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〜クラウスside〜
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しおりを挟む「クソッまだリンゼ兄様が見つからない」
私は伯爵家の次男として産まれた。
両親とも仲睦ましく、執事やメイドもいる大きな家。
貴族としても充分な教育をさせてくれる環境。
産まれた時から勝ち組だった。
特に恵まれていたのは異母兄のリンゼ兄様がいる事。
物心ついた時からthe貴族という様な容姿の美しさを持つリンゼ兄様の事が大好きだった。
それにリンゼ兄様も私の事をいつも可愛がってくれて相思相愛だったのだ。
しかし、リンゼ兄様が大きくなるにつれて勉強で兄様は忙しくなってしまい私と遊んでくれる時間がどんどん無くなってしまう。
そこで私は必死で勉強した。リンゼ兄様のやっている勉強や剣術の練習に私も参加する事が出来れば、兄様と一緒にいる時間が増えると思ったからだ。
私は必死に兄様の家庭教師にアピールをして両親にも頼み続けると、とうとう一緒に授業を受けさせて貰えるようになった。
リンゼ兄様もとても喜んでくれて、私もとても幸せな毎日を過ごしていたのに……
次第に家庭教師達は私を優秀だと褒め称えるようになってリンゼ兄様には私と比較して戒めるようになってしまった。
それでもリンゼ兄様は、悲しむ様子も無いどころか私が才能を発揮すれば、心の底から喜んでくれて私の将来を楽しみにしてくれるから、まさか私に伯爵家を引き継がせて自分は家を出るなんていう選択をするとは思わなかったのだ。
私はまだ幼かったせいか自分の気持ちを隠そうともせずにリンゼ兄様とくっついていた。
両親が出かける時はメイドに私の面倒を任せるなら暴れて部屋をめちゃくちゃにしたりしていたので、いつもリンゼ兄様が私の御守りをしてくれる様になった。
ある日自分の気持ちが抑えられなくなり、「リンゼ兄様大好きです」と告白してしまった。
すると兄様は「私もクラウスの事が大好きだよ」と私の気持ちに応えてくれたのだ。
私は嬉しさが爆発してそのまま兄様と結婚の約束迄取り付ける事に成功したのだ。
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