25 / 41
25話
しおりを挟む
あれから毎日テラはマイトとジュニアを相手に模擬戦を行なった。
ジュニアは対策を講じてきており勝つことが出来なかったがマイト相手には全勝した。
出発日なのにテラはマイトに付き合わされ朝から模擬戦を行っていた。
「くそっ!またダメか…
なんだって回復術士がこんなに強いんだよ…」
「僕がここまで強くなれたのは皆さんのお陰ですよ。
まさかマイトさんに勝てるようになるなんて夢にも思いませんでしたから」
「はぁーたった半年でこんなに差を付けられた兄弟子の気分にもなってくれよ。
そこは死にもの狂いで俺に追いつく為に修行したとか言うもんだろ!」
「えっとマイトさんに追いつく為に修行頑張りました!」
「はっはっはっ!マジで言うとは思わなかったぜ!
冗談だから気にするな!
でも次に会う時は絶対に負けないからな!」
「僕も負けないように頑張ります!」
「そろそろ行くのか?」
「えっと最後に師範から何かあるらしくてそれが終わり次第出発する予定です」
「そうか…テラ2人きりだからちょっと言わせてもらってもいいか?」
「何ですか?」
「俺とお前はザリュウ様の最後の兄弟弟子だ!
だから勝手に死ぬんじゃねえぞ!」
「マイトさん…」
「それとこれは俺からの餞別だ受け取れ!」
マイトはテラに袋を差し出す。
テラがそれを受け取ると
「開けて中を見てみな!」
袋の中を開けてみると中には腕輪が入っていた。
「これはマイトさんが大事にしていた物では?」
「それはな俺がザリュウ様から頂いた腕輪の片割れだ!
こっちの腕輪と対になっているんだが2人しかいない兄弟弟子にピッタリだろ!
大した効果はないらしいが体力の消耗を抑えてくれるらしいから着けとけよ」
「そんな大事な物を…ありがとうございます」
テラは早速受け取った腕輪を腕に嵌めてみる。
しかしサイズが大きいので二の腕に嵌った。
「はっはっはっ!なんで腕輪がそこに嵌るんだよ!
最後まで笑わせてくれるなよ…」
「うっうっ僕の腕ってそんなに細いんでしょうか…」
「細いよ!よくそんな細腕で俺や師範の攻撃を受け止められるものだぜ…
テラ元気でな!絶対に死ぬなよ!」
「はい!マイトさんもお元気で」
2人が別れの挨拶を済ませた時タイミングを見計らったのかのようにジュニアが道場に入って来た。
「どうやら2人は挨拶を済ませたみたいですね。
済みませんがテラと2人きりでお話したいのでマイトは少し外して頂けますか?」
「はい!
じゃあまた後でな!」
マイトはジュニアの指示に従い道場を後にする。
そしてジュニアはテラに向き直り話を始める。
「テラ出発を今まで延ばして頂いてありがとうございます。
おかげでマイトはこの一週間で劇的に成長することが出来ました」
「いえ僕も毎日稽古をつけて頂いてありがとうございました」
「それでテラの探している勇者パーティーの事なのですが面白い事が分かりました。
今は魔王と戦う為に北にある英雄の洞窟に籠っているらしいのです」
「英雄の洞窟ですか?それはどうゆう所なんですか?」
「英雄の洞窟とはセラスの翼が修行に使った洞窟の事です。
洞窟の中はダンジョンになっておりモンスターが湧いてくる所でレベル上げにはうってつけの場所ですよ」
「そこでメルはレベル上げを行っているのですね…
メルの修行が終わる前に僕もそこに行かなくてはメルに会えない訳ですね」
「そうです。
ただここから英雄の洞窟までは馬を使っても2週間は掛かる距離です。
なので大賢者様よりこちらを頂いて来ました」
ジュニアは黒い石をテラに差し出す。
テラは受け取った黒い石を色々な方向から見てみるが何なのか分からなかった。
「その石はドラゴンストーンという物でドラゴンと意思疎通が出来るようになるものです。
上手く行けばドラゴンに乗って移動することができますよ」
「これがそんなに凄い代物なのですか!
そんな貴重な物を僕が持っていて良いんですか?」
「大丈夫ですよ。
それはテラの為に私が大賢者様に送って頂いた物ですからテラが使ってください」
「師範…ありがとうございます…」
「あとこれは大事な事なのですがドラゴンストーンを使って意思疎通が出来たとしても全てのドラゴンが力を貸してくれる訳ではありません。
協力的な者もいればいきなり襲い掛かって来る者もいるでしょう。
どうやって協力してもらうかはテラ次第です」
「もしかしてドラゴンと戦う羽目になったりしますか…?」
テラの問いにジュニアはゆっくり静かに頷いた。
「テラならなんとかなりますよ。
ただし本当に危なかったらすぐに逃げて下さいね」
「師範それって大丈夫じゃないのではないですか…?」
「ドラゴンも好戦的な者ばかりではありませんから大丈夫ですよ」
テラは話を聞いていて不安を感じていたがジュニアがそう言うのなら大丈夫だろうと思っていた。
その後はジュニアに洞窟の事を聞き準備を行おうとしたらジュニアが既に準備していてくれた。
「…この道具は使用者の魔力を使って光を放つ物です。
この道具はダンジョンの中で休む時に使用しておけばモンスターに見つかりにくくなります」
「師範…僕の為にありがとうございます。
出発を遅らせるように言ったのは僕の為だったんですね」
「これでもテラの師範ですからね。
少しは師範らしい所をテラにしてあげようと思いましてね」
「ありがとうございます…」
「気にしないで下さい。
今はドラゴンをいかに手懐けるか考えて下さい」
「はい!」
「それではそろそろマイトの所に行きましょう」
テラとジュニアは待ちくたびれていたマイトの所に行き遅くなったことを謝る。
3人で話をした後テラの出発を見送る。
「それではそろそろ行きますね」
「テラ頑張れよ!」
「私達はテラの味方ですからいつでも帰ってきて良いんですよ」
「はい!その時は胸を張って帰って来れる様に頑張ってきます」
テラは手を振り涙を流しながらアインスタッドを出て行く。
ジュニアはいつも通りの顔で見送るがその横でマイトも涙を流しながら手を振っていた。
それはお互いが見えなくなるまで続いた。
それからテラはジュニアが教えてくれたドラゴンの目撃情報があった所へと向かう。
そこまではたったの徒歩1日の距離であり町の近くに出るのに討伐されないという事は弱いドラゴンだろうとテラは思っていた。
ドラゴンの弱い個体であればCランクであり今のテラなら十分倒せるのだ。
テラは目撃情報のあった岩場へと到着すると辺りを警戒する。
そこは大きな岩が転がる荒地であった。
「なんか出そうな雰囲気だな…」
テラは大きな岩の間を通ってドラゴンを探す。
しかしドラゴンは見つからず夜になってしまった。
「どうやらドラゴンはここには居ないみたいだからここで一泊してから師範に教えて貰った次の所に行こう」
テラは火を焚き簡易的な寝床を作り横になる。
「はぁードラゴンか…
この石で意思疎通が出来るって言うけどどうやってやるんだろう?」
『普通に会話が出来るようになるぞ』
「えっ!今の声は一体?」
『お主の脇にさっきから居るぞ』
テラの横にある大きな岩が話し出した。
「まさかこの岩が喋ってるのか?」
『岩とは失礼だぞ』
大岩がゆっくりと動き出し10メートルはありそうな巨体のロックドラゴンが姿を現した。
そしてテラに目を向けるとジィーっとテラを凝視している。
『なぜお主みたいなのがドラゴンストーンを持っている?
それは上位ドラゴンに認められた者しか持つことは出来ないはずじゃぞ』
「このドラゴンストーンは知り合いの方から頂いたものです」
『そうかではお主がそれを持つのに相応しいか試してやろう』
ロックドラゴンはそう言うとテラに向かって尻尾を振って来た。
その威力は凄まじく岩にぶつかると岩が粉々に砕け散ってしまった。
テラはその一撃を全力で回避する。
「ちょっと待って下さい!
僕は戦うんじゃなく話し合いがしたいのです」
『 うむ実力を示せば話し合いに応じてやろう』
「それはちょっと困るのですが…」
『 とやかく言わんで掛かってこい!』
ロックドラゴンはその場で前足を振り下ろす。
するとその場は大きくへこみクレーターが出来た。
「こんなの食らったら一溜りもないぞ…
なんとかしないと」
テラは牽制にクレイニードルを放つがドラゴンの硬い皮膚にぶつかり弾かれるだけであった。
『 その程度の魔法が効くか!
もっと強い魔法を使ってこい!』
(これしか使えないんだけどそれを言ったら怒りそうだしどうしよう…)
テラはロックドラゴンの攻撃を全力で躱し続けながらどうすれば良いか考えるのであった。
ジュニアは対策を講じてきており勝つことが出来なかったがマイト相手には全勝した。
出発日なのにテラはマイトに付き合わされ朝から模擬戦を行っていた。
「くそっ!またダメか…
なんだって回復術士がこんなに強いんだよ…」
「僕がここまで強くなれたのは皆さんのお陰ですよ。
まさかマイトさんに勝てるようになるなんて夢にも思いませんでしたから」
「はぁーたった半年でこんなに差を付けられた兄弟子の気分にもなってくれよ。
そこは死にもの狂いで俺に追いつく為に修行したとか言うもんだろ!」
「えっとマイトさんに追いつく為に修行頑張りました!」
「はっはっはっ!マジで言うとは思わなかったぜ!
冗談だから気にするな!
でも次に会う時は絶対に負けないからな!」
「僕も負けないように頑張ります!」
「そろそろ行くのか?」
「えっと最後に師範から何かあるらしくてそれが終わり次第出発する予定です」
「そうか…テラ2人きりだからちょっと言わせてもらってもいいか?」
「何ですか?」
「俺とお前はザリュウ様の最後の兄弟弟子だ!
だから勝手に死ぬんじゃねえぞ!」
「マイトさん…」
「それとこれは俺からの餞別だ受け取れ!」
マイトはテラに袋を差し出す。
テラがそれを受け取ると
「開けて中を見てみな!」
袋の中を開けてみると中には腕輪が入っていた。
「これはマイトさんが大事にしていた物では?」
「それはな俺がザリュウ様から頂いた腕輪の片割れだ!
こっちの腕輪と対になっているんだが2人しかいない兄弟弟子にピッタリだろ!
大した効果はないらしいが体力の消耗を抑えてくれるらしいから着けとけよ」
「そんな大事な物を…ありがとうございます」
テラは早速受け取った腕輪を腕に嵌めてみる。
しかしサイズが大きいので二の腕に嵌った。
「はっはっはっ!なんで腕輪がそこに嵌るんだよ!
最後まで笑わせてくれるなよ…」
「うっうっ僕の腕ってそんなに細いんでしょうか…」
「細いよ!よくそんな細腕で俺や師範の攻撃を受け止められるものだぜ…
テラ元気でな!絶対に死ぬなよ!」
「はい!マイトさんもお元気で」
2人が別れの挨拶を済ませた時タイミングを見計らったのかのようにジュニアが道場に入って来た。
「どうやら2人は挨拶を済ませたみたいですね。
済みませんがテラと2人きりでお話したいのでマイトは少し外して頂けますか?」
「はい!
じゃあまた後でな!」
マイトはジュニアの指示に従い道場を後にする。
そしてジュニアはテラに向き直り話を始める。
「テラ出発を今まで延ばして頂いてありがとうございます。
おかげでマイトはこの一週間で劇的に成長することが出来ました」
「いえ僕も毎日稽古をつけて頂いてありがとうございました」
「それでテラの探している勇者パーティーの事なのですが面白い事が分かりました。
今は魔王と戦う為に北にある英雄の洞窟に籠っているらしいのです」
「英雄の洞窟ですか?それはどうゆう所なんですか?」
「英雄の洞窟とはセラスの翼が修行に使った洞窟の事です。
洞窟の中はダンジョンになっておりモンスターが湧いてくる所でレベル上げにはうってつけの場所ですよ」
「そこでメルはレベル上げを行っているのですね…
メルの修行が終わる前に僕もそこに行かなくてはメルに会えない訳ですね」
「そうです。
ただここから英雄の洞窟までは馬を使っても2週間は掛かる距離です。
なので大賢者様よりこちらを頂いて来ました」
ジュニアは黒い石をテラに差し出す。
テラは受け取った黒い石を色々な方向から見てみるが何なのか分からなかった。
「その石はドラゴンストーンという物でドラゴンと意思疎通が出来るようになるものです。
上手く行けばドラゴンに乗って移動することができますよ」
「これがそんなに凄い代物なのですか!
そんな貴重な物を僕が持っていて良いんですか?」
「大丈夫ですよ。
それはテラの為に私が大賢者様に送って頂いた物ですからテラが使ってください」
「師範…ありがとうございます…」
「あとこれは大事な事なのですがドラゴンストーンを使って意思疎通が出来たとしても全てのドラゴンが力を貸してくれる訳ではありません。
協力的な者もいればいきなり襲い掛かって来る者もいるでしょう。
どうやって協力してもらうかはテラ次第です」
「もしかしてドラゴンと戦う羽目になったりしますか…?」
テラの問いにジュニアはゆっくり静かに頷いた。
「テラならなんとかなりますよ。
ただし本当に危なかったらすぐに逃げて下さいね」
「師範それって大丈夫じゃないのではないですか…?」
「ドラゴンも好戦的な者ばかりではありませんから大丈夫ですよ」
テラは話を聞いていて不安を感じていたがジュニアがそう言うのなら大丈夫だろうと思っていた。
その後はジュニアに洞窟の事を聞き準備を行おうとしたらジュニアが既に準備していてくれた。
「…この道具は使用者の魔力を使って光を放つ物です。
この道具はダンジョンの中で休む時に使用しておけばモンスターに見つかりにくくなります」
「師範…僕の為にありがとうございます。
出発を遅らせるように言ったのは僕の為だったんですね」
「これでもテラの師範ですからね。
少しは師範らしい所をテラにしてあげようと思いましてね」
「ありがとうございます…」
「気にしないで下さい。
今はドラゴンをいかに手懐けるか考えて下さい」
「はい!」
「それではそろそろマイトの所に行きましょう」
テラとジュニアは待ちくたびれていたマイトの所に行き遅くなったことを謝る。
3人で話をした後テラの出発を見送る。
「それではそろそろ行きますね」
「テラ頑張れよ!」
「私達はテラの味方ですからいつでも帰ってきて良いんですよ」
「はい!その時は胸を張って帰って来れる様に頑張ってきます」
テラは手を振り涙を流しながらアインスタッドを出て行く。
ジュニアはいつも通りの顔で見送るがその横でマイトも涙を流しながら手を振っていた。
それはお互いが見えなくなるまで続いた。
それからテラはジュニアが教えてくれたドラゴンの目撃情報があった所へと向かう。
そこまではたったの徒歩1日の距離であり町の近くに出るのに討伐されないという事は弱いドラゴンだろうとテラは思っていた。
ドラゴンの弱い個体であればCランクであり今のテラなら十分倒せるのだ。
テラは目撃情報のあった岩場へと到着すると辺りを警戒する。
そこは大きな岩が転がる荒地であった。
「なんか出そうな雰囲気だな…」
テラは大きな岩の間を通ってドラゴンを探す。
しかしドラゴンは見つからず夜になってしまった。
「どうやらドラゴンはここには居ないみたいだからここで一泊してから師範に教えて貰った次の所に行こう」
テラは火を焚き簡易的な寝床を作り横になる。
「はぁードラゴンか…
この石で意思疎通が出来るって言うけどどうやってやるんだろう?」
『普通に会話が出来るようになるぞ』
「えっ!今の声は一体?」
『お主の脇にさっきから居るぞ』
テラの横にある大きな岩が話し出した。
「まさかこの岩が喋ってるのか?」
『岩とは失礼だぞ』
大岩がゆっくりと動き出し10メートルはありそうな巨体のロックドラゴンが姿を現した。
そしてテラに目を向けるとジィーっとテラを凝視している。
『なぜお主みたいなのがドラゴンストーンを持っている?
それは上位ドラゴンに認められた者しか持つことは出来ないはずじゃぞ』
「このドラゴンストーンは知り合いの方から頂いたものです」
『そうかではお主がそれを持つのに相応しいか試してやろう』
ロックドラゴンはそう言うとテラに向かって尻尾を振って来た。
その威力は凄まじく岩にぶつかると岩が粉々に砕け散ってしまった。
テラはその一撃を全力で回避する。
「ちょっと待って下さい!
僕は戦うんじゃなく話し合いがしたいのです」
『 うむ実力を示せば話し合いに応じてやろう』
「それはちょっと困るのですが…」
『 とやかく言わんで掛かってこい!』
ロックドラゴンはその場で前足を振り下ろす。
するとその場は大きくへこみクレーターが出来た。
「こんなの食らったら一溜りもないぞ…
なんとかしないと」
テラは牽制にクレイニードルを放つがドラゴンの硬い皮膚にぶつかり弾かれるだけであった。
『 その程度の魔法が効くか!
もっと強い魔法を使ってこい!』
(これしか使えないんだけどそれを言ったら怒りそうだしどうしよう…)
テラはロックドラゴンの攻撃を全力で躱し続けながらどうすれば良いか考えるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる