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命の章
叡知の夢 中編
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麻綾(私達(叡知と彩夏)は、西側の昇降機から降って宝珠の都市を赴き、帰りは逆に東側の昇降機で昇った先は、五輪塔(タットワタワー)の地の間。所謂、太陽は西に沈んで東から昇るように・・・私達(叡知と彩夏)は、中宮府を経由して智恵達(達哉と司龍)のいる夢幻郷に戻り、暗黒生命体の殲滅に参加する。)
麻綾(あれから5日が経過した6月18日(木)。水星の逆行期間(2020年6月18日(木)から2020年7月12日(日))が発生した頃、遂に私達(叡知と彩夏)は智恵達(達哉と司龍)と共に、暗黒生命体の殲滅に成功!)
麻綾(また、金神ら八将神達は、これまで羅刹の剣の陰の波動(マナ)の影響で、生命(ライフ)と波動(マナ)が無限の状態だったが、甘露の球の陽の波動(マナ)が金剛峯鏡と共振共鳴した事により、形勢逆転!)
麻綾(6月21日(日)の蟹座の新月(金環日食)が近づくに連れて消耗して行く。そんな中、金神の前に、これまで静観していた龍神が姿を現す。)
金神「龍神か・・・何か用か!?」
龍神「最早、貴方の目論見は水泡に帰しました。潔く羅刹の剣を叡知に渡して降伏するのです。そうすれば叡知も、貴方達を香天(辰巳・午町)に棲む事を許してくれるでしょう。強がった所で貴方達に勝ち目は無いのですから・・・」
金神「まだだ!7月5日(日)の蠍座の満月まで耐え凌げば、我等は勢いを盛り返す!その時こそ、彼奴らを蹴散らし、貴様の結界を破って見せよう!」
麻綾(金神は騰蛇の蛇究滅閃砲で直接五帝龍王廟の破壊を試みるも、復活した龍神の結界・・・つまり、大和の秩序の前に届く前に掻き消されてしまう。)
龍神「・・・無理にとは言いません。ただし、彼等は大和の秩序を取り戻すべく、6月21日(日)の蟹座の新月(金環日食)に総攻撃を開始します。後3日・・・詰まらない誇りは捨てて、降伏した方が身のためですよ?」
麻綾(龍神の降伏勧告に、意固地になる金神。それとは対照的に、八将神は完全に戦意喪失。1日・・・また1日と経過する事に八将神達は金神を離反し、叡知に降伏!彼等は八将神の地位の辞退を条件に、香天(辰巳・午町)に移す。)
麻綾(こうして頼みの綱である八将神を失い、八陣は完全に効力を失う。そして、運命の日。6月21日(日)の蟹座の新月(金環日食)。全ての雌雄が決する日が訪れる。金神は苦し紛れに騰蛇の蛇究閃光弾で四方八方を攻撃するも私達に届く前に掻き消されてしまう。)
麻綾(そんな中、これまでの乱戦で散り散りになっていた亜里沙派(保守派)と鈴夜派(革新派)は、業・胎の相性の仲間で行動と共にしていた。元春達(美言と仁)は魔切り法に乗っ取って、臨の方位から北の休門に突入する。)
元春「最後の頼みが部下の技とはな・・・。」
仁「媒体としてる身体は、元々勇樹のもの・・・。」
美言「何もかもが借り物・・・。」
金神「えーい!ならば、この神龍戟の威力を見るが良い!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。また、智恵達(達哉と司龍)は、兵の方位から南西(裏鬼門)の死門に突入する。)
達哉「南西(裏鬼門)は完全に制した!」
智恵「最早、御主に万に一つの勝機も無い!」
司龍「覚悟しろ金神!」
金神「だから如何した!汝ら如きには丁度良いハンデだ!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。また、亜里沙達(一樹と美緒)は、闘の方位から東の傷門に突入する。)
一樹「往生際が悪いぜ!」
亜里沙「その身体は勇樹のものです!」
美緒「さっさと観念なさい!」
金神「黙れ我は金神!最恐最悪の破壊神!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。美樹達(亜矢と康史)は、者の方位から南東の杜門に突入する。)
康史「ねえ?僕達は皆、神威の領域に到達しているんだよ?」
