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同の章
氷、透き通る水 後編
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麻綾(そして、水晶堂に到着すると、挨拶もそこそこに叡知に女宿曜星(うるきぼし)の紋章を刻んだ亜里沙は、幻視(ヴィジョン)を元に立てた計画を示す。)
亜里沙「さて、亜樹の宿曜星の房宿曜星(そいぼし)までの道程ですが・・・。」
亜里沙「斗宿曜星(ひつきぼし)の宿曜師は美樹。箕宿曜星(みぼし)の宿曜師は真悟。尾宿曜星(あしたれぼし)の宿曜師は鈴夜。心宿曜星(なかこぼし)の宿曜師は恕。」
元春「しかも、美樹より先の距離感は中距離。朱雀に憑依された亜樹の動向を考慮すると、順調に行っても、美樹と真悟までで、鈴夜と恕は戦闘は避けられ無い。」
彩夏「だからと言って、ビビる必要は無いよ。宿曜師同志の戦いは相性の優位性を制した者が勝つんだからね。恕にとってあたいは壊の中距離で、鈴夜にとって、あんたは壊の中距離だよ。」
叡知「鈴夜をどうにかしろってことやな。」
彩夏「そういうこと。それじゃあ、あたいは一足先に、恕のいるSAIVIAN(サビアン)天文科学館に行ってるね。」
叡知「えっ?ちょっ・・・彩夏!?」
麻綾(そう言うと彩夏は酒の勢いのままその場を後にする。)
元春「迂闊だった。逆位置の状態になっていましたから嫌な予感はしてたんだがな。」
亜里沙「想定の範囲内です。元春は、彩夏の後を追ってください。朱雀に憑依された亜樹が復活しても、暫くは彩夏に目を向けざるを得ないでしょう。」
元春「分かった。」
叡知「それじゃあ僕も・・・。」
亜里沙「残念ながら、今の貴方では彩夏の力には慣れません。それに貴方には話がありますので、ここに残ってください。」
元春「叡知、悔しいかもしれないが、ここは亜里沙の言う通りにするんだ。大丈夫、彩夏は簡単にはやられはせん。」
叡知「・・・分かった。」
麻綾(叡知を宥めると、元春は彩夏の後を追う。水晶堂に留まった叡知は、亜里沙の自室に招かれると。)
亜里沙「さっきはきついことを言ってすいません。でも、大和の秩序を取り戻すためには、今回の異変を解決すれば良いと言うものではありません。分かっていますね。」
叡知「分かってる。」
亜里沙「ありがとうございます。早速ですが、貴方の誕生日を教えて下さい。」
叡知「7月7日。」
亜里沙「亜樹と一緒ですね。7月7日は、独立心旺盛で才気溢れる知性派。蟹座は、活動の水で、身近な人を守る母性的な優しさとなるね。」
叡知「せやな。」
亜里沙「では、服を脱いで、ベットで寝てください。」
叡知「えっ・・・わっ・・・分かった。」
麻綾(叡知は亜里沙の言われるがまま、服を脱ぐと、同時に亜里沙も服を脱ぐと。)
亜里沙「意外でしたか?私もこれでも既婚者で娘が2人いる身です。」
叡知「大丈夫な?旦那さんがおるのに?」
亜里沙「月神(シャトラ)の眷属に女性とっての結婚は、一般人、外国人、異邦人が大和においての檜舞台に立つための政略婚に過ぎません。」
叡知「まあ、確かに月神(シャトラ)の眷属の男性も結婚してる奴と言うよりは、性力(シャクティー)の強い男性に女性がやって来るもんやもんな。言われれば、自分からアプローチを掛けたのは麻綾だけやな。」
亜里沙「流石ですね。釈家と言えば、月神(シャトラ)の眷属の頂点に君臨する一族ですよ?所で叡知。何故私が手袋をしていると思います?」
叡知「水晶に指紋がつかへんように?」
亜里沙「私の通常攻撃(相手と同調する)による影響を避けるためです。その際、補助攻撃(氷結効果4倍)に制限が掛かってしまうのが難点です。旦那相手にはそれで十分ですが、貴方が相手なら・・・。」
叡知「・・・。」
亜里沙「ふふふ。可愛いですね。今から貴方に冷却睡眠を施します。力を抜いて、私に心を開いて下さい。」
麻綾(亜里沙は自身の陰部に叡知の魔羅を包み込んだ上で、叡知に冷却睡眠を施す。亜里沙の精神の世界は、ネビュラ渦巻く宇宙空間であり、2人は、お互いこれまでの経緯について語り合う。)
叡知「僕が世紀末異変に挑んでる時に、そんなことが・・・。」
亜里沙「全ては1998年7月8日(水)。貴方が星空学園を去った時期と同時期に、世紀末異変が生じて、1999年7月7日(水)に収束したのが、第2チャクラ(スヴァディシュターナ)の人間関係の学びを終えた時期なのも感慨深いですね。」
叡知「あの時も、大和の秩序が崩壊するかしないかの瀬戸際で期限は1年。上地主義の似非救世主との戦いは熾烈を極めたけど、そっちも勇樹に騙し討ちで冷却睡眠を施すなんてな。しかも、その時のことがトラウマで武器を直に握るのが怖くなったんやろ。」
亜里沙「当時、勇樹に敵う者がいなかったので致し方ありませんでした。結果的に20年以上は時間稼ぎは出来ましたが、残念ながら個々の力でバラバラに戦っては到底勝ち目はありません。」
叡知「それでも・・・僕が、彗の仇を討たないと・・・。」
亜里沙「それは貴方の本心ではありませんね。」
叡知「えっ?」
亜里沙「貴方は、勇樹を倒した先・・・つまり、貴方はこの混乱に乗じて、天帝の座に就こうとを考えています。また、彗は元宿曜師達や現宿曜師達からの信頼も篤く、騰蛇を撃破した自分が、彗の敵討ちを大義名分に他の宿曜師を利用しようと考えています。」
叡知「・・・。」
亜里沙「落ち着いて聞いて下さい。実際、貴方にはその資格がありますし、勇樹と戦う上で極めて重要です。今は彗に対する甘えと、実力の根源が奪われていることによる不安から弱気になっているに過ぎません。」
叡知「そんな・・・ことは・・・。」
亜里沙「そこで、叡知には亜樹を救って、婚約を結ぶのです。亜樹を朱雀から解放した上で撃破。後に、亜樹から貴方の血液型を返してもらうと良いでしょう。後者に関しては、彩夏か元春に任せて置くと良いとして、問題は前者に行き着くまでの道則。」
亜里沙「納得いかない顔ですね。まあ、貴方には貴方の考えがあるでしょう。ですが、今の貴方は私に反論も出来ないのが現状。水地比の意味のように、互いに親しみ助け合うは、ある意味美徳ですが、それだけでは駄目なのは言うまでもありませんね。」
叡知(あかん・・・反論する暇すら無い・・・。)
亜里沙「とは言え、私の考えを一方的に押し付けるのも良くありませんね。では、叡知。水地比と対になっている波動術は何でしょうか?」
叡知「地水師?」
亜里沙「正解です。言うまでもありませんが、波動術は詠唱に時間が掛かるため、玄人の冒険者ほど、通常攻撃の際の同時並行で活用するものです。」
叡知「つまり、僕の・・・あっ!」
麻綾(叡知がそう言い掛けた時に、射精!叡知は、そのまま深い眠りにつくと。)
亜里沙(これが叡知の性力(シャクティー)・・・無力な一般人でこれなら、本来の貴方のは・・・そう言えば、地水師のキーワードの1つに、男1人女5人。天帝になるべくして生まれてきたようなものですね。)
亜里沙(それに元々戦いを好んでいるようでは無く、あくまで自分や仲間内を守りたい一心で臨んでいること、戦闘での情け容赦の無さ、師匠が井宿曜星(ちちりぼし)の宿曜師の智恵から察するに、騎士、魔剣士、忍と言った所でしょうね。)
亜里沙(尤も、それも①武闘家、②治癒士、③盗賊の知識と経験が無いことには話になりませんが、①と②に関しては普段からきっちりしているようなので、満月の日までにはなんとかなりそうですね。だから今日はゆっくり休んで下さい。)
亜里沙「さて、亜樹の宿曜星の房宿曜星(そいぼし)までの道程ですが・・・。」
亜里沙「斗宿曜星(ひつきぼし)の宿曜師は美樹。箕宿曜星(みぼし)の宿曜師は真悟。尾宿曜星(あしたれぼし)の宿曜師は鈴夜。心宿曜星(なかこぼし)の宿曜師は恕。」
元春「しかも、美樹より先の距離感は中距離。朱雀に憑依された亜樹の動向を考慮すると、順調に行っても、美樹と真悟までで、鈴夜と恕は戦闘は避けられ無い。」
彩夏「だからと言って、ビビる必要は無いよ。宿曜師同志の戦いは相性の優位性を制した者が勝つんだからね。恕にとってあたいは壊の中距離で、鈴夜にとって、あんたは壊の中距離だよ。」
叡知「鈴夜をどうにかしろってことやな。」
彩夏「そういうこと。それじゃあ、あたいは一足先に、恕のいるSAIVIAN(サビアン)天文科学館に行ってるね。」
叡知「えっ?ちょっ・・・彩夏!?」
麻綾(そう言うと彩夏は酒の勢いのままその場を後にする。)
元春「迂闊だった。逆位置の状態になっていましたから嫌な予感はしてたんだがな。」
亜里沙「想定の範囲内です。元春は、彩夏の後を追ってください。朱雀に憑依された亜樹が復活しても、暫くは彩夏に目を向けざるを得ないでしょう。」
元春「分かった。」
叡知「それじゃあ僕も・・・。」
亜里沙「残念ながら、今の貴方では彩夏の力には慣れません。それに貴方には話がありますので、ここに残ってください。」
元春「叡知、悔しいかもしれないが、ここは亜里沙の言う通りにするんだ。大丈夫、彩夏は簡単にはやられはせん。」
叡知「・・・分かった。」
麻綾(叡知を宥めると、元春は彩夏の後を追う。水晶堂に留まった叡知は、亜里沙の自室に招かれると。)
亜里沙「さっきはきついことを言ってすいません。でも、大和の秩序を取り戻すためには、今回の異変を解決すれば良いと言うものではありません。分かっていますね。」
叡知「分かってる。」
亜里沙「ありがとうございます。早速ですが、貴方の誕生日を教えて下さい。」
叡知「7月7日。」
亜里沙「亜樹と一緒ですね。7月7日は、独立心旺盛で才気溢れる知性派。蟹座は、活動の水で、身近な人を守る母性的な優しさとなるね。」
叡知「せやな。」
亜里沙「では、服を脱いで、ベットで寝てください。」
叡知「えっ・・・わっ・・・分かった。」
麻綾(叡知は亜里沙の言われるがまま、服を脱ぐと、同時に亜里沙も服を脱ぐと。)
亜里沙「意外でしたか?私もこれでも既婚者で娘が2人いる身です。」
叡知「大丈夫な?旦那さんがおるのに?」
亜里沙「月神(シャトラ)の眷属に女性とっての結婚は、一般人、外国人、異邦人が大和においての檜舞台に立つための政略婚に過ぎません。」
叡知「まあ、確かに月神(シャトラ)の眷属の男性も結婚してる奴と言うよりは、性力(シャクティー)の強い男性に女性がやって来るもんやもんな。言われれば、自分からアプローチを掛けたのは麻綾だけやな。」
亜里沙「流石ですね。釈家と言えば、月神(シャトラ)の眷属の頂点に君臨する一族ですよ?所で叡知。何故私が手袋をしていると思います?」
叡知「水晶に指紋がつかへんように?」
亜里沙「私の通常攻撃(相手と同調する)による影響を避けるためです。その際、補助攻撃(氷結効果4倍)に制限が掛かってしまうのが難点です。旦那相手にはそれで十分ですが、貴方が相手なら・・・。」
叡知「・・・。」
亜里沙「ふふふ。可愛いですね。今から貴方に冷却睡眠を施します。力を抜いて、私に心を開いて下さい。」
麻綾(亜里沙は自身の陰部に叡知の魔羅を包み込んだ上で、叡知に冷却睡眠を施す。亜里沙の精神の世界は、ネビュラ渦巻く宇宙空間であり、2人は、お互いこれまでの経緯について語り合う。)
叡知「僕が世紀末異変に挑んでる時に、そんなことが・・・。」
亜里沙「全ては1998年7月8日(水)。貴方が星空学園を去った時期と同時期に、世紀末異変が生じて、1999年7月7日(水)に収束したのが、第2チャクラ(スヴァディシュターナ)の人間関係の学びを終えた時期なのも感慨深いですね。」
叡知「あの時も、大和の秩序が崩壊するかしないかの瀬戸際で期限は1年。上地主義の似非救世主との戦いは熾烈を極めたけど、そっちも勇樹に騙し討ちで冷却睡眠を施すなんてな。しかも、その時のことがトラウマで武器を直に握るのが怖くなったんやろ。」
亜里沙「当時、勇樹に敵う者がいなかったので致し方ありませんでした。結果的に20年以上は時間稼ぎは出来ましたが、残念ながら個々の力でバラバラに戦っては到底勝ち目はありません。」
叡知「それでも・・・僕が、彗の仇を討たないと・・・。」
亜里沙「それは貴方の本心ではありませんね。」
叡知「えっ?」
亜里沙「貴方は、勇樹を倒した先・・・つまり、貴方はこの混乱に乗じて、天帝の座に就こうとを考えています。また、彗は元宿曜師達や現宿曜師達からの信頼も篤く、騰蛇を撃破した自分が、彗の敵討ちを大義名分に他の宿曜師を利用しようと考えています。」
叡知「・・・。」
亜里沙「落ち着いて聞いて下さい。実際、貴方にはその資格がありますし、勇樹と戦う上で極めて重要です。今は彗に対する甘えと、実力の根源が奪われていることによる不安から弱気になっているに過ぎません。」
叡知「そんな・・・ことは・・・。」
亜里沙「そこで、叡知には亜樹を救って、婚約を結ぶのです。亜樹を朱雀から解放した上で撃破。後に、亜樹から貴方の血液型を返してもらうと良いでしょう。後者に関しては、彩夏か元春に任せて置くと良いとして、問題は前者に行き着くまでの道則。」
亜里沙「納得いかない顔ですね。まあ、貴方には貴方の考えがあるでしょう。ですが、今の貴方は私に反論も出来ないのが現状。水地比の意味のように、互いに親しみ助け合うは、ある意味美徳ですが、それだけでは駄目なのは言うまでもありませんね。」
叡知(あかん・・・反論する暇すら無い・・・。)
亜里沙「とは言え、私の考えを一方的に押し付けるのも良くありませんね。では、叡知。水地比と対になっている波動術は何でしょうか?」
叡知「地水師?」
亜里沙「正解です。言うまでもありませんが、波動術は詠唱に時間が掛かるため、玄人の冒険者ほど、通常攻撃の際の同時並行で活用するものです。」
叡知「つまり、僕の・・・あっ!」
麻綾(叡知がそう言い掛けた時に、射精!叡知は、そのまま深い眠りにつくと。)
亜里沙(これが叡知の性力(シャクティー)・・・無力な一般人でこれなら、本来の貴方のは・・・そう言えば、地水師のキーワードの1つに、男1人女5人。天帝になるべくして生まれてきたようなものですね。)
亜里沙(それに元々戦いを好んでいるようでは無く、あくまで自分や仲間内を守りたい一心で臨んでいること、戦闘での情け容赦の無さ、師匠が井宿曜星(ちちりぼし)の宿曜師の智恵から察するに、騎士、魔剣士、忍と言った所でしょうね。)
亜里沙(尤も、それも①武闘家、②治癒士、③盗賊の知識と経験が無いことには話になりませんが、①と②に関しては普段からきっちりしているようなので、満月の日までにはなんとかなりそうですね。だから今日はゆっくり休んで下さい。)
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