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命の章
叡知の夢 前編
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麻綾(あれから7日が経過して6月13日(土)の下弦の月。満月の日のピークは既に過ぎているにも関わらず、金神ら八将神達の猛攻は凄まじく、亜里沙派(保守派)、鈴夜派(革新派)、そして鋭気達(亜樹と鋭気)は疲弊していた。)
亜樹「何とか下弦の月まで耐え凌いだけど、このままじゃあ・・・夢幻郷の方で感じていた不気味な波動(マナ)は消えて、強大な波動(マナ)が6つ・・・この様子だと、麻綾が正気を取り戻したけど、彼岸花の社は制圧出来ていないみたいね。」
鋭気「逢魔時の屋敷から撤退していない所を察するに、妖魔に変幻する暗黒生命体が次から次へと殺到するから、付け入る隙が無いんだろうな。俺達に変幻する暗黒生命体を仕向けたのも、南西(裏鬼門)を制した上で、龍神の結界を破るつもりだったって訳だ。」
利沙「美樹が勇樹の魂魄を受け入れて真に神威の波動(マナ)を発動させた甘露の球の陽の波動(マナ)の影響で抑えていると言っても暗黒生命体の増殖が止まった訳じゃない。となると、叡知達(麻綾と彩夏)が金剛峯鏡を入手する以外に打開策は無さそうだな。」
麻綾(金神ら八将神達の猛攻は尚も続く。一方、叡知達(麻綾、彩夏、達哉、智恵、司龍)も逢魔時の屋敷で暗黒生命体と戦いつつ、彼岸花の社・・・つまり、南西(裏鬼門)の制圧を試みるも次々と殺到する暗黒生命体の大群に完全に阻まれていた。)
司龍「彼岸花の社はすぐ其処なのに、これじゃあ近づけない・・・このままじゃあ、鋭気達(亜樹と利沙)が持たないぞ・・・折角、麻綾と合流して、二十七の宿曜星(ナクシャトラ)の全ての紋章を六壬神課式盤に刻めているのに・・・。」
彩夏「二十七の宿曜星(ナクシャトラ)・・・金剛峯鏡を入手すれば或いは・・・ねえ叡知。あたいと麻綾と一緒に、月の都輝夜を経由して汝陰公の墓に行ってみない?今なら暗黒生命体も彼岸花の社に近づけないよう躍起になっている今が機会だよ。」
叡知「確かに、司龍や彩夏の言う通り、このままじゃあ、鋭気達(亜樹と利沙)は勿論、俺達(麻綾、彩夏、達哉、智恵、司龍)も消耗して行く一方やな。達哉、智恵、司龍、きついかもしれんけど、この場は任せたで。」
智恵「彼岸花の社の事は儂等(達哉と司龍)の任せておけ!この戦いに勝利すれば、御主は27人の宿曜師の頂点である天帝と言う訳ぢゃ。その上で必要不可欠と2つの要素。1つは南西(裏鬼門)である彼岸花の社。もう1つは金剛峯鏡ぢゃ。」
達哉「だからこそ奴等も、彼岸花の社に近づけまいと総力を上げて逢魔時の屋敷に襲撃し、自らは五帝龍神廟を襲撃している。彩夏の言う通り、宝珠の都市に通じる汝陰公の墓にまで注意が行っていないだろうが、万一の事もある。その時は頼んだぞ麻綾。」
麻綾「分かったわ達哉・・・行きましょ叡知、彩夏・・・智恵と司龍も無理はしないで・・・。」
麻綾(智恵達(達哉と司龍)が暗黒生命体の注意を惹きつけている内に、私達(叡知と彩夏)は密かに逢魔時の屋敷を脱出!そのまま月詠の竹林を抜けて、月の都輝夜を経由して汝陰盆地に辿り着く。)
叡知「彩夏の読み通りやな。後は、この長い階段を昇れば、汝陰公の墓や。」
麻綾「ねえ叡知。この戦いが終わったら、如何するの?」
叡知「さあな。まあ、今はこの戦いに決着をつける事だけを考えよ麻綾。」
彩夏「叡知の言う通りだよ。これによって、あたいらが幸せになるか不幸になるかは知らないけど、21年以来の因縁に決着をつけないと先には進めないからね。」
麻綾(私達(叡知と彩夏)は、金神が暗黒生命体を差し向けて来る前に、汝陰公の墓を目指す。一方、金神はようやく私達(叡知と彩夏)の動きを察知する。)
金神(いつの間に!?奴等が金剛峯鏡を手にしては羅刹の剣の陰の波動(マナ)を完全に抑えられて暗黒生命体が創生が出来なくなるが、我等は、此処にいる宿曜師の相手で手一杯・・・。)
金神(新たな暗黒生命体も、甘露の球の陽の波動(マナ)の影響と、究極の暗黒生命体を創生したため、創生が間に合わない・・・やむ終えまい逢魔時の屋敷に差し向けた暗黒生命体の半数を、汝陰公の墓に差し向ける他あるまい無い・・・。)
麻綾(金神は慌てて半数の暗黒生命体を汝陰公の墓に差し向ける。一方、鋭気達(亜樹と利沙)は、金神ら八将神達の僅かな動揺を見逃さなかった。)
利沙「うん?心無しか彼奴らの攻撃が緩くなって無いか?体力気力はあたしらよりはあるから、息切れしたとは考え難いが・・・。」
鋭気「多分、南西(裏鬼門)の彼岸花の社が気になって仕方無いだと思う。もしかしたら、智恵達(達哉と司龍)が攻略したか・・・或いは、叡知達(麻綾と彩夏)が汝陰公の墓に辿りついたか・・・。」
亜樹「つまり、叡知が金剛峯鏡を入手は時間の問題って訳ね!だとしたら、益々彼奴らを此処に留めて置かないとね!」
麻綾(亜里沙派(保守派)、鈴夜派(革新派)、そして鋭気達(亜樹と鋭気)の活躍により、あわよくば戦線離脱を狙っていた金神の目論見を阻止する。一方、智恵達(達哉と司龍)も僅か緩んだ敵の攻勢を見逃ず、彼岸花の社を制圧する。)
司龍「ようやく制圧出来たな・・・急に敵の攻勢が緩んだ所を見ると、叡知達(麻綾と彩夏)の所に向かったんじゃあ・・・。」
智恵「ぢゃが、彼岸花の社を制圧したとしたら、奴等は反転して此処に戻って来るぢゃろう。暗黒生命体を殲滅するには、またの無い機会ぢゃ。一体一体確実に倒して行くのぢゃ司龍、達哉!」
達哉(暗黒生命体も以前に比べて出現数が少ない・・・叡知が金剛峯鏡を入手すれば、羅刹の剣の陰の波動(マナ)を完全に抑え込めると言う事か・・・。)
麻綾(智恵達(達哉と司龍)は、そのまま勢いに乗って暗黒生命体の殲滅を開始する。当然、それを察知した金神は汝陰公の墓に仕向けた暗黒生命体を彼岸花の社に反転させようとする。)
麻綾(その様子を察知した私達(叡知と彩夏)は宝珠の都市に赴く前に、暗黒生命体の追撃を開始!全て撃破するには至らなかったが、かなりの暗黒生命体の撃破に成功する。)
麻綾「かなり逃してしまったわね。このままじゃあ、智恵達(達哉と司龍)に負担が・・・。」
叡知「後は、智恵達(達哉と司龍)に任せよ。俺達(麻綾と彩夏)が金剛峯鏡を入手する事で、みんなも一息入れられるってもんや。」
麻綾(私達(叡知と彩夏)は、暗黒生命体の追撃を止めて、汝陰公の墓に入り、そのまま宝珠の都市へと向かう。其処は宝珠の都市の名に相応しく都市が黄金の光で輝き、中央には核(セフィラー)の中でも最も波動(マナ)が強い美(ティファレト)があった。)
麻綾(私達(叡知と彩夏)は其処で、二十七の宿曜星(ナクシャトラ)の元になった女性達の木乃伊を発見するも、彼女達の魂は既に何世代にも渡って継承されているが、その肢体は人間が最も光り輝く18歳の頃の状態で保存されていた。)
彩夏「綺麗な女性達だね叡知。彼処に、六壬神課式盤に置けば、金剛峯鏡が手に入るんじゃないかい?」
麻綾(叡知は六壬神課式盤を中央の台座に設置する。すると、六壬神課式盤に宝珠の都市・・・つまり、美(ティファレト)の波動(マナ)が集中し始め、黄金に輝く盾・・・金剛峯鏡が出現!)
麻綾(叡知は金剛峯鏡を手にする。すると、美(ティファレト)の波動(マナ)が昇竜の如く上昇し、中宮府を覆っていた陰の波動(マナ)を完全に浄化された。)
亜樹「何とか下弦の月まで耐え凌いだけど、このままじゃあ・・・夢幻郷の方で感じていた不気味な波動(マナ)は消えて、強大な波動(マナ)が6つ・・・この様子だと、麻綾が正気を取り戻したけど、彼岸花の社は制圧出来ていないみたいね。」
鋭気「逢魔時の屋敷から撤退していない所を察するに、妖魔に変幻する暗黒生命体が次から次へと殺到するから、付け入る隙が無いんだろうな。俺達に変幻する暗黒生命体を仕向けたのも、南西(裏鬼門)を制した上で、龍神の結界を破るつもりだったって訳だ。」
利沙「美樹が勇樹の魂魄を受け入れて真に神威の波動(マナ)を発動させた甘露の球の陽の波動(マナ)の影響で抑えていると言っても暗黒生命体の増殖が止まった訳じゃない。となると、叡知達(麻綾と彩夏)が金剛峯鏡を入手する以外に打開策は無さそうだな。」
麻綾(金神ら八将神達の猛攻は尚も続く。一方、叡知達(麻綾、彩夏、達哉、智恵、司龍)も逢魔時の屋敷で暗黒生命体と戦いつつ、彼岸花の社・・・つまり、南西(裏鬼門)の制圧を試みるも次々と殺到する暗黒生命体の大群に完全に阻まれていた。)
司龍「彼岸花の社はすぐ其処なのに、これじゃあ近づけない・・・このままじゃあ、鋭気達(亜樹と利沙)が持たないぞ・・・折角、麻綾と合流して、二十七の宿曜星(ナクシャトラ)の全ての紋章を六壬神課式盤に刻めているのに・・・。」
彩夏「二十七の宿曜星(ナクシャトラ)・・・金剛峯鏡を入手すれば或いは・・・ねえ叡知。あたいと麻綾と一緒に、月の都輝夜を経由して汝陰公の墓に行ってみない?今なら暗黒生命体も彼岸花の社に近づけないよう躍起になっている今が機会だよ。」
叡知「確かに、司龍や彩夏の言う通り、このままじゃあ、鋭気達(亜樹と利沙)は勿論、俺達(麻綾、彩夏、達哉、智恵、司龍)も消耗して行く一方やな。達哉、智恵、司龍、きついかもしれんけど、この場は任せたで。」
智恵「彼岸花の社の事は儂等(達哉と司龍)の任せておけ!この戦いに勝利すれば、御主は27人の宿曜師の頂点である天帝と言う訳ぢゃ。その上で必要不可欠と2つの要素。1つは南西(裏鬼門)である彼岸花の社。もう1つは金剛峯鏡ぢゃ。」
達哉「だからこそ奴等も、彼岸花の社に近づけまいと総力を上げて逢魔時の屋敷に襲撃し、自らは五帝龍神廟を襲撃している。彩夏の言う通り、宝珠の都市に通じる汝陰公の墓にまで注意が行っていないだろうが、万一の事もある。その時は頼んだぞ麻綾。」
麻綾「分かったわ達哉・・・行きましょ叡知、彩夏・・・智恵と司龍も無理はしないで・・・。」
麻綾(智恵達(達哉と司龍)が暗黒生命体の注意を惹きつけている内に、私達(叡知と彩夏)は密かに逢魔時の屋敷を脱出!そのまま月詠の竹林を抜けて、月の都輝夜を経由して汝陰盆地に辿り着く。)
叡知「彩夏の読み通りやな。後は、この長い階段を昇れば、汝陰公の墓や。」
麻綾「ねえ叡知。この戦いが終わったら、如何するの?」
叡知「さあな。まあ、今はこの戦いに決着をつける事だけを考えよ麻綾。」
彩夏「叡知の言う通りだよ。これによって、あたいらが幸せになるか不幸になるかは知らないけど、21年以来の因縁に決着をつけないと先には進めないからね。」
麻綾(私達(叡知と彩夏)は、金神が暗黒生命体を差し向けて来る前に、汝陰公の墓を目指す。一方、金神はようやく私達(叡知と彩夏)の動きを察知する。)
金神(いつの間に!?奴等が金剛峯鏡を手にしては羅刹の剣の陰の波動(マナ)を完全に抑えられて暗黒生命体が創生が出来なくなるが、我等は、此処にいる宿曜師の相手で手一杯・・・。)
金神(新たな暗黒生命体も、甘露の球の陽の波動(マナ)の影響と、究極の暗黒生命体を創生したため、創生が間に合わない・・・やむ終えまい逢魔時の屋敷に差し向けた暗黒生命体の半数を、汝陰公の墓に差し向ける他あるまい無い・・・。)
麻綾(金神は慌てて半数の暗黒生命体を汝陰公の墓に差し向ける。一方、鋭気達(亜樹と利沙)は、金神ら八将神達の僅かな動揺を見逃さなかった。)
利沙「うん?心無しか彼奴らの攻撃が緩くなって無いか?体力気力はあたしらよりはあるから、息切れしたとは考え難いが・・・。」
鋭気「多分、南西(裏鬼門)の彼岸花の社が気になって仕方無いだと思う。もしかしたら、智恵達(達哉と司龍)が攻略したか・・・或いは、叡知達(麻綾と彩夏)が汝陰公の墓に辿りついたか・・・。」
亜樹「つまり、叡知が金剛峯鏡を入手は時間の問題って訳ね!だとしたら、益々彼奴らを此処に留めて置かないとね!」
麻綾(亜里沙派(保守派)、鈴夜派(革新派)、そして鋭気達(亜樹と鋭気)の活躍により、あわよくば戦線離脱を狙っていた金神の目論見を阻止する。一方、智恵達(達哉と司龍)も僅か緩んだ敵の攻勢を見逃ず、彼岸花の社を制圧する。)
司龍「ようやく制圧出来たな・・・急に敵の攻勢が緩んだ所を見ると、叡知達(麻綾と彩夏)の所に向かったんじゃあ・・・。」
智恵「ぢゃが、彼岸花の社を制圧したとしたら、奴等は反転して此処に戻って来るぢゃろう。暗黒生命体を殲滅するには、またの無い機会ぢゃ。一体一体確実に倒して行くのぢゃ司龍、達哉!」
達哉(暗黒生命体も以前に比べて出現数が少ない・・・叡知が金剛峯鏡を入手すれば、羅刹の剣の陰の波動(マナ)を完全に抑え込めると言う事か・・・。)
麻綾(智恵達(達哉と司龍)は、そのまま勢いに乗って暗黒生命体の殲滅を開始する。当然、それを察知した金神は汝陰公の墓に仕向けた暗黒生命体を彼岸花の社に反転させようとする。)
麻綾(その様子を察知した私達(叡知と彩夏)は宝珠の都市に赴く前に、暗黒生命体の追撃を開始!全て撃破するには至らなかったが、かなりの暗黒生命体の撃破に成功する。)
麻綾「かなり逃してしまったわね。このままじゃあ、智恵達(達哉と司龍)に負担が・・・。」
叡知「後は、智恵達(達哉と司龍)に任せよ。俺達(麻綾と彩夏)が金剛峯鏡を入手する事で、みんなも一息入れられるってもんや。」
麻綾(私達(叡知と彩夏)は、暗黒生命体の追撃を止めて、汝陰公の墓に入り、そのまま宝珠の都市へと向かう。其処は宝珠の都市の名に相応しく都市が黄金の光で輝き、中央には核(セフィラー)の中でも最も波動(マナ)が強い美(ティファレト)があった。)
麻綾(私達(叡知と彩夏)は其処で、二十七の宿曜星(ナクシャトラ)の元になった女性達の木乃伊を発見するも、彼女達の魂は既に何世代にも渡って継承されているが、その肢体は人間が最も光り輝く18歳の頃の状態で保存されていた。)
彩夏「綺麗な女性達だね叡知。彼処に、六壬神課式盤に置けば、金剛峯鏡が手に入るんじゃないかい?」
麻綾(叡知は六壬神課式盤を中央の台座に設置する。すると、六壬神課式盤に宝珠の都市・・・つまり、美(ティファレト)の波動(マナ)が集中し始め、黄金に輝く盾・・・金剛峯鏡が出現!)
麻綾(叡知は金剛峯鏡を手にする。すると、美(ティファレト)の波動(マナ)が昇竜の如く上昇し、中宮府を覆っていた陰の波動(マナ)を完全に浄化された。)
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