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遠藤寺桐
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『エンブリオ』前の片側一車線の道路を挟んだ対岸に、クリーム色の外壁の五階建てのアパートが建っている。
その最上階の通路の手すりに、僕は両肘を載せ、楽な姿勢で立っている。
現在地からは、障害物に邪魔されることなく、『エンブリオ』とその周辺を見下ろすことができた。夜の帳が下りたとしても、街灯や店の窓から洩れる光が充分な明るさを提供してくれるはずだ。
張り込みをしてまで僕が会いたい相手――『戦争の足音』。
監視態勢に入ってから半時間が経過した。実感としては、もう半時間ではなく、まだ半時間。待ちぼうけを食らう覚悟はしていたつもりだが、今となっては疑わしい。殺風景な部屋にいても気が滅入るだけだから、早々に現地へ赴いた。きっとそれが真相なのだろう。
ひたすら退屈で、ひたすら空疎だ。『戦争の足音』がいない世界がこんなにも味気ないなんて。
アパートを訪れて初めてのあくびがこぼれた。『戦争の足音』が現れるまで、いかに退屈を殺すか。焦点はそこに絞られたと言っていい。
現在地に留まったまま、有意義に時間を潰す方法は何かないものか。
思案を展開しようとして、初歩的な見落としをしていたことに気がつく。
部外者である僕がアパートの敷地内に滞在し続ければ、住人に不審がられる可能性が極めて高い。
僕を視界に捉える位置まで誰も来ないことを祈るか、場所を変えるか。選択肢はその二つだが、『戦争の足音』は恐らく夕方以降に現れる。長時間待たなければならないことを考えれば、前者は現実的ではない。後者は、ここ以上に快適な場所を見つけられるのか、という点で不安がある。
どちらもデメリットがあるが、あえてどちらかを選ぶとすれば、後者だろうか。万が一、警察に事情を訊かれるなどという事態に発展すれば、張り込みそのものが続行不可能になってしまう。
「……仕方ない」
移動だ、移動。
フェンスから体を離した瞬間、後方のドアが開く音がした。
取り返しのつかない事態に陥った予感に襲われ、全身が軽い硬直状態に陥ったが、無理矢理体を回転させて振り向く。六十度ほど開いたドアと、開いたドアの隙間から上体を突き出した人物の姿が、同時に視界に映った。
女だ。
軽くウェーブがかかった黒髪を枝垂れ柳のように垂らし、毛先は腰のくびれを越えている。身にまとっているのは、所々がシースルーになったドレス風の黒衣。髪型と服装から、大人の女性という印象を抱いたが、顔立ちは若々しい。顔は青白く、幽霊じみている。
アパートの一室に住まう、着飾った幽霊――墓場に出没する白装束よりも、ある意味不気味だ。
目が合った瞬間、女性の顔に驚きの色をありありと浮かんだ。間髪を入れずに、彼女の口から上擦った声が飛び出した。
「湯川くん? あなた、中一の時に私と同じクラスだった、湯川くんじゃない?」
僕はドアの横、インターフォンの上の表札に注目した。
遠藤寺。
手書きの字でそう記されている。遠藤、ではなく、末尾に寺の一字がついて、遠藤寺。
思い出した。その苗字の女子生徒が、中学一年生の時、確かに僕と同じクラスに所属していた。
関心を持った女を張り込んでいたら、元同級生の女に出くわす。こんな奇妙な事態が現実世界で起きるものだろうか?
……気持ち悪い。
僕はむしろ、過去に同級生だった人物と出会ったことで、アパートの住人に不審者扱いされる危険性を取り除ける可能性が生まれたことを喜び、感謝するべきなのかもしれない。しかし、気持ち悪いものは気持ち悪い。
出来過ぎた偶然に作為を疑うのは、疑う者の性格が捻くれているから。そう結論してしまってもいいのだろうか?
「湯川くん、覚えてる? 私、遠藤寺。遠藤寺桐。中一の一年間だけクラスメイトだったんだけど」
「うん、覚えてるよ。珍しい苗字だったから」
具体的な思い出は何一つ記憶にないけど。
「そっか。そうだよね。まだ五年しか経っていないし」
いや、僕たち今年で十八だから、人生の四分の一以上に該当するんだけど?
