76 / 222
第一章 出会い編
アーリヤの忠告
しおりを挟む
「そういえば、リスティーナ様はさっきイグアス様を見ていたけど、あなたもイグアス殿下狙いなの?」
「え!?」
アーリヤの言葉にリスティーナは驚いて声を上げた。どういう意味?
「イグアス様は競争率高いから止めた方がいいわよ。正妃はいないけど、側室が十人以上いるらしいから。何より…、ダニエラ様に殺されるわよ。」
「え、あの…?それはどういう…?それに、どうして、ダニエラ様の名前が出てくるのですか?」
アーリヤの意味ありげな言葉にリスティーナは首を傾げた。
アーリヤはクスッと笑い、リスティーナに顔を近づけた。いきなり、間近に迫られてリスティーナはたじろいだ。そんなリスティーナに構わず、アーリヤは扇を広げて声を潜めながら話した。
「ここだけの話。ダニエラ様はイグアス様の愛人なの。ルーファス殿下が死んだら、イグアス様に乗り換えるつもりかもね。だから、イグアス様には手を出さない方がいいって事。」
「な…!?」
リスティーナは驚いて固まってしまう。
同時にハッと思い出した。そうだ。イグアス様はあの時、ダニエラ様と一緒にいた密会の相手だ!
だから、見覚えがあったんだ。どうして、すぐに気付かなかったんだろう。
まさかダニエラ様のお相手がルーファス殿下の弟だったなんて…!
兄の妻に手を出すなんてイグアス様も何を考えているのだろうか。
ダニエラ様もダニエラ様だ。
ルーファス殿下がいながら、別の男…、それも夫の弟と浮気をするなんて…!
ん?そういえば、アーリヤ様は最後に変な事を言っていたような…。
「あの…、アーリヤ様。最後のイグアス様に手を出すなとは一体…?私はルーファス殿下の側室ですわ。殿下以外の異性に近付くなど許されません。」
アーリヤはきょとん、と目を丸くしてリスティーナを凝視する。が、すぐにアーリヤはフッと馬鹿にしたように笑った。
「リスティーナ様。本気で言っているの?」
「え…?」
「ルーファス殿下はもって後一年か二年の命…。
もうすぐ死ぬ運命にあるの。そうなったら、私達はどうなると思う?国に帰るか、ここに残る。そのどちらかを迫られる。負け犬みたいに国に帰るのもいいけど、国に残って自分と国の利になる相手をモノにする方が賢い選択じゃない?でも、その為には、色々と下準備が必要でしょう?だから、今の内に落とす相手を見つけて行動しないと。ルーファス殿下が亡くなったら、すぐにその人の所に行けるようにね。」
「なっ…、そ、そんな…!そ、そんな事…!」
「リスティーナ様だけよ。ダニエラもミレーヌもルーファス殿下を見限って愛人を作ってる。リスティーナ様もここで生き残りたいなら、もっと賢く生きなきゃ。」
アーリヤの言葉にリスティーナは言葉を失った。
そのまま呆然と立ち尽くすリスティーナにアーリヤは怪しげに微笑み、耳元に囁いた。
「まあ…、よく考えておくことね。困ったことがあったら、私に言いなさいな。…条件次第では私があなたの味方になってあげてもいいわよ?」
アーリヤは意味深な言葉を言い残すと、愉し気に笑い、軽やかな足取りでその場を立ち去った。
リスティーナは暫くその場から動くことができなかった。
ふと、イグアスを取り囲む女性の集団にダニエラの姿がある事に気が付いた。
ダニエラは集団の中央にいて、一際目立ったオーラを放っていた。イグアスに色を含んだ目で話しかけ、イグアスもそれに笑って受け答えしている。ふと、イグアスがこちらに視線を向ける。
リスティーナはギクッと顔を強張らせた。イグアスはリスティーナに口角を上げて、笑った。
その笑みにリスティーナはゾクッとした。
視線が交わったのは一瞬ですぐにイグアスはダニエラ達に視線を向けた。
何?今の‥。笑顔なのに…、何だか怖い。
どうして、こんな事を思ってしまうのだろう。
「見て!ダグラス様だわ!」
「まあ…。相変わらず野性的で素敵だわ…。」
「イグアス様とは違った魅力がありますわね…。」
一部の令嬢達がイグアスではない別の所にうっとりとした視線を向けている。
あの方がダグラス様…?
リスティーナは軍服に身を包んだ筋骨隆々の男に目を向けた。
あの方が先程、アーリヤが話していた第一王子、ダグラス…。
黒髪に同色の瞳に浅黒い肌、逞しい体つきをしたまさに軍人といった風貌だ。
上品で甘い容姿に線の細い身体のイグアスと違い、ダグラスは野性的で精悍な印象を与える。
同じ美形でもタイプの違った美男子である。
そして、壇上を見ればそこにはつまらなそうに頬杖をついて座ったまま動こうとしない第四王子、アンリの姿があった。王子の中で一番下のアンリは背丈もまだ低く、あどけない顔立ちで少年とよんでもいい見た目をしている。
銀髪に灰色の瞳をしたアンリもまた美少年には変わりない。
さすが、王族。
王子は皆、美形だし、人を惹きつけるオーラがある。
そういえば、ルーファス殿下はどちらにいらっしゃるのだろうか?
リスティーナはキョロキョロと見回した。
どこにも見当たらない。もしかして、まだこちらに来ていらっしゃらないのだろうか?
不意にリスティーナは視線を感じた。
「あの女性がルーファス殿下の新しい側室か?」
「そうらしいな。メイネシア国の王女らしいぞ。最も、王女といっても母親が平民で下賤な血を引いた王女なのだそうだ。」
「平民だと?…フン。まあ、あの化け物王子には丁度いいかもしれんな。」
リスティーナを見て、蔑む貴族達に思わず身体が強張った。
やっぱり、ここでも私は蔑みの対象になるんだ。
当たり前か。小国の王女でしかも、平民の血を引く王女なんて、それだけでも異質なのだから。
…ルーファス殿下のような人が珍しいのだ。
「あの王女はいつまでもつだろうな?
そういえば、あの敗戦国の王女は嫁いでから一か月足らずで死んだそうだな。」
「あの王女が生き残れるかどうか賭けるのはどうだ?」
「それはいい。」
そう言って、下品に笑い合う貴族達にリスティーナはギュッとドレスの裾を握り締め、急いでスカートを翻して、その場を立ち去った。
これ以上、この場にいたくなかった。リスティーナはその場から逃げる様にして会場の外に向かった。
「え!?」
アーリヤの言葉にリスティーナは驚いて声を上げた。どういう意味?
「イグアス様は競争率高いから止めた方がいいわよ。正妃はいないけど、側室が十人以上いるらしいから。何より…、ダニエラ様に殺されるわよ。」
「え、あの…?それはどういう…?それに、どうして、ダニエラ様の名前が出てくるのですか?」
アーリヤの意味ありげな言葉にリスティーナは首を傾げた。
アーリヤはクスッと笑い、リスティーナに顔を近づけた。いきなり、間近に迫られてリスティーナはたじろいだ。そんなリスティーナに構わず、アーリヤは扇を広げて声を潜めながら話した。
「ここだけの話。ダニエラ様はイグアス様の愛人なの。ルーファス殿下が死んだら、イグアス様に乗り換えるつもりかもね。だから、イグアス様には手を出さない方がいいって事。」
「な…!?」
リスティーナは驚いて固まってしまう。
同時にハッと思い出した。そうだ。イグアス様はあの時、ダニエラ様と一緒にいた密会の相手だ!
だから、見覚えがあったんだ。どうして、すぐに気付かなかったんだろう。
まさかダニエラ様のお相手がルーファス殿下の弟だったなんて…!
兄の妻に手を出すなんてイグアス様も何を考えているのだろうか。
ダニエラ様もダニエラ様だ。
ルーファス殿下がいながら、別の男…、それも夫の弟と浮気をするなんて…!
ん?そういえば、アーリヤ様は最後に変な事を言っていたような…。
「あの…、アーリヤ様。最後のイグアス様に手を出すなとは一体…?私はルーファス殿下の側室ですわ。殿下以外の異性に近付くなど許されません。」
アーリヤはきょとん、と目を丸くしてリスティーナを凝視する。が、すぐにアーリヤはフッと馬鹿にしたように笑った。
「リスティーナ様。本気で言っているの?」
「え…?」
「ルーファス殿下はもって後一年か二年の命…。
もうすぐ死ぬ運命にあるの。そうなったら、私達はどうなると思う?国に帰るか、ここに残る。そのどちらかを迫られる。負け犬みたいに国に帰るのもいいけど、国に残って自分と国の利になる相手をモノにする方が賢い選択じゃない?でも、その為には、色々と下準備が必要でしょう?だから、今の内に落とす相手を見つけて行動しないと。ルーファス殿下が亡くなったら、すぐにその人の所に行けるようにね。」
「なっ…、そ、そんな…!そ、そんな事…!」
「リスティーナ様だけよ。ダニエラもミレーヌもルーファス殿下を見限って愛人を作ってる。リスティーナ様もここで生き残りたいなら、もっと賢く生きなきゃ。」
アーリヤの言葉にリスティーナは言葉を失った。
そのまま呆然と立ち尽くすリスティーナにアーリヤは怪しげに微笑み、耳元に囁いた。
「まあ…、よく考えておくことね。困ったことがあったら、私に言いなさいな。…条件次第では私があなたの味方になってあげてもいいわよ?」
アーリヤは意味深な言葉を言い残すと、愉し気に笑い、軽やかな足取りでその場を立ち去った。
リスティーナは暫くその場から動くことができなかった。
ふと、イグアスを取り囲む女性の集団にダニエラの姿がある事に気が付いた。
ダニエラは集団の中央にいて、一際目立ったオーラを放っていた。イグアスに色を含んだ目で話しかけ、イグアスもそれに笑って受け答えしている。ふと、イグアスがこちらに視線を向ける。
リスティーナはギクッと顔を強張らせた。イグアスはリスティーナに口角を上げて、笑った。
その笑みにリスティーナはゾクッとした。
視線が交わったのは一瞬ですぐにイグアスはダニエラ達に視線を向けた。
何?今の‥。笑顔なのに…、何だか怖い。
どうして、こんな事を思ってしまうのだろう。
「見て!ダグラス様だわ!」
「まあ…。相変わらず野性的で素敵だわ…。」
「イグアス様とは違った魅力がありますわね…。」
一部の令嬢達がイグアスではない別の所にうっとりとした視線を向けている。
あの方がダグラス様…?
リスティーナは軍服に身を包んだ筋骨隆々の男に目を向けた。
あの方が先程、アーリヤが話していた第一王子、ダグラス…。
黒髪に同色の瞳に浅黒い肌、逞しい体つきをしたまさに軍人といった風貌だ。
上品で甘い容姿に線の細い身体のイグアスと違い、ダグラスは野性的で精悍な印象を与える。
同じ美形でもタイプの違った美男子である。
そして、壇上を見ればそこにはつまらなそうに頬杖をついて座ったまま動こうとしない第四王子、アンリの姿があった。王子の中で一番下のアンリは背丈もまだ低く、あどけない顔立ちで少年とよんでもいい見た目をしている。
銀髪に灰色の瞳をしたアンリもまた美少年には変わりない。
さすが、王族。
王子は皆、美形だし、人を惹きつけるオーラがある。
そういえば、ルーファス殿下はどちらにいらっしゃるのだろうか?
リスティーナはキョロキョロと見回した。
どこにも見当たらない。もしかして、まだこちらに来ていらっしゃらないのだろうか?
不意にリスティーナは視線を感じた。
「あの女性がルーファス殿下の新しい側室か?」
「そうらしいな。メイネシア国の王女らしいぞ。最も、王女といっても母親が平民で下賤な血を引いた王女なのだそうだ。」
「平民だと?…フン。まあ、あの化け物王子には丁度いいかもしれんな。」
リスティーナを見て、蔑む貴族達に思わず身体が強張った。
やっぱり、ここでも私は蔑みの対象になるんだ。
当たり前か。小国の王女でしかも、平民の血を引く王女なんて、それだけでも異質なのだから。
…ルーファス殿下のような人が珍しいのだ。
「あの王女はいつまでもつだろうな?
そういえば、あの敗戦国の王女は嫁いでから一か月足らずで死んだそうだな。」
「あの王女が生き残れるかどうか賭けるのはどうだ?」
「それはいい。」
そう言って、下品に笑い合う貴族達にリスティーナはギュッとドレスの裾を握り締め、急いでスカートを翻して、その場を立ち去った。
これ以上、この場にいたくなかった。リスティーナはその場から逃げる様にして会場の外に向かった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた
狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている
いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった
そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた
しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた
当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった
この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
辺境伯と幼妻の秘め事
睡眠不足
恋愛
父に虐げられていた23歳下のジュリアを守るため、形だけ娶った辺境伯のニコラス。それから5年近くが経過し、ジュリアは美しい女性に成長した。そんなある日、ニコラスはジュリアから本当の妻にしてほしいと迫られる。
途中まで書いていた話のストックが無くなったので、本来書きたかったヒロインが成長した後の話であるこちらを上げさせてもらいます。
*元の話を読まなくても全く問題ありません。
*15歳で成人となる世界です。
*異世界な上にヒーローは人外の血を引いています。
*なかなか本番にいきません
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる