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第28話
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◆神坂冬樹 視点◆
昼食を摂り終え、俺は美晴姉さん、高梨先生、赤堀さんの4人でホームセンターへ向かった。
俺は生まれてからずっとホームセンターに行く機会がなかったので店内の様子が新鮮だった。
興味深く店内を見ている俺に対して赤堀さんが「この程度で驚いてたら郊外の大型店舗へ行ったら度肝を抜かすぞ」なんて誂ってきた。
売り場面積が広い店ならデパートなどで見たことはあるけど、デパートとは違い置かれている品物も大きいものや、それ単体で何に使うのかイメージ湧かないものもたくさんあるので今度ゆっくり見てまわりたいと思った。
家具は配送を頼むことにしたけど、布団といったすぐに使いたいけどかさばるものもあったので、お店の軽トラックを借りて持ち帰ることにした。
赤堀さんが運転免許を持っていてトラックを運転してくれることになったのだが、トラックはふたりしか乗れず、当然トラックを返しに戻ってこなくてはならないので、家主の俺と運転手の赤堀さんのふたりでマンションまで往復し、美晴姉さんと先生はお店で待っていてもらうことになった。
トラックを借りる手続きが終わりふたりでマンションまで向かう車中、赤堀さんは何もしゃべろうとしてくれないので俺から話しかけることにした。
「あの、赤堀さん。気のせいだったら申し訳ないのですけど、カフェで出会った時から僕に対してあまり良い感情を持たれていない雰囲気を感じるのですが、どうなのでしょうか?」
「うん、ごめんね。それはあったと思うし、今でも私の気持ちが整理できてないから微妙な空気にしちゃってる自覚もあるんだけど、神坂君は何も悪くないよ。悪いのは私。
というのも、百合恵にまとわりつく悪ガキって先入観があったからさ、ほんとごめんなんだけど」
「先生にまとわりつく悪ガキですか・・・赤堀さんがどこまで知っているのかわかりませんが、たぶん最近先生と一緒にいた時間が一番長かった生徒は僕だったと思いますし、表現はともかく間違っている感じはしないですよ」
「あんたは、ほんとにいい子、いや、イイ男だね。百合恵がどんな状況にいるのか、なんとなくでも察しているんじゃないの?」
「そうですね。週明けに元気が無いことが多かったり、週末が来るのを億劫に思っていそうな雰囲気がある傾向は感じていますね」
「それ、答えがわかっている様なもんじゃないの。まぁ、ダンナとうまくいってないのは事実ね。だから暴言なんか吐かれるわけだし。
思い出したらまたムカついてきた!あの男、タコ殴りにしてやりたいわ!」
「さすがに暴力は・・・でも、先生の気持ちの整理を付けるための時間を作るための場所は喜んで提供させてもらいますよ。
本当は相談してほしい気持ちもありますけど、先生の立場だと俺になんか言えないでしょうし。
赤堀さんの様な素敵なご友人がいらっしゃると知って頼もしい気持ちですよ」
「あんた、まだ高校生なのにイケメンすぎるじゃない。その上、超お金持ちだし。あんたになら百合恵をまかせられるかもね」
など言いながらと俺と赤堀さんはただただ先生の将来の心配を話し合った。
申し合わせもしてないけど、俺と赤堀さんとで『高梨先生を守り隊』を結成した様な気分だった。
昼食を摂り終え、俺は美晴姉さん、高梨先生、赤堀さんの4人でホームセンターへ向かった。
俺は生まれてからずっとホームセンターに行く機会がなかったので店内の様子が新鮮だった。
興味深く店内を見ている俺に対して赤堀さんが「この程度で驚いてたら郊外の大型店舗へ行ったら度肝を抜かすぞ」なんて誂ってきた。
売り場面積が広い店ならデパートなどで見たことはあるけど、デパートとは違い置かれている品物も大きいものや、それ単体で何に使うのかイメージ湧かないものもたくさんあるので今度ゆっくり見てまわりたいと思った。
家具は配送を頼むことにしたけど、布団といったすぐに使いたいけどかさばるものもあったので、お店の軽トラックを借りて持ち帰ることにした。
赤堀さんが運転免許を持っていてトラックを運転してくれることになったのだが、トラックはふたりしか乗れず、当然トラックを返しに戻ってこなくてはならないので、家主の俺と運転手の赤堀さんのふたりでマンションまで往復し、美晴姉さんと先生はお店で待っていてもらうことになった。
トラックを借りる手続きが終わりふたりでマンションまで向かう車中、赤堀さんは何もしゃべろうとしてくれないので俺から話しかけることにした。
「あの、赤堀さん。気のせいだったら申し訳ないのですけど、カフェで出会った時から僕に対してあまり良い感情を持たれていない雰囲気を感じるのですが、どうなのでしょうか?」
「うん、ごめんね。それはあったと思うし、今でも私の気持ちが整理できてないから微妙な空気にしちゃってる自覚もあるんだけど、神坂君は何も悪くないよ。悪いのは私。
というのも、百合恵にまとわりつく悪ガキって先入観があったからさ、ほんとごめんなんだけど」
「先生にまとわりつく悪ガキですか・・・赤堀さんがどこまで知っているのかわかりませんが、たぶん最近先生と一緒にいた時間が一番長かった生徒は僕だったと思いますし、表現はともかく間違っている感じはしないですよ」
「あんたは、ほんとにいい子、いや、イイ男だね。百合恵がどんな状況にいるのか、なんとなくでも察しているんじゃないの?」
「そうですね。週明けに元気が無いことが多かったり、週末が来るのを億劫に思っていそうな雰囲気がある傾向は感じていますね」
「それ、答えがわかっている様なもんじゃないの。まぁ、ダンナとうまくいってないのは事実ね。だから暴言なんか吐かれるわけだし。
思い出したらまたムカついてきた!あの男、タコ殴りにしてやりたいわ!」
「さすがに暴力は・・・でも、先生の気持ちの整理を付けるための時間を作るための場所は喜んで提供させてもらいますよ。
本当は相談してほしい気持ちもありますけど、先生の立場だと俺になんか言えないでしょうし。
赤堀さんの様な素敵なご友人がいらっしゃると知って頼もしい気持ちですよ」
「あんた、まだ高校生なのにイケメンすぎるじゃない。その上、超お金持ちだし。あんたになら百合恵をまかせられるかもね」
など言いながらと俺と赤堀さんはただただ先生の将来の心配を話し合った。
申し合わせもしてないけど、俺と赤堀さんとで『高梨先生を守り隊』を結成した様な気分だった。
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