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4〜レオンside〜※
それからは毎日アデルは俺に、日常生活の常識を教えてくれながら読み書きも丁寧に教えてくれた。
俺が色々覚えていく度に「レオン凄いぞっ!」と言って頭を撫でてくれる。それがとても嬉しくて、もっと褒められたいと沢山覚えた。
「ご飯は毎日3食が普通なんだよー」と言って、作り方を教えて貰いながら一緒に食事を作っていくのも、とても楽しい。
出来た食事を沢山食べているとアデルがとても嬉しそうに俺を見ていてくれる…この世にこんなに幸せな事があるのだろうか…
お金の単位や簡単な計算も教えて貰えるようになると、アデルがしている仕事の報酬の大半が食費に回されている事に気がついた。
今更遅いが…ようやく俺が酷く嫌われていた訳が分かったのだ。
昔のご主人様達や他奴隷達の嫌そうな顔を思い出す…アデルの報酬を俺が居るだけで吸い取っている…
嫌われて当然だろう…
それに気づいた日の夜、余り食事に手がつけられないでいると、アデルは逆に俺の体調を心配してくれた。
思い悩んで…お金の事で謝ると、
「レオンに心配させてしまうとはっ!俺もまだまだだなっ!
心配しないで沢山食べろよ!
俺は護衛が欲しかったけど、結局雇ってないからお金はあるんだ!!」
そして「レオンが沢山食べている所が好きなんだよ」と、嬉しそうな顔をしてまた俺の頭を優しく撫でてくれる。
「!!!」
この頃から何故か…アデルに頭を撫でられると…俺の背中からゾクゾクッと何かが湧き起こって変な気分になった。
一度だけアデルに「何か魔術をかけたか?」と聞いてみたら「えっ?レオン大丈夫か?」と言って変な魔法にかけられてないか俺が調べられる羽目になったのでそれ以上は言うことは無かったが…
アデルとの共同生活で俺はあっという間に大きくなった。
するとアデルは「最初は小さいのからだよ」と言って、食事作りの時はまだ駄目と言われていたナイフの扱い方を教えてくれる様になった。
小さくても殺傷能力があり、少し扱いに慣れてきても「侮っては危険だ!」と言って基本動作を繰り返し教えてくれる。
教えられたまま、「ぴょんぴょん」と飛び出して来た野うさぎに向かって基本動作を行うと、野うさぎを上手く仕留める事が出来た。
褒めてくれるだろうかとアデルを見ると、アデルが驚愕な表情で固まっている…
これは…!!失敗したっ!!
前のご主人様の驚愕の表情がフラッシュバックして鞭で折檻された事を思い出す。
アデルに嫌われた!!俺は失敗したんだ!!
とっさに目を瞑って俯いていると…
「レッオーーーン!!凄い!!凄いよ!!レオン!!レオンは天才だ!!もうビックリ!!レオンは生まれつき凄い才能の持ち主だ!!」
と言って俺の髪をクシャクシャに撫で回して、俺を強く抱き締めてくれた。
「!!!」
胸がズキンとする…アデルが俺を嫌わないてくれた事に対する安堵と、喜んでくれた嬉しさなのか…
この入り混じった色んな気持ちは何なんだろうか…
俺が初めて仕留めた野うさぎを自分だけて肉と皮を剥いで換金する事が出来た。
俺が初めてアデルの役にったったんだ!!
そのお金をアデルに渡せる事が嬉しくて仕方がない。
すぐアデルに渡そうとすると「そのままこっち来て」
と防具屋に入って行くのでついて行く…。
店の中に入ると、「換金したお金を出して」と言われて店のテーブルに置くと、アデルがその上に十数倍のお金を積み上げたのに驚いた。
そして「軽装だとマジで死ぬから…」と言って奴隷の俺なんかに、かなり値段の高い装備品を一式揃えてくれた。
これは!…檻の中から見たあの戦闘奴隷みたいだ!!
アデルはそもそも俺を奴隷扱いしてないが、俺は奴隷としてずっと一緒にいたい。
契約のお陰で俺とアデルはずっと繋がっているのだから…。
その俺が奴隷の中で、特別待遇になる戦闘奴隷になれたんだ!!
そう思ったら嬉しくて嬉しくて…自然と涙が溢れてきてしまった。
あの時と違う…あの檻の中で溢れないようにしていた涙とは全く違う涙だ!!
アデルは俺を見て、「どっどうした??」とあたふたしていた姿が何故だか面白くて、泣いたまま笑っていたら、一緒に笑って俺の頭を撫でてくれた…
ああ…まただ…背中の方がゾクゾクして…下半身が重くなって…
どうしようもない衝動が自分の中から湧き起こってくるような気がした。
ーーーーー
その夜は食べて、すぐ眠くなったふりをしていると、アデルも俺の隣にそっときて横になったらと思ったら、直ぐにスースーと寝息を立てていた。
起こさないようにして、静かに起き上がる…
寝ている姿を見ていると、心の底から何かが湧き上がってくるような堪らない気持ちになる…
アデルは…「俺は平凡」と言っていたが、街を歩くとチラチラ頬を染めてアデルを見ている女性も男性も見かけるのに本当に気付かないのか?
明るい茶髪で、大きな金色の瞳はほんとに綺麗だ。整った顔が嬉しそうに笑うと今度は可愛くなる。
身体は細くて普段ローブで隠されている白くて細長い脚は艶めかしい。
「王都にいた頃は何度も先輩達から襲われそうになったから結界作りが得意になったんだ」と笑っていたが、そこは笑い事じゃないだろう?と心の中でアデルに腹を立ててしまった事もある。
眠っているアデルの唇に緊張しながら人差し指の腹を充ててみる…胸がドクンドクンと高鳴ってアデルに聴こえないか不安になる…
「んっ…」
とアデルが体制を変えたので、思わず仰け反ってしまった。
アデルはそのまま寝続けていたので、何となく自分の下半身を触りたくなって取りだずと、大きく硬く立ち上がって、ダラダラ透明な液が流れて濡れていた。
アデルの唇を触っていた指で自分自身の先端を触ってみる…ああ…いい…凄く…気持ちがいい…
今度は竿をしっかり握り、無意識に扱いてみたら腰を何かに向かって打ち付けたい気分で堪らなくなる……少しの音も立てないように……腰と手を連動させながら無我夢中にシコシコ扱いた。
アデルの白い脚を見る…ウグッ…出るッ!! …
俺は初めて射精した。
これをアデルの中に入れたい…
アデルを抱き締め尽くしたい…
いつからか…俺はアデルに対してこんなに先の見えない真っ暗な気持ちを持っていたのだろうか…
この気持ちの先には何も無い…真っ暗闇の中だ。
ましてや、この気持ちをアデル知られてしまったら…もうアデルは俺の事をいよいよ見限るだろう…
やっと戦闘奴隷としてお役に立てる時が来たのだから…絶対役に立って…アデルにずっと捨てられないように生きてやる。
俺は押し出ようとする気持ちを、無理矢理抑え続けると心に誓った。
俺が色々覚えていく度に「レオン凄いぞっ!」と言って頭を撫でてくれる。それがとても嬉しくて、もっと褒められたいと沢山覚えた。
「ご飯は毎日3食が普通なんだよー」と言って、作り方を教えて貰いながら一緒に食事を作っていくのも、とても楽しい。
出来た食事を沢山食べているとアデルがとても嬉しそうに俺を見ていてくれる…この世にこんなに幸せな事があるのだろうか…
お金の単位や簡単な計算も教えて貰えるようになると、アデルがしている仕事の報酬の大半が食費に回されている事に気がついた。
今更遅いが…ようやく俺が酷く嫌われていた訳が分かったのだ。
昔のご主人様達や他奴隷達の嫌そうな顔を思い出す…アデルの報酬を俺が居るだけで吸い取っている…
嫌われて当然だろう…
それに気づいた日の夜、余り食事に手がつけられないでいると、アデルは逆に俺の体調を心配してくれた。
思い悩んで…お金の事で謝ると、
「レオンに心配させてしまうとはっ!俺もまだまだだなっ!
心配しないで沢山食べろよ!
俺は護衛が欲しかったけど、結局雇ってないからお金はあるんだ!!」
そして「レオンが沢山食べている所が好きなんだよ」と、嬉しそうな顔をしてまた俺の頭を優しく撫でてくれる。
「!!!」
この頃から何故か…アデルに頭を撫でられると…俺の背中からゾクゾクッと何かが湧き起こって変な気分になった。
一度だけアデルに「何か魔術をかけたか?」と聞いてみたら「えっ?レオン大丈夫か?」と言って変な魔法にかけられてないか俺が調べられる羽目になったのでそれ以上は言うことは無かったが…
アデルとの共同生活で俺はあっという間に大きくなった。
するとアデルは「最初は小さいのからだよ」と言って、食事作りの時はまだ駄目と言われていたナイフの扱い方を教えてくれる様になった。
小さくても殺傷能力があり、少し扱いに慣れてきても「侮っては危険だ!」と言って基本動作を繰り返し教えてくれる。
教えられたまま、「ぴょんぴょん」と飛び出して来た野うさぎに向かって基本動作を行うと、野うさぎを上手く仕留める事が出来た。
褒めてくれるだろうかとアデルを見ると、アデルが驚愕な表情で固まっている…
これは…!!失敗したっ!!
前のご主人様の驚愕の表情がフラッシュバックして鞭で折檻された事を思い出す。
アデルに嫌われた!!俺は失敗したんだ!!
とっさに目を瞑って俯いていると…
「レッオーーーン!!凄い!!凄いよ!!レオン!!レオンは天才だ!!もうビックリ!!レオンは生まれつき凄い才能の持ち主だ!!」
と言って俺の髪をクシャクシャに撫で回して、俺を強く抱き締めてくれた。
「!!!」
胸がズキンとする…アデルが俺を嫌わないてくれた事に対する安堵と、喜んでくれた嬉しさなのか…
この入り混じった色んな気持ちは何なんだろうか…
俺が初めて仕留めた野うさぎを自分だけて肉と皮を剥いで換金する事が出来た。
俺が初めてアデルの役にったったんだ!!
そのお金をアデルに渡せる事が嬉しくて仕方がない。
すぐアデルに渡そうとすると「そのままこっち来て」
と防具屋に入って行くのでついて行く…。
店の中に入ると、「換金したお金を出して」と言われて店のテーブルに置くと、アデルがその上に十数倍のお金を積み上げたのに驚いた。
そして「軽装だとマジで死ぬから…」と言って奴隷の俺なんかに、かなり値段の高い装備品を一式揃えてくれた。
これは!…檻の中から見たあの戦闘奴隷みたいだ!!
アデルはそもそも俺を奴隷扱いしてないが、俺は奴隷としてずっと一緒にいたい。
契約のお陰で俺とアデルはずっと繋がっているのだから…。
その俺が奴隷の中で、特別待遇になる戦闘奴隷になれたんだ!!
そう思ったら嬉しくて嬉しくて…自然と涙が溢れてきてしまった。
あの時と違う…あの檻の中で溢れないようにしていた涙とは全く違う涙だ!!
アデルは俺を見て、「どっどうした??」とあたふたしていた姿が何故だか面白くて、泣いたまま笑っていたら、一緒に笑って俺の頭を撫でてくれた…
ああ…まただ…背中の方がゾクゾクして…下半身が重くなって…
どうしようもない衝動が自分の中から湧き起こってくるような気がした。
ーーーーー
その夜は食べて、すぐ眠くなったふりをしていると、アデルも俺の隣にそっときて横になったらと思ったら、直ぐにスースーと寝息を立てていた。
起こさないようにして、静かに起き上がる…
寝ている姿を見ていると、心の底から何かが湧き上がってくるような堪らない気持ちになる…
アデルは…「俺は平凡」と言っていたが、街を歩くとチラチラ頬を染めてアデルを見ている女性も男性も見かけるのに本当に気付かないのか?
明るい茶髪で、大きな金色の瞳はほんとに綺麗だ。整った顔が嬉しそうに笑うと今度は可愛くなる。
身体は細くて普段ローブで隠されている白くて細長い脚は艶めかしい。
「王都にいた頃は何度も先輩達から襲われそうになったから結界作りが得意になったんだ」と笑っていたが、そこは笑い事じゃないだろう?と心の中でアデルに腹を立ててしまった事もある。
眠っているアデルの唇に緊張しながら人差し指の腹を充ててみる…胸がドクンドクンと高鳴ってアデルに聴こえないか不安になる…
「んっ…」
とアデルが体制を変えたので、思わず仰け反ってしまった。
アデルはそのまま寝続けていたので、何となく自分の下半身を触りたくなって取りだずと、大きく硬く立ち上がって、ダラダラ透明な液が流れて濡れていた。
アデルの唇を触っていた指で自分自身の先端を触ってみる…ああ…いい…凄く…気持ちがいい…
今度は竿をしっかり握り、無意識に扱いてみたら腰を何かに向かって打ち付けたい気分で堪らなくなる……少しの音も立てないように……腰と手を連動させながら無我夢中にシコシコ扱いた。
アデルの白い脚を見る…ウグッ…出るッ!! …
俺は初めて射精した。
これをアデルの中に入れたい…
アデルを抱き締め尽くしたい…
いつからか…俺はアデルに対してこんなに先の見えない真っ暗な気持ちを持っていたのだろうか…
この気持ちの先には何も無い…真っ暗闇の中だ。
ましてや、この気持ちをアデル知られてしまったら…もうアデルは俺の事をいよいよ見限るだろう…
やっと戦闘奴隷としてお役に立てる時が来たのだから…絶対役に立って…アデルにずっと捨てられないように生きてやる。
俺は押し出ようとする気持ちを、無理矢理抑え続けると心に誓った。
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