元双子、生まれ変わって愛されることを知る

みお

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第1章 幼少期

洗礼式編 1話

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-- 2年後 --

今日は洗礼式だ。
洗礼式とは今年5歳になった、あるいは5歳なる貴族の子供たちが、神様からご加護をもらう式のことだ。
俺とシュンもそれに出る。
洗礼式のあとは、子供のお披露目会。
国中の貴族が王宮のパーティー用大ホールに集まって行われる。
最近は王城が少し騒がしかった。
今年は俺とシュン 二人の王子がいるからか、参加人数がいつもよりも多く、しかもれいねんよりごうかになるらしい。そのためだろう。

「ハル、どうしたの?そろそろ出るってよ」
窓の外を見ていた俺はその声に振り返る。
そこには俺と色違いでお揃いの正装を着たシュンがドアの前にたっていた。
「シュン!似合ってるね!」
俺はすぐさまシュンについての感想を述べる。
シュンははにかみながら
「ありがとう。ハルもすごく似合ってる」
と返してくれた。
「待たせてごめんな、じゃあ行くか!」
俺はシュンの手をとって一緒に部屋を出た。
今日の俺たちは、いつもシュンは右目、俺は左目を隠した髪型でいるのをどちらも前髪を三つ編みにされ、両目を出した髪型に重なっている。
まぁ片目を隠している理由も特に無いから別にいいけど。
「シュン、呼びに来てくれてありがとな。でも、他の人に任せてきてもよかったんじゃないのか?」
俺がそう聞くと
「それでもよかったんだけど…僕がハルと会いたかったんだ。ハルは僕に会いたくなかった?」
と俺の顔をしたから覗き込むように上目遣いで聞いてきた。
…ヤバい、可愛すぎるんだけど。

俺はまぁ ブラコンだということを自覚している。
前世からずっとだ。
シュンを傷つける奴がいたら、社会的に抹消しようと思って俺が無言でいたのを不安に思ったのかシュンが眉を下げて
「ハル?」
と、声をかけてきた。
「あ、ごめんな。めっちゃ嬉しい!ありがとう!」
俺がそう笑顔で返すと、シュンも嬉しそうな笑顔で
「うん!」
と頷いた。
あ~、やっぱ可愛い。

二人で今日のことについて色々話しながらジャスミン宮(俺と母上がすんでいる宮。ちなみに隣にあるイベリス宮ではシュンと第2王妃が住んでいる。他にも宮が何個かある。)の玄関へ向かう。
玄関につくと、そこには父上と母上、それに第2王妃も揃っていた。




    
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