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図書室の怪人と夜のデート
第13話
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図書室が気になったけど、これ以上居ても何も無い気もしたので、とりあえず保健室へと向かった。
保健室に着くと珍しく、神谷先輩が先に登校していた。
「おはよう。有村君。」
「おはようございます。
早いですね。」
「あ、うん。
ちょっと、早朝の図書室の状態を覗き見ようと思って。」
「それ!僕も、そう思って。
さっき覗いてきたばかりです。」
「なんだ、有村君も同じ事考えてたんだね。」
「でも、何もなくて。
しばらくの間、毎朝見ようかと。」
「そうだね。
ひと月は見た方がいいかも。
何なら、交互に見ようか?
今週と来週、再来週と1週間おきに。」
「あ、いいですね。それ。
1日おきだと忘れるけど、それなら出来そうです。」
僕は丸椅子を窓際に移動して、神谷先輩と向かい合って座った。
「あと…土屋先輩の事で、テンション高すぎて目立つ行動が心配で。」
「やっぱりね。
僕もそこは昨日の件で思ったよ。
…そこで、考えたんだけど…ワザと彼女に仕事を命じたらどうかなと。」
「仕事ですか?」
「だって、そもそも落ち着きのない彼女に、静かにして大人しくしろ!なんて、不可能に近い事命令しても無意味だと思わないかい?」
「確かにそうですね。
逆に反発しそうな気がします。」
「だったら、その行動力を活かして色々と調査をお願いしようかなと。
例えば図書委員会担当の先生に話しを聞きに行ったり、図書委員で卒業した先輩の事を調べて貰うとか。」
「そうか…何も3人で一緒に調べる必要が無いんですね。
手分けをすれば効率がいい。」
「だろ。
それに土屋さんを大人しくさせるという、一石二鳥の効果がある。」
…というか、そっちが本命に聞こえるのは僕だけだろうか…?
でも言ってる事は正論だ。
やっぱり先輩だな。
僕より小さいけど、しっかりしてる。
小さな巨人かな…。
チラリと横目で登校する生徒達に目をやる。
時間的に宮地の登校までは時間がありそうだなぁ。
あ、早川さんだ。
今日は宮地とは別行動なんだ。
昨日…少し気になっていた。
1年の廊下での僕と宮地の出来事について、知らなかった事だ。
本当に知らなかったのかな…それとも、あの時ワザと話しを逸らしたかったのかな…。
まだ、早川さんに踏み込んでアレコレ聞ける仲では無い。
けど…何だか…引っかかっる。
「…で、僕なんだけど昨日借りた本。
実は、少しだけ破けていて気になって考えたんだ。
破かれた本の種類に共通点は無いって…。
共通点は…本自体じゃ無いのかも知れないって思ったんだ。」
「えっ?どう言う事ですか?」
「その本に携わった人物…図書委員もしくは…本を借りてる人間…つまり、本に触った事のある人間かもって。」
「えええええ!?」
「…突拍子も無いと自分でも思ったんだけど、そう考えると…そこから頭が離れなくて。
で、土屋さんには本自体と図書委員を主に調べて貰って、僕は借りた人間を調べて見ようと思ってるんだ。」
「はああ。」
すごいや…神谷先輩の発想に口を開けて驚いた。
「神谷先輩って、すごいですね。
僕も色々手伝います。
あ、でも今日は放課後に用事があって、すぐに帰宅しなければならないんですけど。
…そうですね。
僕は1年の図書委員からの情報を集めてみます。
1年は事件に関わってるとしても、初めからでは無いだろうし…詳しく知らなくても、不審な先輩の行動とかを目にしてる可能性がありますし。」
「助かるよ。
これ、今年の委員会名簿。
しまってたのを引っ張り出したんだ。
そうだ…ついでに森園さんの写真スマホにいれてきたんだ。
と言っても中学の卒業アルバムの写真だけど。」
「あ、はい。
来月保健室に来ても、これでわかります。
ありがとうございます。」
神谷先輩から森園先輩の写真を送ってもらった。
確かに普通であまり印象深い人では無かった。
けれど、頭が良い感じは滲み出ている気がした。
保健室に着くと珍しく、神谷先輩が先に登校していた。
「おはよう。有村君。」
「おはようございます。
早いですね。」
「あ、うん。
ちょっと、早朝の図書室の状態を覗き見ようと思って。」
「それ!僕も、そう思って。
さっき覗いてきたばかりです。」
「なんだ、有村君も同じ事考えてたんだね。」
「でも、何もなくて。
しばらくの間、毎朝見ようかと。」
「そうだね。
ひと月は見た方がいいかも。
何なら、交互に見ようか?
今週と来週、再来週と1週間おきに。」
「あ、いいですね。それ。
1日おきだと忘れるけど、それなら出来そうです。」
僕は丸椅子を窓際に移動して、神谷先輩と向かい合って座った。
「あと…土屋先輩の事で、テンション高すぎて目立つ行動が心配で。」
「やっぱりね。
僕もそこは昨日の件で思ったよ。
…そこで、考えたんだけど…ワザと彼女に仕事を命じたらどうかなと。」
「仕事ですか?」
「だって、そもそも落ち着きのない彼女に、静かにして大人しくしろ!なんて、不可能に近い事命令しても無意味だと思わないかい?」
「確かにそうですね。
逆に反発しそうな気がします。」
「だったら、その行動力を活かして色々と調査をお願いしようかなと。
例えば図書委員会担当の先生に話しを聞きに行ったり、図書委員で卒業した先輩の事を調べて貰うとか。」
「そうか…何も3人で一緒に調べる必要が無いんですね。
手分けをすれば効率がいい。」
「だろ。
それに土屋さんを大人しくさせるという、一石二鳥の効果がある。」
…というか、そっちが本命に聞こえるのは僕だけだろうか…?
でも言ってる事は正論だ。
やっぱり先輩だな。
僕より小さいけど、しっかりしてる。
小さな巨人かな…。
チラリと横目で登校する生徒達に目をやる。
時間的に宮地の登校までは時間がありそうだなぁ。
あ、早川さんだ。
今日は宮地とは別行動なんだ。
昨日…少し気になっていた。
1年の廊下での僕と宮地の出来事について、知らなかった事だ。
本当に知らなかったのかな…それとも、あの時ワザと話しを逸らしたかったのかな…。
まだ、早川さんに踏み込んでアレコレ聞ける仲では無い。
けど…何だか…引っかかっる。
「…で、僕なんだけど昨日借りた本。
実は、少しだけ破けていて気になって考えたんだ。
破かれた本の種類に共通点は無いって…。
共通点は…本自体じゃ無いのかも知れないって思ったんだ。」
「えっ?どう言う事ですか?」
「その本に携わった人物…図書委員もしくは…本を借りてる人間…つまり、本に触った事のある人間かもって。」
「えええええ!?」
「…突拍子も無いと自分でも思ったんだけど、そう考えると…そこから頭が離れなくて。
で、土屋さんには本自体と図書委員を主に調べて貰って、僕は借りた人間を調べて見ようと思ってるんだ。」
「はああ。」
すごいや…神谷先輩の発想に口を開けて驚いた。
「神谷先輩って、すごいですね。
僕も色々手伝います。
あ、でも今日は放課後に用事があって、すぐに帰宅しなければならないんですけど。
…そうですね。
僕は1年の図書委員からの情報を集めてみます。
1年は事件に関わってるとしても、初めからでは無いだろうし…詳しく知らなくても、不審な先輩の行動とかを目にしてる可能性がありますし。」
「助かるよ。
これ、今年の委員会名簿。
しまってたのを引っ張り出したんだ。
そうだ…ついでに森園さんの写真スマホにいれてきたんだ。
と言っても中学の卒業アルバムの写真だけど。」
「あ、はい。
来月保健室に来ても、これでわかります。
ありがとうございます。」
神谷先輩から森園先輩の写真を送ってもらった。
確かに普通であまり印象深い人では無かった。
けれど、頭が良い感じは滲み出ている気がした。
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