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聚の章
ルーン製の武器 前編
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麻綾(あれから15日が経過。 9月14日(金)の魚座の満月の日の陰の刻。鈴夜達(真悟と恕)や叡知(亜樹と彩夏)が慌しく動く中、亜里沙は水晶堂に留まり、水晶を凝視して、他の宿曜師の動向を探る。)
亜里沙(叡知が、早めの行動で陰陽館に向かうのは予想通りですが、亜樹の機転で恕を介して、鈴夜を動かしましたか。)
亜里沙(鈴夜達(真悟と恕)は思い立ったら即行動で、恕を先行させて、康史を先制し、OGHAM(オガム)香草園を奪取。康史は辛くも逃れましたが、留まることを知らない鈴夜達(真悟と恕)は、そのまま天空に憑依された美緒に挑むでしょうね。)
亜里沙(そうなると康史は、OGHAM(オガム)香草園を奪取し、幻妖族との挟み撃ちに遭う。ここは私達(元春と美樹)が狐狸の祠の仁と合流して注意を惹いておきましょう。)
亜里沙(それなら利沙も安心して叡知達(亜樹、鋭気、彩夏)と合流出来ますね。そうなると、亜樹と鋭気は四隅(未申・酉町)に留まり、叡知は彩夏や利沙と共に、仁と接触するでしょう。)
亜里沙(では、他の宿曜師は如何でしょうか?康史、理英、香里、達哉、そして彰の姿が確認出来ませんね。)
亜里沙(恐らく、康史は天空に憑依された美緒のもとに・・・理英と香里は勾陳に憑依された吉平のもとに・・・達哉は玄武に憑依された智恵のもとにいるのでしょう。)
亜里沙(彰は神秘の教会から動いていないのは確かですが、この干渉しようとすると閉め出される感覚は一体?)
亜里沙(まあ良いでしょう。麻綾は、亜矢達(一樹と桃矢)と共に白虎に憑依された美里ら魔獣族の牽制を継続中。天空戦後は、鈴夜達(真悟と恕)が合流すれば、竹取砦には恕達(鈴夜と麻綾)。御霊神宮には真悟達(亜矢と桃矢)で挑めますね。)
亜里沙(問題は、OGHAM(オガム)海洋公園の司龍と美言ですね。天空戦後は、私達(元春と美樹)が、七星館。更に美緒達(仁と康史)がOGHAM(オガム)海洋公園に行けるまで持ち堪えれば良いですが、玄武率いる怪魚族は強敵難敵・・・。)
元春「そんな難しい顔してどうした亜里沙?」
亜里沙「それがですね。七星館に行くと言いましたが急遽、狐狸の祠に行かなければならなくなりました。」
美樹「如何して?」
亜里沙「理由は色々ありますが、天空戦攻略のためです。とは言え、この時期はまだ虫系の幻妖族が猛威を奮っていますので、出発は9月29日(日)の新月の日です。それよりも、待ちくたびれたようですね元春。」
麻綾(亜里沙達(元春と美樹)は、9月29日(日)の新月の日に狐狸の祠に向かう旨を伝えた後、性交渉を行う。一方、OGHAM(オガム)香草園を制圧した鈴夜達(真悟と恕)は、亜里沙の意に反して、攻めを控えていた。)
真悟「ここを制圧するまでは良かったが、虫系の幻妖族が押し寄せて来て夢想園に近づけねえな。」
鈴夜「お茶の葉は錨の形に、視線を変えて見ませんか。守りは苦手だけど、ここは踏ん張り時ね。9月29日(日)の新月の日には、妖魔が弱体化するから、思い切って幻惑の樹海に踏み込んで見ましょう。」
恕「ただ、康史があっさり逃げたのが引っ掛かるんだよね。万一、幻惑の樹海に踏み込んだタイミングで、康史がここを奪取したら、俺達(真悟と鈴夜)は挟み撃ちにされるよ?」
鈴夜「今回の目的は、その康史を大人しくさせることと、あの澄ました女を狐狸の祠まで引っ張り出して、幻妖族に注意を惹かせている内に、天空に憑依された美緒を解放した上で、天空を撃破するのよ。さあ、真面目な話はここまでよ、貴方達も待ちくたびれたでしょ?」
麻綾(鈴夜は、真悟と恕を誘惑して、そのまま性交渉を行う。一方、利沙との合流を待つ叡知達(亜樹、鋭気、彩夏)は、陰陽館で滞在中に満月の日を迎え、叡知と彩夏、亜樹と鋭気で性交渉を行う。)
叡知「満月の魔力を借りても数回交わってこの様は情けないな・・・。」
彩夏「でも、鋭気と一緒に出門遁の特訓をしているから、大分調子が戻って来たんじゃないか。」
叡知「それでも実力差がヤバイな。やっぱり、みんなと互角に渡り合うには、第7チャクラ(サハスラーラ)を発動させる・・・。」
彩夏「焦らないで叡知。時期に利沙が戻ってくるし、今は、叡知の通常攻撃(弱点を見切ると同時に属性攻撃)のその先の技術を取り戻すことだけを考えるんだよ。」
麻綾(焦る叡知を優しく包み込む彩夏。一方、亜樹と鋭気は、叡知の調子について話し合う。)
亜樹「叡知の剣の柄に、白銀の剣の刃をセットして、吉方位で剣の稽古をしているみたいだけど、それって何か意味はあるの?」
鋭気「叡知の剣には、これまでの戦いで叡知が込めた波動(マナ)と、それを白銀の刃に馴染ませることで、ルーン製の武器として昇華させる1つの段階を踏めるんだ。修復には時間と金が掛かるが、柄が無事だったのは不幸中の幸いだな。」
亜樹「これで利沙が合流すれば、叡知の剣の修復が出来るのね。でも、ルーン製の武器は精製にしても、修復にしてもオリハルコンがいるんじゃあ・・・。」
鋭気「1つ心当たりがあるが、問題は仁がそれを許してくれるかだが、今はそんなこと心配しても仕方ない。利沙が来るまでの間に、白銀の刃に叡知の波動(マナ)を馴染ませて置かないと話にならないしな。」
麻綾(亜樹と鋭気は、利沙が来るまでの間、白銀の刃に叡知の波動(マナ)を馴染ませることに専念するようだ。一方、夢想園に逃げた来た康史を天空に憑依された美緒が迎え入れ、これまでの経緯を話す。)
美緒&天空「そう、鈴夜達(真悟と恕)がね・・・分かりましたわ。その事は他の者にも伝えて置きますので、暫くここで、過ごして行きなさいな。」
康史(彗星。予期せぬ出来事、予期せぬ訪問者。遠方から驚くような知らせ。)
康史「鈴夜達(真悟と恕)の事だから、今来るかもしれないよ。」
美緒&天空「鈴夜が行き当たりばったりとは言え、満月の日の妖魔は相手にしないでしょうから、次の9月29日(日)の魚座の新月の日に決行すると思いますわ。それよりも、貴方の若いエキスが欲しいですわ。」
麻綾(天空に憑依された美緒は康史と交わりつつ、黒死蝶(パピヨン)を勾陳、玄武、そして勇樹のもとに送る。一方、勾陳に憑依された吉平は、金剛廟付近にある金剛温泉にて、理英と香里を共に性交渉を行う中、天空からの知らせを受けた。)
理英「黒死蝶(パピヨン)が何故こんな所に?」
吉平&勾陳「お前さんのお友達が、OGHAM(オガム)香草園を制圧したってよ。」
香里「鈴夜らしいわね。大方、新月の日を狙って、天空戦に持って行こうって所ね。」
吉平&勾陳「果たしてそう上手く行くかな?そろそろ、勇樹のクソガキも起きる頃だろうし、龍蛇族や怪鳥族の残存に加えて、アンデット・ゴーレムの混成部隊で押し寄せれば、中宮府と言えど、一溜りもねえぜ。」
麻綾(勾陳に憑依された吉平は、来たるべく一斉蜂起を予感する。一方、玄武に憑依された智恵は、達哉を呼び寄せ性交渉を行う。)
智恵&玄武「如何やら、鈴夜派(革新派)と叡知派(中立派)が、何かしら行動を起こしたようぢゃな。」
達哉(早いな。)
智恵&玄武「大和の秩序崩壊までの期間を考慮すると、彼奴らが儂らに対抗出来るチャンスとなる新月の日は後10回。彼奴らとしては早期解決したい所ぢゃろう。」
麻綾(玄武は、叡知ら行動に焦りを感じ取り、勇樹の決起の時を待つ。)
亜里沙(叡知が、早めの行動で陰陽館に向かうのは予想通りですが、亜樹の機転で恕を介して、鈴夜を動かしましたか。)
亜里沙(鈴夜達(真悟と恕)は思い立ったら即行動で、恕を先行させて、康史を先制し、OGHAM(オガム)香草園を奪取。康史は辛くも逃れましたが、留まることを知らない鈴夜達(真悟と恕)は、そのまま天空に憑依された美緒に挑むでしょうね。)
亜里沙(そうなると康史は、OGHAM(オガム)香草園を奪取し、幻妖族との挟み撃ちに遭う。ここは私達(元春と美樹)が狐狸の祠の仁と合流して注意を惹いておきましょう。)
亜里沙(それなら利沙も安心して叡知達(亜樹、鋭気、彩夏)と合流出来ますね。そうなると、亜樹と鋭気は四隅(未申・酉町)に留まり、叡知は彩夏や利沙と共に、仁と接触するでしょう。)
亜里沙(では、他の宿曜師は如何でしょうか?康史、理英、香里、達哉、そして彰の姿が確認出来ませんね。)
亜里沙(恐らく、康史は天空に憑依された美緒のもとに・・・理英と香里は勾陳に憑依された吉平のもとに・・・達哉は玄武に憑依された智恵のもとにいるのでしょう。)
亜里沙(彰は神秘の教会から動いていないのは確かですが、この干渉しようとすると閉め出される感覚は一体?)
亜里沙(まあ良いでしょう。麻綾は、亜矢達(一樹と桃矢)と共に白虎に憑依された美里ら魔獣族の牽制を継続中。天空戦後は、鈴夜達(真悟と恕)が合流すれば、竹取砦には恕達(鈴夜と麻綾)。御霊神宮には真悟達(亜矢と桃矢)で挑めますね。)
亜里沙(問題は、OGHAM(オガム)海洋公園の司龍と美言ですね。天空戦後は、私達(元春と美樹)が、七星館。更に美緒達(仁と康史)がOGHAM(オガム)海洋公園に行けるまで持ち堪えれば良いですが、玄武率いる怪魚族は強敵難敵・・・。)
元春「そんな難しい顔してどうした亜里沙?」
亜里沙「それがですね。七星館に行くと言いましたが急遽、狐狸の祠に行かなければならなくなりました。」
美樹「如何して?」
亜里沙「理由は色々ありますが、天空戦攻略のためです。とは言え、この時期はまだ虫系の幻妖族が猛威を奮っていますので、出発は9月29日(日)の新月の日です。それよりも、待ちくたびれたようですね元春。」
麻綾(亜里沙達(元春と美樹)は、9月29日(日)の新月の日に狐狸の祠に向かう旨を伝えた後、性交渉を行う。一方、OGHAM(オガム)香草園を制圧した鈴夜達(真悟と恕)は、亜里沙の意に反して、攻めを控えていた。)
真悟「ここを制圧するまでは良かったが、虫系の幻妖族が押し寄せて来て夢想園に近づけねえな。」
鈴夜「お茶の葉は錨の形に、視線を変えて見ませんか。守りは苦手だけど、ここは踏ん張り時ね。9月29日(日)の新月の日には、妖魔が弱体化するから、思い切って幻惑の樹海に踏み込んで見ましょう。」
恕「ただ、康史があっさり逃げたのが引っ掛かるんだよね。万一、幻惑の樹海に踏み込んだタイミングで、康史がここを奪取したら、俺達(真悟と鈴夜)は挟み撃ちにされるよ?」
鈴夜「今回の目的は、その康史を大人しくさせることと、あの澄ました女を狐狸の祠まで引っ張り出して、幻妖族に注意を惹かせている内に、天空に憑依された美緒を解放した上で、天空を撃破するのよ。さあ、真面目な話はここまでよ、貴方達も待ちくたびれたでしょ?」
麻綾(鈴夜は、真悟と恕を誘惑して、そのまま性交渉を行う。一方、利沙との合流を待つ叡知達(亜樹、鋭気、彩夏)は、陰陽館で滞在中に満月の日を迎え、叡知と彩夏、亜樹と鋭気で性交渉を行う。)
叡知「満月の魔力を借りても数回交わってこの様は情けないな・・・。」
彩夏「でも、鋭気と一緒に出門遁の特訓をしているから、大分調子が戻って来たんじゃないか。」
叡知「それでも実力差がヤバイな。やっぱり、みんなと互角に渡り合うには、第7チャクラ(サハスラーラ)を発動させる・・・。」
彩夏「焦らないで叡知。時期に利沙が戻ってくるし、今は、叡知の通常攻撃(弱点を見切ると同時に属性攻撃)のその先の技術を取り戻すことだけを考えるんだよ。」
麻綾(焦る叡知を優しく包み込む彩夏。一方、亜樹と鋭気は、叡知の調子について話し合う。)
亜樹「叡知の剣の柄に、白銀の剣の刃をセットして、吉方位で剣の稽古をしているみたいだけど、それって何か意味はあるの?」
鋭気「叡知の剣には、これまでの戦いで叡知が込めた波動(マナ)と、それを白銀の刃に馴染ませることで、ルーン製の武器として昇華させる1つの段階を踏めるんだ。修復には時間と金が掛かるが、柄が無事だったのは不幸中の幸いだな。」
亜樹「これで利沙が合流すれば、叡知の剣の修復が出来るのね。でも、ルーン製の武器は精製にしても、修復にしてもオリハルコンがいるんじゃあ・・・。」
鋭気「1つ心当たりがあるが、問題は仁がそれを許してくれるかだが、今はそんなこと心配しても仕方ない。利沙が来るまでの間に、白銀の刃に叡知の波動(マナ)を馴染ませて置かないと話にならないしな。」
麻綾(亜樹と鋭気は、利沙が来るまでの間、白銀の刃に叡知の波動(マナ)を馴染ませることに専念するようだ。一方、夢想園に逃げた来た康史を天空に憑依された美緒が迎え入れ、これまでの経緯を話す。)
美緒&天空「そう、鈴夜達(真悟と恕)がね・・・分かりましたわ。その事は他の者にも伝えて置きますので、暫くここで、過ごして行きなさいな。」
康史(彗星。予期せぬ出来事、予期せぬ訪問者。遠方から驚くような知らせ。)
康史「鈴夜達(真悟と恕)の事だから、今来るかもしれないよ。」
美緒&天空「鈴夜が行き当たりばったりとは言え、満月の日の妖魔は相手にしないでしょうから、次の9月29日(日)の魚座の新月の日に決行すると思いますわ。それよりも、貴方の若いエキスが欲しいですわ。」
麻綾(天空に憑依された美緒は康史と交わりつつ、黒死蝶(パピヨン)を勾陳、玄武、そして勇樹のもとに送る。一方、勾陳に憑依された吉平は、金剛廟付近にある金剛温泉にて、理英と香里を共に性交渉を行う中、天空からの知らせを受けた。)
理英「黒死蝶(パピヨン)が何故こんな所に?」
吉平&勾陳「お前さんのお友達が、OGHAM(オガム)香草園を制圧したってよ。」
香里「鈴夜らしいわね。大方、新月の日を狙って、天空戦に持って行こうって所ね。」
吉平&勾陳「果たしてそう上手く行くかな?そろそろ、勇樹のクソガキも起きる頃だろうし、龍蛇族や怪鳥族の残存に加えて、アンデット・ゴーレムの混成部隊で押し寄せれば、中宮府と言えど、一溜りもねえぜ。」
麻綾(勾陳に憑依された吉平は、来たるべく一斉蜂起を予感する。一方、玄武に憑依された智恵は、達哉を呼び寄せ性交渉を行う。)
智恵&玄武「如何やら、鈴夜派(革新派)と叡知派(中立派)が、何かしら行動を起こしたようぢゃな。」
達哉(早いな。)
智恵&玄武「大和の秩序崩壊までの期間を考慮すると、彼奴らが儂らに対抗出来るチャンスとなる新月の日は後10回。彼奴らとしては早期解決したい所ぢゃろう。」
麻綾(玄武は、叡知ら行動に焦りを感じ取り、勇樹の決起の時を待つ。)
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