59 / 69
アンバランサー・ユウと世界の均衡「星の船」編
ルシア先生が、ぼやく。
しおりを挟む
マクスウェル親方の鍛冶工房である。
「おおーっ、ルシアっ!」
わたしたちに続いて工房に入った、ルシア先生が、それまで顔を隠していたフードをとると、親方が目を剥いて大声を上げた。
なにしろ、伝説のひとであるルシア先生が、正体をさらして王都を歩いたりしたら、たちまちたいへんなことになるので、黒いフードのついた衣を頭からかぶって、こっそりとここまで来ている。
まあ、それはそれで怪しいけれど、ユウが嬉しそうに
「ぼくに、いい案があるんだ。王都を歩いても、ルシアさんとわからないように、変装すればいいよ」
と言って出してきた、この世のものとは思えない、いや、実際この世のものではない、おかしな衣装より百倍はましだ。
「どう、これなんか、すごくいい感じじゃない? たいむぼかんのね」
「ユウ、悪いけど、それはちょっと……」
「ええーっ? そうかなあ……似合うと思うけどなあ」
さすがのルシア先生も、全力で断ったのだ。
ルシア先生は、よろこぶ親方に頭をさげた。
「親方、久しぶりです。ユウのクリスを鍛えてくださって、ありがとう」
「ルシア、わしは、うれしいぞ。変わらぬお前に会うことができて……ううう」
泣き出した。
いい人なのだ。
「まあ、多少は変わったがな。なにしろ、昔のお前は、もっと、こう……」
ミネーヴァさまのところでも、まったく同じセリフを聞いたのだ。
「もっと、どうだったの?」
ジーナが聞くが
「やめなさいよ!」
ルシア先生は、ぴしりと言った。
「うーん、すごく、気になるけどね……」
小声でジーナが言う。
まあ、だいたい、みんなのいいたいことは、想像はつくよね。
なにしろ「麗しの雷の女帝」だし。
族長をだせーって、ひとりで巨人族のお城に怒鳴りこんだわけだし。
やんちゃなルシア先生である。
「ライラ、なにをにやにや笑っているの!」
「いえ、なんでもありません、先生!」
「まったく、だれがつけたのかしらね、あの迷惑な二つ名は……」
ルシア先生は不満げである。
でも、わたしは知っている。
ミネーヴァさまに聞いたのだ。
先の大戦では、ルシア先生が自ら、最前線で、雷雲をまとい、フレイルを振り上げ、「わたくしは、麗しの雷の女帝ルシア・ザイク。さあ、死に急ぐ愚か者は、どこからでも、かかってきなさいよ!」と名乗りを上げたことを……。
「おお、そうだ、アンバランサー、それからルシア」
と、マクスウェル親方が言った。
「今回、アンバランサーのクリスを鍛えるにあたってだな、わしからの、二人へのささやかな祝福として、ちょっと工夫しておいた」
「ほう、工夫ですか」
「うむ、ルシアの赤のクリスと、アンバランサーの青のクリスが、比翼連理として、けして別れることのない対となるように魂をこめたのだ」
「それはありがたいことです」
「だからな、二つのクリスは、お互いを呼び合うのだ。クリスどうしが自ずから強く引きつけあい、遠く離れることは未来永劫ないであろう。ん? なんだその顔は? うれしくないのか?」
「い、いえ、そんなことないですよ。お気持ちがたいへんうれしいです」
「そうじゃろ、そうじゃろ、なにしろ、ルシアのためだからのう、うううう……」
また泣く。
いい人である。
しかし、親方は知らない。
ルシア先生のクリスが、今はあの別世界の怪物に突き刺さっていることを。
ユウのクリスと、ルシア先生のクリスが呼び合ってしまったら、なにが起こるのか?
それはつまり、あの怪物が、またこの世界にやってくることになりはしないか?
わたしたち全員の頭をよぎり、複雑な顔にさせたのは、そのことであった。
親方の工房を後にしたわたしたちは、星の船を隠してある森に移動した。
いざというとき、ルシア先生の転移魔法をつかって、星の船格納庫まで来られると都合がいい。
転移魔法は、基本的に、魔法の使い手が実際に訪れたことがあり、その位置を術者の体内にある魔法器官に記憶させた場所間でしか、移動できないのだ。当てずっぽうで転移魔法を行うと、たいへんなことがおこる。時空連続体の裏道を通り抜ける魔法であるから、危険度も高い。転移先を決めずに飛んだ結果、二度と帰ってこなかった魔法使いもいる。出発地点に戻ることはできたが、身体が裏返しになっていて、出現した途端に息絶えた魔法使いもいるのだそうだ。
「つまり、青じょうんとというわけだ」
例によって、ユウがわけのわからないことを言っている。
とにかく、ルシア先生の転移魔法での移動を可能にするために、わたしたちは星の船――「クィーン・ルシア号」までやってきた。
不壊の覆いを解除する。
たちまち、ドーム型の星の船が、わたしたちの前に可視化された。
「これが、古代文明の遺した、星の船、なのね……」
星の船をみあげて、ルシア先生が感嘆の声をもらした。
「うん、その名も我らが『クィーン・ルシア号』だよ!」
と、得意げなユウ。
「もう、ユウったら、かってにそんな名前をつけて」
ルシア先生が、ふくれてみせる。
「ごめん、ごめん。でも、はる9000も、その名前がいいっていうし」
「はる9000?」
ルシア先生が聞き返すと
「お目にかかれて光栄です。クィーン・ルシアさま。お待ち申し上げておりました」
パッと、星の船の窓に光がともり、金属的な声がひびいた。
「うわっ、しゃべった」
「わたくしは、この船のこんぴゅーた、はる9000と申します。宜しくお見知りおきを……」
「そ、そうなのね」
「このはる9000、クィーン・ルシアさまに誠心誠意、尽くさせていただきます!」
「……ありがとう」
ルシア先生は、若干引き気味である。
「じゃあ、はる9000、ルシアさんに船内を見てもらおうか。ハッチをあけて」
はる9000が張り切って答える。
「アイアイサー、キャプテン!」
「アイアイサーって、なんなの? それに、キャプテン?」
ルシア先生も、ジーナとおなじことをつぶやくのだった。
帰り際に、ユウが、はる9000に指示した。
「前もいったように、ノモスの星の船の活動を感知したら、すぐに知らせてほしい」
「了解です、キャプテン。常時警戒しております」
「ぼくの勘だが、たぶん、そう遠くないうちに、なにかが起こると思う」
そのとおりだった。
それから、何日も経たないうちに、わたしたちは、はる9000からの非常連絡を受け取ることになる。
「おおーっ、ルシアっ!」
わたしたちに続いて工房に入った、ルシア先生が、それまで顔を隠していたフードをとると、親方が目を剥いて大声を上げた。
なにしろ、伝説のひとであるルシア先生が、正体をさらして王都を歩いたりしたら、たちまちたいへんなことになるので、黒いフードのついた衣を頭からかぶって、こっそりとここまで来ている。
まあ、それはそれで怪しいけれど、ユウが嬉しそうに
「ぼくに、いい案があるんだ。王都を歩いても、ルシアさんとわからないように、変装すればいいよ」
と言って出してきた、この世のものとは思えない、いや、実際この世のものではない、おかしな衣装より百倍はましだ。
「どう、これなんか、すごくいい感じじゃない? たいむぼかんのね」
「ユウ、悪いけど、それはちょっと……」
「ええーっ? そうかなあ……似合うと思うけどなあ」
さすがのルシア先生も、全力で断ったのだ。
ルシア先生は、よろこぶ親方に頭をさげた。
「親方、久しぶりです。ユウのクリスを鍛えてくださって、ありがとう」
「ルシア、わしは、うれしいぞ。変わらぬお前に会うことができて……ううう」
泣き出した。
いい人なのだ。
「まあ、多少は変わったがな。なにしろ、昔のお前は、もっと、こう……」
ミネーヴァさまのところでも、まったく同じセリフを聞いたのだ。
「もっと、どうだったの?」
ジーナが聞くが
「やめなさいよ!」
ルシア先生は、ぴしりと言った。
「うーん、すごく、気になるけどね……」
小声でジーナが言う。
まあ、だいたい、みんなのいいたいことは、想像はつくよね。
なにしろ「麗しの雷の女帝」だし。
族長をだせーって、ひとりで巨人族のお城に怒鳴りこんだわけだし。
やんちゃなルシア先生である。
「ライラ、なにをにやにや笑っているの!」
「いえ、なんでもありません、先生!」
「まったく、だれがつけたのかしらね、あの迷惑な二つ名は……」
ルシア先生は不満げである。
でも、わたしは知っている。
ミネーヴァさまに聞いたのだ。
先の大戦では、ルシア先生が自ら、最前線で、雷雲をまとい、フレイルを振り上げ、「わたくしは、麗しの雷の女帝ルシア・ザイク。さあ、死に急ぐ愚か者は、どこからでも、かかってきなさいよ!」と名乗りを上げたことを……。
「おお、そうだ、アンバランサー、それからルシア」
と、マクスウェル親方が言った。
「今回、アンバランサーのクリスを鍛えるにあたってだな、わしからの、二人へのささやかな祝福として、ちょっと工夫しておいた」
「ほう、工夫ですか」
「うむ、ルシアの赤のクリスと、アンバランサーの青のクリスが、比翼連理として、けして別れることのない対となるように魂をこめたのだ」
「それはありがたいことです」
「だからな、二つのクリスは、お互いを呼び合うのだ。クリスどうしが自ずから強く引きつけあい、遠く離れることは未来永劫ないであろう。ん? なんだその顔は? うれしくないのか?」
「い、いえ、そんなことないですよ。お気持ちがたいへんうれしいです」
「そうじゃろ、そうじゃろ、なにしろ、ルシアのためだからのう、うううう……」
また泣く。
いい人である。
しかし、親方は知らない。
ルシア先生のクリスが、今はあの別世界の怪物に突き刺さっていることを。
ユウのクリスと、ルシア先生のクリスが呼び合ってしまったら、なにが起こるのか?
それはつまり、あの怪物が、またこの世界にやってくることになりはしないか?
わたしたち全員の頭をよぎり、複雑な顔にさせたのは、そのことであった。
親方の工房を後にしたわたしたちは、星の船を隠してある森に移動した。
いざというとき、ルシア先生の転移魔法をつかって、星の船格納庫まで来られると都合がいい。
転移魔法は、基本的に、魔法の使い手が実際に訪れたことがあり、その位置を術者の体内にある魔法器官に記憶させた場所間でしか、移動できないのだ。当てずっぽうで転移魔法を行うと、たいへんなことがおこる。時空連続体の裏道を通り抜ける魔法であるから、危険度も高い。転移先を決めずに飛んだ結果、二度と帰ってこなかった魔法使いもいる。出発地点に戻ることはできたが、身体が裏返しになっていて、出現した途端に息絶えた魔法使いもいるのだそうだ。
「つまり、青じょうんとというわけだ」
例によって、ユウがわけのわからないことを言っている。
とにかく、ルシア先生の転移魔法での移動を可能にするために、わたしたちは星の船――「クィーン・ルシア号」までやってきた。
不壊の覆いを解除する。
たちまち、ドーム型の星の船が、わたしたちの前に可視化された。
「これが、古代文明の遺した、星の船、なのね……」
星の船をみあげて、ルシア先生が感嘆の声をもらした。
「うん、その名も我らが『クィーン・ルシア号』だよ!」
と、得意げなユウ。
「もう、ユウったら、かってにそんな名前をつけて」
ルシア先生が、ふくれてみせる。
