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ハードで楽しい深夜のお仕事
第13話
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キッチンのダイニングテーブルには味噌汁とご飯、卵焼きに納豆、しらす干しが並べられていた。
「意外です…槇さんってもっとオシャレな洋風な朝食食べるのかと思ってました。」
「えっ?そう。
まぁ嫌いじゃないけど…結局はこれに戻っちゃうよね。
日本人のスタンダードにね。」
「そうそう!朝の納豆は最高!
体に力がみなぎるのが感じられる!
槇ちゃんの甘い卵焼きも幸せ気分になれるしな!」
奈落は納豆を目の前にウキウキしていた。
容姿とのギャップあり過ぎなんだよな…あははは。
でも、わかる気がする。
オシャレな洋食って常に食べると飽きちゃいそうだけど、こういうスタンダードな和食って飽きないし、ホッとしてリラックスして食べられる。
面子は豪華なんだけど…。
イケメン2人と朝食なんて土屋先輩だったら狂喜乱舞してるだろうな。
僕等3人はテーブルに着いて朝食を食べ始めた。
「いただきます。」
「いっただきまぁ~す!食うぞ!」
「たくさん召し上がれ。
多めに作ったし、一馬と春樹の弁当は先に作ったから。」
「あ、そういえば今日も2人は仕事ですか?」
中学生2人…すでに仕事をしてる。
「そう。今日は外回り。
ディスプレイチェックとか、コーディネートの意見集めとか。
こればっかりは足で確認しないとね。
それに、取引先に顔を売るって事を学ばせないといけないからさ。」
「はあ…本当に別世界だ。」
槇さんの言葉に圧倒されてる僕に奈落が付け足して言った。
「お?おいおい、勘違いすんなよ。
少なからず、嫌々やってる奴はいない。
まぁ…自分の実力が追いつかなくて悔しくて体調崩す奴もいるけど。
けど…、気持ちではもっと仕事を覚えたいっていう方が強い奴らばかりだ。」
「うん…そうだね。
皆んな仕事してる時の顔は活き活きしてる。
けど…お弁当、槇さんが作るんですね。
驚きました。」
「いや…その、彼等は中学生だし移動は電車移動だ。
どこで昼飯を食べられるかわからないからね。
おにぎりくらいなら歩きながらや公園でも食べられる。
あと…コスト削減かな。
彼等中学生だろ。
あとからお小遣いとして給料貰えるにしても金額知れてるし、前もっての立て替えなんて可哀想だし。
夢が大きいならそこにお金を掛けて欲しいんだ。
ちょっとした節約だよ。
その分を給料にしてあげてる。」
くぅ~!そんなとこまでイケメン~!
気の遣い方がキメ細かすぎる!
女の子じゃなくてもキュンキュンしそうじゃないかぁ~!
「優しい~!槇ちゃん!
爽とは大違い~~!
爽なんて、金の管理くらいキチンと出来ない奴はカスだとか言うんだぜ!
昼代忘れたから奢ってって言っただけでよぉ!」
「奈落~。
それはお前がいつも、奢ってって甘えてばかりいるからだろう。
尻尾振って愛想振り撒けば、奢って貰えるなんて甘いんだよ。」
「安月給なんだから、そこは甘くていいだろ~。」
神楽さんと二卵性の双子だって言ってたけど…そのせいかな、やっぱり性格は全然違うんだなぁ。
神楽さんなんて、そう簡単に奢って~なんて甘えた声出さなそうだもんな。
想像すら出来ない…。
とりあえず、早々に食べ終えて立ち上がった槇さんに僕は声を掛けた。
「あ!僕が片付けます。
槇さん、一休みして下さい。
これから、たくさん仕事しなきゃならないんですから。
効率よく小休憩取らないと。」
「あははは。ありがとう。
じゃあ、甘えちゃおうかな。
片付けが終わったらまずは、アルバイト契約をしよう。」
「はい!」
僕は腕まくりをして、流し台の方に歩き出した。
「意外です…槇さんってもっとオシャレな洋風な朝食食べるのかと思ってました。」
「えっ?そう。
まぁ嫌いじゃないけど…結局はこれに戻っちゃうよね。
日本人のスタンダードにね。」
「そうそう!朝の納豆は最高!
