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ハードで楽しい深夜のお仕事
第19話
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「す、すみません!変な事聞いて。」
「へっ?いやぁ、変な事じゃないよ。
それに、言ったろ華京院自体ちょっと変わってるって。」
「そうだ!そうだ!
あそこにいて、孤独感じる奴なんて1人もいねぇぞ!
実親いなくても、あっちこっちにババァやジジィ、兄弟みたいなのがたんまり!
親が何十人も、兄弟が何十人といるみたいなもんだ!
1人親だのなんだの、気になんてならねぇよ。」
酔っ払いみたいな乱暴な口調で、奈落は突っ込んで来た。
「奈落の言う通り。
騒がしくは思っても寂しさなんて感じた事ないよ。
毎日がお祭り騒ぎみたいな家だからね。」
「そっか…。
やっぱり凄いや…華京院って。」
「そこは強みだよね。
イジメる奴がいてもしっかり助ける奴も、怒ってくれる人もいる。
そういや、親族会議も特殊だよなぁ。
年代別で月1で、議題についての意見を交換し合う。
議題はその年の年代代表に無記名で投函された手紙から中から緊急性を要する物を優先にピックアップされる。
その場に出席出来ない相手にもメッセージやメールで前もって意見を集める。
…で、最終決定を代表が皆んなに連絡する。
そこでの決まりごとは絶対守らなきゃならない。」
「家族親族といえど経営絡んでるから、組織化してより良い関係を維持していこうと努力する必要あんだよ。
ま、努力なしに家族が平々凡々幸せでいられるなんて幻想にすがってないだけなんだ。
家族親族といえど、協力し合うには互いの協力といたわりが必要だ。
人間ってのは感情がある厄介な生き物だからな。」
「でも、それって強制的にしろ何にしろ、お互いにコミュニケーションを取らせるって事でしょう。
よくそういう組織化出来たよね。
華京院が政治家になれば、日本はもっと良くなりそうなのに。」
「あははは!政治家にね~。
ダメだよ。有村君。
ウチはトップを目指してはいても、本当にトップになったらまた潰れちゃう!
新生院のいる2位だからこそ真面目に頑張れる家だ。
権力持ったら何するかわかんない奴らばっかだなんだよ、実際個性強い奴ばかりだ。
無意味な権力は人間を狂わせる。
甘くて強い猛毒だからね。
華京院はもうこりごり!腹いっぱいってね。」
「だよなぁ。
元々の器が平民以下の愚民なのに、前みたく上流階級の真似して色んな事見失うのだけは避けたいよなぁ。
変なとこ浮かれちまうからなぁ。
だはは!」
「愚民は言い過ぎだろ。ったく。」
笑い話しとして2人は笑い飛ばしてたけど…華京院は組織としてはレベルが高いと、僕はつくづく思う。
そして個々の人間も自分を十分に理解して相手をいたわる気持ちも持ってる。
小さな華京院帝国は、僕の中では会社組織というより小国家のようだった。
そして…その頂点に立つ…華京院 紘…。
見かけは小柄でか弱い感じだと、2人は話してたけど…。
会ってみたいな…多分無理なんだろうけど。
そうしたら、僕のような力のない人間も…少しは勇気が持てそうだ。
30分で食事を終えて、僕等はソファで一休みする事にした。
お腹もいっぱいで、ちょうど少し眠くなって、ソファに心地よく沈む身体の力を抜いた。
華京院の失敗って、具体的にどんなのだったんだろう。
ここまで、完璧な家族親族経営設計、メンタルに至るまで家族親族がサポートし合えるシステム…つまり、彼等の失敗は僕には想像出来ないものだったんだろう。
そして…彼等はそこから這い上がった…。
団結し、協力し、励まし合い、叱咤しあって…。
負けた者が弱い…?
負けたからこそ彼等は強靭な精神力を持ってるんじゃないか。
弱さを知ってるからこその強さは…鋼なんかよりもはるかに強い…!
「へっ?いやぁ、変な事じゃないよ。
それに、言ったろ華京院自体ちょっと変わってるって。」
「そうだ!そうだ!
あそこにいて、孤独感じる奴なんて1人もいねぇぞ!
実親いなくても、あっちこっちにババァやジジィ、兄弟みたいなのがたんまり!
親が何十人も、兄弟が何十人といるみたいなもんだ!
1人親だのなんだの、気になんてならねぇよ。」
酔っ払いみたいな乱暴な口調で、奈落は突っ込んで来た。
「奈落の言う通り。
騒がしくは思っても寂しさなんて感じた事ないよ。
毎日がお祭り騒ぎみたいな家だからね。」
「そっか…。
やっぱり凄いや…華京院って。」
「そこは強みだよね。
イジメる奴がいてもしっかり助ける奴も、怒ってくれる人もいる。
そういや、親族会議も特殊だよなぁ。
年代別で月1で、議題についての意見を交換し合う。
議題はその年の年代代表に無記名で投函された手紙から中から緊急性を要する物を優先にピックアップされる。
その場に出席出来ない相手にもメッセージやメールで前もって意見を集める。
…で、最終決定を代表が皆んなに連絡する。
そこでの決まりごとは絶対守らなきゃならない。」
「家族親族といえど経営絡んでるから、組織化してより良い関係を維持していこうと努力する必要あんだよ。
ま、努力なしに家族が平々凡々幸せでいられるなんて幻想にすがってないだけなんだ。
家族親族といえど、協力し合うには互いの協力といたわりが必要だ。
人間ってのは感情がある厄介な生き物だからな。」
「でも、それって強制的にしろ何にしろ、お互いにコミュニケーションを取らせるって事でしょう。
よくそういう組織化出来たよね。
華京院が政治家になれば、日本はもっと良くなりそうなのに。」
「あははは!政治家にね~。
ダメだよ。有村君。
ウチはトップを目指してはいても、本当にトップになったらまた潰れちゃう!
新生院のいる2位だからこそ真面目に頑張れる家だ。
権力持ったら何するかわかんない奴らばっかだなんだよ、実際個性強い奴ばかりだ。
無意味な権力は人間を狂わせる。
甘くて強い猛毒だからね。
華京院はもうこりごり!腹いっぱいってね。」
「だよなぁ。
元々の器が平民以下の愚民なのに、前みたく上流階級の真似して色んな事見失うのだけは避けたいよなぁ。
変なとこ浮かれちまうからなぁ。
だはは!」
「愚民は言い過ぎだろ。ったく。」
笑い話しとして2人は笑い飛ばしてたけど…華京院は組織としてはレベルが高いと、僕はつくづく思う。
そして個々の人間も自分を十分に理解して相手をいたわる気持ちも持ってる。
小さな華京院帝国は、僕の中では会社組織というより小国家のようだった。
そして…その頂点に立つ…華京院 紘…。
見かけは小柄でか弱い感じだと、2人は話してたけど…。
会ってみたいな…多分無理なんだろうけど。
そうしたら、僕のような力のない人間も…少しは勇気が持てそうだ。
30分で食事を終えて、僕等はソファで一休みする事にした。
お腹もいっぱいで、ちょうど少し眠くなって、ソファに心地よく沈む身体の力を抜いた。
華京院の失敗って、具体的にどんなのだったんだろう。
ここまで、完璧な家族親族経営設計、メンタルに至るまで家族親族がサポートし合えるシステム…つまり、彼等の失敗は僕には想像出来ないものだったんだろう。
そして…彼等はそこから這い上がった…。
団結し、協力し、励まし合い、叱咤しあって…。
負けた者が弱い…?
負けたからこそ彼等は強靭な精神力を持ってるんじゃないか。
弱さを知ってるからこその強さは…鋼なんかよりもはるかに強い…!
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