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図書室の怪人と夜のデート
第5話
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土屋先輩は図書委員長から貰ったレポート用紙を開き、僕等に見せながら話し始めた。
「まず、破かれた本はランダム。
推理小説、恋愛小説、ドキュメンタリー小説、などなど、統一性はないみたい。
大きさもバラバラ。
冊数も委員長が言った通り、噂ほど多くないみたい。
初回だけ約50冊、あとは3.4冊づつ。
1月から1月に1度くらいあるかないかくらいの頻度。
破れたページもそれ程多くないし、本が落ちた衝撃の際にって事になるのかしら。
確かに地震の頻度と言われたらそうかもと思ってしまう間隔よね。」
「そうかな…逆に引っかかる。
初回以降、同じ現象は起こってるのに、数は激減。
これって変な気がするんだけど…有村君はどうかな?」
「そうですね…まずは情報として受け止めてみましょう。
話しを続けて下さい。土屋先輩。」
「…でね。
時間帯は常に放課後から翌朝。
鍵がしっかりとかけられている間。
密室になる訳よ。
鍵を閉めていた生徒は初回は前期図書委員長3年の重谷先輩。
もう、卒業していないわ。
あとは、ランダムで現在の2.3年で行われてるみたい。
鍵を開けた生徒は…当時1年の女生徒としか…。」
「…裏を取りましょう。」
僕の一言に土屋先輩と神谷先輩がわからないという顔をした。
「あ、わかりやすく言いますと…本が破かれているという事は生徒会に、新たな本の購入申請がされてるのではないかと。
本当に本の再購入が少なければ、被害の情報に嘘はないのかと。」
「なるほど!
確かに…僕が今からすぐに聞いてくるよ!」
「あら、私も行こうかしら。」
「やめてよ!土屋さん!
君が行くとややこしくなりそうだし、僕が簡潔に説明して教えてもらった方が早い。」
立ち上がろうとする土屋先輩を制止し、神谷先輩急いで保健室を出て行った。
「失礼しちゃうわ!神谷君は私を何だと思ってるのかしら。」
「まあ、まあ、とにかく情報固めから始めてその後推理と行きましょう。」
「…そうね。冷静にならなきゃ。
ダメよね。私…。
すぐに暴走しちゃう。
気にしてない様に見えるでしょ。
これでも結構、寝る前に思い出して落ち込んだりするのよ。」
土屋先輩はペロリと舌を出した。
「誰だって同じですよ。
僕だって、恥ずかしい事や残念な事で眠れない夜を過ごした事は沢山あります。
でも、かと言ってそれを恐れて何も行動しない人よりはずっと素敵だと思います。
失敗や後悔は後で思い切りすればいいんです。
そして、同じ失敗を2度しないように心掛ける。
それが大事なんだと思います。
…それに、ドタバタした思い出って、失敗しても後で結構楽しい思い出として残りますし。」
「ふふ。ありがとう。
共感するわ。
せっかくの青春時代よ!楽しまなきゃ!」
そんな話しをしていると、約束通りに神谷先輩がすぐに戻って来た。
要件だけを聞いてトンボ帰りして来た感じだ。
「わかったよ!やっぱり嘘じゃないらしい。
新しい本は1月に7冊、後は1.2冊が追加で月1で申請されてる。
多分あとの本は修正程度で済んでるのかも。」
少し息を切らしながらも、正確にゆっくりと神谷先輩は説明してくれた。
「ありがとうございます。神谷先輩。
…となると、図書委員長は嘘は言ってないけど…言える範囲の事しか言っていないと、推察する事も出来るんではないでしょうか?」
「僕もここへ戻る間、そう思っていた。」
「じゃあ、このレポート用紙に意味は無いと?」
「土屋先輩、そうじゃありません。
この情報意外の事が真相に繋がるって事です。
このレポート用紙から、時間帯を見て思うのは表立って委員の仕事と言えない何かが起こってるって事です。
委員の仕事でカムフラージュとか出来ない事が起きてる。
そう考えられるんじゃないでしょうか?」
「ん…そうか、時間帯によってはこの現象はいくらでも図書委員の仕事として速やかに片付けて、ごまかせる。
と、言う事だね。有村君。」
「ええ、しかも…おそらく図書委員の中でも全員が知ってる訳じゃ無いと思うんです。
でなければ、1月以降の小さな事件については隠し通せると思うんです。」
「やっぱり!図書委員長が怪しいわよ!
