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王都
115騎士と学生
しおりを挟む「そうか!……本当に良かった…ロジェはまだ若いからロジェの未来に私がいなくても仕方がないとは思っていたんだが……私はロジェと離れたくなかったんだ。」
ランズは俺の将来の事を考えてくれて身を引こうと考えていたのか?そんな事考えなくても良いのにっ!!
「ランズ……本当に嬉しい……ありがとう!!」
その後、王宮でレインボーストーンと妖精黄金、妖精の羽根が本物であると正式に鑑定され、今世紀の大秘宝として国が保管する事となった。
ランズは願い通り王宮の騎士となり、俺は紹介状で魔法学園に入学を果たした。
無事魔法学園に入学を果たした俺はランズの言っていた通り、俺は魔力の使い方が荒くて一つの魔法で余分な魔力を使い過ぎていた事が自分でも分かった。
先生の講義を聞いて基本を学んでいくと魔力を枯渇させずに色々な術を使える様になり、今では優秀な生徒と言われる様になってしまっていた。
他の生徒も最初は田舎者の出来損ないだと思って遠目から俺を観察していたみたいだけど、俺が勉強に一生懸命取り組んでいると話しかけてくれて、アドバイスをくれたり一緒にランチに誘われたりして徐々に友人も増えた。
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