「ごめん、ごめん。でも、はる9000も、その名前がいいっていうし」
「はる9000?」
ルシア先生が聞き返すと
「お目にかかれて光栄です。クィーン・ルシアさま。お待ち申し上げておりました」
パッと、星の船の窓に光がともり、金属的な声がひびいた。
「うわっ、しゃべった」
「わたくしは、この船のこんぴゅーた、はる9000と申します。宜しくお見知りおきを……」
「そ、そうなのね」
「このはる9000、クィーン・ルシアさまに誠心誠意、尽くさせていただきます!」
「……ありがとう」
ルシア先生は、若干引き気味である。
「じゃあ、はる9000、ルシアさんに船内を見てもらおうか。ハッチをあけて」
はる9000が張り切って答える。
「アイアイサー、キャプテン!」
「アイアイサーって、なんなの? それに、キャプテン?」
ルシア先生も、ジーナとおなじことをつぶやくのだった。
帰り際に、ユウが、はる9000に指示した。
「前もいったように、ノモスの星の船の活動を感知したら、すぐに知らせてほしい」
「了解です、キャプテン。常時警戒しております」
「ぼくの勘だが、たぶん、そう遠くないうちに、なにかが起こると思う」
そのとおりだった。
それから、何日も経たないうちに、わたしたちは、はる9000からの非常連絡を受け取ることになる。
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
「え、俺なんかしました?」無自覚チート《概念編集》で石ころを魔石に、なまくらを聖剣に書き換えて、国を追われた聖女様と世界を救う
黒崎隼人
ファンタジー
「え、俺なんかしました?」
ごく普通の大学生、朝霧 海(あさぎり かい)が迷い込んだのは、剣と魔法が息づく異世界エーテルディア。右も左も分からぬままモンスターに襲われた彼を救ったのは、聖なる光を操る謎の美少女、ルミナだった。
彼女は言った。『あなた、一体何者なの?』と。
カイ自身も知らない、触れたモノの”理”を書き換えるチート能力《概念編集(リアライター)》。
「ただの石」が「爆ぜる魔石」に? 「なまくらの剣」が「伝説級の聖剣」に!?
無自覚に規格外の力を振るうカイは、やがて国を追われる訳ありの少女ルミナと共に、巨大な陰謀に立ち向かう運命に巻き込まれていく。
これは、一人の平凡な青年が、大切な人を守るために世界の理すら書き換えて最強へと至る、王道異世界ファンタジー!
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
出来損ないと追放された俺、神様から貰った『絶対農域』スキルで農業始めたら、奇跡の作物が育ちすぎて聖女様や女騎士、王族まで押しかけてきた
黒崎隼人
ファンタジー
★☆★完結保証★☆☆
毎日朝7時更新!
「お前のような魔力無しの出来損ないは、もはや我が家の者ではない!」
過労死した俺が転生したのは、魔力が全ての貴族社会で『出来損ない』と蔑まれる三男、カイ。実家から追放され、与えられたのは魔物も寄り付かない不毛の荒れ地だった。
絶望の淵で手にしたのは、神様からの贈り物『絶対農域(ゴッド・フィールド)』というチートスキル! どんな作物も一瞬で育ち、その実は奇跡の効果を発揮する!?
伝説のもふもふ聖獣を相棒に、気ままな農業スローライフを始めようとしただけなのに…「このトマト、聖水以上の治癒効果が!?」「彼の作る小麦を食べたらレベルが上がった!」なんて噂が広まって、聖女様や女騎士、果ては王族までが俺の畑に押しかけてきて――!?
追放した実家が手のひらを返してきても、もう遅い! 最強農業スキルで辺境から世界を救う!? 爽快成り上がりファンタジー、ここに開幕!
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる