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妹リリィ
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タイトル及び、あらすじを変更するかも知れません。ご了承ください(ᴗ͈ˬᴗ͈⸝⸝)
物語の内容と合ってない気がするので……
─────
姉から送られて来た手紙には、今日訪れると書いてあった……
もう既に旦那様には話を通し、お迎えする準備は整っている。
私がなぜ姉と会うのか理解しているのか、旦那様は傍を離れようとしない。
たとえお姉様が、私と2人で話したいと言っても、何かしら対策をとるでしょう。
だから……手紙を認めた。
なぜ、私がお姉様に助けを求めたのか、その理由を記した手紙を……。
「旦那様……リリィ様の御家族の方がお見えになりました」
「通してくれ」
「畏まりました」
執事が一礼し、部屋の中に入って来たのは……ハニーブロンズの髪をした、私のお姉様!
「お姉様……」
「久しぶりね、リリィ。会いたかったわ!近くに来たから、寄らせて頂いたの、ごめんなさいね」
最初は妹に対して、後半は妹の旦那に対して言った言葉だった。リリィの表情は変わらなかったけれど、ルリィに会えてホッとしたような表情を見せた。
よほど辛かったのだろうと、ルリィは理解した。
「やだ、リリィ少し痩せた?ちゃんと食べなきゃダメよ?」
妹は、最後に別れた時よりも、かなり痩せ細ったような感じだった。旦那が隣に来た時は、表情が更に強ばり緊張しているようだった。
何があったの?!リリィ?!!
でも、リリィは何も喋らなかった。
いいえ、喋れなかった。
リリィの言葉を遮るように、毎回この男が話して来るから!
「リリィ、向こうで話しましょう?久しぶりだし、少し外で一緒に……」
「あの、お姉さん!リリィは、少し体調を崩してますからっ!!」
「あら?そうなの?じゃ、一緒にお部屋に行きま……」
「私が!連れて……」
「…………」
だから、リリィと二人で話そうと思ったのに……邪魔ばかりしてっ!!
私の顔が、鬼のような顔をしていたのかしらね。ジェストが気を使ってくれたわ、珍しい……
「ルリィ、リリィと話して来い。久しぶりだろ?俺はここに居るから」
「あっ!お待ち下さい!」
「家族水入らずなんだ、2人だけにしてやってくれ、少しでいいから」
「分かりました。リリィ…分かってるよな?」
「はい」
「じゃ、行きましょう?」
旦那がリリィを睨みつける。
お姉様と2人で外に出る事を許可して下さいましたが……長く、お話は出来そうに無いみたいです。
だから……
「お姉様、コレを受け取って下さい」
「リリィ?」
「ここに、お姉様を呼んだ理由が書いてあります。一つだけ、私は嘘を付いておりません。それだけは、信じて……」
お姉様が私を疑うことは無いと信じています。ですが……私はもう、誰を信じたら良いのか、もう分かりませんの……
数分後、旦那様が迎えに来て私は部屋に戻りました。お姉様にも、ジェスト様が迎えに来て、2人は連れ添って帰って行きました。
私も、あんな風になれたなら、良かった…ですのに…無理ですわね。
離婚したくても、伯爵家令嬢でしかない私が、侯爵家には逆らえません。
お父様も、許しては下さらなかった。
逆に私が悪いのだと決めつけ、旦那様に事の次第を話したのです。
お陰で私は、家の外に出る事は叶いませんでした。
お姉様……
物語の内容と合ってない気がするので……
─────
姉から送られて来た手紙には、今日訪れると書いてあった……
もう既に旦那様には話を通し、お迎えする準備は整っている。
私がなぜ姉と会うのか理解しているのか、旦那様は傍を離れようとしない。
たとえお姉様が、私と2人で話したいと言っても、何かしら対策をとるでしょう。
だから……手紙を認めた。
なぜ、私がお姉様に助けを求めたのか、その理由を記した手紙を……。
「旦那様……リリィ様の御家族の方がお見えになりました」
「通してくれ」
「畏まりました」
執事が一礼し、部屋の中に入って来たのは……ハニーブロンズの髪をした、私のお姉様!
「お姉様……」
「久しぶりね、リリィ。会いたかったわ!近くに来たから、寄らせて頂いたの、ごめんなさいね」
最初は妹に対して、後半は妹の旦那に対して言った言葉だった。リリィの表情は変わらなかったけれど、ルリィに会えてホッとしたような表情を見せた。
よほど辛かったのだろうと、ルリィは理解した。
「やだ、リリィ少し痩せた?ちゃんと食べなきゃダメよ?」
妹は、最後に別れた時よりも、かなり痩せ細ったような感じだった。旦那が隣に来た時は、表情が更に強ばり緊張しているようだった。
何があったの?!リリィ?!!
でも、リリィは何も喋らなかった。
いいえ、喋れなかった。
リリィの言葉を遮るように、毎回この男が話して来るから!
「リリィ、向こうで話しましょう?久しぶりだし、少し外で一緒に……」
「あの、お姉さん!リリィは、少し体調を崩してますからっ!!」
「あら?そうなの?じゃ、一緒にお部屋に行きま……」
「私が!連れて……」
「…………」
だから、リリィと二人で話そうと思ったのに……邪魔ばかりしてっ!!
私の顔が、鬼のような顔をしていたのかしらね。ジェストが気を使ってくれたわ、珍しい……
「ルリィ、リリィと話して来い。久しぶりだろ?俺はここに居るから」
「あっ!お待ち下さい!」
「家族水入らずなんだ、2人だけにしてやってくれ、少しでいいから」
「分かりました。リリィ…分かってるよな?」
「はい」
「じゃ、行きましょう?」
旦那がリリィを睨みつける。
お姉様と2人で外に出る事を許可して下さいましたが……長く、お話は出来そうに無いみたいです。
だから……
「お姉様、コレを受け取って下さい」
「リリィ?」
「ここに、お姉様を呼んだ理由が書いてあります。一つだけ、私は嘘を付いておりません。それだけは、信じて……」
お姉様が私を疑うことは無いと信じています。ですが……私はもう、誰を信じたら良いのか、もう分かりませんの……
数分後、旦那様が迎えに来て私は部屋に戻りました。お姉様にも、ジェスト様が迎えに来て、2人は連れ添って帰って行きました。
私も、あんな風になれたなら、良かった…ですのに…無理ですわね。
離婚したくても、伯爵家令嬢でしかない私が、侯爵家には逆らえません。
お父様も、許しては下さらなかった。
逆に私が悪いのだと決めつけ、旦那様に事の次第を話したのです。
お陰で私は、家の外に出る事は叶いませんでした。
お姉様……
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