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解錠
59ランズのお宝4
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「じゃあ本当にこの目の前にある石はレインボーストーンで、伝説として知っていた知識は伝説じゃなくて本当の事だったんだ!!」
俺は自分の妖精の羽より凄いお宝を目の前にしてまじまじとそのレインボーストーンを穴が開くほど見てしまった。
でもどう考えてもこの石は自分で発光しているし、ユニコーン達は感謝していたのだからもしかしてこの石に向かって願えば、国を滅ぼす力を手に入れる事っていうのはきっとS級のユニコーン達が助けに来てくれると考えると辻褄がピッタリと合った。
「まだ鑑定もしていないが、そうだろうな……これが本物だと証明されれば凄い事になるぞ。国同士のパワーバランスは崩れてしまうかもしれない。何せ持っているだけで最終兵器みたいな石だからな」
ランズから改めてレインボーストーンの凄さを聞くと、逆にその希少価値やら石の力が凄すぎて身震いが起きてしまった。それに気づいたのかランズは俺を抱き寄せて「大丈夫かロジェ?」と心配してくれる。
「大丈夫だよ。でもちょっと俺……あまりの大秘宝に怖くなっちゃったみたいで……」
俺だってこのダンジョンに来るまでは単純にみんなが羨ましがる様な凄いお宝を夢見ていたのに、いざ自分がそのお宝をゲットするとは自分でも夢にも思っていなかったんだ。
おかしな話だけど……こんな国を動かす様なお宝をゲットするつもりなんか無かったんだ。
俺は自分の妖精の羽より凄いお宝を目の前にしてまじまじとそのレインボーストーンを穴が開くほど見てしまった。
でもどう考えてもこの石は自分で発光しているし、ユニコーン達は感謝していたのだからもしかしてこの石に向かって願えば、国を滅ぼす力を手に入れる事っていうのはきっとS級のユニコーン達が助けに来てくれると考えると辻褄がピッタリと合った。
「まだ鑑定もしていないが、そうだろうな……これが本物だと証明されれば凄い事になるぞ。国同士のパワーバランスは崩れてしまうかもしれない。何せ持っているだけで最終兵器みたいな石だからな」
ランズから改めてレインボーストーンの凄さを聞くと、逆にその希少価値やら石の力が凄すぎて身震いが起きてしまった。それに気づいたのかランズは俺を抱き寄せて「大丈夫かロジェ?」と心配してくれる。
「大丈夫だよ。でもちょっと俺……あまりの大秘宝に怖くなっちゃったみたいで……」
俺だってこのダンジョンに来るまでは単純にみんなが羨ましがる様な凄いお宝を夢見ていたのに、いざ自分がそのお宝をゲットするとは自分でも夢にも思っていなかったんだ。
おかしな話だけど……こんな国を動かす様なお宝をゲットするつもりなんか無かったんだ。
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