4 / 6
仕事は順調です
しおりを挟む
魔道灯の根本的なメンテナンスを私はフレアを補助する形で行った。
「へえ、点灯師なのに、随分、手際が良いわね」
彼女は、魔力を失った星砂を除去していた私の手元をみて、ニコリと褒めてくれた。
「私の母は、星砂の職人でしたから。もっとも、魔力は父に似て、加工業より、点灯師向きだったので」
「お父さんは、点灯師だったの?」
「ええ。軍で点灯師をしていました。もう、二人とも亡くなっていますけど」
「そう……ごめんなさいね」
フレアはそう言って、口をつぐみ、ふぅっと息を吐いた。
「でも、腕の良いご両親だったのね。あなたを見れば、よくわかるわ」
彼女は言いながら、新しい星砂を丁寧に魔道灯に詰めていく。
「あなたの見立て通り、各部品が魔力切れをおこしているから。主に、こっちの部分に魔力をなじませてあげて」
彼女はそう言って、解体した魔道灯をもう一度組み上げた。
「ところで……アービンとはどうやって知り合ったの?」
フレアは、大きな青い瞳で私を凝視する。
なんとなく、追い詰められた気分になって、私は後ずさりした。
「あ、と。国会議事堂で、仕事しているときです」
「へえ」フレアは私をジロジロみて、ぷっと噴き出した。
「仕事中にナンパされたの?」
「え? ち、違いますよ。私の失敗をフォローして下さっただけです」
私は慌ててそう言った。そもそもあれは、事故だ。それにあの時、話したことといえば、私が一方的に謝罪しただけである。
「わかった。ナンパしたら、あなたが逃げた。そういうことね」
フレアは私の話を聞かずにそう言って、ふむと頷いた。
「リムさん、お化粧とかあまりしていないから地味っぽいけど、すごく綺麗で、スタイルもいいものねえ。元老院のスケベジジイたちに、つきまとわれたりしない?」
くすくすとフレアは笑う。言われた意味がわからない。
「はい? そんな事、言われたこともないですよ?」
「えーっ。そっか。ジジイは、服装と身分でしか女を見ないのね。もっとも、そんなジジイに下手に興味持たれたら、強引に手籠めにされて、妾にされちゃうか。何もなくて良かったわ」
何か物凄いことを言われている気がする。私の顔は、今、ひきつっていると思う。
「まあ、アービン相手に逃げるあなただから、今まで何事もなく済んでいたのだと思うけど」
「フレアさん。私、話が全く見えないのですけれども」
私がそう言うと、フレアはニヤリと笑った。
「アービンって、今まで女に興味がないみたいな雰囲気があったけど、意外と『狩人』タイプだったのね。人は見かけによらないわ」
フレアは納得したように頷くと、私の肩をポンポンと叩いたのだった。
翌日の昼。
私は泊まり込みを願い出て、作業を始めたものの、作業時間は、六時間おきに、ほんの数十分。すごく暇である。
デュラーヌ家が用意してくれた『着替え』は、普段に着るとは思えない素敵なドレスと、昨日、フレアが着ていた魔道灯職人がよく着る上下つなぎの作業服。それから、なぜだかスケ感満載のエロティックなネグリジェだった。
──着替え、とってこようかなあ。
現状、ヒマ過ぎる。私は、職人用のつなぎを着て、大きく伸びをした。別にこれに不満は全くないが、何もしていないのは申し訳ない気持ちになるし、ネグリジェについてはさすがに『なんか違うだろう』と思う。
──それにしても、困った。
点灯師というのは、目立ってはいけない。しかし、あらかじめ『点灯』するならともかく、『永久の輝き』を灯すこと自体が趣旨であるならば、衆目の中、作業しなければならない。
私は、注目を浴びることになれていない。国賓を呼ぶような席で失敗したら、私が恥をかくだけですまないのだ。
「リム様。よろしいですか?」
お仕着せを着た可愛らしい昨日の女中さんが、作業部屋に入ってきた。
「夜会用のお洋服のお直しをしたいので、少々、採寸をさせていただこうかと」
「あ、はい」
そういえば、アービンが、三つ揃いって言っていたなあと思う。
寝室に入り、紺地のシンプルなドレスを着せられた。デザインはシンプルだけど、布はとても上等で、肌触りが触ったことがないほど滑らかだ。
「あら。お胸が少々キツイですね。腰は、このまま。丈は少し短めかしら」
彼女はそう言って、待ち針をうったり、メモを取ったりした。
「あの? この服は?」
「若奥様が点灯師の時代に着られたものですわ。リム様の夜会用のドレスにと、若奥様からのプレゼントですの」
「若奥様? プレゼント?」
私が首を傾げると、女中さんはニコリと笑った。
「リュゼルトさまの奥方のヴェラさまですわ。本当、ご兄弟って似ているのですわね」
「アービンさんのお兄様の奥さまは、点灯師だったのですか」
何が似ているのかはわからなかったが、自前のドレスなんて持っていない私にとっては有難い話である。
よく考えたら、今回、私は衆目を浴びるのだ。デュラーヌ商会としても、おかしな格好はさせられないに違いない。
この件に関しては、遠慮せず、有難く受けるべきだろう。
「そうですわ。若奥様も、『永久の輝き』をお灯しになられましたのよ」
「そうなのですか」
私が頷くと。
「デュラーヌ家の伝統でございますから」
彼女は意味ありげに、そう言った。
魔道灯に力を注ぐ。不思議なことに、魔道灯に触れると、アービンの温もりを身体に感じてしまう。魔光石のせいだろうか。そして、唇の感触を思い出し、胸の動悸が激しくなる。
私は、どこかおかしいのかもしれない。
「どうだい? 魔道灯は」
突然、声をかけられ、ドキリとする。振り返ると、アービンが優しく私を覗きこんでいた。
ちょっと、距離が近い。息づかいを感じそうだ。
明日は、夜会である。今日はもう既に、リュゼルト夫妻は、迎賓館の方にいて準備中で、アービンは夜会に向けて、各所を調整中だと聞いていた。
「大丈夫です。何とかなると思います。ご心配をおかけしてすみません」
忙しい中、私が心配で様子を見に来たのであろう。そんなに頼りないなら、私より優秀な人を雇えばいいのに、とちょっと思う。思うけれど……顔を見て、嬉しいと思う自分に戸惑った。
「心配ではないけど。君ならできると思う……俺はただ、その……」
アービンが何かを言いかけたのだが、「アービン様、お時間ですよ」と扉の向こうで執事のフィリップが声をかけたので、彼は大きくため息をついた。
「あの、明日は、私、どのように動けばよろしいのですか?」
慌てて、私は問いかける。
「魔道灯と一緒に迎賓館に来てくれ。仕事の内容は、点灯師のルッカスに説明させる」
アービンはそれだけ言うと、慌ただしく部屋から出て行った。
「仕事……」
その言葉は、なんとなく寂しくて。寂しいと思う自分の心を振り払い、私は再び、魔力を注ぎ始めた。
「へえ、点灯師なのに、随分、手際が良いわね」
彼女は、魔力を失った星砂を除去していた私の手元をみて、ニコリと褒めてくれた。
「私の母は、星砂の職人でしたから。もっとも、魔力は父に似て、加工業より、点灯師向きだったので」
「お父さんは、点灯師だったの?」
「ええ。軍で点灯師をしていました。もう、二人とも亡くなっていますけど」
「そう……ごめんなさいね」
フレアはそう言って、口をつぐみ、ふぅっと息を吐いた。
「でも、腕の良いご両親だったのね。あなたを見れば、よくわかるわ」
彼女は言いながら、新しい星砂を丁寧に魔道灯に詰めていく。
「あなたの見立て通り、各部品が魔力切れをおこしているから。主に、こっちの部分に魔力をなじませてあげて」
彼女はそう言って、解体した魔道灯をもう一度組み上げた。
「ところで……アービンとはどうやって知り合ったの?」
フレアは、大きな青い瞳で私を凝視する。
なんとなく、追い詰められた気分になって、私は後ずさりした。
「あ、と。国会議事堂で、仕事しているときです」
「へえ」フレアは私をジロジロみて、ぷっと噴き出した。
「仕事中にナンパされたの?」
「え? ち、違いますよ。私の失敗をフォローして下さっただけです」
私は慌ててそう言った。そもそもあれは、事故だ。それにあの時、話したことといえば、私が一方的に謝罪しただけである。
「わかった。ナンパしたら、あなたが逃げた。そういうことね」
フレアは私の話を聞かずにそう言って、ふむと頷いた。
「リムさん、お化粧とかあまりしていないから地味っぽいけど、すごく綺麗で、スタイルもいいものねえ。元老院のスケベジジイたちに、つきまとわれたりしない?」
くすくすとフレアは笑う。言われた意味がわからない。
「はい? そんな事、言われたこともないですよ?」
「えーっ。そっか。ジジイは、服装と身分でしか女を見ないのね。もっとも、そんなジジイに下手に興味持たれたら、強引に手籠めにされて、妾にされちゃうか。何もなくて良かったわ」
何か物凄いことを言われている気がする。私の顔は、今、ひきつっていると思う。
「まあ、アービン相手に逃げるあなただから、今まで何事もなく済んでいたのだと思うけど」
「フレアさん。私、話が全く見えないのですけれども」
私がそう言うと、フレアはニヤリと笑った。
「アービンって、今まで女に興味がないみたいな雰囲気があったけど、意外と『狩人』タイプだったのね。人は見かけによらないわ」
フレアは納得したように頷くと、私の肩をポンポンと叩いたのだった。
翌日の昼。
私は泊まり込みを願い出て、作業を始めたものの、作業時間は、六時間おきに、ほんの数十分。すごく暇である。
デュラーヌ家が用意してくれた『着替え』は、普段に着るとは思えない素敵なドレスと、昨日、フレアが着ていた魔道灯職人がよく着る上下つなぎの作業服。それから、なぜだかスケ感満載のエロティックなネグリジェだった。
──着替え、とってこようかなあ。
現状、ヒマ過ぎる。私は、職人用のつなぎを着て、大きく伸びをした。別にこれに不満は全くないが、何もしていないのは申し訳ない気持ちになるし、ネグリジェについてはさすがに『なんか違うだろう』と思う。
──それにしても、困った。
点灯師というのは、目立ってはいけない。しかし、あらかじめ『点灯』するならともかく、『永久の輝き』を灯すこと自体が趣旨であるならば、衆目の中、作業しなければならない。
私は、注目を浴びることになれていない。国賓を呼ぶような席で失敗したら、私が恥をかくだけですまないのだ。
「リム様。よろしいですか?」
お仕着せを着た可愛らしい昨日の女中さんが、作業部屋に入ってきた。
「夜会用のお洋服のお直しをしたいので、少々、採寸をさせていただこうかと」
「あ、はい」
そういえば、アービンが、三つ揃いって言っていたなあと思う。
寝室に入り、紺地のシンプルなドレスを着せられた。デザインはシンプルだけど、布はとても上等で、肌触りが触ったことがないほど滑らかだ。
「あら。お胸が少々キツイですね。腰は、このまま。丈は少し短めかしら」
彼女はそう言って、待ち針をうったり、メモを取ったりした。
「あの? この服は?」
「若奥様が点灯師の時代に着られたものですわ。リム様の夜会用のドレスにと、若奥様からのプレゼントですの」
「若奥様? プレゼント?」
私が首を傾げると、女中さんはニコリと笑った。
「リュゼルトさまの奥方のヴェラさまですわ。本当、ご兄弟って似ているのですわね」
「アービンさんのお兄様の奥さまは、点灯師だったのですか」
何が似ているのかはわからなかったが、自前のドレスなんて持っていない私にとっては有難い話である。
よく考えたら、今回、私は衆目を浴びるのだ。デュラーヌ商会としても、おかしな格好はさせられないに違いない。
この件に関しては、遠慮せず、有難く受けるべきだろう。
「そうですわ。若奥様も、『永久の輝き』をお灯しになられましたのよ」
「そうなのですか」
私が頷くと。
「デュラーヌ家の伝統でございますから」
彼女は意味ありげに、そう言った。
魔道灯に力を注ぐ。不思議なことに、魔道灯に触れると、アービンの温もりを身体に感じてしまう。魔光石のせいだろうか。そして、唇の感触を思い出し、胸の動悸が激しくなる。
私は、どこかおかしいのかもしれない。
「どうだい? 魔道灯は」
突然、声をかけられ、ドキリとする。振り返ると、アービンが優しく私を覗きこんでいた。
ちょっと、距離が近い。息づかいを感じそうだ。
明日は、夜会である。今日はもう既に、リュゼルト夫妻は、迎賓館の方にいて準備中で、アービンは夜会に向けて、各所を調整中だと聞いていた。
「大丈夫です。何とかなると思います。ご心配をおかけしてすみません」
忙しい中、私が心配で様子を見に来たのであろう。そんなに頼りないなら、私より優秀な人を雇えばいいのに、とちょっと思う。思うけれど……顔を見て、嬉しいと思う自分に戸惑った。
「心配ではないけど。君ならできると思う……俺はただ、その……」
アービンが何かを言いかけたのだが、「アービン様、お時間ですよ」と扉の向こうで執事のフィリップが声をかけたので、彼は大きくため息をついた。
「あの、明日は、私、どのように動けばよろしいのですか?」
慌てて、私は問いかける。
「魔道灯と一緒に迎賓館に来てくれ。仕事の内容は、点灯師のルッカスに説明させる」
アービンはそれだけ言うと、慌ただしく部屋から出て行った。
「仕事……」
その言葉は、なんとなく寂しくて。寂しいと思う自分の心を振り払い、私は再び、魔力を注ぎ始めた。
0
あなたにおすすめの小説
怒らせてはいけない人々 ~雉も鳴かずば撃たれまいに~
美袋和仁
恋愛
ある夜、一人の少女が婚約を解消された。根も葉もない噂による冤罪だが、事を荒立てたくない彼女は従容として婚約解消される。
しかしその背後で爆音が轟き、一人の男性が姿を見せた。彼は少女の父親。
怒らせてはならない人々に繋がる少女の婚約解消が、思わぬ展開を導きだす。
なんとなくの一気書き。御笑覧下さると幸いです。
婚約者が聖女を選ぶことくらい分かっていたので、先に婚約破棄します。
黒蜜きな粉
恋愛
魔王討伐を終え、王都に凱旋した英雄たち。
その中心には、異世界から来た聖女と、彼女に寄り添う王太子の姿があった。
王太子の婚約者として壇上に立ちながらも、私は自分が選ばれない側だと理解していた。
だから、泣かない。縋らない。
私は自分から婚約破棄を願い出る。
選ばれなかった人生を終わらせるために。
そして、私自身の人生を始めるために。
短いお話です。
【完結】6人目の娘として生まれました。目立たない伯爵令嬢なのに、なぜかイケメン公爵が離れない
朝日みらい
恋愛
エリーナは、伯爵家の6人目の娘として生まれましたが、幸せではありませんでした。彼女は両親からも兄姉からも無視されていました。それに才能も兄姉と比べると特に特別なところがなかったのです。そんな孤独な彼女の前に現れたのが、公爵家のヴィクトールでした。彼女のそばに支えて励ましてくれるのです。エリーナはヴィクトールに何かとほめられながら、自分の力を信じて幸せをつかむ物語です。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
閉じ込められた未亡人は、当主となった義息と契約する。
黒蜜きな粉
恋愛
借金の肩代わりとして後妻に入った私は、
妻と呼ばれながら屋敷の離れで「いないもの」として暮らしていた。
ある雪の日、夫が事故死したと告げられる。
だが、葬儀に出ることすら許されず、私は部屋に閉じ込められた。
新たに当主となった継子は言う。
外へ出れば君は利用され奪われる、と。
それが保護であり、同時に支配なのだと理解したとき、
私はその庇護を条件付きの契約に変えることを選ぶ。
短いお話です。
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
【完結】結婚式前~婚約者の王太子に「最愛の女が別にいるので、お前を愛することはない」と言われました~
黒塔真実
恋愛
挙式が迫るなか婚約者の王太子に「結婚しても俺の最愛の女は別にいる。お前を愛することはない」とはっきり言い切られた公爵令嬢アデル。しかしどんなに婚約者としてないがしろにされても女性としての誇りを傷つけられても彼女は平気だった。なぜなら大切な「心の拠り所」があるから……。しかし、王立学園の卒業ダンスパーティーの夜、アデルはかつてない、世にも酷い仕打ちを受けるのだった―― ※神視点。■なろうにも別タイトルで重複投稿←【ジャンル日間4位】。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる