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一章:性奴隷になりませんか?
望まない誓い(レオルオ目線)※微
風呂場も広かったが中には誰もいなかった。
それだけが幸いだった。
バンリの手で髪と体を洗われたあとは、自分でも触りたくもない穴に指を突っ込まれたのだから…
「ひゃ!?いや、……んっ」
「ほら、力を抜け。奥にあるものを掻き出さないと腹を下してつらいだけだぞ」
「~~~っ、うっ゛、ん」
腹の中が気持ち悪い…
できるだけ抵抗しないまま、ひたすら喘ぎ声だけを殺す。
「いい子だ。もう少し奥に入れるぞ?」
「!?んっ、ふ、んん゛~~~!」
いやだ、こんな行為で感じたくないのに…っ
まだ薬のせいで敏感になっているせいだ。つい勃ちあがろうとする性器がたまらなく嫌だった。
抵抗は諦めると決めていたはずなのに、生理的にいやだと声をあげてしまう。
「レオ。噛むな」
「や、やだっ!?」
せめて情けない声を隠そうとした手すらバンリに掴み上げられた。
「や、だめっ、…しない、あっ!抵抗しないか、らっ…、声っ、いや…」
「まだ薬草の効果が残ってるだけだ」
だから安心しろ?仕方ないって?
まるで慰めるような言葉にカッとしてもレオルオ自身、排泄でしか使ったことのない器官で感じることが許せなかった。
(そうだ。こんな風になっているのは、あの薬草のせいだ…)
バンリの言葉に納得はできなくてもその言葉に縋るしかなかった。
「はっ、あ…、あっ、ほんと、に?」
「あぁ。こんなに効きがいいなら今夜は使わない」
ピシャッと冷水を浴びせられたように背筋が冷えた。
「こ、今夜…?」
「当たり前だ。俺らには全員仕事と役割がある。お前だけ休ませてもらえると思ってたのか?」
さっきまでのように犯されるのか…?
目隠しされたまま、何回イッたのかも中で出されたかも分からない地獄を…。
「やだ、あんな、の…怖っ、い」
「また嫌か。どうしようもないな?レオは」
「――――っ」
じゅうぶん綺麗になったと判断したのか、ようやくバンリは指を抜くとレオルオを抱き上げたままゆっくりと湯船につかった。
・ ・
(どうしたら、いい…?)
まだ幾日も経っちゃいないけど分かる。あんな扱いを毎晩させられれば確実に体と精神を壊す。
そもそも男はまだレオルオを手元に置く気があるのか?
そんな不安を見過ごさない男がいた。
「どうした?話したいことがあるなら聞いてやるぞ?」
「聞いて、くれますか?」
ここで無駄な意地を張る意味もない。
断腸の思いで口を開く。
「ど、どうしたら…、あなた専用の奴隷になれますか?」
「なら、教えろ。誰の相手が一番気持ちよかった?」
「……」
………覚えてるはずがない。
目隠しをされたまま、そんな状態で好き勝手に犯されたんだ。
だからレオルオが知っている名前は、ただひとりだけだった。
「あ、貴方…、バンリ様との、…」
「………待て」
うつむいていた顔を上げさせられた。
【主人と話す時は顔を向けろ】
なんて高圧的な命令だろう。
そこまで俺に屈辱を味わせたいのか…
「バンリ様のが、一番…気持ちよかった、です」
「それで?」
「……え?」
それで?とは一体どういう意味なんだろう。
返す言葉が分からず狼狽をするレオルオ。当のバンリといえば大変機嫌良さそうにレオルオの髪をゆっくり撫でニンマリと目を細めている。
「レオルオは、俺の何になりたいって?」
「あなた専用の奴隷に…してください。なんでも、しますから……」
「あんなにイヤイヤ言っておいてか?」
あぁ、やっぱりダメだ
なにを返してもバンリはレオルオの反応を楽しんでいるだけだ。
(どうしろって…どうしたら、いいんだよ…)
泣きたくないが泣きそうになるのが苦しい。
それでも必死にバンリの顔を見つめた。
――――なんで、俺なんだよっ
女にも男にも一生困らないであろう男の暇つぶしに選ばれてしまった俺。
けど、ウルカのためには… 手段は選べない。
俺が匙を投げれば妹は一生奴隷のままだ…。
「どうした?そんなに俺の顔が好きなのか?」
「はい」
好きなものか!と全身が嫌悪しても耐える。
いまはバンリの機嫌をとることが優先だ。
「好きです」
気持ちなんか一切ない。
けれど、それだけの言葉が深くレオルオの自尊心を傷つけた。
「俺のモノになりたいくらいに、か?」
「そうです」
頷く以外の行動はとれない。
ぐっと堪えているはずなのに、怖い…。
俺のことを男でも女でもない奴隷でもない、別の何かにしようとしてるバンリという男が怖い…。
「なら言葉に出せ。上手に言えたなら、お前が俺のモノになった呪印を刻んでやる」
ー 呪印。
誓わされたこと以外のことをすれば、呪いによって罰を受けることとなる。
バンリは文字通りレオルオを奴隷… それも性奴隷として扱う気だ。
「お、俺はバンリ様とバンリ様のち…っ、ちんこが好きなので、性奴隷に…な、りたいです。頑張って、奉仕しますから…」
お願いしますと、何度も何度も
バンリが満足するまで望まない忠誠を誓わされた。
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