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お話
真夜の初バイト1
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※お蔵入りしたお話です。
時期としては、真夜が1年生の文化祭の後の頃。
第3社目線。
==========
ある日の平日の放課後、生徒会室にて。
「あれー?真夜ちゃん、もう、帰るのー?」
土田が帰り支度をしていた真夜に言う。
「うん。あ、でも、自分の仕事はちゃんと終わらせたから!」
「仕事きっちりだね!」
「アリさん〇ークの引越し店かい!?」
「いや、サカイさんだね、てことじゃないから。ってか、ネタ古!」
「あ!つまらない漫才してる場合じゃなかった!!」
「やってる俺たちがつまらない言ったら終わりだよ!・・・・・・で、何で急いで帰るのー?」
やっと話が軌道修正したようだ。
「うーんと・・・・・・・・・・。」
真夜が言いにくそうな表情をする。
「え!?何!?そんな顔されるとすごく気になるんだけど!」
「いや・・・・・・・・、まぁ、言っても良いと言えばいいんだけど・・・・・・・・。」
「なら言ってよー!」
「・・・・・・・ば」
「ん?」
「バイト・・・・・・・。」
「え!?」
「バイトに行くの!」
「えぇーーー!!?」
「・・・・・・・・と、言うことなんですよ。」
と土田が言った。
真夜がいなくなった後、現役総務会メンバーが生徒会室に集まっていた。というか、土田が風紀委員室にいた風紀委員2人を呼んできて此処に集めたのだ。
「え!?それ、僕、知らなかったよ!!」
と水原が言う。
「え!?瞬ちゃんも知らなかったの!!?」
と、言った土田だけではなく全員が驚いた。真夜が、半居候の水原に隠し事なんてしないと水原本人も含めて全員が思っていたからだ。
「用事があるから早く帰りたい、とは聞いていましたが・・・・・・・。」
生徒会長である金島が言う。
「だから、あんなに急いでたんだぁ・・・・・・・。」
と、風天が言う。
「で、真夜は何のバイトをしに行ったんだ?」
自称・真夜の兄の火室が言う。
「あ、火室先輩、バイトって言葉知ってたんだ?」
「何で知らないって発想になるんだよ、土田!!」
「先輩が一般常識がすごーく無いお金持ちだから?」
と首をかしげながら土田が言った。その返答は
「(怒)」
火室をイラつかせただけだった。
「あ、真夜ちゃんのバイトだけど、」
話が元に戻った。
「真夜ちゃんが言ってくれなかったんで、マン研部の部室に行ってゆかりんに聞きに行ったんですよ。」
そこまでするか、普通。
「で、やっぱりゆかりんは知ってて。というか、首謀者はゆかりんだったんですよ。」
「え!?後勝さん!?」
「そうなんだよー、瞬ちゃん。ゆかりんがさぁ、そこの制服がかわいいから、真夜ちゃんに着せたかったんだってー。」
「で、仕事の内容は何なの!!?」
「あー、やばいやつじゃないからー。」
「そうだったら、いくら後勝さんでも殺す!」
「しゅ、瞬ちゃん!こ、怖い!!その目、怖いよー!!過保護すぎー!」
「うるさい!」
「まぁ、それは見てからのお楽しみってことで!Let's goー!!」
「どこに!!?」
時期としては、真夜が1年生の文化祭の後の頃。
第3社目線。
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ある日の平日の放課後、生徒会室にて。
「あれー?真夜ちゃん、もう、帰るのー?」
土田が帰り支度をしていた真夜に言う。
「うん。あ、でも、自分の仕事はちゃんと終わらせたから!」
「仕事きっちりだね!」
「アリさん〇ークの引越し店かい!?」
「いや、サカイさんだね、てことじゃないから。ってか、ネタ古!」
「あ!つまらない漫才してる場合じゃなかった!!」
「やってる俺たちがつまらない言ったら終わりだよ!・・・・・・で、何で急いで帰るのー?」
やっと話が軌道修正したようだ。
「うーんと・・・・・・・・・・。」
真夜が言いにくそうな表情をする。
「え!?何!?そんな顔されるとすごく気になるんだけど!」
「いや・・・・・・・・、まぁ、言っても良いと言えばいいんだけど・・・・・・・・。」
「なら言ってよー!」
「・・・・・・・ば」
「ん?」
「バイト・・・・・・・。」
「え!?」
「バイトに行くの!」
「えぇーーー!!?」
「・・・・・・・・と、言うことなんですよ。」
と土田が言った。
真夜がいなくなった後、現役総務会メンバーが生徒会室に集まっていた。というか、土田が風紀委員室にいた風紀委員2人を呼んできて此処に集めたのだ。
「え!?それ、僕、知らなかったよ!!」
と水原が言う。
「え!?瞬ちゃんも知らなかったの!!?」
と、言った土田だけではなく全員が驚いた。真夜が、半居候の水原に隠し事なんてしないと水原本人も含めて全員が思っていたからだ。
「用事があるから早く帰りたい、とは聞いていましたが・・・・・・・。」
生徒会長である金島が言う。
「だから、あんなに急いでたんだぁ・・・・・・・。」
と、風天が言う。
「で、真夜は何のバイトをしに行ったんだ?」
自称・真夜の兄の火室が言う。
「あ、火室先輩、バイトって言葉知ってたんだ?」
「何で知らないって発想になるんだよ、土田!!」
「先輩が一般常識がすごーく無いお金持ちだから?」
と首をかしげながら土田が言った。その返答は
「(怒)」
火室をイラつかせただけだった。
「あ、真夜ちゃんのバイトだけど、」
話が元に戻った。
「真夜ちゃんが言ってくれなかったんで、マン研部の部室に行ってゆかりんに聞きに行ったんですよ。」
そこまでするか、普通。
「で、やっぱりゆかりんは知ってて。というか、首謀者はゆかりんだったんですよ。」
「え!?後勝さん!?」
「そうなんだよー、瞬ちゃん。ゆかりんがさぁ、そこの制服がかわいいから、真夜ちゃんに着せたかったんだってー。」
「で、仕事の内容は何なの!!?」
「あー、やばいやつじゃないからー。」
「そうだったら、いくら後勝さんでも殺す!」
「しゅ、瞬ちゃん!こ、怖い!!その目、怖いよー!!過保護すぎー!」
「うるさい!」
「まぁ、それは見てからのお楽しみってことで!Let's goー!!」
「どこに!!?」
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