17 / 32
学園の王子様は全力で恋をしたのでした
しおりを挟む
体育祭も終わり、激しい筋肉痛に襲われながら今日もイカレ学園へと登校する。
あんなに全力疾走したのはいつぶりだろうか。あんなに身体を酷使したのも記憶に新しい。
高校生になってから、“初めてのこと”と“久しぶりなこと”の連続だった。
そして俺は今日――新たな“初めてのこと”を経験することとなる。
「――へ? 校長室?」
「そう~。早く行って~ダッシュダッシュ」
「え、何で!? 俺何かやらかした!?」
「行けばわかるからさぁ」
「ちょ、待てってしののん! 今行ったらHR間に合わな」
「行ってらっしゃ~い! さよなら~」
「…………」
学校に着くなり、待ってましたと言わんばかりにしののんに捕まり、告げられたのは「校長室に今すぐ行って」という言葉だけ。
急にそんなこと言われて、まるでイミが分からない俺の様子なんてちっとも気にせずに、会話を強制終了して去って行くしののん。
え!? 何で!? 校長室!? 何で!?
頭の中で自分の最近の行いを振り返った。何かマズイことをしてしまった記憶もなければ、自分で言うのもなんだけど最近はどちらかというと評価されてもいいんじゃね? っていうことの方が多い気が――あ、逆にそっち? 褒められる方だったり?
「あーっ! 考えても仕方ねぇ!」
行けばいいんだろ行けば! あ、待てよ? 校長室に行けばもちろん校長に会えるってことだよな?
朝からあのエロオーラ纏い主に会えるなんて、もしかしなくても最高にラッキーかもしれない。今日一日の活力が湧くってもんだ。
俺の中に住む人格、エロシンが現れた。男はみんなどこかにエロの人格を抱えてるんだから仕方ない。
初めて訪れる校長室を目の前に、緊張と不安と少しの期待でドキドキしながらドアをノックする。
中から「どうぞ」という校長の声が聞こえ、俺は生唾をゆっくり飲み込み、校長室のドアを開いた。
「失礼しまーすっ……」
恐る恐る足を踏み入れると、そこは――
「あれ、案外普通の校長室だな」
「フフ、どんなのを想像してたのかしら?」
「いやー、もうちょっとピンクな感じを……あ、いや! 何でもないです!」
声に出てた。俺は校長室に何を期待してたんだろうと問いただしたくなるくらいそこは普通の校長室だった。
でもエロ長先生はやっぱりいつも通りエロい。最近暑いからか、今日は髪をサイドで結んでいる。アプリゲームでSRを引いたような気分になった。レア長……!
「……えっと、ていうか俺何で呼ばれたんすかね?」
俺がそう言うと、校長は一瞬驚いたような顔をして、その後すぐにニヤッといやらしい笑みを浮かべる。え、何これまさか本当にピンクな展開!?
「何にも察してないのね。アナタらしいわ」
「察すって……お、俺やっぱり何かしでかしちゃってました!?」
「フフ、そうじゃなくて――初のご指名よ、麻丘伸也クン」
「ご指名、って――」
“指名”という言葉を聞いて、俺の脳裏にある可能性がよぎった。いや、でもまさか、そんなワケ――
「アナタに告白したいって生徒が、ここへ訪れたわ。ワタシはそれを許可したの。だから今からアナタにはその生徒に会いに行ってもらうわ」
「え、いやちょっと、ちょっと待って下さい!」
そんなワケあった! ありまくった!
ていうかこんな急に呼び出されるのか!? こんな簡単に許可出ちゃうのか!?