「ところで、湯川くんはどうしてここに? このアパートに住んでいるわけじゃないよね」
……来た。当然来ると思っていたが、やはり来た。
さて、どう答えよう。これは中々の難問だ。誤答を選ばないようにじっくり考えたいところだが、長考すること自体、選択として間違っている可能性もある。
「実は、という言い方もおかしいけど」
ここはやはり、正直に答えるべきだろう。
「遠藤寺さんに用があるんじゃないんだ。ちょっと変な話だから、不審がられても仕方ないかな、とは思うんだけど」
「変な話」と前置きした場合、露骨に警戒感を示すのと、まあ聞いてやろうと肩の力を抜くのと、二通りのリアクションが考えられるが、遠藤寺は後者だった。元同級生という関係だからこそ、だろう。
「僕は今、ある人を捜しているんだけど、その人はこのアパートの前にある店――『エンブリオ』によく来るんだ。中には休憩スペースもあるけど、何時間も居座るのは抵抗があるでしょ。このアパートには人があまり住んでいないみたいだから、張り込みをするにはちょうどいいかなと思って。でも、冷静になって考えると、部外者が我が物顔でアパートに居座るのはよくないよね。第一発見者がたまたま遠藤寺さんだからよかったものの」
たまたまという単語を口にした瞬間、正体不明の違和感を覚えたが、言うべき台詞を言い切ることを優先させる。
「他の住人に見つかっていたと考えると、寒気がするよ。……あ、いや、悪いのは僕なんだから、その言い方もおかしいけど。とにかく、アパートの敷地に侵入して居座ったことに関しては、全面的に僕に非があると認めます。ごめんなさい」
頭を下げると、遠藤寺は首を横に振った。
「謝らなくてもいいよ。湯川くんが悪いだなんて、私は全然思っていないから。ところで、捜している人っていうのは、今すぐに会う必要がある人なの? 湯川くんにとって大切な人?」
「会う必要があるっていうか、会いたいと思っているのは確かだよ」
「女の人?」
「そうだけど」
それが何か? 無言の問いに対して、無言で頷く、という反応を遠藤寺は示した。
女だと、遠藤寺にとって都合がいいのだろうか? まさか。相槌の代替としての動作だとは思うが――何だろう、何か気持ち悪い。何が気持ち悪いのかは不明瞭で、それがまた気持ち悪い。
先程から遠藤寺から感じる、得体の知れない無気味さ、これは何なんだ? 青白い顔が幽霊じみているから、というのもあるのだろうが、恐らくはそればかりが原因ではなくて。
「湯川くんは、その人をここでずっと待ち続けるつもり?」
「迷惑をかけるのは本意じゃないし、他の場所に移動しようかと」
「私は迷惑じゃないよ。この場所が張り込みをするのに好都合なら、遠慮せずに使って。私と一緒にいれば、他の人に見られても『あ、友達と話をしているんだな』って思われるだけだから、安全安心だよ」
遠藤寺は微笑んでみせる。愛想笑いだと決めつけるのをあと一歩のところで躊躇ってしまうような、微妙な微笑だ。
掴みどころがない。出会ってから現在までの遠藤寺をざっくりと評するならば、その一言になるだろうか。
僕の人生が人工的な物語だとしたら、この女は、物語をどのような展開に導くために配置された登場人物なんだ?
その最上階の通路の手すりに、僕は両肘を載せ、楽な姿勢で立っている。
現在地からは、障害物に邪魔されることなく、『エンブリオ』とその周辺を見下ろすことができた。夜の帳が下りたとしても、街灯や店の窓から洩れる光が充分な明るさを提供してくれるはずだ。
張り込みをしてまで僕が会いたい相手――『戦争の足音』。
監視態勢に入ってから半時間が経過した。実感としては、もう半時間ではなく、まだ半時間。待ちぼうけを食らう覚悟はしていたつもりだが、今となっては疑わしい。殺風景な部屋にいても気が滅入るだけだから、早々に現地へ赴いた。きっとそれが真相なのだろう。
ひたすら退屈で、ひたすら空疎だ。『戦争の足音』がいない世界がこんなにも味気ないなんて。
アパートを訪れて初めてのあくびがこぼれた。『戦争の足音』が現れるまで、いかに退屈を殺すか。焦点はそこに絞られたと言っていい。
現在地に留まったまま、有意義に時間を潰す方法は何かないものか。
思案を展開しようとして、初歩的な見落としをしていたことに気がつく。
部外者である僕がアパートの敷地内に滞在し続ければ、住人に不審がられる可能性が極めて高い。
僕を視界に捉える位置まで誰も来ないことを祈るか、場所を変えるか。選択肢はその二つだが、『戦争の足音』は恐らく夕方以降に現れる。長時間待たなければならないことを考えれば、前者は現実的ではない。後者は、ここ以上に快適な場所を見つけられるのか、という点で不安がある。
どちらもデメリットがあるが、あえてどちらかを選ぶとすれば、後者だろうか。万が一、警察に事情を訊かれるなどという事態に発展すれば、張り込みそのものが続行不可能になってしまう。
「……仕方ない」
移動だ、移動。
フェンスから体を離した瞬間、後方のドアが開く音がした。
取り返しのつかない事態に陥った予感に襲われ、全身が軽い硬直状態に陥ったが、無理矢理体を回転させて振り向く。六十度ほど開いたドアと、開いたドアの隙間から上体を突き出した人物の姿が、同時に視界に映った。
女だ。
軽くウェーブがかかった黒髪を枝垂れ柳のように垂らし、毛先は腰のくびれを越えている。身にまとっているのは、所々がシースルーになったドレス風の黒衣。髪型と服装から、大人の女性という印象を抱いたが、顔立ちは若々しい。顔は青白く、幽霊じみている。
アパートの一室に住まう、着飾った幽霊――墓場に出没する白装束よりも、ある意味不気味だ。
目が合った瞬間、女性の顔に驚きの色をありありと浮かんだ。間髪を入れずに、彼女の口から上擦った声が飛び出した。
「湯川くん? あなた、中一の時に私と同じクラスだった、湯川くんじゃない?」
僕はドアの横、インターフォンの上の表札に注目した。
遠藤寺。
手書きの字でそう記されている。遠藤、ではなく、末尾に寺の一字がついて、遠藤寺。
思い出した。その苗字の女子生徒が、中学一年生の時、確かに僕と同じクラスに所属していた。
関心を持った女を張り込んでいたら、元同級生の女に出くわす。こんな奇妙な事態が現実世界で起きるものだろうか?
……気持ち悪い。
僕はむしろ、過去に同級生だった人物と出会ったことで、アパートの住人に不審者扱いされる危険性を取り除ける可能性が生まれたことを喜び、感謝するべきなのかもしれない。しかし、気持ち悪いものは気持ち悪い。
出来過ぎた偶然に作為を疑うのは、疑う者の性格が捻くれているから。そう結論してしまってもいいのだろうか?
「湯川くん、覚えてる? 私、遠藤寺。遠藤寺桐。中一の一年間だけクラスメイトだったんだけど」
「うん、覚えてるよ。珍しい苗字だったから」
具体的な思い出は何一つ記憶にないけど。
「そっか。そうだよね。まだ五年しか経っていないし」
いや、僕たち今年で十八だから、人生の四分の一以上に該当するんだけど?
「ところで、湯川くんはどうしてここに? このアパートに住んでいるわけじゃないよね」
……来た。当然来ると思っていたが、やはり来た。
さて、どう答えよう。これは中々の難問だ。誤答を選ばないようにじっくり考えたいところだが、長考すること自体、選択として間違っている可能性もある。
「実は、という言い方もおかしいけど」
ここはやはり、正直に答えるべきだろう。
「遠藤寺さんに用があるんじゃないんだ。ちょっと変な話だから、不審がられても仕方ないかな、とは思うんだけど」
「変な話」と前置きした場合、露骨に警戒感を示すのと、まあ聞いてやろうと肩の力を抜くのと、二通りのリアクションが考えられるが、遠藤寺は後者だった。元同級生という関係だからこそ、だろう。
「僕は今、ある人を捜しているんだけど、その人はこのアパートの前にある店――『エンブリオ』によく来るんだ。中には休憩スペースもあるけど、何時間も居座るのは抵抗があるでしょ。このアパートには人があまり住んでいないみたいだから、張り込みをするにはちょうどいいかなと思って。でも、冷静になって考えると、部外者が我が物顔でアパートに居座るのはよくないよね。第一発見者がたまたま遠藤寺さんだからよかったものの」
たまたまという単語を口にした瞬間、正体不明の違和感を覚えたが、言うべき台詞を言い切ることを優先させる。
「他の住人に見つかっていたと考えると、寒気がするよ。……あ、いや、悪いのは僕なんだから、その言い方もおかしいけど。とにかく、アパートの敷地に侵入して居座ったことに関しては、全面的に僕に非があると認めます。ごめんなさい」
頭を下げると、遠藤寺は首を横に振った。
「謝らなくてもいいよ。湯川くんが悪いだなんて、私は全然思っていないから。ところで、捜している人っていうのは、今すぐに会う必要がある人なの? 湯川くんにとって大切な人?」
「会う必要があるっていうか、会いたいと思っているのは確かだよ」
「女の人?」
「そうだけど」
それが何か? 無言の問いに対して、無言で頷く、という反応を遠藤寺は示した。
女だと、遠藤寺にとって都合がいいのだろうか? まさか。相槌の代替としての動作だとは思うが――何だろう、何か気持ち悪い。何が気持ち悪いのかは不明瞭で、それがまた気持ち悪い。
先程から遠藤寺から感じる、得体の知れない無気味さ、これは何なんだ? 青白い顔が幽霊じみているから、というのもあるのだろうが、恐らくはそればかりが原因ではなくて。
「湯川くんは、その人をここでずっと待ち続けるつもり?」
「迷惑をかけるのは本意じゃないし、他の場所に移動しようかと」
「私は迷惑じゃないよ。この場所が張り込みをするのに好都合なら、遠慮せずに使って。私と一緒にいれば、他の人に見られても『あ、友達と話をしているんだな』って思われるだけだから、安全安心だよ」
遠藤寺は微笑んでみせる。愛想笑いだと決めつけるのをあと一歩のところで躊躇ってしまうような、微妙な微笑だ。
掴みどころがない。出会ってから現在までの遠藤寺をざっくりと評するならば、その一言になるだろうか。
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