮する。
やろうとすれば一枚の石板のようにできるのだが、表面が滑らかすぎて滑ってしまう。後、雨が降ると水浸しになってしまうのだ。
だから、ひと手間増えるがこうやって小石を組み合わせた後に圧縮してやることで適度な隙間を作ってやる。
こうすれば水はけもいいし、結局耐久性も上がるのだ。
「ええええ……」
俺の魔法を見てクリフが目を見開いていた。普段から閉じたような目つきをしているので、ちょっとびっくりだ。
「どうした?」
「いえ、術式は何とか理解できました」
「ほう?」
単純に見えて一言のキーワードで発動させるこの術は実際それなりに複雑だ。事前に説明していたとはいえ、それを理解できるとかなかなかの逸材ではないか?
「よし、じゃあ、あちら側のへこみはお前やってみろ」
「わかりました!」
クリフはへこんでいる部分に土を盛り、スコップでぺしぺしと叩いて均した。
右手と左手に別々に魔力を集約していく。二重詠唱(ダブルキャスト)ができるのか。大したものだ。
「礫よ!」
右手の魔力を地面に向けて流す。土が固まって小石になる。
「地霊の槌よ!」
パーンと叩きつけられた魔力は先ほど砂利を作った場所にきれいに水平に叩きつけられた。表面はしっかりと均され、同時に砂利を少し砕いて隙間を埋めてある。
「うん、大したもんだ」
「ありがとうございます!」
ただ、若干見積もりが甘い。
俺がクリフの均した場所でどんと足踏みをすると、地面が少しへこんだ。
「あれ!?」
「少し隙間を作りすぎたな。あ、もちろん魔力を使って踏みしめたからへこんだんであって、普通の人間なら十分重さを支えられるぞ」
「は、はい」
「けどな、ここがへこんじまった理由を考えようか?」
「……あ、荷馬車」
「そう、荷物を満載した馬車だ。もう一遍調整してみろ」
「はい!」
クリフがやり直した場所は、同じように踏みしてめてもびくともしなかった。
「そう、それでいい」
「ありがとうございます!」
こうして、何箇所か街道を修繕した後、歩哨小屋に立ち寄る。ここには帝国兵と、ギルドの魔導士が駐留することになっていて、治安維持体制の一環である。
「おつかれっす」
顔見知りの歩哨に声をかけると、何やら困り顔をしていた。
「ああ、お疲れ様です。ギルバートさん」
「うん、なんかあったか?」
「それが、屋根に穴が開いたみたいでね、雨漏りするんですよ」
「オッケー、任せろ」
軽いやり取りだったが、本来ここの管轄は帝国軍だ。ただ、魔物討伐などで余力が少なく、こういった場所は優先順位が低いこともままある。
足に魔力を集め、屋根に飛び上がると、板が一部朽ちていたので応急処置に薄い石板を作ってかぶせた。
「応急処置はしといた。あとで報告上げとくよ」
「いつもすまんね」
「ちと休ませてもらうよ」
「ああ、ゆっくりして行ってくれ」
小屋に入ると、クリフが若干へばっていた。
「現場に出るのは初めてだったか?」
「いえ、マスターと2回ほど……」
「ああ、あのオッサン、なんだかんだ腕は確かだからな」
弁当に持ってきていた保存を利かすためにカチカチに焼き上げたパンをかじる。小屋の飲料水を拝借し、バッグから塩を取り出して舐めた。
クリフも同じようにパンをかじっている。
「クリフ。お前さんほどの魔法の技術があればもっと別の勤め先があったんじゃないか?」
「そうですか? いや、だとしても僕は今の仕事が気に入ってます」
「そうか、まあ頑張ってくれ」
「はい。けどそういうことを言うならギルバートさんは帝国魔法大学を優秀な成績で卒業されてますよね?」
「……そう、だな」
俺の返答にクリフは若干ばつの悪そうな表情を浮かべた。確かに聞かれて愉快は質問じゃないからな。
それにしても顔に出してしまうあたり、まだまだわだかまりは解けてないってことを自覚する羽目になった。
胸に湧き上がる苦い思いと一緒に、コップのぬるい水を飲み下した。
一休みして、帝都の方面に戻ることにした。
城門に向けて歩くと、何やら人だかりができている。どうも馬車が立ち往生しているようだった。
1
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる