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1.陽だまり
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真っ暗闇の中を、ずっと全力で走っていた。
どれだけ走っても、走っても、俺を呼ぶ声も、照らす光も何も見つからない。
でも、
一つだけ、
たった一つだけ、俺は暗闇の中で掴むことができたんだ。
小さな小さな手の温もり。
『ゆうくん、もう大丈夫だよ』
俺はどうしても、この手を離すことができない。
スーパーの野菜売り場、長ネギの品定めをするだけで、女性たちの熱い視線を浴びる男が、この世に一体何人いるだろうか。
少なくとも俺は、目の前のこの男しか知らない。
「ゆうくん、これはどうかな?」
「うん、根元がしっかり太くて美味しそう!
これにしよ」
受け取った長ネギを、カートに乗せたカゴに入れる。
美味しそうな長ネギが選べたことがそんなに嬉しいのか。美しい顔が綻ぶように笑みの形になる。
その瞬間、小さな悲鳴のような歓声が周囲に巻き起こった。女子高生はスマホを握りしめながら倒れそうになってるし、スーパーのパートの女性はジャガイモが入った箱をひっくり返してしまっている。
その笑顔の破壊力たるや…っ!
遠野悠斗はそういう男だ。
薄茶色の緩い癖っ毛は、太陽の下だと金髪のようにきらめきながら風になびくし、ひるがえった長めの前髪から覗く顔は、神様が特にこだわって作ったんだろうと思える、神がかり的なバランスで整っている。
整った顔立ちに、高い身長。まだ高校生だというのに、穏やかで品のいい雰囲気は、誰にだって好印象を与えるだろう。
しかし、光と影とでも言うのだろうか、悠斗が脚光を浴びれば浴びるほど、影は濃くなるのだ。女子高生たちの囁きが聞こえる。
「で、なに、あのダサめがね
邪魔なんだけど……」
「なんであんなのと一緒に居るんだろ。どう考えても底辺じゃん」
嫌なものまで耳に入ってくる。
『げぇっ お前の顔気持ち悪ーい』
『こっち来んなよ 俺らまでナヨナヨ菌うつっちゃうだろ!』
あぁ……嫌な記憶まで引きずり出されてしまった。
小学生のころの嫌な記憶が頭をよぎり、スーパーのカートの手すりを握りしめて固まってしまう。
もう、何年も前のことだというのに。
美しい悠斗を見ていたら、視界に俺なんかが入ってしまうのだから、そんな風に言われても仕方ない。俺は悠斗と家が隣同士で、同い年だというだけのただのキモダサめがねだ。
俺、青山優李は、そういう男なのだ。
「ゆうくん、次はお肉コーナー行こ」
「あ、あぁ…」
悠斗がカートを押す俺の背中に手を添えて、精肉コーナーへ向かわせてくれる。もう、彼女たちの声は聞こえなくなっていた。
「ね、ゆうくん、覚えてる?
昔ハンバーグ作ろうとした時に、なぜかそぼろになったの」
「ふ、つなぎって存在を知らなかったときな」
「でも二人で作ったそぼろ丼も美味しかったよね」
「うん」
精肉コーナーでひき肉を眺めながら、悠斗が思い出したように話し始める。小学生のころ、2人だけでハンバーグを作った時のことだ。
生のミンチを捏ねただけで、フライパンに乗せて焼いてしまった。つなぎも何も入っていない、ただのミンチ肉はハンバーグではなく、そぼろになってしまって、結局その日はそぼろ丼にして食べることになった。初めて二人で作ったハンバーグの思い出だ。
優しいな…、としみじみ思う。たぶん悠斗にもさっきの女の子たちの言葉が聞こえていたんだろう。何も言わず、俺の気を嫌なことから逸らせてくれる。
悠斗は俺にとって、陽だまりみたいだ。いつも傍で俺を暖めてくれる。
「はい、じゃあこっち持ってね」
「え、でも……」
スーパーの会計が終わり、袋詰めされた袋を目の前に差し出される。カレーのルーやお菓子が入った袋だ。茄子や長ネギ、醤油や味噌が入った袋は悠斗が当たり前のように持っている。明らかにそちらのほうが重い。
「ふふ、俺のほうが体大きいからね」
頭一つ分上から、得意げに声をかけられる。
悠斗は小学校高学年に上がってからどんどんと背が伸びて、あっという間に離されてしまった。……ちょっと悔しい。
「俺だって……成長期だし
これからまだまだ伸びるし…っ」
「ゆうくんはそのままでも大丈夫だよ」
「伸びるし……っ!」
結局、軽い方の袋を持たされながら、ポカポカと悠斗の背中に緩い拳で攻撃を仕掛ける。悠斗はポカポカされるたびに、あははと笑った。
隣を歩く悠斗の袋からは長ネギが見えている。袋から飛び出した長ネギまでが洒落て見えるんだから、悠斗のかっこよさは異次元だ。
「ゆうくん、今日は何にするの?」
「長ネギも茄子も良いのあったし、今日は麻婆茄子にしよ。
ハル中華好きでしょ」
「嬉しい!