体に力がみなぎるのが感じられる!
槇ちゃんの甘い卵焼きも幸せ気分になれるしな!」
奈落は納豆を目の前にウキウキしていた。
容姿とのギャップあり過ぎなんだよな…あははは。
でも、わかる気がする。
オシャレな洋食って常に食べると飽きちゃいそうだけど、こういうスタンダードな和食って飽きないし、ホッとしてリラックスして食べられる。
面子は豪華なんだけど…。
イケメン2人と朝食なんて土屋先輩だったら狂喜乱舞してるだろうな。
僕等3人はテーブルに着いて朝食を食べ始めた。
「いただきます。」
「いっただきまぁ~す!食うぞ!」
「たくさん召し上がれ。
多めに作ったし、一馬と春樹の弁当は先に作ったから。」
「あ、そういえば今日も2人は仕事ですか?」
中学生2人…すでに仕事をしてる。
「そう。今日は外回り。
ディスプレイチェックとか、コーディネートの意見集めとか。
こればっかりは足で確認しないとね。
それに、取引先に顔を売るって事を学ばせないといけないからさ。」
「はあ…本当に別世界だ。」
槇さんの言葉に圧倒されてる僕に奈落が付け足して言った。
「お?おいおい、勘違いすんなよ。
少なからず、嫌々やってる奴はいない。
まぁ…自分の実力が追いつかなくて悔しくて体調崩す奴もいるけど。
けど…、気持ちではもっと仕事を覚えたいっていう方が強い奴らばかりだ。」
「うん…そうだね。
皆んな仕事してる時の顔は活き活きしてる。
けど…お弁当、槇さんが作るんですね。
驚きました。」
「いや…その、彼等は中学生だし移動は電車移動だ。
どこで昼飯を食べられるかわからないからね。
おにぎりくらいなら歩きながらや公園でも食べられる。
あと…コスト削減かな。
彼等中学生だろ。
あとからお小遣いとして給料貰えるにしても金額知れてるし、前もっての立て替えなんて可哀想だし。
夢が大きいならそこにお金を掛けて欲しいんだ。
ちょっとした節約だよ。
その分を給料にしてあげてる。」
くぅ~!そんなとこまでイケメン~!
気の遣い方がキメ細かすぎる!
女の子じゃなくてもキュンキュンしそうじゃないかぁ~!
「優しい~!槇ちゃん!
爽とは大違い~~!
爽なんて、金の管理くらいキチンと出来ない奴はカスだとか言うんだぜ!
昼代忘れたから奢ってって言っただけでよぉ!」
「奈落~。
それはお前がいつも、奢ってって甘えてばかりいるからだろう。
尻尾振って愛想振り撒けば、奢って貰えるなんて甘いんだよ。」
「安月給なんだから、そこは甘くていいだろ~。」
神楽さんと二卵性の双子だって言ってたけど…そのせいかな、やっぱり性格は全然違うんだなぁ。
神楽さんなんて、そう簡単に奢って~なんて甘えた声出さなそうだもんな。
想像すら出来ない…。
とりあえず、早々に食べ終えて立ち上がった槇さんに僕は声を掛けた。
「あ!僕が片付けます。
槇さん、一休みして下さい。
これから、たくさん仕事しなきゃならないんですから。
効率よく小休憩取らないと。」
「あははは。ありがとう。
じゃあ、甘えちゃおうかな。
片付けが終わったらまずは、アルバイト契約をしよう。」
「はい!」
僕は腕まくりをして、流し台の方に歩き出した。
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