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2章 脇役と不死の王龍
番外編: オズグ=リュスター
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オズグの話です
※シリアス回です
「………うっ」
オズグには、八歳までの記憶がない。
ある日ベッドの上で目を覚ましたときには――全身を包帯で巻かれ、記憶のすべてを失っていた。
その原因は、魔石の採掘中に起きた落石事故だと聞かされた。
「お前は奴隷だ。鉱山に眠る魔石の力を感知し、掘り起こすのが仕事だ」
「……はい」
頭の中はぼんやりして、真っ白だった。
それでも監視役に振り下ろされる鞭が怖くて、その言葉を受け入れるしかなかった。
魔石の採掘ができるという鉱山では、生きることに必死だった。
三~五人ほどの子供たちの集団に放り込まれ、牢屋のような狭い部屋で眠り、夜明けを待つ。
夏は暑く、冬の夜は凍えるほど寒い。
それでも――私の生活は、そこまで酷くはなかった。
【オズ、オズ こっちだよ】
【――オズ、ここ】
小さな光たちが私のことを「オズ」と呼び、今日はどの辺りを掘ればいいのか教えてくれた。
彼らのおかげだ。鞭打ちの罰を受けた回数も片手で数えられるほどしかない。
それどころか質の良い魔石を見つけた日には、三食に加えてチーズや肉まで与えられた。
――――不思議だった。
何せ、彼らの声は私にしか聞こえていないのだ。
正体不明の声に呼ばれるまま掘って、魔石を見つける。
そのうち、自分が彼らに「オズ」と呼ばれているのだと知った。
――――「オズ」。
それが私の名前なのだろうか。
* * *
そんな生活が何年か続いたある日、監視に問われた。
「おい、お前。……微精霊が見えているのか?」
――当時の私は、「微精霊」や「精霊」という存在を知らなかった。
とにかく、鞭を持った監視役は恐ろしい。
白くて、小さく、もやもやした存在が教えてくれるのだと素直に話した。
その瞬間、生活は急激に変わった。
「出なさい」
いつも尊大な態度の監視役に呼び出され、その先にいたのは、ひどく身なりの良い男だった。
「はじめまして。今日から私は、君の師匠だ」
聖マクミラン国では、魔力とその質がすべてだ。
奴隷夫婦の間に優れた子が生まれれば、貴族や上位魔法使いたちが喜んで引き取り、養子として育てる。
――兄弟姉妹など、関係ない。優れてさえいればいい。
私は、“質”を買われ、牢屋から出た。
他の子供たちの視線など、見ていられなかった……。
【ねえ オズ……】
それが微精霊の声だったのか、誰かの声だったのかは分からない。
だが、それ以降――
私は微精霊を見ることはできても、二度と彼らの声を聞けなくなった。
* * *
ひたすら師匠について回り、寝る間も惜しんで魔法を学んだ。
師匠の目標――「無詠唱魔法」の実現のために。
――数年後。
「”オズグ”。お前はどうして見えるはずの精霊と契約しない?」
「師匠……精霊達は不用意に見られることを嫌います。それに、もし契約がうまくいかなければ土地から離れてしまう可能性が、」
「逃げる程度ならばそれまでだ! 精霊の力があれば研究はもっと飛躍するというのに!」
ガシャン、と机を叩き、師匠は舌打ちをした。
師匠の無詠唱魔法は完成した。
だが攻撃も防御も、“時短”を目的としたせいで威力は落ちる。
功績を求める師匠は、焦っていた。
しかし私は―――……精霊を道具のように扱う真似などできるものか。
「師匠……近々、聖女様の降臨の儀式があるのでしょう?魔力は温存せねばなりません」
「ああ。聖法王様もその話ばかりだ。だがオズグ、お前は降臨の場に出るな。才能を見込んで引き取ったが……魔力が低すぎる。役に立たん」
「は」
オズグは頭を下げた。
私の魔力量は、決して多くなかった。
だからこそ少ない魔力を活かすため、何十体もの魔物を倒して実験を重ねた。
どうしても叶えたい野望があった。
【ねえ オズ……】
続いたのは、一人で逃げた私への恨み言だろう。
いつか、一級魔法使いになった暁には――この声も消えると信じていた。
◇ ◇ ◇
「よかった! こんなところにいたんですね。見つかってよかった」
満天の星空の下。
魔の者――シオウが、オズグを見つけて安堵の息をついた。
「…………」
だが、オズグの胸に湧いたのは安堵ではない。
召喚後、初めてこの“魔の者”を見たときと同じ感情。
顔を見るだけで、腹の底から煮え立つような不快感と憤怒が湧いた。
かつて、あの監視に向けていた憎悪と同質のものだった。
――大昔、聖女様の功績を奪い去ったという、邪教徒の象徴。
(……好機だ)
ここに唐揚げの妖精様はいない。
だが――魔法を発動させるには、シオウの動きが不規則すぎた。
「心配したんですよ。お腹、空いてませんか?スープとパンはまだありますよ」
「…………」
「オズさん?」
オズの、オズ”グ”――最後の文字は、自分で付けた。
愚図をもじった名前だった。
あの鉱山に置いてきたすべてへの、せめてもの謝罪だった。
(……解せぬ)
目の前にいるのは、聖女マリア様を欺き、洗脳し、利用した“魔の者”。
討伐できる機会など、今しかない。
それなのに――指が、動かない。
「オズグさん。このまま一人で逃げても構いませんよ」
口にする理由は、いつもの綺麗ごとだ。
到底、私が理解できるものではなかった。
だが―― ヒューバートに国境付近まで送らせると言う。
飛竜の存在まで疑うオズグではなかった。
「笑顔がない旅は、ダメなんだよ」
「貴様は――その選択を、後悔するぞ」
条件を呑むかも分からない。そんな私を一人で逃がして、飛竜という足を譲り、お前は西の砦に行けるとでも思っているのか?
口は勝手に動き、一人で立ち去ろうとしたシオウを引き留めていた。
「後悔なんてしません。俺が“いいよ”って言ったことに、どうして後悔しなきゃいけないんですか?」
「………」
当たり前だろ、とでも言うような顔で。
なんでもない笑みを浮かべるシオウ。
【ねえ オズ……】
ずっと、逃げるな、助けてと聞いていた気がする中で――
「ただ、
『元気でいて』 ください」
誰かの言った 一つの願いを、思い出した。
※シリアス回です
「………うっ」
オズグには、八歳までの記憶がない。
ある日ベッドの上で目を覚ましたときには――全身を包帯で巻かれ、記憶のすべてを失っていた。
その原因は、魔石の採掘中に起きた落石事故だと聞かされた。
「お前は奴隷だ。鉱山に眠る魔石の力を感知し、掘り起こすのが仕事だ」
「……はい」
頭の中はぼんやりして、真っ白だった。
それでも監視役に振り下ろされる鞭が怖くて、その言葉を受け入れるしかなかった。
魔石の採掘ができるという鉱山では、生きることに必死だった。
三~五人ほどの子供たちの集団に放り込まれ、牢屋のような狭い部屋で眠り、夜明けを待つ。
夏は暑く、冬の夜は凍えるほど寒い。
それでも――私の生活は、そこまで酷くはなかった。
【オズ、オズ こっちだよ】
【――オズ、ここ】
小さな光たちが私のことを「オズ」と呼び、今日はどの辺りを掘ればいいのか教えてくれた。
彼らのおかげだ。鞭打ちの罰を受けた回数も片手で数えられるほどしかない。
それどころか質の良い魔石を見つけた日には、三食に加えてチーズや肉まで与えられた。
――――不思議だった。
何せ、彼らの声は私にしか聞こえていないのだ。
正体不明の声に呼ばれるまま掘って、魔石を見つける。
そのうち、自分が彼らに「オズ」と呼ばれているのだと知った。
――――「オズ」。
それが私の名前なのだろうか。
* * *
そんな生活が何年か続いたある日、監視に問われた。
「おい、お前。……微精霊が見えているのか?」
――当時の私は、「微精霊」や「精霊」という存在を知らなかった。
とにかく、鞭を持った監視役は恐ろしい。
白くて、小さく、もやもやした存在が教えてくれるのだと素直に話した。
その瞬間、生活は急激に変わった。
「出なさい」
いつも尊大な態度の監視役に呼び出され、その先にいたのは、ひどく身なりの良い男だった。
「はじめまして。今日から私は、君の師匠だ」
聖マクミラン国では、魔力とその質がすべてだ。
奴隷夫婦の間に優れた子が生まれれば、貴族や上位魔法使いたちが喜んで引き取り、養子として育てる。
――兄弟姉妹など、関係ない。優れてさえいればいい。
私は、“質”を買われ、牢屋から出た。
他の子供たちの視線など、見ていられなかった……。
【ねえ オズ……】
それが微精霊の声だったのか、誰かの声だったのかは分からない。
だが、それ以降――
私は微精霊を見ることはできても、二度と彼らの声を聞けなくなった。
* * *
ひたすら師匠について回り、寝る間も惜しんで魔法を学んだ。
師匠の目標――「無詠唱魔法」の実現のために。
――数年後。
「”オズグ”。お前はどうして見えるはずの精霊と契約しない?」
「師匠……精霊達は不用意に見られることを嫌います。それに、もし契約がうまくいかなければ土地から離れてしまう可能性が、」
「逃げる程度ならばそれまでだ! 精霊の力があれば研究はもっと飛躍するというのに!」
ガシャン、と机を叩き、師匠は舌打ちをした。
師匠の無詠唱魔法は完成した。
だが攻撃も防御も、“時短”を目的としたせいで威力は落ちる。
功績を求める師匠は、焦っていた。
しかし私は―――……精霊を道具のように扱う真似などできるものか。
「師匠……近々、聖女様の降臨の儀式があるのでしょう?魔力は温存せねばなりません」
「ああ。聖法王様もその話ばかりだ。だがオズグ、お前は降臨の場に出るな。才能を見込んで引き取ったが……魔力が低すぎる。役に立たん」
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オズグは頭を下げた。
私の魔力量は、決して多くなかった。
だからこそ少ない魔力を活かすため、何十体もの魔物を倒して実験を重ねた。
どうしても叶えたい野望があった。
【ねえ オズ……】
続いたのは、一人で逃げた私への恨み言だろう。
いつか、一級魔法使いになった暁には――この声も消えると信じていた。
◇ ◇ ◇
「よかった! こんなところにいたんですね。見つかってよかった」
満天の星空の下。
魔の者――シオウが、オズグを見つけて安堵の息をついた。
「…………」
だが、オズグの胸に湧いたのは安堵ではない。
召喚後、初めてこの“魔の者”を見たときと同じ感情。
顔を見るだけで、腹の底から煮え立つような不快感と憤怒が湧いた。
かつて、あの監視に向けていた憎悪と同質のものだった。
――大昔、聖女様の功績を奪い去ったという、邪教徒の象徴。
(……好機だ)
ここに唐揚げの妖精様はいない。
だが――魔法を発動させるには、シオウの動きが不規則すぎた。
「心配したんですよ。お腹、空いてませんか?スープとパンはまだありますよ」
「…………」
「オズさん?」
オズの、オズ”グ”――最後の文字は、自分で付けた。
愚図をもじった名前だった。
あの鉱山に置いてきたすべてへの、せめてもの謝罪だった。
(……解せぬ)
目の前にいるのは、聖女マリア様を欺き、洗脳し、利用した“魔の者”。
討伐できる機会など、今しかない。
それなのに――指が、動かない。
「オズグさん。このまま一人で逃げても構いませんよ」
口にする理由は、いつもの綺麗ごとだ。
到底、私が理解できるものではなかった。
だが―― ヒューバートに国境付近まで送らせると言う。
飛竜の存在まで疑うオズグではなかった。
「笑顔がない旅は、ダメなんだよ」
「貴様は――その選択を、後悔するぞ」
条件を呑むかも分からない。そんな私を一人で逃がして、飛竜という足を譲り、お前は西の砦に行けるとでも思っているのか?
口は勝手に動き、一人で立ち去ろうとしたシオウを引き留めていた。
「後悔なんてしません。俺が“いいよ”って言ったことに、どうして後悔しなきゃいけないんですか?」
「………」
当たり前だろ、とでも言うような顔で。
なんでもない笑みを浮かべるシオウ。
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