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意の章
指紋三十二相の波動術 後編
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麻綾(白虎の魂魄が羅刹の剣に回帰した事を知ると、騰蛇は八将神を撤退させ、守りを固める。)
騰蛇(朱雀・・・天空・・・勾陳・・・玄武・・・そして、白虎・・・流石は叡知。見事としか良いようが無い。あの後も、白虎の撃破に奢らずにすぐに撤退して、五帝龍王廟と五輪塔(タットワタワー)の応援に回り、暗黒生命体を尽く撃破するとは・・・。)
騰蛇(だが、これまでの戦いから貴様らの情報は全て把握した。それを元に究極の暗黒生命体を創生しよう。敵は鏡の中の自分・・・さあ如何する?。)
麻綾(騰蛇の言う究極の暗黒生命体とは?一方、桃矢は美里を担いで、彰の手引きで風魔の里に到着する。)
桃矢「夢の世界で顔を合わせているけど、起きて会うのは久しぶりだな彰。」
彰「良く来たね桃矢。白虎との戦いは大変だったね。来るべき決戦の日も近い。今の内に休むと良い。」
桃矢「そうしたいのは山々だけどよ。美里の意識が一向に回復しねえんだ。三尸を駆除する呪文であらかた憑依していた魔獣族を祓ったんだがな・・・それに、麻綾の様子もかなりやばいみたいだぜ。」
彰「美里は僕が引き受けよう。君も白虎との戦いで疲れている。疲れを残したままでは、自慢の魔切り法も存分に発揮出来ないよ。」
麻綾(桃矢は美里を彰に任せて休養を取る。また、彰は美里の精神に訴え掛けるように、凶夢を吉夢に変える呪文を唱えながら、霊糸を絡めつつ魔羅を挿入!そのまま美里の精神世界へと訪れる。)
美里「・・・彰・・・か・・・。」
彰「良く頑張ったね美里。1人で心細かっただろう?」
美里「常に桃矢が近い所にいたから平気・・・桃矢を労いたいな・・・既に指紋を返しているが彼奴とも交わりたいな・・・。」
彰「良い娘だ。叡知は5月23日(土)の双子座の新月の日に、天后との対面後に、風魔の里を訪れる。その頃には桃矢も回復しているだろうから、その時に交わると良いだろう。」
麻綾(彰は美里に自らの波動(マナ)を注いで行くが全快には暫く時間が掛かるだろう。そして、白虎との戦闘から16日が経過した5月23日(土)の双子座の新月の陽の刻。)
麻綾(また、土星の逆行期間(2020年5月11日(月)から2020年9月29日(日))、金星の逆行期間(2020年5月13日(水)から2020年9月13日(日))、木星の逆行期間(2020年5月14日(木)から2020年9月13日(日))が発生。)
麻綾(亜里沙を始め、元春、美樹、仁、美緒、康史、美言、一樹、亜矢の保守派(亜里沙派)の9名は五輪霊園の五輪塔(タットワタワー)に集結する。)
麻綾(また、吉平達(理英と香里)も天帝山の五帝龍王廟にいる鈴夜達(真悟と恕)と合流する。桃矢、美里、彰の3名が合流すれば、革新派(鈴夜派)も9人勢揃いだが、美里の意識は依然と戻らないままだった。)
麻綾(更に、叡知達(彩夏、亜樹、鋭気、利沙、達哉、智恵、司龍)は、五帝龍王廟と五輪塔(タットワタワー)に隣接する四神館にて保守派(亜里沙派)や革新派(鈴夜派)と共に暗黒生命体を退け、今後の方針を検討していた。)
亜樹「白虎を撃破から休む間も無く、暗黒生命体との激戦は大変だったけど、八将神が撤退していたお陰で何とかなったわね。ようやく新月の日を向かえたし、叡知と彩夏は天后との対面に向かうのね。」
達哉「六壬神課式盤に刻む宿曜星の紋章も、奎宿曜星(とかぎぼし)と壁宿曜星(なまめぼし)のみ。だが、彰は神威の領域に近い男。安・壊の相性を考慮して、彩夏達(司龍と利沙)を連れて行くのか?」
智恵「いや、保守派(亜里沙派)と革新派(鈴夜派)の間を取り持った方が良いぢゃろ。その場合、儂等(達哉と司龍)か鋭気達(亜樹と利沙)のどちらかが四神館に留まる事になるが、如何ぢゃろ叡知?」
叡知「達哉と、智恵がおらんと風魔の里には辿りつけんし、司龍も彰を叩き起こしたいみたいみたいやから、俺と彩夏は智恵達(達哉と司龍)と共に行くな。四神館は任せてたで、亜樹、鋭気、利沙。」
鋭気「任せとけ。俺達が再び合流する。それは27人の宿曜師全員集結する時は、6月21日(日)の蟹座の新月(金環日食)の日。勇樹の羅刹の剣が、甘露の球と呼応した金剛峯鏡によって無力化し、俺達の勝利の瞬間だ。」
利沙「その前に彰と麻綾だろ。さっき達哉も言ってたが、彰は神威の領域に近い男で言わば完璧に程近いんだぜ?確かに、安の中距離だからかもしれないが、完璧から程遠いのに、そんな啖呵切って大丈夫なのか司龍?」
司龍「確かに俺は未熟者だ。彼岸花の社の攻防戦でも、利沙や彩夏の戦い振りを見て、その事を痛感した。だが、叡知を始めみんなが今日まで必死で戦ってるのに1人だけ惰眠を貪っているのが許せなかったんだ。」
彩夏「大丈夫だよ司龍。今回の戦いで最も成長したのが、あんた何だよ。その成長の証を白蛇の槍の穂先に込めて、彰にお見舞いしてやれば良いんだよ。まあ、その前に天后との対面に付き合ってもらうよ。」
麻綾(鋭気達(亜樹と利沙)は四神館に留まり、叡知と彩夏は智恵達(達哉と司龍)を伴い、天后のいる天帝陵に向かうべく、青龍港から玄武港へと向かう。)
叡知「この前は急いで戻って来たから景色を眺める余裕が無かったけど、大和の海域では、此処が一番やな。少し前まで青龍の結界が機能停止して、海の怪魚族が侵入してたんが嘘のようや。」
智恵「十二天将星の超霊場(パワースポット)が正常に機能すれば後顧の憂は無く、中宮府に完全に孤立したと言えよう。この状態で勇樹が一発逆転を狙うとすれば、天帝山の五帝龍王廟の龍神の結界を破る以外にありえん。」
達哉「それも魔切り法に乗っ取って、彼岸花の社に八将神を集結させた上で一気に雪崩れ込まないと一発逆転の望みは無い。ならば、叡知と彩夏が麻綾と交渉の際、俺達(智恵と司龍)が先んじて、抑えておくか?」
智恵「それもそうぢゃが、御主らは気づいておるか?中宮府一帯を覆っていた陰の波動(マナ)が消えておる事に?恐らく奴等はまだ奥の手を持っておると見て間違い無い。その辺は彰と相談してから結論を出しても遅くあるまい。」
司龍「悔しいが彼奴の見立てに間違いは無いもんな。今回の白虎戦も彼奴の筋書き通りだったようだし・・・だが、先ずは天后との対面だよな。そろそろ玄武港に着く頃だな。」
麻綾(玄武港に到着した叡知達(彩夏、達哉、智恵、司龍)は、天帝陵に向かう。そして、天后との対面を果たす。)
天后「天帝陵までの道のり大変でしたね。早速ですが、彩夏。私の召喚の系譜を唱えて下さい。」
彩夏「天后水神家在亥主後宮婦女吉将!」
天后「これで、奇門遁甲の勝利の活用術その6(通霊術)による最後の一押しが可能になりました。つまり、九星八門陣、九星八門破、九星八門斬、九星八門脚がいつでも使用可能と言う事です。」
叡知「九星八門陣や九星八門斬は白虎戦で使用したからな。勇樹には九星八門脚で捌いた上で九星八門破で貫く予定やけど、羅刹の剣の陰の波動(マナ)がある限り回復してまうし、何より奇策の類は二度三度通用せんしな・・・。」
彩夏「金剛峯鏡と甘露の球を呼応させると同時に、九星八門脚で捌いて尚且つあたい、亜樹、美樹がつけた傷痕に九星八門破で貫けば勝利は間違い無いよ。」
麻綾(こうして叡知は、天后の恩恵を得る。そして、奇門遁甲の勝利の活用術その6(通霊術)が使用可能となった。)
騰蛇(朱雀・・・天空・・・勾陳・・・玄武・・・そして、白虎・・・流石は叡知。見事としか良いようが無い。あの後も、白虎の撃破に奢らずにすぐに撤退して、五帝龍王廟と五輪塔(タットワタワー)の応援に回り、暗黒生命体を尽く撃破するとは・・・。)
騰蛇(だが、これまでの戦いから貴様らの情報は全て把握した。それを元に究極の暗黒生命体を創生しよう。敵は鏡の中の自分・・・さあ如何する?。)
麻綾(騰蛇の言う究極の暗黒生命体とは?一方、桃矢は美里を担いで、彰の手引きで風魔の里に到着する。)
桃矢「夢の世界で顔を合わせているけど、起きて会うのは久しぶりだな彰。」
彰「良く来たね桃矢。白虎との戦いは大変だったね。来るべき決戦の日も近い。今の内に休むと良い。」
桃矢「そうしたいのは山々だけどよ。美里の意識が一向に回復しねえんだ。三尸を駆除する呪文であらかた憑依していた魔獣族を祓ったんだがな・・・それに、麻綾の様子もかなりやばいみたいだぜ。」
彰「美里は僕が引き受けよう。君も白虎との戦いで疲れている。疲れを残したままでは、自慢の魔切り法も存分に発揮出来ないよ。」
麻綾(桃矢は美里を彰に任せて休養を取る。また、彰は美里の精神に訴え掛けるように、凶夢を吉夢に変える呪文を唱えながら、霊糸を絡めつつ魔羅を挿入!そのまま美里の精神世界へと訪れる。)
美里「・・・彰・・・か・・・。」
彰「良く頑張ったね美里。1人で心細かっただろう?」
美里「常に桃矢が近い所にいたから平気・・・桃矢を労いたいな・・・既に指紋を返しているが彼奴とも交わりたいな・・・。」
彰「良い娘だ。叡知は5月23日(土)の双子座の新月の日に、天后との対面後に、風魔の里を訪れる。その頃には桃矢も回復しているだろうから、その時に交わると良いだろう。」
麻綾(彰は美里に自らの波動(マナ)を注いで行くが全快には暫く時間が掛かるだろう。そして、白虎との戦闘から16日が経過した5月23日(土)の双子座の新月の陽の刻。)
麻綾(また、土星の逆行期間(2020年5月11日(月)から2020年9月29日(日))、金星の逆行期間(2020年5月13日(水)から2020年9月13日(日))、木星の逆行期間(2020年5月14日(木)から2020年9月13日(日))が発生。)
麻綾(亜里沙を始め、元春、美樹、仁、美緒、康史、美言、一樹、亜矢の保守派(亜里沙派)の9名は五輪霊園の五輪塔(タットワタワー)に集結する。)
麻綾(また、吉平達(理英と香里)も天帝山の五帝龍王廟にいる鈴夜達(真悟と恕)と合流する。桃矢、美里、彰の3名が合流すれば、革新派(鈴夜派)も9人勢揃いだが、美里の意識は依然と戻らないままだった。)
麻綾(更に、叡知達(彩夏、亜樹、鋭気、利沙、達哉、智恵、司龍)は、五帝龍王廟と五輪塔(タットワタワー)に隣接する四神館にて保守派(亜里沙派)や革新派(鈴夜派)と共に暗黒生命体を退け、今後の方針を検討していた。)
亜樹「白虎を撃破から休む間も無く、暗黒生命体との激戦は大変だったけど、八将神が撤退していたお陰で何とかなったわね。ようやく新月の日を向かえたし、叡知と彩夏は天后との対面に向かうのね。」
達哉「六壬神課式盤に刻む宿曜星の紋章も、奎宿曜星(とかぎぼし)と壁宿曜星(なまめぼし)のみ。だが、彰は神威の領域に近い男。安・壊の相性を考慮して、彩夏達(司龍と利沙)を連れて行くのか?」
智恵「いや、保守派(亜里沙派)と革新派(鈴夜派)の間を取り持った方が良いぢゃろ。その場合、儂等(達哉と司龍)か鋭気達(亜樹と利沙)のどちらかが四神館に留まる事になるが、如何ぢゃろ叡知?」
叡知「達哉と、智恵がおらんと風魔の里には辿りつけんし、司龍も彰を叩き起こしたいみたいみたいやから、俺と彩夏は智恵達(達哉と司龍)と共に行くな。四神館は任せてたで、亜樹、鋭気、利沙。」
鋭気「任せとけ。俺達が再び合流する。それは27人の宿曜師全員集結する時は、6月21日(日)の蟹座の新月(金環日食)の日。勇樹の羅刹の剣が、甘露の球と呼応した金剛峯鏡によって無力化し、俺達の勝利の瞬間だ。」
利沙「その前に彰と麻綾だろ。さっき達哉も言ってたが、彰は神威の領域に近い男で言わば完璧に程近いんだぜ?確かに、安の中距離だからかもしれないが、完璧から程遠いのに、そんな啖呵切って大丈夫なのか司龍?」
司龍「確かに俺は未熟者だ。彼岸花の社の攻防戦でも、利沙や彩夏の戦い振りを見て、その事を痛感した。だが、叡知を始めみんなが今日まで必死で戦ってるのに1人だけ惰眠を貪っているのが許せなかったんだ。」
彩夏「大丈夫だよ司龍。今回の戦いで最も成長したのが、あんた何だよ。その成長の証を白蛇の槍の穂先に込めて、彰にお見舞いしてやれば良いんだよ。まあ、その前に天后との対面に付き合ってもらうよ。」
麻綾(鋭気達(亜樹と利沙)は四神館に留まり、叡知と彩夏は智恵達(達哉と司龍)を伴い、天后のいる天帝陵に向かうべく、青龍港から玄武港へと向かう。)
叡知「この前は急いで戻って来たから景色を眺める余裕が無かったけど、大和の海域では、此処が一番やな。少し前まで青龍の結界が機能停止して、海の怪魚族が侵入してたんが嘘のようや。」
智恵「十二天将星の超霊場(パワースポット)が正常に機能すれば後顧の憂は無く、中宮府に完全に孤立したと言えよう。この状態で勇樹が一発逆転を狙うとすれば、天帝山の五帝龍王廟の龍神の結界を破る以外にありえん。」
達哉「それも魔切り法に乗っ取って、彼岸花の社に八将神を集結させた上で一気に雪崩れ込まないと一発逆転の望みは無い。ならば、叡知と彩夏が麻綾と交渉の際、俺達(智恵と司龍)が先んじて、抑えておくか?」
智恵「それもそうぢゃが、御主らは気づいておるか?中宮府一帯を覆っていた陰の波動(マナ)が消えておる事に?恐らく奴等はまだ奥の手を持っておると見て間違い無い。その辺は彰と相談してから結論を出しても遅くあるまい。」
司龍「悔しいが彼奴の見立てに間違いは無いもんな。今回の白虎戦も彼奴の筋書き通りだったようだし・・・だが、先ずは天后との対面だよな。そろそろ玄武港に着く頃だな。」
麻綾(玄武港に到着した叡知達(彩夏、達哉、智恵、司龍)は、天帝陵に向かう。そして、天后との対面を果たす。)
天后「天帝陵までの道のり大変でしたね。早速ですが、彩夏。私の召喚の系譜を唱えて下さい。」
彩夏「天后水神家在亥主後宮婦女吉将!」
天后「これで、奇門遁甲の勝利の活用術その6(通霊術)による最後の一押しが可能になりました。つまり、九星八門陣、九星八門破、九星八門斬、九星八門脚がいつでも使用可能と言う事です。」
叡知「九星八門陣や九星八門斬は白虎戦で使用したからな。勇樹には九星八門脚で捌いた上で九星八門破で貫く予定やけど、羅刹の剣の陰の波動(マナ)がある限り回復してまうし、何より奇策の類は二度三度通用せんしな・・・。」
彩夏「金剛峯鏡と甘露の球を呼応させると同時に、九星八門脚で捌いて尚且つあたい、亜樹、美樹がつけた傷痕に九星八門破で貫けば勝利は間違い無いよ。」
麻綾(こうして叡知は、天后の恩恵を得る。そして、奇門遁甲の勝利の活用術その6(通霊術)が使用可能となった。)
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