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21話
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老婆が落ち着きを取り戻してからテラは話を再開する。
ジュニアの事やアインスタッドの町の現状そしてザリュウの最期について話をした。
老婆は真剣にテラの話を聞いていた。
「なるほどね…
なかなか大変な事になっとるみたいじゃな。
ちょっと私には刺激が強過ぎたようじゃから少し休ませてくれ」
「はい…」
老婆がお茶を入れ一息つく。
テラもお茶を飲みながらこれから町に行ってどう魔族の事を説明するか考える。
「そういえばまだ名乗ってなかったね。
私の名前はミールじゃ。
ザリュウの元妻でありジュニアの母親さ」
「ミールさんですね。
僕はテラです」
「まあ皆には魔女と呼ばれて居るから好きな方で呼んだらええじゃろ」
「魔女ですか?
確かここは魔女の森と呼ばれてるんですよね…
何か関係が…」
「フンっ私が住みだしたらたまたまそう呼ばれるようになっただけじゃわい!」
(この人が魔女の森と呼ばれるようになった理由なのか)
「とにかく魔族については私が後で冒険者ギルドに伝えておくからテラは休んでおるのじゃ!
分かったかい?」
「伝えるってここから町は近いんですか?
近いなら僕が行って伝えますよ」
「ふぉっふぉっふぉっここの近くに町はありゃせんよ。
遠距離通話の道具を使って伝えるのじゃ」
「ここにそんな貴重な代物が…
それなら僕がそれを使って伝えれば…」
「いきなりテラが話しても信じて貰えまい。
私ならちょっとした知り合いがおるから大丈夫じゃ。
じゃから安心して休んでおれ!」
「はい…分かりました」
「うむ」
テラはミールに言われた通り休む事にした。
ミールに案内された部屋で横になる。
(また僕は人に頼る事しか出来ないのか…)
一日中走っていたせいかテラは頭に後悔を浮かべながら眠ってしまう。
その間にミールは黒い箱を開け中から天秤のような物を取り出す。
それを使って王都にある冒険者ギルドへと連絡を入れる。
「ああ…こちら魔女だが聞こえるかい?」
「魔女様⁉こちらは王都冒険者ギルド聞こえております。
本日は如何いたしましたか?」
「あんた達のボスのひねくれ者は居るかい?」
「ギルドマスターでしたら只今大賢者様と勇者様とお話をされておりますので終わりましたらご連絡するようにお伝えします」
「頭でっかちも居るのかい…
勇者って言うのはどんな奴なんだい?」
「勇者様は王がお認めになった史上初のお方です。
とても素晴らしいお方ですよ」
「ふーんそうかい…
じゃあ終わったら連絡するように伝えておくれ」
「かしこまりました。
確実にお伝えしますのでお待ちくださいませ」
「ああ頼んだよ」
そう言ってミールは通話を終える。
「テラの話では頭でっかちを呼びに王都に勇者が行っているとは聞いていたけどまさかあのひねくれ者の所に居るとはねぇ…」
ミールは何かを振り切るかのように横に首を振りお茶をすする。
今は待つしかないと観念してのんびり待つようだ。
王都の冒険者ギルドからの連絡はテラが起きるよりも先に来た。
「はいはいこちら魔女だ」
「やあ!連絡してきてくれたみたいなのに会議中でごめんね。
こっちも王都のギルドマスターとなると忙しくてね」
「はぁーあんたは相変わらずみたいだね…」
「いやいやこっちも歳のせいか体が重くて仕方ないよ。
それに大賢者みたいな天才と話をしたから疲れちゃったよ。
でも君から久しぶりに連絡貰えたから少しは元気が出たかな」
「そうゆう所が相変わらずだって言うんだよ!
あんたと大賢者が話をしてたら面倒な光景しか思い浮かばないよ!」
「そんな事ないのになぁー
それで今日はどうしたんだい?」
ミールは魔族とアインスタッドの事を話した。
勿論ザリュウとジュニアの事についても話をした。
「…という訳なんだがあんた達はどうするつもりだい?」
「魔族か………
さっき勇者と大賢者から聞いた話では出てこなかったな…
それはどこから得た情報だい?」
「ある回復術師が命懸けで得た情報だよ。
嘘をつけるような子じゃないから信じてもらって大丈夫だよ」
「君が言うならそうなんだろうね。
こちらとしては大賢者がアインスタッドに行って原因を探るって事で話が着いた後にその情報は聞きたくなかったね…」
「そんな事言ってどうせあんたの頭の中ではすでに対応を考えているんじゃろ?」
「そうでもないよ。
これからギルド内で話し合ってその結果を持って大賢者の所に行って勇者も交えて話をしないといけないって考えると気が重くなるよ」
「あんたは昔からそういう事は得意だったじゃろ?
私とザリュウとあんたと大賢者の4人の中ではいつもあんたがそういう役目じゃったろ」
「そうだね…
皆がそういう交渉事が苦手だからいつも僕がやってたね。
それにしてもさっきからあんた呼ばわりで昔みたいにガービって呼んでくれないんだね…
僕悲しくなっちゃう…」
「あんたももう70のジジイじゃろうがい!
いつまでもそんな言葉使ってるんじゃないよ!」
「この大賢者が作った装置じゃ相手の姿までは見えないから分からないだろうけど、僕は今見た目は15歳ぐらいにしてるんだよ。
これも大賢者に作ってもらったんだけどね」
「はぁーあんたはまた変な物を大賢者に作らせて…
そんな事より一体あんたはアインスタッドをどうするつもりだい?」
「うーんそれは後で教えてあげるよ。
君は行かないのかい?」
「私はちょっとやる事が出来たんでね。
元夫がやり残したことを私がやらないといけないからね」
「そっかー残念だな。
じゃあアインスタッドとジュニア君に関しては僕がなんとかしておくから安心してザリュウのやり残した事に専念するといいよ」
「頼んだよ…
また何かあったら連絡しておくれ」
「分かったよ。
じゃあまたねー」
ミールは通話が終わり大きくため息をつく。
「ガービに任せておけば大丈夫かね。
私もそろそろ休むとするかね」
ミールもやる事が終わり眠る事にした。
翌朝テラは嫌な夢を見て目が覚める。
「メル!
はあはあはあ…夢か…」
テラはメルが魔族に殺される夢を見てしまった。
その時自分は何も出来ずにただ立ち尽くす事しか出来なかった。
汗びっしょりになっていることに気付きベッドから立ち上がる。
「嫌な夢だったな…」
「どんな夢だったんだい?」
「メルが僕の目の前で魔族に殺されてしまう夢…うわっ‼」
「何を驚いてるんだい?
あんな大きな声を出したら誰だって何かあったと思って駆け付けるわい!」
「すいません…」
「仕方あるまい…
魔族から命からがら逃げてきたのじゃからトラウマにもなるじゃろ」
テラは水浴びをして朝食を取りながらミールと話す。
「テラは自分の力不足が悔しいみたいじゃな。
それなら私の所で修行する気はないか?」
「えっ!修行させて頂けるのですか?」
「ああ…ザリュウが最後まで出来なかった事を私が引き継いでやろうじゃないか。
私は厳しいから頑張ってやるんだよ!」
「はい!でもその前にアインスタッドの事を聞いても良いですか?」
「締まらない子だね…
アインスタッドの事は王都のギルドマスターに頼んだからもう大丈夫さ」
「ガービさんにですか?それならもう安心ですね」
「なんだガービの事知っていたのかい?」
「はい以前メルと一緒に王都に行った時に少しだけお話させて頂きました」
「さっきもメルと言っておったがメルというのは今の勇者かい?」
「はい…」
テラはメルとの関係をミールに話した。
ミールはそれを聞き呆れていた。
「テラは流されるままだった訳かい…
それで未だに合流できてないと…」
「はい…すいません…」
「済んだ事は仕方ないがテラはもう少し自分に自信を持てるようにならなくちゃいかん。
そこら辺も鍛えてやろうじゃないか」
「お願いします」
ミールは食事を取りながらテラにあれこれ質問をする。
ドナ村での事やザリュウやジュニアはどういう事をやらせたのか等様々な事をテラに聞いた。
「テラも色々大変だったみたいだね。
煮え切らない事が多いような気がするけど仕方ない事も多いね。
とにかくその性格を直さないといけないっ事はよく分かったよ」
「はぁ…この性格は直るんでしょうか?」
「人間なんてものは簡単に変われるよ。
ザリュウだって昔は泣いてモンスターから逃げ出すような奴だったのじゃが、そんな奴が魔族殺しとして有名になったんじゃから変わるのは簡単じゃ」
「ザリュウさんが…」
テラの中では勇ましく厳しい姿しか見てこなかったので情けないザリュウの姿等想像すら出来なかった。
「それじゃ修行はこの後すぐにやるから覚悟しておくのじゃぞ」
「はい!よろしくお願いします!」
テラは朝食を食べ終わると湖のほとりで使える全ての魔法をミールに見せる。
「テラ!今のレベルはいくつだい?」
「正確には分かりませんが…」
「ならここで確かめてやるからこっちにおいで」
ミールはテラの頭に手を置くと魔法を使う。
「テラのレベルは37だね。
そのレベルにしてはかなり魔法が使える方だよ」
「どうやって測ったんですか?」
「こんな簡単な魔法も使えないのかい?
自分には使えない魔法だから確かめてないだけだと思ったらどうやらそこから鍛えないといけないみたいだね」
ミールが使った魔法はその者のレベルを確認するだけの魔法で使い手は少なく、テラが知らないのも無理はないのだがミールは使えて当然みたいに話をする。
「私が魔女と呼ばれるようになった理由を教えてあげようじゃないか」
ミールの修行は始まったばかりなのにテラは先行きが不安になっていた。
ジュニアの事やアインスタッドの町の現状そしてザリュウの最期について話をした。
老婆は真剣にテラの話を聞いていた。
「なるほどね…
なかなか大変な事になっとるみたいじゃな。
ちょっと私には刺激が強過ぎたようじゃから少し休ませてくれ」
「はい…」
老婆がお茶を入れ一息つく。
テラもお茶を飲みながらこれから町に行ってどう魔族の事を説明するか考える。
「そういえばまだ名乗ってなかったね。
私の名前はミールじゃ。
ザリュウの元妻でありジュニアの母親さ」
「ミールさんですね。
僕はテラです」
「まあ皆には魔女と呼ばれて居るから好きな方で呼んだらええじゃろ」
「魔女ですか?
確かここは魔女の森と呼ばれてるんですよね…
何か関係が…」
「フンっ私が住みだしたらたまたまそう呼ばれるようになっただけじゃわい!」
(この人が魔女の森と呼ばれるようになった理由なのか)
「とにかく魔族については私が後で冒険者ギルドに伝えておくからテラは休んでおるのじゃ!
分かったかい?」
「伝えるってここから町は近いんですか?
近いなら僕が行って伝えますよ」
「ふぉっふぉっふぉっここの近くに町はありゃせんよ。
遠距離通話の道具を使って伝えるのじゃ」
「ここにそんな貴重な代物が…
それなら僕がそれを使って伝えれば…」
「いきなりテラが話しても信じて貰えまい。
私ならちょっとした知り合いがおるから大丈夫じゃ。
じゃから安心して休んでおれ!」
「はい…分かりました」
「うむ」
テラはミールに言われた通り休む事にした。
ミールに案内された部屋で横になる。
(また僕は人に頼る事しか出来ないのか…)
一日中走っていたせいかテラは頭に後悔を浮かべながら眠ってしまう。
その間にミールは黒い箱を開け中から天秤のような物を取り出す。
それを使って王都にある冒険者ギルドへと連絡を入れる。
「ああ…こちら魔女だが聞こえるかい?」
「魔女様⁉こちらは王都冒険者ギルド聞こえております。
本日は如何いたしましたか?」
「あんた達のボスのひねくれ者は居るかい?」
「ギルドマスターでしたら只今大賢者様と勇者様とお話をされておりますので終わりましたらご連絡するようにお伝えします」
「頭でっかちも居るのかい…
勇者って言うのはどんな奴なんだい?」
「勇者様は王がお認めになった史上初のお方です。
とても素晴らしいお方ですよ」
「ふーんそうかい…
じゃあ終わったら連絡するように伝えておくれ」
「かしこまりました。
確実にお伝えしますのでお待ちくださいませ」
「ああ頼んだよ」
そう言ってミールは通話を終える。
「テラの話では頭でっかちを呼びに王都に勇者が行っているとは聞いていたけどまさかあのひねくれ者の所に居るとはねぇ…」
ミールは何かを振り切るかのように横に首を振りお茶をすする。
今は待つしかないと観念してのんびり待つようだ。
王都の冒険者ギルドからの連絡はテラが起きるよりも先に来た。
「はいはいこちら魔女だ」
「やあ!連絡してきてくれたみたいなのに会議中でごめんね。
こっちも王都のギルドマスターとなると忙しくてね」
「はぁーあんたは相変わらずみたいだね…」
「いやいやこっちも歳のせいか体が重くて仕方ないよ。
それに大賢者みたいな天才と話をしたから疲れちゃったよ。
でも君から久しぶりに連絡貰えたから少しは元気が出たかな」
「そうゆう所が相変わらずだって言うんだよ!
あんたと大賢者が話をしてたら面倒な光景しか思い浮かばないよ!」
「そんな事ないのになぁー
それで今日はどうしたんだい?」
ミールは魔族とアインスタッドの事を話した。
勿論ザリュウとジュニアの事についても話をした。
「…という訳なんだがあんた達はどうするつもりだい?」
「魔族か………
さっき勇者と大賢者から聞いた話では出てこなかったな…
それはどこから得た情報だい?」
「ある回復術師が命懸けで得た情報だよ。
嘘をつけるような子じゃないから信じてもらって大丈夫だよ」
「君が言うならそうなんだろうね。
こちらとしては大賢者がアインスタッドに行って原因を探るって事で話が着いた後にその情報は聞きたくなかったね…」
「そんな事言ってどうせあんたの頭の中ではすでに対応を考えているんじゃろ?」
「そうでもないよ。
これからギルド内で話し合ってその結果を持って大賢者の所に行って勇者も交えて話をしないといけないって考えると気が重くなるよ」
「あんたは昔からそういう事は得意だったじゃろ?
私とザリュウとあんたと大賢者の4人の中ではいつもあんたがそういう役目じゃったろ」
「そうだね…
皆がそういう交渉事が苦手だからいつも僕がやってたね。
それにしてもさっきからあんた呼ばわりで昔みたいにガービって呼んでくれないんだね…
僕悲しくなっちゃう…」
「あんたももう70のジジイじゃろうがい!
いつまでもそんな言葉使ってるんじゃないよ!」
「この大賢者が作った装置じゃ相手の姿までは見えないから分からないだろうけど、僕は今見た目は15歳ぐらいにしてるんだよ。
これも大賢者に作ってもらったんだけどね」
「はぁーあんたはまた変な物を大賢者に作らせて…
そんな事より一体あんたはアインスタッドをどうするつもりだい?」
「うーんそれは後で教えてあげるよ。
君は行かないのかい?」
「私はちょっとやる事が出来たんでね。
元夫がやり残したことを私がやらないといけないからね」
「そっかー残念だな。
じゃあアインスタッドとジュニア君に関しては僕がなんとかしておくから安心してザリュウのやり残した事に専念するといいよ」
「頼んだよ…
また何かあったら連絡しておくれ」
「分かったよ。
じゃあまたねー」
ミールは通話が終わり大きくため息をつく。
「ガービに任せておけば大丈夫かね。
私もそろそろ休むとするかね」
ミールもやる事が終わり眠る事にした。
翌朝テラは嫌な夢を見て目が覚める。
「メル!
はあはあはあ…夢か…」
テラはメルが魔族に殺される夢を見てしまった。
その時自分は何も出来ずにただ立ち尽くす事しか出来なかった。
汗びっしょりになっていることに気付きベッドから立ち上がる。
「嫌な夢だったな…」
「どんな夢だったんだい?」
「メルが僕の目の前で魔族に殺されてしまう夢…うわっ‼」
「何を驚いてるんだい?
あんな大きな声を出したら誰だって何かあったと思って駆け付けるわい!」
「すいません…」
「仕方あるまい…
魔族から命からがら逃げてきたのじゃからトラウマにもなるじゃろ」
テラは水浴びをして朝食を取りながらミールと話す。
「テラは自分の力不足が悔しいみたいじゃな。
それなら私の所で修行する気はないか?」
「えっ!修行させて頂けるのですか?」
「ああ…ザリュウが最後まで出来なかった事を私が引き継いでやろうじゃないか。
私は厳しいから頑張ってやるんだよ!」
「はい!でもその前にアインスタッドの事を聞いても良いですか?」
「締まらない子だね…
アインスタッドの事は王都のギルドマスターに頼んだからもう大丈夫さ」
「ガービさんにですか?それならもう安心ですね」
「なんだガービの事知っていたのかい?」
「はい以前メルと一緒に王都に行った時に少しだけお話させて頂きました」
「さっきもメルと言っておったがメルというのは今の勇者かい?」
「はい…」
テラはメルとの関係をミールに話した。
ミールはそれを聞き呆れていた。
「テラは流されるままだった訳かい…
それで未だに合流できてないと…」
「はい…すいません…」
「済んだ事は仕方ないがテラはもう少し自分に自信を持てるようにならなくちゃいかん。
そこら辺も鍛えてやろうじゃないか」
「お願いします」
ミールは食事を取りながらテラにあれこれ質問をする。
ドナ村での事やザリュウやジュニアはどういう事をやらせたのか等様々な事をテラに聞いた。
「テラも色々大変だったみたいだね。
煮え切らない事が多いような気がするけど仕方ない事も多いね。
とにかくその性格を直さないといけないっ事はよく分かったよ」
「はぁ…この性格は直るんでしょうか?」
「人間なんてものは簡単に変われるよ。
ザリュウだって昔は泣いてモンスターから逃げ出すような奴だったのじゃが、そんな奴が魔族殺しとして有名になったんじゃから変わるのは簡単じゃ」
「ザリュウさんが…」
テラの中では勇ましく厳しい姿しか見てこなかったので情けないザリュウの姿等想像すら出来なかった。
「それじゃ修行はこの後すぐにやるから覚悟しておくのじゃぞ」
「はい!よろしくお願いします!」
テラは朝食を食べ終わると湖のほとりで使える全ての魔法をミールに見せる。
「テラ!今のレベルはいくつだい?」
「正確には分かりませんが…」
「ならここで確かめてやるからこっちにおいで」
ミールはテラの頭に手を置くと魔法を使う。
「テラのレベルは37だね。
そのレベルにしてはかなり魔法が使える方だよ」
「どうやって測ったんですか?」
「こんな簡単な魔法も使えないのかい?
自分には使えない魔法だから確かめてないだけだと思ったらどうやらそこから鍛えないといけないみたいだね」
ミールが使った魔法はその者のレベルを確認するだけの魔法で使い手は少なく、テラが知らないのも無理はないのだがミールは使えて当然みたいに話をする。
「私が魔女と呼ばれるようになった理由を教えてあげようじゃないか」
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