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第2章 学園
学園編 9話
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俺たちは一直線に2人の元へ向かった。
「おはよう、リア、レオ」「おはよう、2人とも」「はよー!」
俺、シュン、レイトの順で挨拶すると2人それぞれ「おはよう」「おはようございます」と帰ってきた。
ちなみに俺たちが教室に入ってからずっと生徒の視線は俺たちに向けられたままだ。
少しうざいがしばらくはこのままだろう。
「なんかすごい見られてるね、、、」
リアがそう小さくこぼす。
「そうですね、こうも不躾に見られるとどのように教育されてきたのかとても気になります」
冷たい笑顔でレオがリアに同意する。
ちなみにレオは敬語がデフォらしくタメ口で喋ることの方が少ない。でも、態度の方はくだけているのでいい関係を保てている。
「まあまあ、落ち着けってレオ。俺たちほどの教養を得られている貴族なんてほとんど居ねぇんだから!」
純粋な笑顔でレイトから悪意なく(多分)その言葉が放たれた。
これにはレオも苦笑いで、「レイトには勝てませんね」と小さく呟いていた。
声を潜めてされた会話では無いため比較的静かだった教室にその言葉は響き渡り、クラスメイトたちは慌てて視線を逸らしたため教室内は静寂に包まれた。
「全員席に着けー」
そんな所でちょうどこの学園の教師と思われる人が入ってきた。
席には特に決まりがないため、俺たちは手近な席に着いた。
「はい、皆さん入学おめでとう。今年1年君たちの担任を務めるプリム・アーデルハードだ。よろしく」
どうやらこのクラスの担任らしい。
プリム・アーデルハードか、よく噂で聞く名前だ。とても優秀らしい。次期校長という噂もあるんだとか。
「この後は大講堂で入学式が行われる。レイハルト・フォン・フローリア」
突然名前を呼ばれた。
「はい」
「今年の新入生代表挨拶は君になっている。大丈夫か?」
あぁ、そのことか、急に名前呼ばれたから驚いた。
「はい、大丈夫です」
「そうか、よろしく頼んだよ」
「はい」
「じゃあ移動開始して。並び順は前から成績順ね」
その指示に従って皆廊下に並ぶ。
ちなみに成績は教室の黒板にはられていた。
Sクラスのみのだけど。
すごいよね、この時点ですでに成績を意識させてくるなんて。ちなみに俺たち5人の成績順は俺、シュン、レオ、リア、レイトとなっている。
廊下に並び終え、しばらく歩くと入学式の会場である大講堂へ着いた。
大講堂の中から何人もの気配を感じ、自分から血の気が引くのを感じた。
シュンを見ると明らかに顔色が悪かった。俺よりも酷いんじゃないだろうか。
でも、無理もないよね、今世虐待を受けてない俺ですら未だに大勢の人がいる場所は体が竦むんだから。つい最近まで虐待を受けていたシュンが怖がるのは当然だ。
今までのパーティーとかで顔色が悪かったのは前世のせいだと思って気づくのが遅くなったことが悔やまれる。というかシュンにこんなことしたヤツらを許さない。
「シュン」
顔色の悪いシュンに声をかける。
「、、、!はる。どうしたの?」
「、、、ッ!」
そう言ってシュンの無理に笑ったような顔が胸に刺さった。
「ははっ、そんな顔しないでよ、僕は大丈夫。ハルは?」
「俺も、、、大丈夫」
「そっか!よかった!」
そう笑うシュンに顔色は悪いが大丈夫だという確信がもてた。
「これから入場を開始する」
アーデルハード先生がそう声をかけてきたため、シュンの方に向けていた体を前に向ける。
ほんの少しして講堂の大きな扉が開いた。
「おはよう、リア、レオ」「おはよう、2人とも」「はよー!」
俺、シュン、レイトの順で挨拶すると2人それぞれ「おはよう」「おはようございます」と帰ってきた。
ちなみに俺たちが教室に入ってからずっと生徒の視線は俺たちに向けられたままだ。
少しうざいがしばらくはこのままだろう。
「なんかすごい見られてるね、、、」
リアがそう小さくこぼす。
「そうですね、こうも不躾に見られるとどのように教育されてきたのかとても気になります」
冷たい笑顔でレオがリアに同意する。
ちなみにレオは敬語がデフォらしくタメ口で喋ることの方が少ない。でも、態度の方はくだけているのでいい関係を保てている。
「まあまあ、落ち着けってレオ。俺たちほどの教養を得られている貴族なんてほとんど居ねぇんだから!」
純粋な笑顔でレイトから悪意なく(多分)その言葉が放たれた。
これにはレオも苦笑いで、「レイトには勝てませんね」と小さく呟いていた。
声を潜めてされた会話では無いため比較的静かだった教室にその言葉は響き渡り、クラスメイトたちは慌てて視線を逸らしたため教室内は静寂に包まれた。
「全員席に着けー」
そんな所でちょうどこの学園の教師と思われる人が入ってきた。
席には特に決まりがないため、俺たちは手近な席に着いた。
「はい、皆さん入学おめでとう。今年1年君たちの担任を務めるプリム・アーデルハードだ。よろしく」
どうやらこのクラスの担任らしい。
プリム・アーデルハードか、よく噂で聞く名前だ。とても優秀らしい。次期校長という噂もあるんだとか。
「この後は大講堂で入学式が行われる。レイハルト・フォン・フローリア」
突然名前を呼ばれた。
「はい」
「今年の新入生代表挨拶は君になっている。大丈夫か?」
あぁ、そのことか、急に名前呼ばれたから驚いた。
「はい、大丈夫です」
「そうか、よろしく頼んだよ」
「はい」
「じゃあ移動開始して。並び順は前から成績順ね」
その指示に従って皆廊下に並ぶ。
ちなみに成績は教室の黒板にはられていた。
Sクラスのみのだけど。
すごいよね、この時点ですでに成績を意識させてくるなんて。ちなみに俺たち5人の成績順は俺、シュン、レオ、リア、レイトとなっている。
廊下に並び終え、しばらく歩くと入学式の会場である大講堂へ着いた。
大講堂の中から何人もの気配を感じ、自分から血の気が引くのを感じた。
シュンを見ると明らかに顔色が悪かった。俺よりも酷いんじゃないだろうか。
でも、無理もないよね、今世虐待を受けてない俺ですら未だに大勢の人がいる場所は体が竦むんだから。つい最近まで虐待を受けていたシュンが怖がるのは当然だ。
今までのパーティーとかで顔色が悪かったのは前世のせいだと思って気づくのが遅くなったことが悔やまれる。というかシュンにこんなことしたヤツらを許さない。
「シュン」
顔色の悪いシュンに声をかける。
「、、、!はる。どうしたの?」
「、、、ッ!」
そう言ってシュンの無理に笑ったような顔が胸に刺さった。
「ははっ、そんな顔しないでよ、僕は大丈夫。ハルは?」
「俺も、、、大丈夫」
「そっか!よかった!」
そう笑うシュンに顔色は悪いが大丈夫だという確信がもてた。
「これから入場を開始する」
アーデルハード先生がそう声をかけてきたため、シュンの方に向けていた体を前に向ける。
ほんの少しして講堂の大きな扉が開いた。
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