亜矢「早く観念しないと、次々と増えて行くんだぞ?」
美樹「お兄ちゃんの身体と白の彼岸花のピアスを返して!」
金神「強さこそ正義!強き者は何をしても良いのだ!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。真悟達(桃矢と理英)は、皆の方位から南の景門に突入する。)
真悟「確かに、セルフ界は強い奴が偉い。」
理英「だったら、あんたを好きにしても良いよね!?」
桃矢「散々見下してた相手が目線に立たれるってどんな気分だよ!?」
金神「我を愚弄するか!許さん・・・許さんぞ!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。鈴夜達(美里と吉平)は、陣の方位から北西の開門に突入する。)
美里「貴様の部下が私に散々失礼な事をした・・・。」
鈴夜「部下の不始末は上司の責任・・・。」
吉平「如何落とし前つけてくれんだ!?」
金神「知った事か!憑依される方が悪いのだ!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。恕達(彰と香里)は、裂の方位から西の驚門に突入する。)
香里「しぶとさだけは神威の領域ね。」
彰「でも、そろそろ疲れただろ?」
恕「俺が首を跳ねて楽にしてやるよ?」
金神「・・・まだまだ・・・。」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。鋭気達(亜樹と利沙)は、在の方位から北東(表鬼門)の生門に突入する。これまで全員分の攻撃に対応して来たが、遂に亜樹の真紅の剣の刺突が胸を貫く)
亜樹「これで、貴方の生命(ライフ)と波動(マナ)は十分の一・・・。」
鋭気「まだ戦うと言うなら・・・。」
利沙「容赦はしねえ!」
金神(しまった・・・かくなる上は誰か1人でも道連れに・・・彼岸花のピアスか・・・ならば!)
麻綾(みんなの一斉攻撃と亜樹の真紅の剣の刺突によって、金神の八陣は完全に崩壊!此処に来て敗北を悟った金神は、美樹の彼岸花のピアスに共鳴させて誘導しようとする。)
麻綾(一同に緊張が走る中、私達(叡知と彩夏)は、南西(裏鬼門)方位から魔切り法の最後の一押し前を金神に仕掛ける。)
彩夏「美樹!甘露の珠の陽の波動(マナ)を金剛峯鏡に!」
叡知「九星八門破!」
麻綾(叡知の九星八門破による刺突は、金神の貫くと同時に、甘露の珠の陽の波動(マナ)と金剛峯鏡が共振共鳴!金神の残り僅かな陰の波動(マナ)を浄化する。)
金神(我は金神・・・最恐最悪の破壊神・・・。)
龍神(良い加減に諦めなさい・・・勇樹の身体を亜里沙と美樹に返して、眠りにつくのです・・・。)
金神(・・・我は・・・。)
麻綾(金神は最後の最後まで大和の秩序を諦めなかったが、龍神の一声でようやく観念した。叡知は勇樹の身体と白の彼岸花のピアス、そして、羅刹の剣の奪還に成功する。)
叡知「美樹、甘露の珠を。みんなも少しでええから生命(ライフ)と波動(マナ)を甘露の珠に注いでくれへん?」
亜里沙「何をするつもりです?」
叡知「勇樹の身体を修復するんや。」
美樹「でも、叡知にとってお兄ちゃんは・・・。」
叡知「それと美樹には、この白の彼岸花のピアス。その事は、さっきの一撃でそっくり返した。後の事は、2人に任せたで。」
亜里沙&美樹「叡知・・・。」
叡知「決まりやな。それじゃあ始めるで。」
麻綾(叡知は皆の生命(ライフ)と波動(マナ)を甘露の珠に注いだ波動(マナ)によって、勇樹の身体を修復する。)
叡知(これを手にするのは実に21年振り・・・此奴を鞘に納めて後に戻したのも、ちょうどこの時期・・・16日後には7月7日(火)で誕生日・・・今年で35歳・・・思えば色々あったな・・・。)
麻綾(叡知は羅刹の剣を鞘に納める。これにより、叡知の手に三種の神器(甘露の珠、金剛峯鏡、羅刹の剣)が揃う。)
麻綾(あれから5日が経過した6月18日(木)。水星の逆行期間(2020年6月18日(木)から2020年7月12日(日))が発生した頃、遂に私達(叡知と彩夏)は智恵達(達哉と司龍)と共に、暗黒生命体の殲滅に成功!)
麻綾(また、金神ら八将神達は、これまで羅刹の剣の陰の波動(マナ)の影響で、生命(ライフ)と波動(マナ)が無限の状態だったが、甘露の球の陽の波動(マナ)が金剛峯鏡と共振共鳴した事により、形勢逆転!)
麻綾(6月21日(日)の蟹座の新月(金環日食)が近づくに連れて消耗して行く。そんな中、金神の前に、これまで静観していた龍神が姿を現す。)
金神「龍神か・・・何か用か!?」
龍神「最早、貴方の目論見は水泡に帰しました。潔く羅刹の剣を叡知に渡して降伏するのです。そうすれば叡知も、貴方達を香天(辰巳・午町)に棲む事を許してくれるでしょう。強がった所で貴方達に勝ち目は無いのですから・・・」
金神「まだだ!7月5日(日)の蠍座の満月まで耐え凌げば、我等は勢いを盛り返す!その時こそ、彼奴らを蹴散らし、貴様の結界を破って見せよう!」
麻綾(金神は騰蛇の蛇究滅閃砲で直接五帝龍王廟の破壊を試みるも、復活した龍神の結界・・・つまり、大和の秩序の前に届く前に掻き消されてしまう。)
龍神「・・・無理にとは言いません。ただし、彼等は大和の秩序を取り戻すべく、6月21日(日)の蟹座の新月(金環日食)に総攻撃を開始します。後3日・・・詰まらない誇りは捨てて、降伏した方が身のためですよ?」
麻綾(龍神の降伏勧告に、意固地になる金神。それとは対照的に、八将神は完全に戦意喪失。1日・・・また1日と経過する事に八将神達は金神を離反し、叡知に降伏!彼等は八将神の地位の辞退を条件に、香天(辰巳・午町)に移す。)
麻綾(こうして頼みの綱である八将神を失い、八陣は完全に効力を失う。そして、運命の日。6月21日(日)の蟹座の新月(金環日食)。全ての雌雄が決する日が訪れる。金神は苦し紛れに騰蛇の蛇究閃光弾で四方八方を攻撃するも私達に届く前に掻き消されてしまう。)
麻綾(そんな中、これまでの乱戦で散り散りになっていた亜里沙派(保守派)と鈴夜派(革新派)は、業・胎の相性の仲間で行動と共にしていた。元春達(美言と仁)は魔切り法に乗っ取って、臨の方位から北の休門に突入する。)
元春「最後の頼みが部下の技とはな・・・。」
仁「媒体としてる身体は、元々勇樹のもの・・・。」
美言「何もかもが借り物・・・。」
金神「えーい!ならば、この神龍戟の威力を見るが良い!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。また、智恵達(達哉と司龍)は、兵の方位から南西(裏鬼門)の死門に突入する。)
達哉「南西(裏鬼門)は完全に制した!」
智恵「最早、御主に万に一つの勝機も無い!」
司龍「覚悟しろ金神!」
金神「だから如何した!汝ら如きには丁度良いハンデだ!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。また、亜里沙達(一樹と美緒)は、闘の方位から東の傷門に突入する。)
一樹「往生際が悪いぜ!」
亜里沙「その身体は勇樹のものです!」
美緒「さっさと観念なさい!」
金神「黙れ我は金神!最恐最悪の破壊神!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。美樹達(亜矢と康史)は、者の方位から南東の杜門に突入する。)
康史「ねえ?僕達は皆、神威の領域に到達しているんだよ?」
亜矢「早く観念しないと、次々と増えて行くんだぞ?」
美樹「お兄ちゃんの身体と白の彼岸花のピアスを返して!」
金神「強さこそ正義!強き者は何をしても良いのだ!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。真悟達(桃矢と理英)は、皆の方位から南の景門に突入する。)
真悟「確かに、セルフ界は強い奴が偉い。」
理英「だったら、あんたを好きにしても良いよね!?」
桃矢「散々見下してた相手が目線に立たれるってどんな気分だよ!?」
金神「我を愚弄するか!許さん・・・許さんぞ!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。鈴夜達(美里と吉平)は、陣の方位から北西の開門に突入する。)
美里「貴様の部下が私に散々失礼な事をした・・・。」
鈴夜「部下の不始末は上司の責任・・・。」
吉平「如何落とし前つけてくれんだ!?」
金神「知った事か!憑依される方が悪いのだ!」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。恕達(彰と香里)は、裂の方位から西の驚門に突入する。)
香里「しぶとさだけは神威の領域ね。」
彰「でも、そろそろ疲れただろ?」
恕「俺が首を跳ねて楽にしてやるよ?」
金神「・・・まだまだ・・・。」
麻綾(こうして、八陣の一角が崩れる。鋭気達(亜樹と利沙)は、在の方位から北東(表鬼門)の生門に突入する。これまで全員分の攻撃に対応して来たが、遂に亜樹の真紅の剣の刺突が胸を貫く)
亜樹「これで、貴方の生命(ライフ)と波動(マナ)は十分の一・・・。」
鋭気「まだ戦うと言うなら・・・。」
利沙「容赦はしねえ!」
金神(しまった・・・かくなる上は誰か1人でも道連れに・・・彼岸花のピアスか・・・ならば!)
麻綾(みんなの一斉攻撃と亜樹の真紅の剣の刺突によって、金神の八陣は完全に崩壊!此処に来て敗北を悟った金神は、美樹の彼岸花のピアスに共鳴させて誘導しようとする。)
麻綾(一同に緊張が走る中、私達(叡知と彩夏)は、南西(裏鬼門)方位から魔切り法の最後の一押し前を金神に仕掛ける。)
彩夏「美樹!甘露の珠の陽の波動(マナ)を金剛峯鏡に!」
叡知「九星八門破!」
麻綾(叡知の九星八門破による刺突は、金神の貫くと同時に、甘露の珠の陽の波動(マナ)と金剛峯鏡が共振共鳴!金神の残り僅かな陰の波動(マナ)を浄化する。)
金神(我は金神・・・最恐最悪の破壊神・・・。)
龍神(良い加減に諦めなさい・・・勇樹の身体を亜里沙と美樹に返して、眠りにつくのです・・・。)
金神(・・・我は・・・。)
麻綾(金神は最後の最後まで大和の秩序を諦めなかったが、龍神の一声でようやく観念した。叡知は勇樹の身体と白の彼岸花のピアス、そして、羅刹の剣の奪還に成功する。)
叡知「美樹、甘露の珠を。みんなも少しでええから生命(ライフ)と波動(マナ)を甘露の珠に注いでくれへん?」
亜里沙「何をするつもりです?」
叡知「勇樹の身体を修復するんや。」
美樹「でも、叡知にとってお兄ちゃんは・・・。」
叡知「それと美樹には、この白の彼岸花のピアス。その事は、さっきの一撃でそっくり返した。後の事は、2人に任せたで。」
亜里沙&美樹「叡知・・・。」
叡知「決まりやな。それじゃあ始めるで。」
麻綾(叡知は皆の生命(ライフ)と波動(マナ)を甘露の珠に注いだ波動(マナ)によって、勇樹の身体を修復する。)
叡知(これを手にするのは実に21年振り・・・此奴を鞘に納めて後に戻したのも、ちょうどこの時期・・・16日後には7月7日(火)で誕生日・・・今年で35歳・・・思えば色々あったな・・・。)
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