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一章
***
翌日の昼にようやく小さな町に辿り着いた。
一人で翼を広げて翔べば直ぐに着くような場所に四日かけて歩いた。
フィンは歩く事に慣れていてどんどんと先へ進もうとするが、城以外の場所に出歩く事がなかったライラは何度も「人間は不便だ」と呟いた。
歩く事に苦痛はなかったが、この調子で行くとフィンの言う「一緒に色々な場所が見たい」という目的を果たすにはかなりの時間がかかりそうだ。
もう各地に散らばっていた魔物達も城のある森へと移動させ、中から出られない様に結界を張ってある。魔物達が一斉にいなくなって人々は驚いている筈だ。
町に一軒しかない宿屋で部屋を借り、色々な物が入っている大きな背負い袋をベッドの上に下ろすとフィンもそのままベッドに横になった。
旅をするには金もかかる。節約する為にフィンとライラは二人部屋を借りたがベッドが二つ並んでいる為、部屋はかなり狭かった。それでも連日の野宿に比べれば天国だ。
睡眠を必要としないライラにはベッドも必要はなかったが、城に居た頃も一応自室がありそこには天蓋付きの大きなベッドがあった。
いつ、誰が用意した物かは知らない。気が付けばそこにあって、気が向いた時に横になって目を閉じて過ごしていた。
この宿屋のベッドはお世辞にも良い物とは言えない、野宿よりマシだと言うだけの物だ。そのベッドの端に腰掛けると案の定、固くて寝心地も良くなさそうだった。
城に居た時は分からなかったが、自分を取り巻く環境は充実していたのだと気付く。
ずっと昔からそれが当たり前で、何も言わずとも用意されていたから今になって不思議に思う。自分の身の回りの世話をしていたのは一体誰だったのだろうか。
唯一、心当たりのある者はいるが一度だって部屋の用意や片付けをしている姿を見た事はなかった。
「なぁ、ライラ。ライラはこれから何処に行きたい?」
「何処、とは?」
「何処か行きたい場所とかないの?」
「……行きたい場所……」
暫く考えてみたがライラには行きたい場所が思い浮かばなかった。旅に出る事にしたのはフィンが色々見せたいと言ったからだ。それに黙って着いていくつもりでいた。
「お主の行きたい場所へ行きたい」
「オレの? んー……そうか、じゃあ考えとく!」
「ああ、楽しみにしておこう」
彼が行きたい場所が自分にとっても良い場所であるように。
少しでも彼が見てきた世界を理解出来るように。
「お主はこのまま旅をずっと続けていくのか? 家には帰らぬのか?」
人間には誰しも親がいて帰る家がある。フィンも例外ではない。
魔王討伐の為に長い旅をして来たのだから親の顔や故郷に帰りたいと思うのは至極普通の事。もし自分に遠慮しているのであれば、それは不本意だ。
「あー、いいのいいの。帰っても仕方ないからさ。自由に旅してる方がオレには向いてるんだよ」
ベッドに寝転がったまま、視線は天井を睨みつけてそう言ったフィンは何処と無く寂しげだった。
「勇者なんて結局、魔王に挑みに行く奴は皆そう呼ばれるんだ。別に誰かの許可が必要な訳じゃない。名乗りを挙げたら誰でも勇者になれるんだから、誰が倒したかだって言ったもん勝ちだろ?」
「しかし私を倒したのはお主だ」
「オレは魔王を倒しちゃいないよ。だって魔王に惚れてるもん。殺せって言われても無理だよ」
それはライラも同じ気持ちだった。
もしもフィンに剣を向けられる事があれば逆らったりせずにその刃を受け入れようと、一緒に旅に出ると決めた時に誓った。
フィンが魔王と旅をしていると周りにバレればフィンも裏切り者として扱われてしまう。そうなればただでは済まないだろう。
新しい世界に連れて来てくれた彼をそんな目に合わせる訳にはいかない。フィンは明るい場所でいつでも笑って生きていかなければ。
「だからさ、きっと誰か別の勇者が魔王を倒したって名乗りを挙げてくると思うんだ。魔物もいなくなったし。魔王は死んだんだから今度はライラとして生きていけばいい。オレはライラの傍にいつもいるから」
「手柄はいらぬのか? 名声は?」
魔王を倒したとあらば欲しいものは何でも手に入る様になる。生き証人であるライラが一緒なのだから、たとえ他の誰かが嘘をついて魔王討伐成功の名乗りを挙げてもすぐにバレてしまう。
どうせなら、フィンにその手柄をとって欲しい。
「魔王を倒してないのに、手柄なんて貰えない」
「お主は無欲すぎる」
「そんなことないよ。一番欲しかったものはもう手に入れた。だから他には何もいらないんだ」
「一番欲しかったもの……?」
彼の欲しいものならばどんな事をしても手に入れて目の前に差し出す。
フィンには伝わっていないかもしれないが、ライラは彼にとてつもなく深い感情を抱いている。言葉だけでは伝わらないから形あるものでそれを示したい。
「うん」
ゴロンと寝返りをうってライラの方を向くと、頬を赤く染めて囁く。
「ライラが欲しいと初めて見た時に強烈に思った。一瞬で恋焦がれた。倒さなきゃいけない敵なのに、オレは剣を交える事を楽しんでたんだ」
気が付くと、ライラは腰掛けていたベッドから立ち上がりフィンが寝転がるベッドの端まで来ていた。まるでフィンの声に誘われる様に。
「魔王も楽しんでいると感じた。飽きるまではオレを殺さないだろうって。だから必死で何度も立ち上がって挑み続けた。これがオレにとって最後の恋になるって思ったから」
指先を伸ばしてフィンの髪に触れる。数日、野宿をしていたせいで砂埃でザラザラした手触りの髪すら愛おしい。
「お主に手を出したのはどんな奴だ?」
気が付かなければフィンはあのまま死んでいた。
そしてまた退屈な毎日に戻っていた。
「よく覚えてない。あの時は何故か頭に霞がかかったみたいになってて記憶も曖昧なんだ。あの小屋で寝泊まりしていたから、その付近でやられたんだと思う。でもホントによく分からない」
嘘をついているようには見えなかった。
魔王とは言っても魔族全てを把握はしていない。彼等は好き勝手に行動し、気の向くままに生きている。魔王が命令には逆らえないが、ライラが何かを命令した事は殆どない。
旅に出る為に各地に散らばっていた魔物達を呼び戻した時に、勇者に手を出した魔物を炙りだそうとしたけれどフィンが直ぐにでも旅立つというので森に封印をして彼等を閉じ込めた。
元々はあの森一帯で誰にも迷惑をかけずに過ごしていた。
今より遥か昔の話。魔王も魔物も、そう呼ばれる前の頃の事だ。
「もう魔物達は森から出られないんだろ? なら犯人探しなんてしなくていいよ。ライラのおかげで傷もキレイに治ったし」
「お主がそう言うのなら蒸し返しはしないが……」
「それにそれがあったから今、ライラと一緒に居れる。そっちの方がオレには大切だよ」
死にかけていたというのに何故そんなに簡単に許してしまえるのか。フィンという存在は何かを恨んだり蔑んだりする事から遠い場所にいる。
そんな彼だからこそ共に旅に出たいと思えたのだ。
「行きたい場所が一つ出来た」
今にも眠ってしまいそうなフィンの頬を撫でながら、ライラは湧いて出た思いを口にした。
「お主の……フィンの生まれ育った場所へ行ってみたい」
どんな場所で育てばこんな無垢な人間が出来上がるのか知りたくなった。
それはそれは綺麗で穏やかな場所なのだろうと。
「オレの……?」
「ああ、ダメか?」
「いや……別に……」
はっきりと返事をする前にフィンは瞼を閉じて眠ってしまった。
きっと疲れがたまっていたのだろう。このままゆっくりと休ませておこうと、フィンの髪を撫でてから自分のベッドへと戻る。
眠くはないが何もする事がないのでライラもベッドに横になり、フィンの寝顔をのんびりと眺める。暫くそうしていると不意に気配を感じた。
「……何用だ」
ベッドの傍にはいつの間にか黒い影が頭を垂れて佇んでいた。
「我が君、我が主……」
「一体どうした」
「お話があります」
「……外で聞く」
眠るフィンを起こさないように気配を殺して、ライラは黒い影と共に部屋から姿を消した。
翌日の昼にようやく小さな町に辿り着いた。
一人で翼を広げて翔べば直ぐに着くような場所に四日かけて歩いた。
フィンは歩く事に慣れていてどんどんと先へ進もうとするが、城以外の場所に出歩く事がなかったライラは何度も「人間は不便だ」と呟いた。
歩く事に苦痛はなかったが、この調子で行くとフィンの言う「一緒に色々な場所が見たい」という目的を果たすにはかなりの時間がかかりそうだ。
もう各地に散らばっていた魔物達も城のある森へと移動させ、中から出られない様に結界を張ってある。魔物達が一斉にいなくなって人々は驚いている筈だ。
町に一軒しかない宿屋で部屋を借り、色々な物が入っている大きな背負い袋をベッドの上に下ろすとフィンもそのままベッドに横になった。
旅をするには金もかかる。節約する為にフィンとライラは二人部屋を借りたがベッドが二つ並んでいる為、部屋はかなり狭かった。それでも連日の野宿に比べれば天国だ。
睡眠を必要としないライラにはベッドも必要はなかったが、城に居た頃も一応自室がありそこには天蓋付きの大きなベッドがあった。
いつ、誰が用意した物かは知らない。気が付けばそこにあって、気が向いた時に横になって目を閉じて過ごしていた。
この宿屋のベッドはお世辞にも良い物とは言えない、野宿よりマシだと言うだけの物だ。そのベッドの端に腰掛けると案の定、固くて寝心地も良くなさそうだった。
城に居た時は分からなかったが、自分を取り巻く環境は充実していたのだと気付く。
ずっと昔からそれが当たり前で、何も言わずとも用意されていたから今になって不思議に思う。自分の身の回りの世話をしていたのは一体誰だったのだろうか。
唯一、心当たりのある者はいるが一度だって部屋の用意や片付けをしている姿を見た事はなかった。
「なぁ、ライラ。ライラはこれから何処に行きたい?」
「何処、とは?」
「何処か行きたい場所とかないの?」
「……行きたい場所……」
暫く考えてみたがライラには行きたい場所が思い浮かばなかった。旅に出る事にしたのはフィンが色々見せたいと言ったからだ。それに黙って着いていくつもりでいた。
「お主の行きたい場所へ行きたい」
「オレの? んー……そうか、じゃあ考えとく!」
「ああ、楽しみにしておこう」
彼が行きたい場所が自分にとっても良い場所であるように。
少しでも彼が見てきた世界を理解出来るように。
「お主はこのまま旅をずっと続けていくのか? 家には帰らぬのか?」
人間には誰しも親がいて帰る家がある。フィンも例外ではない。
魔王討伐の為に長い旅をして来たのだから親の顔や故郷に帰りたいと思うのは至極普通の事。もし自分に遠慮しているのであれば、それは不本意だ。
「あー、いいのいいの。帰っても仕方ないからさ。自由に旅してる方がオレには向いてるんだよ」
ベッドに寝転がったまま、視線は天井を睨みつけてそう言ったフィンは何処と無く寂しげだった。
「勇者なんて結局、魔王に挑みに行く奴は皆そう呼ばれるんだ。別に誰かの許可が必要な訳じゃない。名乗りを挙げたら誰でも勇者になれるんだから、誰が倒したかだって言ったもん勝ちだろ?」
「しかし私を倒したのはお主だ」
「オレは魔王を倒しちゃいないよ。だって魔王に惚れてるもん。殺せって言われても無理だよ」
それはライラも同じ気持ちだった。
もしもフィンに剣を向けられる事があれば逆らったりせずにその刃を受け入れようと、一緒に旅に出ると決めた時に誓った。
フィンが魔王と旅をしていると周りにバレればフィンも裏切り者として扱われてしまう。そうなればただでは済まないだろう。
新しい世界に連れて来てくれた彼をそんな目に合わせる訳にはいかない。フィンは明るい場所でいつでも笑って生きていかなければ。
「だからさ、きっと誰か別の勇者が魔王を倒したって名乗りを挙げてくると思うんだ。魔物もいなくなったし。魔王は死んだんだから今度はライラとして生きていけばいい。オレはライラの傍にいつもいるから」
「手柄はいらぬのか? 名声は?」
魔王を倒したとあらば欲しいものは何でも手に入る様になる。生き証人であるライラが一緒なのだから、たとえ他の誰かが嘘をついて魔王討伐成功の名乗りを挙げてもすぐにバレてしまう。
どうせなら、フィンにその手柄をとって欲しい。
「魔王を倒してないのに、手柄なんて貰えない」
「お主は無欲すぎる」
「そんなことないよ。一番欲しかったものはもう手に入れた。だから他には何もいらないんだ」
「一番欲しかったもの……?」
彼の欲しいものならばどんな事をしても手に入れて目の前に差し出す。
フィンには伝わっていないかもしれないが、ライラは彼にとてつもなく深い感情を抱いている。言葉だけでは伝わらないから形あるものでそれを示したい。
「うん」
ゴロンと寝返りをうってライラの方を向くと、頬を赤く染めて囁く。
「ライラが欲しいと初めて見た時に強烈に思った。一瞬で恋焦がれた。倒さなきゃいけない敵なのに、オレは剣を交える事を楽しんでたんだ」
気が付くと、ライラは腰掛けていたベッドから立ち上がりフィンが寝転がるベッドの端まで来ていた。まるでフィンの声に誘われる様に。
「魔王も楽しんでいると感じた。飽きるまではオレを殺さないだろうって。だから必死で何度も立ち上がって挑み続けた。これがオレにとって最後の恋になるって思ったから」
指先を伸ばしてフィンの髪に触れる。数日、野宿をしていたせいで砂埃でザラザラした手触りの髪すら愛おしい。
「お主に手を出したのはどんな奴だ?」
気が付かなければフィンはあのまま死んでいた。
そしてまた退屈な毎日に戻っていた。
「よく覚えてない。あの時は何故か頭に霞がかかったみたいになってて記憶も曖昧なんだ。あの小屋で寝泊まりしていたから、その付近でやられたんだと思う。でもホントによく分からない」
嘘をついているようには見えなかった。
魔王とは言っても魔族全てを把握はしていない。彼等は好き勝手に行動し、気の向くままに生きている。魔王が命令には逆らえないが、ライラが何かを命令した事は殆どない。
旅に出る為に各地に散らばっていた魔物達を呼び戻した時に、勇者に手を出した魔物を炙りだそうとしたけれどフィンが直ぐにでも旅立つというので森に封印をして彼等を閉じ込めた。
元々はあの森一帯で誰にも迷惑をかけずに過ごしていた。
今より遥か昔の話。魔王も魔物も、そう呼ばれる前の頃の事だ。
「もう魔物達は森から出られないんだろ? なら犯人探しなんてしなくていいよ。ライラのおかげで傷もキレイに治ったし」
「お主がそう言うのなら蒸し返しはしないが……」
「それにそれがあったから今、ライラと一緒に居れる。そっちの方がオレには大切だよ」
死にかけていたというのに何故そんなに簡単に許してしまえるのか。フィンという存在は何かを恨んだり蔑んだりする事から遠い場所にいる。
そんな彼だからこそ共に旅に出たいと思えたのだ。
「行きたい場所が一つ出来た」
今にも眠ってしまいそうなフィンの頬を撫でながら、ライラは湧いて出た思いを口にした。
「お主の……フィンの生まれ育った場所へ行ってみたい」
どんな場所で育てばこんな無垢な人間が出来上がるのか知りたくなった。
それはそれは綺麗で穏やかな場所なのだろうと。
「オレの……?」
「ああ、ダメか?」
「いや……別に……」
はっきりと返事をする前にフィンは瞼を閉じて眠ってしまった。
きっと疲れがたまっていたのだろう。このままゆっくりと休ませておこうと、フィンの髪を撫でてから自分のベッドへと戻る。
眠くはないが何もする事がないのでライラもベッドに横になり、フィンの寝顔をのんびりと眺める。暫くそうしていると不意に気配を感じた。
「……何用だ」
ベッドの傍にはいつの間にか黒い影が頭を垂れて佇んでいた。
「我が君、我が主……」
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