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王都
112王都へ
しおりを挟む「なあ、ランズ、王都とか王宮ってどんな感じなのかなぁ?、俺こんなに遠い場所に旅行に行くの始めてなんだ」
「そうだな……今までいた街も地方の割には大きかったが、あの街の10倍位は大きいかもしれない。だが住めば都と言って住んでしまうと別にどうって事ないぞ」
俺とランズは今、王都に向かっている。
2人がお互いを隅々まで知り尽くした後…ギルドの鑑定に出していたレインボーストーンと妖精黄金、妖精の羽根の鑑定結果の連絡を聞きに行ったのだけど、ちゃんとした結果ではなく、王宮からギルドに「念入りに王宮で詳しく鑑定をしたい」との要請が入り、所有者である2人は王都に行く事になったのだった。
「ねえランズ、もしレインボーストーンや他の秘宝の鑑定が王宮で本物だと確定したらどうなるのかな?」
「そうだね…この国の宝として王宮が買い取る事となるだろう。そうしたらロジェと私の契約も終わりになるな」
両思いになったランズと俺だけど、これから俺とランズはどうしていくのかと急に不安になった。
元々身分的にもランズは上級冒険者で、聖騎士だったんだ。
とりあえずお互い何も知らない事が多すぎる。
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