アンバランサー・ユウと世界の均衡 第二部「星の船」編

かつエッグ

文字の大きさ
27 / 69
アンバランサー・ユウと世界の均衡「星の船」編

わたしたちは、女神さまとお茶をする。

しおりを挟む
 ミネーヴァさまは、大聖堂のファサードへと、わたしたちを導いて行く。
 聖堂正面には、両側に見上げるばかりの尖塔がそびえ、中央正面にならぶ三つの扉の上には、精巧をきわめた彫刻にかざられた青いバラ窓があり、さらにその上には流麗なアーチがある。
 建物の外壁は、輝くばかりに白い。

 「すごいねー!」

 ジーナが感嘆の声を上げる。

 「シンドゥーのはキンキラキンで圧倒されたけど、こっちは真っ白でおごそかだねえ」
 「ふふふ」

 ミネーヴァさまは笑った。

 「ガネーシャさんのところね。南国の、まぶしい太陽のもとで、あれは映えるわね」
 「ガネーシャ様のこと、ご存じなんですね」
 「ヴリトラさんもね。この前の、あなたたちの活躍も、映像を送っていただいたわ。良かったわー、なんども観たわよ」
 「「えっ!」」

 (「ええーっ、ここでも? もうやめてー!」という悲鳴が、遠くのほうで聞こえた気がします。気のせいでしょうか。「うむ、喜んでもらえて何よりだ、編集をがんばった甲斐があったというものだ。励みになるね」という声が、また別の遠くのほうで聞こえた気もします。気のせいでしょうか)

 「ふふっ、わたしたちは、これでも、けっこうやりとりしているのよ」
 「ははは、まるで神さまたちのですね」

 と、ユウは例によってよくわからないことをいう。

 「でも、いいな」

 と、ミネーヴァさまは、急に、幼い子の口調になって言った。

 「シンドゥーには、神様がたくさんいて」

 その口調は、こころなしか寂しげだった。

 「わたしは、この地にひとりきり。
  ガネーシャさんとヴリトラさんの、仲のいい掛け合いを聞いていると、羨ましくなるわね……」

 (あの神様たち、だれあいてでもあの調子なんだ……)

 わたしが感心していると、

 「ミネーヴァさまは、家族とかいらっしゃらないんですか」

 いきなり、ジーナが聞いた。
 ぶしつけにこんなことを聞くのは、いつものジーナである。
 でも、これは正直、神様にする質問ではないと思う。

 「妹がひとり……だけど……」

 そう言って、顔を曇らせた。
 その様子に、なにかがあったのだとわたしたちは察した。

 「あそこ」

 ミネーヴァ様は、女の子の小さな指で、空を指さした。
 そこには、おりしも下弦の月が空にかかり、昼の日光のもとでも薄く見えている。

 「ずっとずっと昔、あそこに行ったきり、音信不通なの……」
 「あそこって……あの……月、ですよね」
 「そう、妹の名は、アーテミス……」

 ミネーヴァさまは、気を取り直すように、にっこりして

 「さあ、中に進みましょう、びっくりするわよ」

 わたしたちは、それ以上聞くことはできず、黙って後に続いたのだった。


 「こらこら、その入り口はだめだよ」

 三つあるうちの、真ん中の扉から入ろうとして、ミネーヴァさまは門衛にとめられた。

 「その入り口は、高貴な方のための入り口だからね」
 「あら、そう」

 ミネーヴァさまは、門衛の言葉を聞き流し、かまわずつっきろうとするので、わたしたちが

 「ミネーヴァさま、わたしたちは、こっちの扉で……」
 「別に、まんなかでかまわないわよ。わたしが許可します」
 「いえ、ぼくら、あまり目立ちたくないし……」
 「うーん、そうなの?」
 「はい、それでお願いします」
 「そう? 残念ねえ……わたし、真ん中は高貴な人用なんて、決めた覚えはないんだけどな……」

 ミネーヴァさまは、実は、かなりくだけた方であったのだ。
 わたしたちが日ごろ教えられた堅苦しい教義や、聞かされたお話とはずいぶん違うのだった。
 ガネーシャ様や、性格は少し悪いけどヴリトラ様も、魅力的だったし、神さまって、本当はみんなこんなふうなのかな……

 そう思っていると

 「まあ、いろいろね。楽しい神もいれば、偏屈な神もいるし、かなり危険なまがつ神の類たぐいもいるし。シンドゥーのあのお二人は、わたしも大好きよ」

 と、すかさず、ミネーヴァさまが答える。
 わたしの思っていることはお見通しだ。
 やはり、神さまはあなどれない。


 大聖堂の中は、光と影に満ちていた。
 入り口から、見上げると首が痛くなるほどの高さを持つ身廊が、ずっと奥までつづいている。
 天井の明り取り窓から光の筋が何本ものびて、荘厳な雰囲気を醸し出す。
 身廊と並行するように、柱にくぎられた側廊も走っている。
 祭壇に焚かれた乳香の香りが、ここまで漂ってくる。
 おおぜいの人々が、感嘆の声をあげながら、行き来している。
 身廊を進んでいくと、やがて両脇からの翼廊と交差する。
 交差する位置の床面には、この世界のシンボルが意匠化されて描かれている。
 ドームのステンドグラスから落ちる光が、そのシンボルを彩る。
 さらに先に進むと、そこには聖域がある。
 聖域の中には、祭壇があり、そして正面に、慈愛に満ちたミネーヴァさまの像が、両腕をひろげたポーズで屹立しているのだった。
 わたしは、壮麗な建築に圧倒されていた。
 ユウは、あたりを見回しながら、

 「うん、すばらしいね。にも負けないねえ」

 などとまたよくわからないことをつぶやく。

 「うーん、なんだかなあ」

 と不満げなのは、ミネーヴァさまだ。

 「なんだか?」

 とジーナが聞くと

 「あの、わたしの像がね……」
 「えっ、すごくご立派ですよ」
 「いっしょうけんめい作ってくれたのはわかるけど、なんていうか、もう少し……」
 「だめなんですか」
 「ほんとうは、もう少し、ゆるい感じがいいのよね……」

 残念そうな口調が、なんだか、とても微笑ましいのだった。

 「つぎは、こっちにいくわよ」

 身廊をもどるとミネーヴァさまは、尖塔につづく扉をカチャリとあけた。

 「はい、どうぞ」

 その扉は、さっき通り過ぎたときには、厳重に鎖で封鎖されていたはずだが、今は何事もなく普通に開いてしまった。

 「いいのかなあ……」
 「ここでは、わたしが良いといえば、どんなことであれ、良いのです」

 扉が閉まると、がちゃりと鎖が音を立て、元通りに封鎖されたようだ。
 ミネーヴァさまが力を使ったのだ。

 「おい、どうなってるんだ? 今、そこに、ひとが入っていったぞ!」

 目撃者がいたようだ。なにか、外で騒いでいる声が聞こえた。
 わたしたちは、尖塔の階段を上っていく。
 長い長いらせん階段に、冒険で体力のあるわたしも、だんだん息が切れてくるが、ミネーヴァさまは先頭にたって、軽々とのぼっていく。まるで、重さがないかのようだ。いや、神さまだから、じっさいに重さなんてないのかもしれない。
 ようやく、塔のてっぺんにたどりつく。

 「すごーい、王都が、ぜんぶ見えちゃうよ!」

 ジーナが歓声をあげた。
 尖塔からの眺望は素晴らしい。
 城壁にかこまれた王都が一望できる。
 向こうにみえる華やかな王宮。
 あちこちに配置された、たくさんの歴史ある建物、縦横に走る道、走る馬車。歩くおおぜいの人たち。
 城壁の外には、青々とした草原がひろがっている。
 草原に、風が波を作る。

 「ね、すてきでしょう」

 とミネーヴァさま。
 わたしたちは、景色に見とれながら、うなずいた。
 すぐ下をみおろすと、大司教さまがおつきのものをしたがえて、執務館の方に歩いていくのもみえた。

 「アウグストゥース!」

 ミネーヴァさまは、声を上げて、手を振る。
 大司教さまは、声に気づき、わたしたちを見上げて、礼をした。
 そしてまた歩き出す。
 このいきさつを、おつきのものたちもしっかりみていたわけで、これってあとでまた騒ぎにならないか心配だ。

 「あっ、また、カテリナさんだよ」

 ジーナが言い、指さす。

 カテリナ団長ひきいる近衛騎士団が、大聖堂の前の通りを走っていく。

 「王宮に向かってるわね」

 と、ミネーヴァさま。

 「なんか、カテリナさん忙しそうだなあ……」

 ジーナが言うと、ミネーヴァさまは

 「騎士団も、今、いろいろとたいへんだから……」

 わたしたちが、景色を堪能するのを待って、ミネーヴァさまは、

 「さあ、これから、とっておきの場所にいくわね」

 階段をおり始めた。
 細い廊下をとおり、何度も曲がり角を通り、階段を上り下りし、扉をいくつもあけて、たどりついた。
 そこは、秘密の内庭だった。
 大聖堂の奥深く、たぶん、地上より高い場所に、土をいれて庭がしつらえてあり、白く美しい花が咲き乱れている。
 陽ざしがやわらかくそそぎ、四方を囲まれた場所のはずなのに、やさしい風が吹いている。
 風に乗り、馥郁たる花の香りがただよう。
 白い花びらが、ひとひら、ふたひらと風に流される。

 「とても、すてきな場所ですね」

 ユウが言う。

 「この場所を知るものは少ないわ。ごくごく、限られた人だけ。神に招待されたものだけが入れるのよ」

 ジーナが驚いていった。

 「いいんですか、ミネーヴァさま。あたしらなんかが入って」
 「もちろんよ、大事なお客様なんですもの」

 ミネーヴァさまがそういって、手を振ると、そこには丸いテーブルと椅子があらわれた。
 テーブルの上には、青い飲み物のはいったグラスがのっている。
 飲み物はよく冷えているのだろう、グラスは汗をかいている。

 「さあ、お茶をいただきながら、お話をしましょう。どうぞ」

 わたしたちは、その飲み物に口をつけた。
 その飲み物は、甘く、しかし体の疲れや、頭の熱がすうっと晴れるような清涼感があって

 「神酒茶ネクター・ティーよ。お気に召したかしら」
 「えっ、あたし、そんな神様の飲み物、飲んじゃっていいのかなあ……」

 ミネーヴァさまは微笑んで

 「それでね、お願いがあるの」

 と、続ける。

 「聞かせてくださらない? あなたたちの冒険を」
 「あたしたちの?」
 「そう」

 目を輝かせて

 「楽しみにしてたのよ。お願い、さいしょから、これまでのことをずっと……」

 というわけで、わたしたちは、ユウと出会った時からのこれまでを、ミネーヴァさまに語ることになったのでした。
 ミネーヴァさまは、最初から最後まで、身を乗り出すようにして、楽しそうに話をきいていた。
 話がようやくおわると

 「すてきね。とてもとても、面白かったわ」

 満足げな顔をしたあとで、あらたまった顔になり

 「アンバランサー・ユウ、ひとつ気になるんだけど」
 「はい」
 「あなたを殺しかけた、あの、たいへん危険な存在。あいつはもう、この世界に現れる心配はないのかしらね?」
 「そうですね……」

 ユウは考え込む。

 「ふつうなら、こちらの世界をみつけることはできないと思いますが、しかし」
 「しかし?」
 「こちらの世界から、サインを送ってしまうと見つかる可能性があると思います」
 「サインとはどんなものでしょう」
 「ふつう起こりえないような異変をおこすことです、たとえば、時空連続体に大きな穴をあけてしまうとか……」
 「あっ、この前のギルドの!」

 ジーナが大声をあげた。

 「あれくらいなら、まあ大丈夫と思うけど、あれをもっと大規模に、長時間続けてしまうとまずいと思う。閉じればまだいいが、開けっ放しは最高に危険だな」
 「そうですか……」

 ミネーヴァさまは、眉をひそめていった。

 「ひょっとしたら、アンバランサー・ユウ、あなたにまた戦ってもらわないとならなくなるかもしれませんね。わたしはそれを危惧しています」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

神々の間では異世界転移がブームらしいです。

はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》 楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。 理由は『最近流行ってるから』 数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。 優しくて単純な少女の異世界冒険譚。 第2部 《精霊の紋章》 ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。 それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。 第3部 《交錯する戦場》 各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。 人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。 第4部 《新たなる神話》 戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。 連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。 それは、この世界で最も新しい神話。

酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ

天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。 ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。 そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。 よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。 そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。 こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。

今更……助けてくれと……言われても……

#Daki-Makura
ファンタジー
出奔した息子から手紙が届いた…… 今更……助けてくれと……言われても……

二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)

MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。 かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。 44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。 小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。 一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。 ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。 敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。 結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。 だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。 「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」 謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。 少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。 これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。 【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】

転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜

みおな
ファンタジー
 私の名前は、瀬尾あかり。 37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。  そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。  今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。  それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。  そして、目覚めた時ー

処理中です...