目つき悪いし!」
「それは…土屋さんの態度が礼儀を欠いていただけだよ。
じゃあ、そろそろ僕と有村君の捜査報告もしようか?」
神谷先輩は僕に、視線を合わせた。
「まず、破かれた本はランダム。
推理小説、恋愛小説、ドキュメンタリー小説、などなど、統一性はないみたい。
大きさもバラバラ。
冊数も委員長が言った通り、噂ほど多くないみたい。
初回だけ約50冊、あとは3.4冊づつ。
1月から1月に1度くらいあるかないかくらいの頻度。
破れたページもそれ程多くないし、本が落ちた衝撃の際にって事になるのかしら。
確かに地震の頻度と言われたらそうかもと思ってしまう間隔よね。」
「そうかな…逆に引っかかる。
初回以降、同じ現象は起こってるのに、数は激減。
これって変な気がするんだけど…有村君はどうかな?」
「そうですね…まずは情報として受け止めてみましょう。
話しを続けて下さい。土屋先輩。」
「…でね。
時間帯は常に放課後から翌朝。
鍵がしっかりとかけられている間。
密室になる訳よ。
鍵を閉めていた生徒は初回は前期図書委員長3年の重谷先輩。
もう、卒業していないわ。
あとは、ランダムで現在の2.3年で行われてるみたい。
鍵を開けた生徒は…当時1年の女生徒としか…。」
「…裏を取りましょう。」
僕の一言に土屋先輩と神谷先輩がわからないという顔をした。
「あ、わかりやすく言いますと…本が破かれているという事は生徒会に、新たな本の購入申請がされてるのではないかと。
本当に本の再購入が少なければ、被害の情報に嘘はないのかと。」
「なるほど!
確かに…僕が今からすぐに聞いてくるよ!」
「あら、私も行こうかしら。」
「やめてよ!土屋さん!
君が行くとややこしくなりそうだし、僕が簡潔に説明して教えてもらった方が早い。」
立ち上がろうとする土屋先輩を制止し、神谷先輩急いで保健室を出て行った。
「失礼しちゃうわ!神谷君は私を何だと思ってるのかしら。」
「まあ、まあ、とにかく情報固めから始めてその後推理と行きましょう。」
「…そうね。冷静にならなきゃ。
ダメよね。私…。
すぐに暴走しちゃう。
気にしてない様に見えるでしょ。
これでも結構、寝る前に思い出して落ち込んだりするのよ。」
土屋先輩はペロリと舌を出した。
「誰だって同じですよ。
僕だって、恥ずかしい事や残念な事で眠れない夜を過ごした事は沢山あります。
でも、かと言ってそれを恐れて何も行動しない人よりはずっと素敵だと思います。
失敗や後悔は後で思い切りすればいいんです。
そして、同じ失敗を2度しないように心掛ける。
それが大事なんだと思います。
…それに、ドタバタした思い出って、失敗しても後で結構楽しい思い出として残りますし。」
「ふふ。ありがとう。
共感するわ。
せっかくの青春時代よ!楽しまなきゃ!」
そんな話しをしていると、約束通りに神谷先輩がすぐに戻って来た。
要件だけを聞いてトンボ帰りして来た感じだ。
「わかったよ!やっぱり嘘じゃないらしい。
新しい本は1月に7冊、後は1.2冊が追加で月1で申請されてる。
多分あとの本は修正程度で済んでるのかも。」
少し息を切らしながらも、正確にゆっくりと神谷先輩は説明してくれた。
「ありがとうございます。神谷先輩。
…となると、図書委員長は嘘は言ってないけど…言える範囲の事しか言っていないと、推察する事も出来るんではないでしょうか?」
「僕もここへ戻る間、そう思っていた。」
「じゃあ、このレポート用紙に意味は無いと?」
「土屋先輩、そうじゃありません。
この情報意外の事が真相に繋がるって事です。
このレポート用紙から、時間帯を見て思うのは表立って委員の仕事と言えない何かが起こってるって事です。
委員の仕事でカムフラージュとか出来ない事が起きてる。
そう考えられるんじゃないでしょうか?」
「ん…そうか、時間帯によってはこの現象はいくらでも図書委員の仕事として速やかに片付けて、ごまかせる。
と、言う事だね。有村君。」
「ええ、しかも…おそらく図書委員の中でも全員が知ってる訳じゃ無いと思うんです。
でなければ、1月以降の小さな事件については隠し通せると思うんです。」
「やっぱり!図書委員長が怪しいわよ!
目つき悪いし!」
「それは…土屋さんの態度が礼儀を欠いていただけだよ。
じゃあ、そろそろ僕と有村君の捜査報告もしようか?」
神谷先輩は僕に、視線を合わせた。
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