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魔族×村人C
君はかわいいペット
その後
ペットのイルトはいつもびくびく泣いて怖がり四番目が部屋に来るたびに「ひっ」と鳴く。甲斐甲斐しく食事から排泄の世話をしたって懐かない。
個性なのか、"ヒトの飼育本"を試すも効果はない。
「あ゛ーーなんでだろー…イライラするなぁ」
奴隷にされた人間は魔族に懐く、それが出来ないなら肉体労働か他の仕事だ。
あの子も分かっているくせにボロボロと泣いて許してくださいと言う。
(何が気に食わない?)
時々四番目はペットを自慢するためイルトを連れ歩くことがあった。それも最初は裸だったが、今では服を着せてイルトの顔が見えないよう隠して。
イルトが泣くので、人間の孤児院を作った。
イルトが泣くので、魔王様から授かった炭鉱にいる人間達の労働も軽減させた。
あまりの溺愛っぷりだ。甘いと他の魔族からは非難された程だが、生産性が上がった為に魔王が四番目を褒めた。
「あーあ、腹が立つ」
今日も仕事がある、四番目は基本的に多忙なのだ
そんなことを呟けば、そばにいたゴブリンがいらぬことを言うので首を切り落としてしまった。
「あ……、しまった」
血濡れた服のまま部屋に行けばまたペットが泣くかもしれない。
「……まぁいいか」
早く、癒されたい,
補足。
こうして毎日毎日
無理やりペットにしたイルトを膝に乗せて溺愛する四番目。イルトは本気で四番目がイヤ。
最初は「誰がペットになるもんか!」とすごく怒って泣き喚いてたけど、「んー?そんなこと言うんだ?」と四番目は冷ややかに笑う。そして以前反抗してきた人間の生首をイルトに見せつけて言った。
「君がペットを嫌がるんなら、君の家族を代わりにしようかなぁ?」と。
四番目は解釈違いも嫌うタイプなので、
「イルト、これ好き?」
「すき…です」
「じゃあこれは?」
「嫌い…やだ」
「えぇー?私のペットはそんなこと言わないよねぇ?」
「っ、大好き…っ、」
「そうそう、素直でなきゃね?♡」
しっかり躾けてくる。
「泣きすぎてウサギみたいな目だね、かわいい。もっと赤く熟れたら苺みたいに甘くなるのかなぁ?」
怖くて怖くて硬直するイルトを抱き寄せて笑う。
「ねぇ舐めさせて?ちょっと齧るかもだけど」
「……ひっ、っ」
例え外に声を漏らしても誰も君を助けには来ない、来れない、来られない
あーあ、かわいそう。
ペットのイルトはいつもびくびく泣いて怖がり四番目が部屋に来るたびに「ひっ」と鳴く。甲斐甲斐しく食事から排泄の世話をしたって懐かない。
個性なのか、"ヒトの飼育本"を試すも効果はない。
「あ゛ーーなんでだろー…イライラするなぁ」
奴隷にされた人間は魔族に懐く、それが出来ないなら肉体労働か他の仕事だ。
あの子も分かっているくせにボロボロと泣いて許してくださいと言う。
(何が気に食わない?)
時々四番目はペットを自慢するためイルトを連れ歩くことがあった。それも最初は裸だったが、今では服を着せてイルトの顔が見えないよう隠して。
イルトが泣くので、人間の孤児院を作った。
イルトが泣くので、魔王様から授かった炭鉱にいる人間達の労働も軽減させた。
あまりの溺愛っぷりだ。甘いと他の魔族からは非難された程だが、生産性が上がった為に魔王が四番目を褒めた。
「あーあ、腹が立つ」
今日も仕事がある、四番目は基本的に多忙なのだ
そんなことを呟けば、そばにいたゴブリンがいらぬことを言うので首を切り落としてしまった。
「あ……、しまった」
血濡れた服のまま部屋に行けばまたペットが泣くかもしれない。
「……まぁいいか」
早く、癒されたい,
補足。
こうして毎日毎日
無理やりペットにしたイルトを膝に乗せて溺愛する四番目。イルトは本気で四番目がイヤ。
最初は「誰がペットになるもんか!」とすごく怒って泣き喚いてたけど、「んー?そんなこと言うんだ?」と四番目は冷ややかに笑う。そして以前反抗してきた人間の生首をイルトに見せつけて言った。
「君がペットを嫌がるんなら、君の家族を代わりにしようかなぁ?」と。
四番目は解釈違いも嫌うタイプなので、
「イルト、これ好き?」
「すき…です」
「じゃあこれは?」
「嫌い…やだ」
「えぇー?私のペットはそんなこと言わないよねぇ?」
「っ、大好き…っ、」
「そうそう、素直でなきゃね?♡」
しっかり躾けてくる。
「泣きすぎてウサギみたいな目だね、かわいい。もっと赤く熟れたら苺みたいに甘くなるのかなぁ?」
怖くて怖くて硬直するイルトを抱き寄せて笑う。
「ねぇ舐めさせて?ちょっと齧るかもだけど」
「……ひっ、っ」
例え外に声を漏らしても誰も君を助けには来ない、来れない、来られない
あーあ、かわいそう。
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