あ、でも辛いのはちょっとだけにしておいて欲しい」
頭上から、可愛いお願い事をされる。図体は大きくなっても、悠斗は子ども舌なところがある。仕方ないなぁ、今日は甘めの麻婆茄子を作ってやろう。
悠斗と俺は幼稚園の物心ついたときから、ずっと一緒にいる。
俺の両親は二人とも起業していて、ほとんど家におらず、母方の祖父母が世話をしてくれていた。悠斗の父親は高名な画家、母親は(公にはされていないが)世界的に有名な女優で、ほとんど家におらず父方の祖母が世話をしていた。
二人とも家だけは大きいが、小さな子どもと高齢者だけが暮らすという似た境遇で、互いの祖母が意気投合してからは、ほとんどどちらかの家で家族みたいに暮らすという日々が続いた。
「ゆうくん、ご飯はいつもくらいでいい?」
「ありがと、ちょっと多めがいい」
高校生になってからは、悠斗も俺もそれぞれの家で一人暮らしを始めた。祖父母らは、やっと孫育てから解放され、今は悠々自適に暮らしているらしい。
だが、悠斗と俺の共同生活は変わらない。
互いの広い一軒家は使っていない部屋がほとんどで、食事は大抵俺の家で作って一緒に食べている。俺の料理は、腕のいいおばあちゃん仕込みだ。
「んーーっ おいし! 僕、ゆうくんのご飯は世界一美味しいと思う」
「ははっ、大げさ」
毎日何を作っても、悠斗はこうして心底美味しそうに食べてくれるから作り甲斐がある。
少しずれてしまった眼鏡を手首で押して、元の高さに戻す。
「ゆうくん、僕と一緒のときは眼鏡取っててもいいのに」
「あー…でも、もう慣れちゃったから」
ふーん、と言いながらハルは麻婆茄子に集中している。
それを確認して、俺も麻婆茄子と白ご飯を頬張る。甘めだけど、いい味が出せたと思う。ご飯が進む味だ。
「ゆうくん、」
「ん?」
気づけば食卓を挟んだ正面の席で、悠斗がこちらを見ている。
もぐもぐと口を動かしながら、話の続きを待つと、
「僕、ゆうくんと居られて、本当に幸せ。
ずっと、一緒に居てね。」
胸に、氷の刃が突き刺さったみたいだ。
穏やかな笑みを浮かべる目の前の悠斗に、すぐに返事ができない。幼い頃だったら、悠斗と同じく穏やかな笑みを浮かべて、心から「うん、ずっと一緒だよ」と返事ができたろうに。
声が震えないように、腹に力を入れて、なんとか声を出す。
「当たり前じゃん。
俺たち家族みたいなもんだろ!」
指先から、冷えていくのを感じる。
家族。そう、家族みたいなものだ。俺と悠斗は、家族で、親友で、かけがえのない存在だ。
「うん。
ふふ、嬉しい」
心底嬉しそうな笑みを浮かべて、悠斗は食事を再開する。俺も箸を持つ右手を動かしながら、茄子を掴んで口へ運ぶ。
だが、味がしない。
胸の中に張られた水面に、ぽたりぽたりとインクが垂らされているようだ。静かに凪いでいた水面は、雫によって揺らめき、波紋の中心からどんどんと黒い靄が広がっていく。
悠斗がもたらす陽だまりは、俺に暖かさと氷のような冷たさを同時に与えてしまう。
俺と悠斗は、家族で、親友だ。それ以上でも、以下でもない。
これから先、悠斗に彼女ができても、奥さんができても、子どもができても、
俺はこの場所で、ずっと一緒にいる。
こぼれ落ちそうな想いとともに、食事をゴクリと飲み込んだ。
決して、俺の想いが悠斗にバレてはいけない。
どれだけ走っても、走っても、俺を呼ぶ声も、照らす光も何も見つからない。
でも、
一つだけ、
たった一つだけ、俺は暗闇の中で掴むことができたんだ。
小さな小さな手の温もり。
『ゆうくん、もう大丈夫だよ』
俺はどうしても、この手を離すことができない。
スーパーの野菜売り場、長ネギの品定めをするだけで、女性たちの熱い視線を浴びる男が、この世に一体何人いるだろうか。
少なくとも俺は、目の前のこの男しか知らない。
「ゆうくん、これはどうかな?」
「うん、根元がしっかり太くて美味しそう!
これにしよ」
受け取った長ネギを、カートに乗せたカゴに入れる。
美味しそうな長ネギが選べたことがそんなに嬉しいのか。美しい顔が綻ぶように笑みの形になる。
その瞬間、小さな悲鳴のような歓声が周囲に巻き起こった。女子高生はスマホを握りしめながら倒れそうになってるし、スーパーのパートの女性はジャガイモが入った箱をひっくり返してしまっている。
その笑顔の破壊力たるや…っ!
遠野悠斗はそういう男だ。
薄茶色の緩い癖っ毛は、太陽の下だと金髪のようにきらめきながら風になびくし、ひるがえった長めの前髪から覗く顔は、神様が特にこだわって作ったんだろうと思える、神がかり的なバランスで整っている。
整った顔立ちに、高い身長。まだ高校生だというのに、穏やかで品のいい雰囲気は、誰にだって好印象を与えるだろう。
しかし、光と影とでも言うのだろうか、悠斗が脚光を浴びれば浴びるほど、影は濃くなるのだ。女子高生たちの囁きが聞こえる。
「で、なに、あのダサめがね
邪魔なんだけど……」
「なんであんなのと一緒に居るんだろ。どう考えても底辺じゃん」
嫌なものまで耳に入ってくる。
『げぇっ お前の顔気持ち悪ーい』
『こっち来んなよ 俺らまでナヨナヨ菌うつっちゃうだろ!』
あぁ……嫌な記憶まで引きずり出されてしまった。
小学生のころの嫌な記憶が頭をよぎり、スーパーのカートの手すりを握りしめて固まってしまう。
もう、何年も前のことだというのに。
美しい悠斗を見ていたら、視界に俺なんかが入ってしまうのだから、そんな風に言われても仕方ない。俺は悠斗と家が隣同士で、同い年だというだけのただのキモダサめがねだ。
俺、青山優李は、そういう男なのだ。
「ゆうくん、次はお肉コーナー行こ」
「あ、あぁ…」
悠斗がカートを押す俺の背中に手を添えて、精肉コーナーへ向かわせてくれる。もう、彼女たちの声は聞こえなくなっていた。
「ね、ゆうくん、覚えてる?
昔ハンバーグ作ろうとした時に、なぜかそぼろになったの」
「ふ、つなぎって存在を知らなかったときな」
「でも二人で作ったそぼろ丼も美味しかったよね」
「うん」
精肉コーナーでひき肉を眺めながら、悠斗が思い出したように話し始める。小学生のころ、2人だけでハンバーグを作った時のことだ。
生のミンチを捏ねただけで、フライパンに乗せて焼いてしまった。つなぎも何も入っていない、ただのミンチ肉はハンバーグではなく、そぼろになってしまって、結局その日はそぼろ丼にして食べることになった。初めて二人で作ったハンバーグの思い出だ。
優しいな…、としみじみ思う。たぶん悠斗にもさっきの女の子たちの言葉が聞こえていたんだろう。何も言わず、俺の気を嫌なことから逸らせてくれる。
悠斗は俺にとって、陽だまりみたいだ。いつも傍で俺を暖めてくれる。
「はい、じゃあこっち持ってね」
「え、でも……」
スーパーの会計が終わり、袋詰めされた袋を目の前に差し出される。カレーのルーやお菓子が入った袋だ。茄子や長ネギ、醤油や味噌が入った袋は悠斗が当たり前のように持っている。明らかにそちらのほうが重い。
「ふふ、俺のほうが体大きいからね」
頭一つ分上から、得意げに声をかけられる。
悠斗は小学校高学年に上がってからどんどんと背が伸びて、あっという間に離されてしまった。……ちょっと悔しい。
「俺だって……成長期だし
これからまだまだ伸びるし…っ」
「ゆうくんはそのままでも大丈夫だよ」
「伸びるし……っ!」
結局、軽い方の袋を持たされながら、ポカポカと悠斗の背中に緩い拳で攻撃を仕掛ける。悠斗はポカポカされるたびに、あははと笑った。
隣を歩く悠斗の袋からは長ネギが見えている。袋から飛び出した長ネギまでが洒落て見えるんだから、悠斗のかっこよさは異次元だ。
「ゆうくん、今日は何にするの?」
「長ネギも茄子も良いのあったし、今日は麻婆茄子にしよ。
ハル中華好きでしょ」
「嬉しい!
あ、でも辛いのはちょっとだけにしておいて欲しい」
頭上から、可愛いお願い事をされる。図体は大きくなっても、悠斗は子ども舌なところがある。仕方ないなぁ、今日は甘めの麻婆茄子を作ってやろう。
悠斗と俺は幼稚園の物心ついたときから、ずっと一緒にいる。
俺の両親は二人とも起業していて、ほとんど家におらず、母方の祖父母が世話をしてくれていた。悠斗の父親は高名な画家、母親は(公にはされていないが)世界的に有名な女優で、ほとんど家におらず父方の祖母が世話をしていた。
二人とも家だけは大きいが、小さな子どもと高齢者だけが暮らすという似た境遇で、互いの祖母が意気投合してからは、ほとんどどちらかの家で家族みたいに暮らすという日々が続いた。
「ゆうくん、ご飯はいつもくらいでいい?」
「ありがと、ちょっと多めがいい」
高校生になってからは、悠斗も俺もそれぞれの家で一人暮らしを始めた。祖父母らは、やっと孫育てから解放され、今は悠々自適に暮らしているらしい。
だが、悠斗と俺の共同生活は変わらない。
互いの広い一軒家は使っていない部屋がほとんどで、食事は大抵俺の家で作って一緒に食べている。俺の料理は、腕のいいおばあちゃん仕込みだ。
「んーーっ おいし! 僕、ゆうくんのご飯は世界一美味しいと思う」
「ははっ、大げさ」
毎日何を作っても、悠斗はこうして心底美味しそうに食べてくれるから作り甲斐がある。
少しずれてしまった眼鏡を手首で押して、元の高さに戻す。
「ゆうくん、僕と一緒のときは眼鏡取っててもいいのに」
「あー…でも、もう慣れちゃったから」
ふーん、と言いながらハルは麻婆茄子に集中している。
それを確認して、俺も麻婆茄子と白ご飯を頬張る。甘めだけど、いい味が出せたと思う。ご飯が進む味だ。
「ゆうくん、」
「ん?」
気づけば食卓を挟んだ正面の席で、悠斗がこちらを見ている。
もぐもぐと口を動かしながら、話の続きを待つと、
「僕、ゆうくんと居られて、本当に幸せ。
ずっと、一緒に居てね。」
胸に、氷の刃が突き刺さったみたいだ。
穏やかな笑みを浮かべる目の前の悠斗に、すぐに返事ができない。幼い頃だったら、悠斗と同じく穏やかな笑みを浮かべて、心から「うん、ずっと一緒だよ」と返事ができたろうに。
声が震えないように、腹に力を入れて、なんとか声を出す。
「当たり前じゃん。
俺たち家族みたいなもんだろ!」
指先から、冷えていくのを感じる。
家族。そう、家族みたいなものだ。俺と悠斗は、家族で、親友で、かけがえのない存在だ。
「うん。
ふふ、嬉しい」
心底嬉しそうな笑みを浮かべて、悠斗は食事を再開する。俺も箸を持つ右手を動かしながら、茄子を掴んで口へ運ぶ。
だが、味がしない。
胸の中に張られた水面に、ぽたりぽたりとインクが垂らされているようだ。静かに凪いでいた水面は、雫によって揺らめき、波紋の中心からどんどんと黒い靄が広がっていく。
悠斗がもたらす陽だまりは、俺に暖かさと氷のような冷たさを同時に与えてしまう。
俺と悠斗は、家族で、親友だ。それ以上でも、以下でもない。
これから先、悠斗に彼女ができても、奥さんができても、子どもができても、
俺はこの場所で、ずっと一緒にいる。
こぼれ落ちそうな想いとともに、食事をゴクリと飲み込んだ。
決して、俺の想いが悠斗にバレてはいけない。
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