235 / 252
第235話
しおりを挟む
◆神坂夏菜 視点◆
大学受験対応で授業時間が全部自習になる期間に入り、出席が任意となっていることで生徒もまばらになっている教室にも慣れてきた1月の下旬の今日、先日の共通テストの結果に満足しながらも『勝って兜の緒を締めよ』の気持ちで最後の追い込みに励むべく教科を問わず理解が足りていなそうなところをそれぞれの教科担当の先生に質問をして回っていた。
「あっ、神坂さん。久し振り!」
「ああ、仲村さん。久し振りだな。元気にしていたか?」
質問のために行っていた職員室から教室へ戻る途中の廊下で仲村さんから声を掛けられた。
「お陰様でね。大学も推薦で第一志望に合格できたよ。
今日はその報告で来てたんだけど、会えて良かったよ。
やっぱり学校が特別教室の対応をしてくれたり、先生方が電話でフォローの質問に対応してくれたお陰で安心して勉強ができたね。
結果は推薦でペーパーの試験はなかったけど、最後の追い上げがしっかりできたから面接で精神的に余裕を持って臨めたのが大きかったと思う」
「そうか。それは良かった。私が何をしたというわけではないけど、仲村さんが無事志望校へ合格できたのなら良かったと思うよ」
「神坂さん、謙遜は良くないよ。私は本当にボロボロだったんだ。それを受験に間に合うように立て直せたのは神坂さんが色々フォローしてくれたお陰だと思っているし、その恩人について悪く言わないで欲しいな」
「それを言われると確かに良くなかったかもな。仲村さんの気持ちを受け取らせてもらうよ」
「わかってくれてありがとう。ところで、神坂さんはまだ?」
「ああ、私は国立が第一志望なのでね。本番はこれからだよ。滑り止めも併願だからこれからだし気を引き締めねばと思っているところさ」
「国立・・・なるほどね。神坂さんなら合格できると信じてるよ」
「ありがとう。しっかり整えて頑張るよ」
今まで受験に影響しては良くないと思って仲村さんから避けていた話題があったのだけど、せっかく顔を合わせたのだし振ってみることにした。
「ところで、話題を変えるのだけど良いかな?」
「もちろん。神坂さんがそんな改まっていう話ってなんだろ?」
「鷺ノ宮隆史についてなんだが・・・」
「・・・もしかして、隆史が今どうなっているか知ってるの?
それなら教えて欲しい」
「知っているし、むしろ話しておかねばならないと思っていたこともある。
さすがに受験に影響しては良くないと思ってこの話をするのは受験が終わってからだと思っていたけど、第一志望に合格したなら良いだろう。
時間があるなら少し落ち着いて話せる場所へ移動して話させてもらいたいのだが・・・」
授業は自習状態で戻らずとも問題はないので、仲村さんと人気がない空き教室へ移動して腰を落ち着けた。
「それで鷺ノ宮隆史の現状なんだが・・・」
「うん・・・」
仲村さんが鷺ノ宮隆史へ対して何を思っているのかがわからず表情を窺っているけど、単純に負の感情を持っているだけには読み取れず困惑するし、だからこそ伝え方も考えてしまう。
「まず、話しやすいところから言えば、一旦は更生施設へ入っていたのだが二之宮凪沙の自供で情状酌量の余地があると判断されて保護観察処分に緩和された。
そして、そのあと九州の寮付きの工場へ行き期間契約で勤めている」
「そうなんだ・・・」
仲村さんの表情は話し始める前に比べて少し穏やかな安堵を感じせるものになっている。
「それは3月までで契約が終わったらこちらへ戻ってくるそうだ」
「でも、家は?
前の家からは引っ越してるよね?」
「その通り引っ越してしまっていて、今は鷺ノ宮の姉が借りているマンションがあり、そこへ戻る事になるそうだ」
「そうなんだ。でもお姉さんだけ?ご両親は?」
「少し複雑な状況になるのだけど、お父上は昨年の夏に会社を辞めざるを得ない状況になって辞めてから、伝手で海外の日本法人の現地職員として働きに出ていて、お母上は騒動で心を病んでしまわれご実家で過ごされているということらしい」
「お姉さんは一緒に暮らさないの?」
「その姉が親からの虐待に遭っていた二之宮凪沙を引き取って一緒に暮らしているので、お母上とは一緒に暮らしていないそうだ」
「ええ?
お姉さん、隆史を陥れた原因の女を保護してるの?」
「そういうことになる」
「じゃあ、隆史が戻ってきたら二之宮さんと同居するってこと?」
「恐らくはそうなると思う・・・仲村さんっ!?」
仲村さんの表情がすごく怖いものになっていて思わず驚きの声を上げてしまった。
「え?なに?」
「いや、表情が強張っていたので大丈夫かと思って・・・」
「驚かせてしまってごめんなさい。
でも、隆史は結局二之宮さんのせいでメチャクチャになったのにその二之宮さんと同居するのっておかしくないかしら?」
「その点は同意するしかないと思う。
ただ、鷺ノ宮姉がかなりの人格者のようでそれとこれは別のこととして、大人として未成年者を守るべきという姿勢で二之宮凪沙の保護を買って出ている。
また、これは妹分から聞いている話になるけど、二之宮凪沙も鷺ノ宮隆史も深く反省していて人として付き合っても良いと思える状況ということらしい」
「神坂さんの妹分ということは岸元さんのことよね。
岸元さんは隆史や二之宮さんに会っているの?」
「その質問の答えはイエスになる。
そして、ここが言いづらかった部分になるのだが、岸元・・・美波は二之宮凪沙と友人関係になっていて、鷺ノ宮隆史とは男女交際を始めている」
「なんですって!」
「ど、どうした!?
仲村さん?」
仲村さんが急に激昂して怒鳴るような声を上げた。
「隆史が男女交際なんて・・・
私があの頃どんな思いで過ごしていたか・・・いくらなんでもそれは許せない」
「ちょっと待ってくれ。交際を申し出たのは美波だ。
もしかすると、美波から申し込まれて断れなかったかもしれない」
「それにしたって!
・・・ごめん、神坂さんに当たるなんてダメだよね・・・ねぇ、私も隆史と、あと岸元さんと話をしたいのだけど繋いでもらえないかしら?」
大学受験対応で授業時間が全部自習になる期間に入り、出席が任意となっていることで生徒もまばらになっている教室にも慣れてきた1月の下旬の今日、先日の共通テストの結果に満足しながらも『勝って兜の緒を締めよ』の気持ちで最後の追い込みに励むべく教科を問わず理解が足りていなそうなところをそれぞれの教科担当の先生に質問をして回っていた。
「あっ、神坂さん。久し振り!」
「ああ、仲村さん。久し振りだな。元気にしていたか?」
質問のために行っていた職員室から教室へ戻る途中の廊下で仲村さんから声を掛けられた。
「お陰様でね。大学も推薦で第一志望に合格できたよ。
今日はその報告で来てたんだけど、会えて良かったよ。
やっぱり学校が特別教室の対応をしてくれたり、先生方が電話でフォローの質問に対応してくれたお陰で安心して勉強ができたね。
結果は推薦でペーパーの試験はなかったけど、最後の追い上げがしっかりできたから面接で精神的に余裕を持って臨めたのが大きかったと思う」
「そうか。それは良かった。私が何をしたというわけではないけど、仲村さんが無事志望校へ合格できたのなら良かったと思うよ」
「神坂さん、謙遜は良くないよ。私は本当にボロボロだったんだ。それを受験に間に合うように立て直せたのは神坂さんが色々フォローしてくれたお陰だと思っているし、その恩人について悪く言わないで欲しいな」
「それを言われると確かに良くなかったかもな。仲村さんの気持ちを受け取らせてもらうよ」
「わかってくれてありがとう。ところで、神坂さんはまだ?」
「ああ、私は国立が第一志望なのでね。本番はこれからだよ。滑り止めも併願だからこれからだし気を引き締めねばと思っているところさ」
「国立・・・なるほどね。神坂さんなら合格できると信じてるよ」
「ありがとう。しっかり整えて頑張るよ」
今まで受験に影響しては良くないと思って仲村さんから避けていた話題があったのだけど、せっかく顔を合わせたのだし振ってみることにした。
「ところで、話題を変えるのだけど良いかな?」
「もちろん。神坂さんがそんな改まっていう話ってなんだろ?」
「鷺ノ宮隆史についてなんだが・・・」
「・・・もしかして、隆史が今どうなっているか知ってるの?
それなら教えて欲しい」
「知っているし、むしろ話しておかねばならないと思っていたこともある。
さすがに受験に影響しては良くないと思ってこの話をするのは受験が終わってからだと思っていたけど、第一志望に合格したなら良いだろう。
時間があるなら少し落ち着いて話せる場所へ移動して話させてもらいたいのだが・・・」
授業は自習状態で戻らずとも問題はないので、仲村さんと人気がない空き教室へ移動して腰を落ち着けた。
「それで鷺ノ宮隆史の現状なんだが・・・」
「うん・・・」
仲村さんが鷺ノ宮隆史へ対して何を思っているのかがわからず表情を窺っているけど、単純に負の感情を持っているだけには読み取れず困惑するし、だからこそ伝え方も考えてしまう。
「まず、話しやすいところから言えば、一旦は更生施設へ入っていたのだが二之宮凪沙の自供で情状酌量の余地があると判断されて保護観察処分に緩和された。
そして、そのあと九州の寮付きの工場へ行き期間契約で勤めている」
「そうなんだ・・・」
仲村さんの表情は話し始める前に比べて少し穏やかな安堵を感じせるものになっている。
「それは3月までで契約が終わったらこちらへ戻ってくるそうだ」
「でも、家は?
前の家からは引っ越してるよね?」
「その通り引っ越してしまっていて、今は鷺ノ宮の姉が借りているマンションがあり、そこへ戻る事になるそうだ」
「そうなんだ。でもお姉さんだけ?ご両親は?」
「少し複雑な状況になるのだけど、お父上は昨年の夏に会社を辞めざるを得ない状況になって辞めてから、伝手で海外の日本法人の現地職員として働きに出ていて、お母上は騒動で心を病んでしまわれご実家で過ごされているということらしい」
「お姉さんは一緒に暮らさないの?」
「その姉が親からの虐待に遭っていた二之宮凪沙を引き取って一緒に暮らしているので、お母上とは一緒に暮らしていないそうだ」
「ええ?
お姉さん、隆史を陥れた原因の女を保護してるの?」
「そういうことになる」
「じゃあ、隆史が戻ってきたら二之宮さんと同居するってこと?」
「恐らくはそうなると思う・・・仲村さんっ!?」
仲村さんの表情がすごく怖いものになっていて思わず驚きの声を上げてしまった。
「え?なに?」
「いや、表情が強張っていたので大丈夫かと思って・・・」
「驚かせてしまってごめんなさい。
でも、隆史は結局二之宮さんのせいでメチャクチャになったのにその二之宮さんと同居するのっておかしくないかしら?」
「その点は同意するしかないと思う。
ただ、鷺ノ宮姉がかなりの人格者のようでそれとこれは別のこととして、大人として未成年者を守るべきという姿勢で二之宮凪沙の保護を買って出ている。
また、これは妹分から聞いている話になるけど、二之宮凪沙も鷺ノ宮隆史も深く反省していて人として付き合っても良いと思える状況ということらしい」
「神坂さんの妹分ということは岸元さんのことよね。
岸元さんは隆史や二之宮さんに会っているの?」
「その質問の答えはイエスになる。
そして、ここが言いづらかった部分になるのだが、岸元・・・美波は二之宮凪沙と友人関係になっていて、鷺ノ宮隆史とは男女交際を始めている」
「なんですって!」
「ど、どうした!?
仲村さん?」
仲村さんが急に激昂して怒鳴るような声を上げた。
「隆史が男女交際なんて・・・
私があの頃どんな思いで過ごしていたか・・・いくらなんでもそれは許せない」
「ちょっと待ってくれ。交際を申し出たのは美波だ。
もしかすると、美波から申し込まれて断れなかったかもしれない」
「それにしたって!
・・・ごめん、神坂さんに当たるなんてダメだよね・・・ねぇ、私も隆史と、あと岸元さんと話をしたいのだけど繋いでもらえないかしら?」
0
あなたにおすすめの小説
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
恋人、はじめました。
桜庭かなめ
恋愛
紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。
明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。
ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。
「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」
「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」
明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。
一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!
※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)
※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想などお待ちしています。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが
akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。
毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。
そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。
数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。
平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、
幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。
笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。
気づけば心を奪われる――
幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる