期限付きの側室なのに皇太子殿下が離してくれません!

林檎

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第二章 才能の開花編

木苺のタルト

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その時、給仕がデザートを持ってきた。
リリアーヌの前に静かに皿を置く。

「失礼いたします。デザートの、木苺のタルトでございます。」

店員が運んできた木苺のタルトは、宝石箱のようだった。
艶やかな赤い実が光を受けてきらりと輝き、粉砂糖が淡く雪のように降りかかっている。

「わあ……!」

リリアーヌの瞳が、ぱっと輝いた。

「き、綺麗‥‥!宝石みたいです……!」

思わず身を乗り出すその様子は、まるで初めて菓子を与えられた子どものようだ。
アルフレートは、その姿を見て、思わず口元を緩めた。

(……分かりやすいな。)

飾らない喜び。
隠しもしない感動。

(子どもみたいだな。)

だが、不思議と嫌ではない。
むしろ――こういう顔を、もっと見てみたいと思っている。

「私、生の木苺なんて初めてです!」

「そうなのか?」

「はい!木苺のキャンディーなら、一度だけ食べたことありますけど、生の木苺は高級果物なので‥‥。」

「そうか。木苺は少し酸味があるが、甘くて食べやすいぞ。食べてみるといい。」

「はい!」

リリアーヌはアルフレートに促されて、フォークを握った。

薄く焼き上げられたタルト生地の上には、なめらかなカスタード。
その上に敷き詰められた木苺の赤は、どこか気品があって、それでいて愛らしい。

(こんなに綺麗なお菓子、初めて……。)

リリアーヌはフォークでそっと切り分ける。

さくり、と軽い音がした。
生地が崩れ、木苺がカスタードと共にフォークに乗る。

恐る恐る、口へ運ぶ。
次の瞬間——

「……!」

目を見開く。
甘さのあとに、きゅっとした酸味が広がった。
爽やかで、それでいて優しい。
舌の上でほどけるカスタードと、木苺の甘酸っぱさが溶け合う。

「おいしい……!」

思わず、ほころぶ。

「甘いのに、さっぱりしていて……。この酸っぱさが、たまらないです……!」

頬がほんのり紅潮し、目がきらきらと輝いている。

「木苺って、こんなに美味しいんですね……。見た目も可愛くて……。なんだか、食べるのがもったいないくらい……。」

でも、食べないのはもっと勿体ない!
そう思ったリリアーヌは嬉しそうに二口目、三口目と続ける。
その様子を見て、アルフレートは静かに微笑んだ。

(……本当に、分かりやすいな。)

食べるのがもったいないと言いながら、嬉しそうにフォークを進めている。
その素直さが、妙に目を引いた。

ふと、これまで自分の周囲にいたヴェロニカや貴族令嬢たちの姿が脳裏をよぎった。

貴族令嬢とは、感情を露わにしない。
微笑みも、驚きも、喜びも――常に計算され、整えられたものだ。
食事の席で声を弾ませることも、目を輝かせることもない。大抵の令嬢たちは皆、澄ました顔で食べている。

だが、目の前のリリアーヌは違う。

宝石のようだと目をきらきらさせ、一口、食べただけで、頬を緩ませ、一口ごとにころころと表情を変える。

(……こんなふうに、素直に感情を見せる令嬢は初めてだ。)

新鮮だ、と素直に思う。

そして――気づけば、もっとその表情を見てみたいと考えている自分がいる。

(愛らしいな‥‥。)

ただ無邪気なだけではない。
誰かに与えられたものを、こんなにも大切そうに味わう。
その姿が、実に愛らしいと思った。

(……愛らしい?)

ふと、自分の思考に気づいて――アルフレートは、わずかに眉を寄せた。

(……いや、何を考えているんだ。)

慌てて視線を逸らし、自分のデザートに目を落とす。
だが――目の端には、頬を染めて微笑む彼女の姿が、どうしても残った。





(木苺って、こういう味なんだ……。)

リリアーヌが最後の一口を名残惜しそうに味わっていると、

「そんなに気に入ったのか。」

「は、はい!とっても……!」

きらきらした瞳で即答する彼女に、アルフレートはわずかに目を細めた。

「……そうか。」

そう言いながら、自分の皿から木苺を一粒、フォークで刺す。そのまま食べるのかと思いきや、

「ほら。」

フォークを、そっとリリアーヌの方に差し出した。

「え……?」

「気に入ったんだろう?」

少しだけ視線を逸らしながら、ぶっきらぼうに続ける。

「俺のもやる。」

「……え……えええ!?」

一気に顔が真っ赤になるリリアーヌ。

(こ、これって……あ、あーん……!?こういうのって、確か恋人同士がするやり取りなんじゃ‥‥?)

そう意識した途端、心臓が暴れ出す。

「い、いえ!そんな……!そ、その木苺は殿下の分ですし‥‥!」

「俺は木苺はそれほど好まない。酸味が強すぎる。……余らせるのも、無粋だろう。」

「で、でも……!」

「早く食べろ。冷めてしまう。」

低く、でも優しい声。
リリアーヌは、真っ赤な顔のまま、おずおずとフォークに視線を落とす。

(ど、どうしよう……!)

心臓が、バクバクと音を立てている。

(で、でも……殿下が、わざわざ……)

断るのも、失礼かもしれない。
リリアーヌは、意を決したように小さく息を吸い込むと――

「……い、いただきます……。」

顔を真っ赤に染めたまま、そっと口を開けた。
アルフレートが、ゆっくりとフォークを彼女の口元へと運ぶ。

「……っ。」

唇が木苺に触れた瞬間、リリアーヌは思わず目を閉じた。
甘酸っぱい果汁が、口の中に広がる。

(……あ、甘い……)

味は、さっきと同じはずなのに。
殿下の手から――殿下が差し出してくれたものだと思うと、何倍も甘く感じた。

「……どうだ?」

低い声が、すぐそばで響く。

「お、美味しい……です……。あ、ありがとうございます……。」

顔を上げれば、アルフレートは、わずかに目を細めていた。

「……そうか。」

それだけなのに。
その声はどこか満足そうで。
リリアーヌの胸が、また一つ、大きく跳ねた。

そして――彼は、何気ない顔でもう一度フォークを差し出した。

「ほら、もう一口。」

「……っ!?」

再び、目の前に差し出される木苺。

(ま、また……!?)

さっきの一口だけでも心臓が破裂しそうだったのに。

(む、無理‥‥!これ以上は心臓が持たない‥‥!)

胸の奥で鼓動が暴れている。
息が浅くなり、視線が定まらない。
このままもう一口なんてーー!

(絶対、倒れる……!)

「……あ、あの……!」

思わず、両手で胸元を押さえながら身を引く。

「も、もう大丈夫です……!こ、これ以上は……その……、」

言葉に詰まり、真っ赤な顔のまま必死に首を振る。
“これ以上は心臓が持たない”とはさすがに言えなかった。

アルフレートは一瞬だけ、きょとんとした顔をした。

「そうか?」

ゆっくりとフォークを引く。
その動きは落ち着いているが、ほんのわずかに名残惜しそうだった――

けれど、胸の鼓動に意識を奪われているリリアーヌは、そこまで気づかない。

(あ、危なかった……。)

胸に手を当てたまま、必死に呼吸を整える。

(殿下……!お願いだから、もっと、ご自分の容姿を自覚してください!)

心の中で、思わず叫ぶ。

(あ、あんな綺麗な顔が近づいてきたら……、心臓がいくつあっても足りない……!)

甘いのは、木苺だけで十分だ。
これ以上は――本当に、心臓が持たない。




(紅茶も美味しい……!さすが、高級ホテル……。紅茶の茶葉もきっとすごくいいものを取り寄せているんだろうな。苺のいい香り……。)

紅茶なんてほとんど飲んだことないので、銘柄も産地も全く分からない。それでも素人の自分にも、これがいい紅茶だと分かる。
リリアーヌが紅茶を堪能していると、アルフレートはカップを音を立てずにソーサーに戻した。少し間を置いてから、口を開く。

「……リリアーヌ。」

「はい?」

呼ばれて、リリアーヌは背筋を伸ばした。

「初夜のことだが……、」

その一言に、リリアーヌの肩がわずかに揺れた。

(も、もしかして……、)

「その……、すまなかった。」

アルフレートは頭を下げて謝った。

(え?)

てっきり責められるかと思っていたのに、予想外の言葉にリリアーヌは目を瞬いた。そして、ギョッとした。

「で、殿下!わ、私なんかのために頭を下げるなんて……!」

貴族のルールに疎いリリアーヌでも知っている。王族は軽々しく他人に謝ったり、ましてや頭を下げたりしないということを。
それは王家の権威を守るためであり、王族は常に気高くあるべきだといわれているからだ。

それなのに、この国の皇太子であるアルフレートは、男爵の私生児のリリアーヌに頭を下げた。

「関係ない。皇太子だからといって、俺のしたことが許されるわけじゃない。……あれは、あまりにも乱暴だった。」

視線を逸らしながらも、その声ははっきりしていた。

「そ、そんなこと……!わ、私こそ、途中で気絶したりして……ご迷惑を……、」

「違う。」

アルフレートの声が強く遮る。

「君は何も悪くない。悪いのは……俺だ。」

きっぱりと言い切るその横顔に、後悔が滲む。

「言い訳にしかならないが……あの時の俺は、余裕がなかった。」

静かに語り始める。

「魔獣討伐に駆り出され、戻れば山のような執務。教会や貴族派との対立も激化していた。その上で、側室を迎えろと命じられて……、」

拳を握りしめる。

「俺がヴェロニカとの間に世継ぎを得られなかったからだ。皇太子である以上、側室を娶らなければならないことは分かっている。だが……、」

言葉が詰まる。

「愛する女がいるのに、別の女を迎えなければならない。その現実を、俺は受け入れきれなかった。」

低く、苦い声。

「だからといって、君にぶつけていい理由にはならない。」

まっすぐに、リリアーヌを見る。

「王家の都合で巻き込まれただけの君に、俺は自分の苛立ちをぶつけた。」

一拍置き、深く頭を下げる。

「……改めて、すまなかった。」

沈黙が落ちる。
リリアーヌは、ぎゅっと胸元で手を握った。

(……殿下が…、そんなに、追い詰められていたなんて……。)

胸が痛む。

(私、ちっとも知らなかった。殿下のこと、何も……。)

初夜の記憶がよみがえる。
身体が裂けそうな痛み。息が詰まるような恐怖。

(……確かにあの夜は、すごく痛かったし、怖かった。)

その記憶は、消えない。
でも、男爵邸で受けた仕打ちに比べれば、全然マシだ。

気絶するまで鞭で打たれたり、火の魔法で腕を焼かれて火傷を負ったり、セインの取り巻きの令息たちにサンドバッグ代わりに殴る蹴るの暴行を受けたりもした。

彼らはリリアーヌが泣いても、謝っても、懇願しても、止めてくれなかった。
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その時、リリアーヌは自分の手が震えていることに気づいた。
そっと、アルフレートを見る。

(殿下は謝ってくれた。私なんかのために‥‥。)

初めてだった。
こんな風に謝ってくれる人は。心からの謝罪を受けることは……。

(……こんなにも誠実に向き合ってくれた。)

それだけで、十分だった。
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