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細い道
15慎重に調査※
しおりを挟むハアハア……と俺は息を切らし始めた所で、先に進んでいるランズの手を後ろに引っ張ってランズを呼んだ。
「ロジェ……どうした?息を切らしているな?歩くのが早かったか?おいっ大丈夫か!!」
ランズが振り返って俺を確認してくれていたが、快楽の方に気持ちが傾いてしまってランズの顔が見れなかった。
「ランズ……ハアハア……俺……抜きたい……童貞のままでいいから、少しだけ、このお尻を触りながら抜かせてくれ!!俺はランズの様に精神的に我慢が出来ないんだ!!ハアハア……」
「ロジェ……」
思い切ってランズにそう訴えてみると、ランズは驚いた顔をしていたけれど、直ぐに駄目だとは言わずじっと考えた後、突然並んでいるお尻の一つに顔を近づけた。
「ラ、ランズ!!何してるの!!ランズも興奮して来たのか?」
「違う。この尻から出ている分泌物から媚薬成分が検出されないか調べているんだよ」
そう言ってランズはお尻の穴の方に指を這わせて優しく擦り続けていると、お尻はプルンプルンと震わせながらダラダラ分泌物を流し始めた。それをみていたら俺も更に興奮してしまう。
「ランズばっかりズルいよ!!俺も触ってもいいだろう?なあっもう良いだろう!!」
「もう少し待て」
ランズはお尻から取った分泌物に呪文を唱えたが、何も起こらなかった。
「分泌物は安全だ……ロジェ、このお尻は足止めだけのトラップみたいだな。このお尻で童貞を卒業するのは危険だが、お尻を触りながら抜くだけなら問題ないだろう。少しだけ良いよ」
「えっ本当!!ランズありがとう!!」
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