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始まり
V
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巨大な何かを目にし二人は驚愕する
「これいったい何時の防衛システムだよ…」
「おそらく一番最初のモデルであるピルムかと思われます」
二人の前に現れたのは初代の自動防衛システム⁼ピルムだった。クルト達が探す集落で作られた一番最初の防衛システム。
「ピルムの有効射程は約20メートル、近くに集落があるかもしれません」
「おっしゃ!そのピルムとやらを避けつつ見つけちまおうぜ」
「そうですね、かなり前に作られたものですので精度はかなり低いと思われます。」
「しっかしでかいなこれ、あの槍みたいなもん当たったら粉々になっちまう」
▲▲▲
しばらくしてピルムのふもとまで来ると、扉のようなものを見つけた。
しかしその扉は固く閉ざされていて開く様子が全く無い。
「これ集落の入り口?」
「そのようですが開く様子がないですね、どうしましょうか」
「俺もう頭痛くて立ってるのもしんどい…」
「このアイスエッジでは人間はそもそも長時間活動できないのです。この寒さに山全体に強力な毒素が撒かれていますから…」
「なんでもっと早く言わないんだよ」
「解毒剤はこの集落にしかありません、それに他に行けるところもないです」
「それもそうか…しかし集落に早くはいらねえと死んでしまう」
「おーい!!!誰かいないのか!開けてくれ!!」
「…」「…」「…」
返答はないが何か奇妙な音が聞こえてくる。その音には何の周期もなくただ淡々と鳴っていた。
「扉を開けてください!私は人間ではありませんマシナです!あなた方には危害は与えないことを約束します」
すると扉の向こうから初めて声が聞こえてきた。
「人間もいるじゃねえか、人間ってのは信用ならねえな入れる訳にはいかねえよ」
「そこをなんとかお願いします!彼には解毒剤が必要なんです!それに今人間滅びの危機に迫っています、どうかお救い願えませんか!」
「駄目だね、人間が滅んで行ってるのだって元をたどれば人間が原因だろ!機械を酷使し過ぎた結果がこれだ」
「確かに人間は君たちに酷い扱いをしてきた、それは変わることのない事実だ、しかしそれを今から変えるのも遅くないはずだ!人間は絶対に何かしらの過ちを犯す生き物だ、だから俺にチャンスをくれ!人間がやり直す機会をくれ!」
「……ありきたりな言葉だ、何回も聞いたことがあるセリフ、飽き飽きする!お前みたいな奴が俺は嫌いなんだ」
「もういいじゃないか、入れてやりたまえよ」
「ぞ、族長…しかし彼は人間です!何をするかわからないでしょう!危険です!」
「彼の隣にいるのはマシナだ、今マシナと共に行動している彼が危険とは私には思えないんだよ、さあ入れてやりたまえ」
「わかりました、何か異変を察知したらすぐに殺すからなお前ら」
「あ、ありがとうございます!俺はクルトっていいます、こっちはゼロワン」
「よろしくお願いいたします」
「わしはアウス、これお主も名乗らんか」
「俺はトニトルスだ」
「解毒剤だ、あっちで話を聞こうじゃないか」
「よろしくお願いします」
「これいったい何時の防衛システムだよ…」
「おそらく一番最初のモデルであるピルムかと思われます」
二人の前に現れたのは初代の自動防衛システム⁼ピルムだった。クルト達が探す集落で作られた一番最初の防衛システム。
「ピルムの有効射程は約20メートル、近くに集落があるかもしれません」
「おっしゃ!そのピルムとやらを避けつつ見つけちまおうぜ」
「そうですね、かなり前に作られたものですので精度はかなり低いと思われます。」
「しっかしでかいなこれ、あの槍みたいなもん当たったら粉々になっちまう」
▲▲▲
しばらくしてピルムのふもとまで来ると、扉のようなものを見つけた。
しかしその扉は固く閉ざされていて開く様子が全く無い。
「これ集落の入り口?」
「そのようですが開く様子がないですね、どうしましょうか」
「俺もう頭痛くて立ってるのもしんどい…」
「このアイスエッジでは人間はそもそも長時間活動できないのです。この寒さに山全体に強力な毒素が撒かれていますから…」
「なんでもっと早く言わないんだよ」
「解毒剤はこの集落にしかありません、それに他に行けるところもないです」
「それもそうか…しかし集落に早くはいらねえと死んでしまう」
「おーい!!!誰かいないのか!開けてくれ!!」
「…」「…」「…」
返答はないが何か奇妙な音が聞こえてくる。その音には何の周期もなくただ淡々と鳴っていた。
「扉を開けてください!私は人間ではありませんマシナです!あなた方には危害は与えないことを約束します」
すると扉の向こうから初めて声が聞こえてきた。
「人間もいるじゃねえか、人間ってのは信用ならねえな入れる訳にはいかねえよ」
「そこをなんとかお願いします!彼には解毒剤が必要なんです!それに今人間滅びの危機に迫っています、どうかお救い願えませんか!」
「駄目だね、人間が滅んで行ってるのだって元をたどれば人間が原因だろ!機械を酷使し過ぎた結果がこれだ」
「確かに人間は君たちに酷い扱いをしてきた、それは変わることのない事実だ、しかしそれを今から変えるのも遅くないはずだ!人間は絶対に何かしらの過ちを犯す生き物だ、だから俺にチャンスをくれ!人間がやり直す機会をくれ!」
「……ありきたりな言葉だ、何回も聞いたことがあるセリフ、飽き飽きする!お前みたいな奴が俺は嫌いなんだ」
「もういいじゃないか、入れてやりたまえよ」
「ぞ、族長…しかし彼は人間です!何をするかわからないでしょう!危険です!」
「彼の隣にいるのはマシナだ、今マシナと共に行動している彼が危険とは私には思えないんだよ、さあ入れてやりたまえ」
「わかりました、何か異変を察知したらすぐに殺すからなお前ら」
「あ、ありがとうございます!俺はクルトっていいます、こっちはゼロワン」
「よろしくお願いいたします」
「わしはアウス、これお主も名乗らんか」
「俺はトニトルスだ」
「解毒剤だ、あっちで話を聞こうじゃないか」
「よろしくお願いします」
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