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第2章 学園
学園編 7話
しおりを挟むしばらく歩き、城の門の出入口に着くと母上が待っていた。
「「母上/王妃様 !お待たせしました!」」
2人で声を合わせて言う。
「まぁ!2人ともとても似合っているわ!それと、シュレイン、私のことはお母様でいいわよ。そう呼んでくれると嬉しいわ」
母上は俺に加えシュンのことも溺愛している。
ロベリアのことで、うすうす何かを感じとっていたのかは分からないけど父上と同じくロベリアに対しては冷たい対応だったのに対し、シュンにはことごとく甘い。
まあ、シュンは可愛いしね。
「、、、あ、頑張ります。ア、アルメリア母様」
母上の言葉に少し頬を赤らめながら答えるシュン。
ヤバい、可愛すぎやしませんか、俺の弟。
ほとんど俺と同じ顔のはずなんだけど、この違いはなんだろう、、、?
、、、性格か!納得!
「、、、ル!、、、ハル!」
「あ、ごめんシュン。考え事してた」
「そっか、体調が悪くないなら良かった」
ホッとしてるシュンも可愛い!
制服の影響もあるのか?
俺たちの来ている制服は和と洋を合わせたようなとてもオシャレな制服だ。少しオーバーサイズに見える着物の上半身の部分を切り取った服(首元が大きく開きいた)の下にワイシャツを着て、下はピッタリとしたスキニーパンツだ。
―――――――――
俺たちが入学する王立学園は最高管理者が国王。つまり父上であり、俺が王位を継いだら俺の管理下に置かれるものでもある。学園は実力主義であり、誰でも入学することが可能だが、どんなに高い貴族であっても成績が悪ければそれ相応に扱われる。逆に言えば平民でも学園に入学することができるシステムが組まれている。
―――――――――
「王太子殿下、第2王子殿下、到着いたしました」
御者の声とともに馬車の扉が開く。
馬車をおりると学園が目の前にそびえ立っていた。
「うわぁ!大きいね!」
「あぁ、デカイな」
しゅんの興奮気味な言葉に同意する。
学園へは試験を受けに1度来たことがあるが、その時にも同じようなことを言った気がする。
前世の学校とは全く別ものなのだ。
王城と比べるとさすがに見劣りしてしまうが、上位貴族の屋敷と敷地に匹敵するのではないだろうか。学園の敷地の方が大半の貴族の敷地より大きい。
公爵家の敷地といい勝負だろうか。
そんなことを考えながら学園へと足を踏み入れ、そのままシュンと新入生の受付場所へと向かい、自分のクラスと学校の制度について聞いた。
受付の人によるとクラスは成績順に振り分けられているそうだ。ついでにクラスが上に上がるにつれ待遇も良くなっていくらしい。『 良い待遇を受けたければ成績を上げろ』ということだろう。
正直とてもいい制度だと思う。
クラスは上からS、A、B、Cと下がっていき、全部で9クラスある。
王国中から全ての貴族や平民の子が入ってくるため、人数が比例して多くなるらしい。
また、初等部から高等部までの人数を全て合わせると約2500人。
俺とシュンが入るのは中等部だ。
初等部は6~12歳。初等部ではほとんど学費がかからず。入学試験も比較的簡単らしいので、家庭教師の費用が払えない貴族や商人の子供、平民の子供が多く通っているらしい。
中等部に上がるには初等部にいた生徒も入学試験を受けなければ行けなく、ここで多数の平民の子は辞めるらしい。
中等部は13~15歳で、中等部からは貴族の数が増える。
高等部は16~19歳。高等部は貴族の数が目立つようになるらしい。
6年制、3年制、4年制か、、、。
中等部までは学年の制度は前世と似ているな。
「じゃあ俺らも教室に行くか」
「うん」
説明を聴き終わったため、シュンと共に教室へ向かう。
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