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しおりを挟む「え……本当に?ムッチーって俺と別れる位から魔王様より強かったって事?」
「そうなりますね……魔王と言っても本当の兄でしたけど……歴代の魔王達に姿が似ているだけで実力は全然無かったですから弱かったですけどね」
「はっ!!」
ムッチーがあの強い魔王様と兄弟だったの?
びっくりする情報が沢山あり過ぎて理解が追いついていかないけれど……
「じゃ、じゃあ……ムッチーは俺がお前の本当の兄じゃないって知っていたんだな……。
ははっ本当にごめんな。
ずっとお兄ちゃんヅラして偉そうな態度で生活しててさ……
でももうムッチーは1人でもこんなに立派になって……俺は本当の兄弟じゃないしムッチーが俺を殺さないならここを出ていくよ。
助けてくれて有難な。
最後にこんな裸のままだと恥ずかしいから服を貰えたら嬉しいんだけど……」
俺は死んだと思ったけれど生きててよかった。
こんなに立派になったムッチーも見れたし、俺を殺そうとする魔王様達も今はいないみたいだし……。
これからの俺はムッチーもいないから、1人で元の森に戻って自給自足の生活でもするかな。
そう思っていたら突然ムッチーの身体から禍々しいオーラが更に膨らんで俺を威圧してきた。
ムッチーに心を許していたので突然の強いオーラに充てられて身体が震えるし力が抜けてヘニョヘニョになった所をムッチーに支えられた。
「アイナ兄ちゃん……もう私から逃げられるとでも思っているのですか?」
「えっ……ムッチーそれってどうゆう……んっちゅう」
ムッチーに身体を支えられた俺はそのままベッドに押し倒されてムッチーからキスをされてしまった。
だけどムッチーはオーラを隠そうとしないので俺は身体を震わせながら自分の身体を動かす事ができない。
「アイナ兄ちゃん……いや……アイナには私からずっと逃げられない事をこれから覚えさせてあげますから……」
「ひっ……」
そう言うとムッチーはまた俺の唇を色んな角度からキスをし始めて、両手では俺の胸を優しくまざくってくる。
ムッチーのオーラは相変わらず禍々しくて震えていると、ムッチーは優しい眼差しで俺を見てきた。
「アイナ……私の目を見ろ!!」
不意にムッチーが言ったのでそのままムッチーの目を見ると頭の中に直接「キーーン」と音が響いてきて目を逸らす事ができない。
「お前は私の体液を取り入れないと死ぬんだ。だから頑張って私から体液を絞りとれ」
「キーーン」と脳内に響く音と共にムッチーが何かをブツブツ言っていたけれど聞き取れなかった。
だけど丁度ムッチーが俺の近くにいるから、何とかムッチーの体液を取れたらいいんだけど……
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