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36話
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テラはセラスの盾と共に紅蓮の刃を兵士に突き出す為に洞窟の入口へと戻る。
紅蓮の刃は既にお尋ね者だったらしく兵士との話はスムーズに終わった。
「テラ君はこれからどうするんだい?
我々は宿で休む予定だけど良かったら一緒にどうだい?」
「誘って頂きありがたいのですが僕は洞窟の中に戻ります」
テラが断るとアンネリーゼが口を開く。
「せっかくこのセラスの盾が誘ってあげてるのに断るとは良い度胸ね!」
「こらアンネリーゼ!
テラ君にはテラ君の事情があるのだから無理強いはいけないよ」
マルヴィンに怒られてアンネリーゼは不貞腐れてしまった。
「うちのお転婆娘が済まないね。
では我々はもう宿に行くから縁があったらまた会おう。
ああ紅蓮の刃の賞金はこの街の冒険者ギルドに後日届けられる予定だからテラ君の分もあるから忘れずに受け取るんだよ。
じゃあ今度こそお別れだ」
「はい!色々とありがとうございました」
テラは手を振りセラスの盾を見送る。
そしてセラスの盾が見えなくなるとテラは洞窟の中へと戻っていく。
(セラスの盾か…みんな強かったな…
僕が負けそうだった相手をあんなに簡単に捕まえてしまうなんて…
僕も頑張らなくちゃ)
テラは気合いを入れ直して洞窟を進む。
時間も遅い事もあり先程までより冒険者の数は少ない。
しかしテラの目的は出来るだけ下へと進む事なのでモンスターや冒険者には目もくれずに下へと降りていく。
戦闘をせずに紅蓮の刃と戦闘した所まで行き着くとテラは探索を始める。
「ようやく戻ってこられた…
さて大賢者様の期待に応えられるように頑張らなくちゃ!」
それからテラは懸命に洞窟の奥を目指して降り始める。
しかし5階までは大して強いモンスターは出なかったのだが徐々にモンスターのランクが上がっていき簡単には倒せなくなってくる。
「やっぱり下に行くほどモンスターが強くなっていくな…
メルはここの30階まで降りたって言うから僕も負けてられないよね!
でも1人じゃ多分無理だから半分ぐらいを目標にしよう!」
メル達セラスの剣が記録した階数の半分である15階をテラは目指す事にした。
なおこの洞窟は何階まであるのか分かっておらず最高記録はセラスの翼が3ヶ月掛かって記録した45階が最高記録だ。
テラが6階の道を進んで行くと宝箱らしき物を見つける。
「あれは宝箱?
噂には聞いてたけど本当にこうやって置いてあるんだ。
早速開けてみよう」
「待ちな!
その宝箱に罠が仕掛けられてるか確認したかい?
もし罠が仕掛けられてたら下手すりゃあんた死んじまうよ!」
テラは女性からの忠告を聞いて慌てて手を引っ込める。
「ご忠告ありがとうございます」
「気にしなくて良いよ。
でもこの階からは宝箱に罠が仕掛けられてる事が多いから気をつけな!
ところであんたは魔法使いみたいだけど罠の解除は出来るのかい?」
「いえ出来ません…」
「ならあたいが代わりに開けてやるから分け前は半分でどうだい?」
「はい!僕はそれで構いません」
「そうかい!
じゃあ早速開けるからあんたは離れて見てな!」
テラは宝箱から距離を取り女性が開けるのを見守る。
女性は道具を取り出し宝箱の隙間に道具を差し込みカチャカチャと作業する。
「やっぱり罠があったね…
ここをこうして………
よしっ!開いたよ!」
女性が宝箱を開き中を見てみると中には液体の入った瓶が入っていた。
女性はその瓶を取り出すと瓶をまじまじと眺めている。
「それは一体なんですか?」
テラの問いに女性は答える。
「これは傷薬だね。
この階にしてはまあまあの当たりだよ。
しかしこれを分けるのは無理だからあんたにやるよ」
「いえ僕は回復術師なので傷薬は不要です。
貴女に差し上げますよ!」
「そうかい!
なんか横取りしちまったみたいで悪いね。
代わりにこれをあんたにやるよ」
女性は先程宝箱を開ける時に使った針やピンセットみたいな物をテラに渡す。
「それがあれば簡単な罠なら開けられるよ!
さっき私がやったみたいに隙間にちょちょいとやれば出来るからね」
「ありがとうございます。
機会があったら使ってみます。
それでちょっと教えて欲しいのですがさっきの宝箱には何が仕掛けられてたんですか?」
「ああ…さっきの宝箱には糸が引っ掛けられてたから多分何もせずに開けたら矢でも飛んでくるようになってたんじゃないかな。
試しにやってみるからちょっと離れるよ」
「えっ!別にそこまでやらなくても…」
テラの言葉は聞き入れられずに女性は宝箱に何かし始める。
「さあ離れるよ!ほら早く!」
テラと女性が宝箱から離れると宝箱に向かって矢が飛んできた。
矢は空いている宝箱の蓋に命中する。
「こんなのが仕掛けられてるなんて危ないですね…」
「そうだね…
中には矢に毒が塗られている場合もあるから気を付けるんだよ」
「色々と教えて下さってありがとうございます」
「ところであんたはパーティーを組んでないのかい?」
「はい…パーティーは組んでません」
「そうかい…
だけど回復術師がソロでやるなんて聞いた事もないけど大丈夫なのかい?」
「なんとか頑張ってます」
「良かったらあたい達のパーティーに入らないかい?
天の導きってパーティーなんだけどけっこう強いパーティーなんだよ」
「有り難い話なのですが…
僕は1人でこの洞窟を攻略するように師匠から言われてますので…」
テラは大賢者の名前を出すと面倒になると思い咄嗟に師匠と言うことにした。
「あんたの師匠はかなり厳しい人なんだね…
回復術師をソロで洞窟にやるなんて普通じゃないよ」
「ははっ…そうですね…」
「まあそういう事なら仕方ないね。
じゃああたいは行くからね」
「はい色々とありがとうございました」
「そうだあたいの名前はリヒャルダって言うんだけどあんたは?」
「僕はテラって言います」
「そうかいじゃあねテラ!」
「はいリヒャルダさんお気をつけて」
リヒャルダはそう言って去って行った。
テラは改めて宝箱に刺さった矢を見る。
「リヒャルダさんが居なかったら危なかったな…
今度から宝箱を見つけたら気を付けないと」
「きゃあぁぁぁぁぁ」
テラが矢を見ているとリヒャルダが去って行った方から悲鳴が上がる。
「なんだろう今の悲鳴は…」
テラが急いでそちらに行くとリヒャルダがモンスターに襲われていた。
「テラ…気を付けな!
こいつはあたいも見た事ないモンスターだけどこんな浅い階に出るランクのモンスターじゃないよ」
モンスターは3メートルはありそうな大きさで長い牙を持ち4本の足で立っていた。
リヒャルダは槍を構えているがその肩からは大量の血が流れていた。
テラはリヒャルダに駆け寄り無詠唱で使える回復魔法を使う。
「今詠唱しないで魔法を使ったのかい!」
「そんな事よりモンスターに集中して下さい!」
テラは治療を終えるとモンスターに向かって短剣を構える。
モンスターはテラへと狙いを定めるとテラに飛び掛かって来た。
テラはモンスターの長い牙に狙いを定めぜルマルの短剣を振るう。
バキッ
モンスターの牙は音を立てて折れる。
モンスターが痛がっている隙にリヒャルダが槍をモンスターの胴体に突き刺す。
モンスターの注意がリヒャルダに向けられた瞬間テラは再びぜルマルの短剣をモンスターの首に振り下ろす。
ザシュッ
短剣はモンスターの首に大きな傷を付けるが刃が短いので倒すことは出来ない。
するとモンスターは後方へとジャンプしテラ達を睨んでいる。
「こいつあたいの槍も喰らってるのにまるで聞いてないみたいだね…」
テラとリヒャルダの攻撃を受けてモンスターは血を流しているが気にする素振りすら見せない。
するとモンスターは後ろを向き走って去って行く。
「一体どうしたんだろう…」
「あたい達が意外とやるから逃げたんじゃないか!
テラありがとね、お蔭で助かったよ」
「いえ僕は当然の事をしただけですから…」
「しかしあんなモンスターが居るんじゃ仲間と別行動にしたのは失敗だったかな…」
「リヒャルダさんのパーティーメンバーはどこに居るんですか?」
「ああ…8階に居るはずだよ。
そこに休憩できる所があるんだ」
「また先程のモンスターが襲ってくるかもしれませんのでそこまで一緒に行きませんか?」
「良いのかい!そうしてもらえると助かるよ!」
こうしてテラは短い間だが2人で行動することとなった。
紅蓮の刃は既にお尋ね者だったらしく兵士との話はスムーズに終わった。
「テラ君はこれからどうするんだい?
我々は宿で休む予定だけど良かったら一緒にどうだい?」
「誘って頂きありがたいのですが僕は洞窟の中に戻ります」
テラが断るとアンネリーゼが口を開く。
「せっかくこのセラスの盾が誘ってあげてるのに断るとは良い度胸ね!」
「こらアンネリーゼ!
テラ君にはテラ君の事情があるのだから無理強いはいけないよ」
マルヴィンに怒られてアンネリーゼは不貞腐れてしまった。
「うちのお転婆娘が済まないね。
では我々はもう宿に行くから縁があったらまた会おう。
ああ紅蓮の刃の賞金はこの街の冒険者ギルドに後日届けられる予定だからテラ君の分もあるから忘れずに受け取るんだよ。
じゃあ今度こそお別れだ」
「はい!色々とありがとうございました」
テラは手を振りセラスの盾を見送る。
そしてセラスの盾が見えなくなるとテラは洞窟の中へと戻っていく。
(セラスの盾か…みんな強かったな…
僕が負けそうだった相手をあんなに簡単に捕まえてしまうなんて…
僕も頑張らなくちゃ)
テラは気合いを入れ直して洞窟を進む。
時間も遅い事もあり先程までより冒険者の数は少ない。
しかしテラの目的は出来るだけ下へと進む事なのでモンスターや冒険者には目もくれずに下へと降りていく。
戦闘をせずに紅蓮の刃と戦闘した所まで行き着くとテラは探索を始める。
「ようやく戻ってこられた…
さて大賢者様の期待に応えられるように頑張らなくちゃ!」
それからテラは懸命に洞窟の奥を目指して降り始める。
しかし5階までは大して強いモンスターは出なかったのだが徐々にモンスターのランクが上がっていき簡単には倒せなくなってくる。
「やっぱり下に行くほどモンスターが強くなっていくな…
メルはここの30階まで降りたって言うから僕も負けてられないよね!
でも1人じゃ多分無理だから半分ぐらいを目標にしよう!」
メル達セラスの剣が記録した階数の半分である15階をテラは目指す事にした。
なおこの洞窟は何階まであるのか分かっておらず最高記録はセラスの翼が3ヶ月掛かって記録した45階が最高記録だ。
テラが6階の道を進んで行くと宝箱らしき物を見つける。
「あれは宝箱?
噂には聞いてたけど本当にこうやって置いてあるんだ。
早速開けてみよう」
「待ちな!
その宝箱に罠が仕掛けられてるか確認したかい?
もし罠が仕掛けられてたら下手すりゃあんた死んじまうよ!」
テラは女性からの忠告を聞いて慌てて手を引っ込める。
「ご忠告ありがとうございます」
「気にしなくて良いよ。
でもこの階からは宝箱に罠が仕掛けられてる事が多いから気をつけな!
ところであんたは魔法使いみたいだけど罠の解除は出来るのかい?」
「いえ出来ません…」
「ならあたいが代わりに開けてやるから分け前は半分でどうだい?」
「はい!僕はそれで構いません」
「そうかい!
じゃあ早速開けるからあんたは離れて見てな!」
テラは宝箱から距離を取り女性が開けるのを見守る。
女性は道具を取り出し宝箱の隙間に道具を差し込みカチャカチャと作業する。
「やっぱり罠があったね…
ここをこうして………
よしっ!開いたよ!」
女性が宝箱を開き中を見てみると中には液体の入った瓶が入っていた。
女性はその瓶を取り出すと瓶をまじまじと眺めている。
「それは一体なんですか?」
テラの問いに女性は答える。
「これは傷薬だね。
この階にしてはまあまあの当たりだよ。
しかしこれを分けるのは無理だからあんたにやるよ」
「いえ僕は回復術師なので傷薬は不要です。
貴女に差し上げますよ!」
「そうかい!
なんか横取りしちまったみたいで悪いね。
代わりにこれをあんたにやるよ」
女性は先程宝箱を開ける時に使った針やピンセットみたいな物をテラに渡す。
「それがあれば簡単な罠なら開けられるよ!
さっき私がやったみたいに隙間にちょちょいとやれば出来るからね」
「ありがとうございます。
機会があったら使ってみます。
それでちょっと教えて欲しいのですがさっきの宝箱には何が仕掛けられてたんですか?」
「ああ…さっきの宝箱には糸が引っ掛けられてたから多分何もせずに開けたら矢でも飛んでくるようになってたんじゃないかな。
試しにやってみるからちょっと離れるよ」
「えっ!別にそこまでやらなくても…」
テラの言葉は聞き入れられずに女性は宝箱に何かし始める。
「さあ離れるよ!ほら早く!」
テラと女性が宝箱から離れると宝箱に向かって矢が飛んできた。
矢は空いている宝箱の蓋に命中する。
「こんなのが仕掛けられてるなんて危ないですね…」
「そうだね…
中には矢に毒が塗られている場合もあるから気を付けるんだよ」
「色々と教えて下さってありがとうございます」
「ところであんたはパーティーを組んでないのかい?」
「はい…パーティーは組んでません」
「そうかい…
だけど回復術師がソロでやるなんて聞いた事もないけど大丈夫なのかい?」
「なんとか頑張ってます」
「良かったらあたい達のパーティーに入らないかい?
天の導きってパーティーなんだけどけっこう強いパーティーなんだよ」
「有り難い話なのですが…
僕は1人でこの洞窟を攻略するように師匠から言われてますので…」
テラは大賢者の名前を出すと面倒になると思い咄嗟に師匠と言うことにした。
「あんたの師匠はかなり厳しい人なんだね…
回復術師をソロで洞窟にやるなんて普通じゃないよ」
「ははっ…そうですね…」
「まあそういう事なら仕方ないね。
じゃああたいは行くからね」
「はい色々とありがとうございました」
「そうだあたいの名前はリヒャルダって言うんだけどあんたは?」
「僕はテラって言います」
「そうかいじゃあねテラ!」
「はいリヒャルダさんお気をつけて」
リヒャルダはそう言って去って行った。
テラは改めて宝箱に刺さった矢を見る。
「リヒャルダさんが居なかったら危なかったな…
今度から宝箱を見つけたら気を付けないと」
「きゃあぁぁぁぁぁ」
テラが矢を見ているとリヒャルダが去って行った方から悲鳴が上がる。
「なんだろう今の悲鳴は…」
テラが急いでそちらに行くとリヒャルダがモンスターに襲われていた。
「テラ…気を付けな!
こいつはあたいも見た事ないモンスターだけどこんな浅い階に出るランクのモンスターじゃないよ」
モンスターは3メートルはありそうな大きさで長い牙を持ち4本の足で立っていた。
リヒャルダは槍を構えているがその肩からは大量の血が流れていた。
テラはリヒャルダに駆け寄り無詠唱で使える回復魔法を使う。
「今詠唱しないで魔法を使ったのかい!」
「そんな事よりモンスターに集中して下さい!」
テラは治療を終えるとモンスターに向かって短剣を構える。
モンスターはテラへと狙いを定めるとテラに飛び掛かって来た。
テラはモンスターの長い牙に狙いを定めぜルマルの短剣を振るう。
バキッ
モンスターの牙は音を立てて折れる。
モンスターが痛がっている隙にリヒャルダが槍をモンスターの胴体に突き刺す。
モンスターの注意がリヒャルダに向けられた瞬間テラは再びぜルマルの短剣をモンスターの首に振り下ろす。
ザシュッ
短剣はモンスターの首に大きな傷を付けるが刃が短いので倒すことは出来ない。
するとモンスターは後方へとジャンプしテラ達を睨んでいる。
「こいつあたいの槍も喰らってるのにまるで聞いてないみたいだね…」
テラとリヒャルダの攻撃を受けてモンスターは血を流しているが気にする素振りすら見せない。
するとモンスターは後ろを向き走って去って行く。
「一体どうしたんだろう…」
「あたい達が意外とやるから逃げたんじゃないか!
テラありがとね、お蔭で助かったよ」
「いえ僕は当然の事をしただけですから…」
「しかしあんなモンスターが居るんじゃ仲間と別行動にしたのは失敗だったかな…」
「リヒャルダさんのパーティーメンバーはどこに居るんですか?」
「ああ…8階に居るはずだよ。
そこに休憩できる所があるんだ」
「また先程のモンスターが襲ってくるかもしれませんのでそこまで一緒に行きませんか?」
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こうしてテラは短い間だが2人で行動することとなった。
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