それに俺は俺に告白しようとしている人物に思い当たる節しかない。そう思うと余計に気持ちがザワザワしだして、今すぐここから逃げたくなった。
「今から見る光景は、口外しちゃあダメよ?」
心の準備が全然出来てない俺を無視して、校長は机の下に手を伸ばす。
その瞬間、部屋の右側からゴゴゴ……と何かが動く音がして、まるでRPGのダンジョンのように、動いた本棚の間から上へと続く階段が現れた。全然普通の校長室じゃねえ。
「アナタを想ってる人は、先にもう上で待機してるわ」
「――これって、ドッキリとかじゃないですよね?」
「まさか。まぁワタシもこんなに早くこの階段を使うことになるとは思わなかったけど……私から見ても、“彼”のアナタへの想いは真実だと思ったのよ」
やっぱり。
今の校長の言葉で、確信へと変わる。このどこかへ続く階段の先にいる人物が。
「待ちくたびれてる筈よ。早く行ってあげて」
「……ったく、あのバカ」
俺は意を決して、階段を一段、また一段と上る。
変な汗が出てくる。顔を合わせたらまず一発殴りたい気分だ。どういう心境で、俺に告白なんてしようとしてるんだあいつは。
上った先には、青空が広がっていた。どうやらこの階段は屋上に繋がっているらしい。
確かに、校内の案内をされた時屋上に続く階段が見当たらないなとは思っていたけど……そういうことだったのか。
そして、青空の下にいたのは。
「――何してんだよ、二階堂」
屋上でたたずむ姿が憎いくらい絵になる、予想通りの二階堂だった。
「アサコ!」
俺の声に反応して、二階堂は嬉しそうに振り返った。
「来てくれたんだね。嬉しいよ」
「強制的だっつーの」
「どうして呼ばれたかなんて、わかりきってると思うけど……僕の気持ちを聞いてくれないか?」
二階堂があまりに真剣な顔で言うもんだから、俺は頷くことしか出来なかった。何なんだこの状況。
「アサコとは、出逢った時から運命を感じてたんだ。それに他の人とは違うってこと。僕はアサコに出逢ってから今まで経験したことのないような感情でいっぱいになった。今までは自分は喜びを与えるだけの人間と思ってたけど、僕は初めて誰かから喜びをもらったんだ」
「…………」
「そしてこの前の体育祭で、僕の気持ちは決まった。アサコが最後に僕にかけてくれた言葉……あれは反則だよ。好きにならないわけがないじゃないか」
やべぇ。何言ったか全然覚えてない。
「僕は“大勢の僕を愛する人のもの”から“たった一人のもの”になる覚悟を決めた! ――好きだよ、アサコ。僕を君だけのプリンスにしてくれないか?」
……えーっと。
イケメンでイケボ。性格は難ありだけど、二階堂に告白されて嬉しくない奴なんてこの世に存在するのだろうか。するのである。
二階堂の気持ちは嬉しい。真剣なんだなということは当事者の俺が今一番感じていることだ。でもそれより虚しい気持ちが勝っている。何故かって? 決まってるだろそれは俺が――
「男だから」
「……アサコ?」
「お前の気持ちはさ、嬉しいよ。全世界のお前のファンに火あぶりにされても文句言えないなって思うけど、俺……男だから」
俺は二階堂の顔の前に、自分の生徒手帳を掲げる。麻丘伸也、性別、男。ハッキリとそう記された生徒手帳を。
二階堂はじっとそれを見つめた後、ひったくるように俺の手から生徒手帳を奪い、生徒手帳とキスするんじゃないかくらい顔を近づけて見ている。穴が開きそうだ。
「そっ、そんな! 何かの間違いだ……だってアサコは、僕の運命の女性……!」
「いやだから俺男だって最初から言ってたよな!? つーか真実なんだから認めろよ! 俺は男だからお前のプリンセスにはなれないしそもそもプリンスは募集してないんだよ!」
「ハッ!? もしかしたら僕が女性だったりするのかもしれない! 確認してみてくれないか!?」
相当テンパッてるのか元々おかしいのに更に頭のおかしい発言をしながら、二階堂は震えながら俺に自分の生徒手帳を渡した。
開くとイケメンすぎる二階堂の顔写真の横に記されているのは、二階堂亮、性別、男。
「男だよ! てか自分の性別なんだからわかるだろアホか!」
「待って、待ってくれ。本当に? 本当にアサコは男なの?」
「残念ながら、真実だ」
「真実……」
二階堂の瞳から、すぅっと一筋の涙か零れた。そんなドラマみたいに綺麗に涙流せるのかよ。
それに泣きたいのはこっちだ。人生初の告白が男だったなんて……悲しすぎるだろ俺!
「……じゃあアサコは、僕と付き合えないのか?」
「……ごめんなさい。つーか男でもいいの? どういうこと?」
「……う、うぅっ……」
二階堂はよっぽどショックだったのか、肩を震わせながら泣いている。何この悪者気分……勘弁してくれ。
「あのさ、二階堂」
泣きじゃくる二階堂に、俺は声をかける。
「お前とは付き合えないけど――でもさ、俺、今までずっと、男の“親友”がいなかったんだ」
「…………」
「お前変人だけど、いい奴だっていうのはわかってる。こんなこと言うの、厚かましいかもしれないけど――」
「…………」
「俺の唯一無二の、“親友”になってくれませんか?」
めちゃくちゃ恥ずかしいし、何言ってんだ自分って思ってる。
けどこれが、俺の二階堂に対する、真剣な気持ちだった。
俺の言葉を聞いて、今まで下を向いて泣いていた二階堂が顔を上げる。
「――そういえば、僕も今までいなかったみたいだ」
「――二階堂」
涙を流しながらも、その顔は笑っていて、笑顔のまま二階堂は言う。
「君の唯一無二になれるなら、喜んで」
そして俺の手を取った。
「改めてよろしく。マイベストフレンド、アサオ!」
いやそこはもう伸也でいいだろ!
そうツッコミたくなったけど、今はこの綺麗すぎる涙と笑顔に免じて許してやろう。
「ああ、よろしくな」
俺と二階堂は固く握手をし、カップルとしてではなく、親友としての日々を歩むことを誓い合った。
あんなに全力疾走したのはいつぶりだろうか。あんなに身体を酷使したのも記憶に新しい。
高校生になってから、“初めてのこと”と“久しぶりなこと”の連続だった。
そして俺は今日――新たな“初めてのこと”を経験することとなる。
「――へ? 校長室?」
「そう~。早く行って~ダッシュダッシュ」
「え、何で!? 俺何かやらかした!?」
「行けばわかるからさぁ」
「ちょ、待てってしののん! 今行ったらHR間に合わな」
「行ってらっしゃ~い! さよなら~」
「…………」
学校に着くなり、待ってましたと言わんばかりにしののんに捕まり、告げられたのは「校長室に今すぐ行って」という言葉だけ。
急にそんなこと言われて、まるでイミが分からない俺の様子なんてちっとも気にせずに、会話を強制終了して去って行くしののん。
え!? 何で!? 校長室!? 何で!?
頭の中で自分の最近の行いを振り返った。何かマズイことをしてしまった記憶もなければ、自分で言うのもなんだけど最近はどちらかというと評価されてもいいんじゃね? っていうことの方が多い気が――あ、逆にそっち? 褒められる方だったり?
「あーっ! 考えても仕方ねぇ!」
行けばいいんだろ行けば! あ、待てよ? 校長室に行けばもちろん校長に会えるってことだよな?
朝からあのエロオーラ纏い主に会えるなんて、もしかしなくても最高にラッキーかもしれない。今日一日の活力が湧くってもんだ。
俺の中に住む人格、エロシンが現れた。男はみんなどこかにエロの人格を抱えてるんだから仕方ない。
初めて訪れる校長室を目の前に、緊張と不安と少しの期待でドキドキしながらドアをノックする。
中から「どうぞ」という校長の声が聞こえ、俺は生唾をゆっくり飲み込み、校長室のドアを開いた。
「失礼しまーすっ……」
恐る恐る足を踏み入れると、そこは――
「あれ、案外普通の校長室だな」
「フフ、どんなのを想像してたのかしら?」
「いやー、もうちょっとピンクな感じを……あ、いや! 何でもないです!」
声に出てた。俺は校長室に何を期待してたんだろうと問いただしたくなるくらいそこは普通の校長室だった。
でもエロ長先生はやっぱりいつも通りエロい。最近暑いからか、今日は髪をサイドで結んでいる。アプリゲームでSRを引いたような気分になった。レア長……!
「……えっと、ていうか俺何で呼ばれたんすかね?」
俺がそう言うと、校長は一瞬驚いたような顔をして、その後すぐにニヤッといやらしい笑みを浮かべる。え、何これまさか本当にピンクな展開!?
「何にも察してないのね。アナタらしいわ」
「察すって……お、俺やっぱり何かしでかしちゃってました!?」
「フフ、そうじゃなくて――初のご指名よ、麻丘伸也クン」
「ご指名、って――」
“指名”という言葉を聞いて、俺の脳裏にある可能性がよぎった。いや、でもまさか、そんなワケ――
「アナタに告白したいって生徒が、ここへ訪れたわ。ワタシはそれを許可したの。だから今からアナタにはその生徒に会いに行ってもらうわ」
「え、いやちょっと、ちょっと待って下さい!」
そんなワケあった! ありまくった!
ていうかこんな急に呼び出されるのか!? こんな簡単に許可出ちゃうのか!?
それに俺は俺に告白しようとしている人物に思い当たる節しかない。そう思うと余計に気持ちがザワザワしだして、今すぐここから逃げたくなった。
「今から見る光景は、口外しちゃあダメよ?」
心の準備が全然出来てない俺を無視して、校長は机の下に手を伸ばす。
その瞬間、部屋の右側からゴゴゴ……と何かが動く音がして、まるでRPGのダンジョンのように、動いた本棚の間から上へと続く階段が現れた。全然普通の校長室じゃねえ。
「アナタを想ってる人は、先にもう上で待機してるわ」
「――これって、ドッキリとかじゃないですよね?」
「まさか。まぁワタシもこんなに早くこの階段を使うことになるとは思わなかったけど……私から見ても、“彼”のアナタへの想いは真実だと思ったのよ」
やっぱり。
今の校長の言葉で、確信へと変わる。このどこかへ続く階段の先にいる人物が。
「待ちくたびれてる筈よ。早く行ってあげて」
「……ったく、あのバカ」
俺は意を決して、階段を一段、また一段と上る。
変な汗が出てくる。顔を合わせたらまず一発殴りたい気分だ。どういう心境で、俺に告白なんてしようとしてるんだあいつは。
上った先には、青空が広がっていた。どうやらこの階段は屋上に繋がっているらしい。
確かに、校内の案内をされた時屋上に続く階段が見当たらないなとは思っていたけど……そういうことだったのか。
そして、青空の下にいたのは。
「――何してんだよ、二階堂」
屋上でたたずむ姿が憎いくらい絵になる、予想通りの二階堂だった。
「アサコ!」
俺の声に反応して、二階堂は嬉しそうに振り返った。
「来てくれたんだね。嬉しいよ」
「強制的だっつーの」
「どうして呼ばれたかなんて、わかりきってると思うけど……僕の気持ちを聞いてくれないか?」
二階堂があまりに真剣な顔で言うもんだから、俺は頷くことしか出来なかった。何なんだこの状況。
「アサコとは、出逢った時から運命を感じてたんだ。それに他の人とは違うってこと。僕はアサコに出逢ってから今まで経験したことのないような感情でいっぱいになった。今までは自分は喜びを与えるだけの人間と思ってたけど、僕は初めて誰かから喜びをもらったんだ」
「…………」
「そしてこの前の体育祭で、僕の気持ちは決まった。アサコが最後に僕にかけてくれた言葉……あれは反則だよ。好きにならないわけがないじゃないか」
やべぇ。何言ったか全然覚えてない。
「僕は“大勢の僕を愛する人のもの”から“たった一人のもの”になる覚悟を決めた! ――好きだよ、アサコ。僕を君だけのプリンスにしてくれないか?」
……えーっと。
イケメンでイケボ。性格は難ありだけど、二階堂に告白されて嬉しくない奴なんてこの世に存在するのだろうか。するのである。
二階堂の気持ちは嬉しい。真剣なんだなということは当事者の俺が今一番感じていることだ。でもそれより虚しい気持ちが勝っている。何故かって? 決まってるだろそれは俺が――
「男だから」
「……アサコ?」
「お前の気持ちはさ、嬉しいよ。全世界のお前のファンに火あぶりにされても文句言えないなって思うけど、俺……男だから」
俺は二階堂の顔の前に、自分の生徒手帳を掲げる。麻丘伸也、性別、男。ハッキリとそう記された生徒手帳を。
二階堂はじっとそれを見つめた後、ひったくるように俺の手から生徒手帳を奪い、生徒手帳とキスするんじゃないかくらい顔を近づけて見ている。穴が開きそうだ。
「そっ、そんな! 何かの間違いだ……だってアサコは、僕の運命の女性……!」
「いやだから俺男だって最初から言ってたよな!? つーか真実なんだから認めろよ! 俺は男だからお前のプリンセスにはなれないしそもそもプリンスは募集してないんだよ!」
「ハッ!? もしかしたら僕が女性だったりするのかもしれない! 確認してみてくれないか!?」
相当テンパッてるのか元々おかしいのに更に頭のおかしい発言をしながら、二階堂は震えながら俺に自分の生徒手帳を渡した。
開くとイケメンすぎる二階堂の顔写真の横に記されているのは、二階堂亮、性別、男。
「男だよ! てか自分の性別なんだからわかるだろアホか!」
「待って、待ってくれ。本当に? 本当にアサコは男なの?」
「残念ながら、真実だ」
「真実……」
二階堂の瞳から、すぅっと一筋の涙か零れた。そんなドラマみたいに綺麗に涙流せるのかよ。
それに泣きたいのはこっちだ。人生初の告白が男だったなんて……悲しすぎるだろ俺!
「……じゃあアサコは、僕と付き合えないのか?」
「……ごめんなさい。つーか男でもいいの? どういうこと?」
「……う、うぅっ……」
二階堂はよっぽどショックだったのか、肩を震わせながら泣いている。何この悪者気分……勘弁してくれ。
「あのさ、二階堂」
泣きじゃくる二階堂に、俺は声をかける。
「お前とは付き合えないけど――でもさ、俺、今までずっと、男の“親友”がいなかったんだ」
「…………」
「お前変人だけど、いい奴だっていうのはわかってる。こんなこと言うの、厚かましいかもしれないけど――」
「…………」
「俺の唯一無二の、“親友”になってくれませんか?」
めちゃくちゃ恥ずかしいし、何言ってんだ自分って思ってる。
けどこれが、俺の二階堂に対する、真剣な気持ちだった。
俺の言葉を聞いて、今まで下を向いて泣いていた二階堂が顔を上げる。
「――そういえば、僕も今までいなかったみたいだ」
「――二階堂」
涙を流しながらも、その顔は笑っていて、笑顔のまま二階堂は言う。
「君の唯一無二になれるなら、喜んで」
そして俺の手を取った。
「改めてよろしく。マイベストフレンド、アサオ!」
いやそこはもう伸也でいいだろ!
そうツッコミたくなったけど、今はこの綺麗すぎる涙と笑顔に免じて許してやろう。
「ああ、よろしくな」
俺と二階堂は固く握手をし、カップルとしてではなく、親友としての日々を歩むことを誓い合った。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
黒に染まった華を摘む
馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。
高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。
「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」
そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。
彼女の名は、立石麻美。
昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。
この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。
その日の放課後。
明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。
塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。
そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。
すべてに触れたとき、
明希は何を守り、何を選ぶのか。
光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる